2022年4月29日(金)より新規オープンした「グランドーム富士忍野」へ宿泊体験をしてきました。
グランドーム富士忍野は山梨県南都留郡忍野村に位置し、これまで数多くのグランピング施設を展開してきたマリントピアが手掛けた全棟独立型で完全プライベートな空間となっています。
都内より出発し、高速道路を使い約1時間半で到着し、車で10分程度の場所にスーパーがあるなどアクセスもバッチリとなっているので交通の便も含めて初めてグランピングに行きたい方にはおすすめの施設。
富士山の麓にあるグランピングなので興味のある方は是非参考にしてみてください。
当記事のコンテンツ
「グランドーム富士忍野」のご紹介
「グランドーム富士忍野」は富士山の麓に位置し、東京から高速道路を使って90分とアクセスがしやすく、けもの道や未舗装の道もなくスムーズに到着することが出来ました。
客室は3種類あり、下記の通り全部で8部屋と少なめ。
アクアドーム・・・5部屋
ラピステント・・・2部屋
ヴィラフォレスト・・・1部屋
また、他の客室との仕切りがあるなどプライベートを充実させるような作りになっています。
キャンプ場 | グランドーム富士忍野 |
住所 | 〒401-0511 山梨県南都留郡忍野村忍草2834 |
チェックイン | 15:00〜18:00 |
チェックアウト | 〜10:00 |
料金 | 19,250円〜 |
URL | https://www.glamping-oshino.com/ |
今回宿泊したお部屋はこちら
「アクアドーム」タイプ
先ほど述べたように客室は3種類あり今回は「アクアドーム」のタイプに宿泊いたしました。
その他に大きい寝室空間を有する「ラピステント」とプライベートプール付き「ヴィラフォレスト」があります。
後半にはラピステントとヴィラフォレストについても紹介してますので是非最後までご覧ください。
それでは、アクアドームの特徴をレポートをしていきたいと思います。
リビング棟と寝室が完全に分かれている
「アクアドーム」と「ラピステント」の2タイプはリビングと寝室が建物ごと分かれていて、それらをテラスで繋いでいるような設計となっています。
宿泊当日はあいにくの雨でしたが、グランピング施設ということで自分でテントなどを設営する必要もないので当日の天気を気にすることなく楽しむことが出来るのもグランピングの醍醐味ですよね。
「アクアドーム」タイプのリビングルーム
まずはリビングについてご紹介します。
こちらがリビング棟の全体図です。完成したばかりということもありすみずみまで清潔感があり全体的にシックにまとめ上げられているという印象でした。
入口にはシューズラックとスリッパラックがあります。
シューズラックは約4人分の収納スペースがありそれ以上の人数になってしまってもテラスとの接続部分など雨が当たらない場所は他にもあるので安心できますよ。
室内には消化器も設置されており、もしもという時も安心。
エアコンも完備。季節問わず快適な温度を保つことが出来ます。
リビング棟の側面は大きなガラス窓が開放感を演出し、室内で快適に過ごしながらも富士山や周りの自然溢れる風景を楽しむことが出来ます。
キッチンも完備されており、調理で使う道具は一通り揃っています。
自前の食品なども持ち込むことが可能で自由に作ることができるようにもなっております。
IHもついているのでBBQコンロや焚き火台などを使わない調理などが出来るのが便利ですね。
こちらは冷蔵庫。自由に使うことが出来ます。
中には無料のワインが4種類入っており私も飲んでみましたがとても飲みやすく同じ赤ワインでも飲み比べることで味の違いを楽しむことが出来ました。
今回は雨ということもあり冷蔵庫の中にありましたが、通常は敷地内のキッチンカーで無料注文することができるそうです。
コンドミニアムタイプでも付いていることが珍しい食品ラップ、アルミホイルなども備え付けられています。
電子レンジも備え付けられており温めが必要なものがあるときに便利ですね。
シンク下収納には鍋やキッチンペーパー等もありました。
食器ラックには、食事で使用するお皿とワイングラス、コップなどが人数分用意されておりワインのおつまみに合うミックスナッツもありました。
布巾や延長コードもあり細かいところまで用意されているのが嬉しいポイント。
肌寒い夜に嬉しいブランケットも。
夕食時などで使う食器はキャンパーに大人気BAREBONES(ベアボーンズ)。
軽くて丈夫でお洒落な食器が夕食も美味しく彩ってくれます。
6人が余裕を持って座れるテーブル。
備え付けのブランケットなどを敷いて使うと座り心地最高ですよ。
こちらはバスルーム。山梨県には多くのグランピング施設がありますが天然温泉なのはここだけ。
それも各個室にあるので自分専用温泉を楽しめるのもすごいですよね。しかも滞在時はいつでも入れるのが良い!
奥に見える窓は開けることが出来るので、温泉に浸かりながら外の景色を楽しむことも出来ます。
シャワーはお好みの水圧に変えれるタイプのシャワーヘッドになっています。
また温度調整もシャワー右側にあるリモコンで調整可能です。
タオルの量も十分で多めに入っていました。
アメニティは定番の歯ブラシだけでなく、ボディスポンジや化粧品や乳液、パックまで用意されてました。
洗面台は広くとても使いやすかったです。
リビングの入口横にあるトイレはとても広く、自動で開閉するタイプのトイレです。
「アクアドーム」タイプの寝室
続いては寝室について紹介します。
こちらは寝室に入って正面の写真となります。
アクアドームは4つのシングルベッドが常設されており、今回は5人での予約ということで布団が1つ用意されておりました。
エアコンは三菱の「ズバ暖」が設置されています。
ズバ暖は通常のエアコンと比べてとにかく暖める機能が優れており、キャンプやグランピングでは外気温が室内に影響しやすく外にいる時とほぼ変わらないこともあるのですがここ山梨県の富士山付近という寒冷地でもしっかりパワーを発揮してくれました。
そしてドームテントなので換気という換気が出来ないデメリットを解決するのがこの独自に設置した換気扇です。
寒すぎて換気扇が使えない場合でも大型の空気清浄機があるので常に空気を綺麗に保てるようになっているところにもホスピタリティを感じました。
続いてはソファ。大人3人が座れるサイズとなっています。
テーブルの横には座れるクッションも置いてあるので外の景色を楽しみながらゆったりできるようになっています。
こちらはソファからの目線となります。天気が悪く暗くなってますが晴れていると広い窓から壮大な自然を楽しむことが出来ますよ。
夏場は直射日光で暑くなってしまうので、カーテンがあるだけでも涼しく過ごせそうです。
カーテンの色合いもテント内の雰囲気ともマッチしていて全て閉じてもまた新しい空間を楽しむことが出来ますよ。
気になる通信環境ですが通常の4G回線も問題なく受信できる環境でしたが、無料Wi-Fiもあるのでこちらを使用して映画鑑賞なども良いですね。
こちらはポールハンガーと全身鏡。
「アクアドーム」タイプのテラス
続いてはテラス部分の紹介をします。
こちらは灰皿、そして下にゴミ箱がついています。
ゴミはこちらのゴミ箱に入れることが出来ます。
もえるゴミ、ビン・缶、ペットボトルと種類ごとに分れらているのでしっかり分別しましょう。
続いてはバーベキューコンロ。
ディナーは基本的にこちらのバーベキューコンロを使って調理します。
焚き火台も用意されています。薪は受付に行くと頂くことが出来ます。
薪は1ケースが無料でついてきます。薪を使用したいときは受付に行って貰うようにしましょう。
また追加は1ケース1,650円(税込)とのことでした。
テントサウナ
こちらは今話題のテントサウナです。施設内に1つ設置されており、専用ではなく共有のテントサウナとなります。
共有といっても時間で貸し切るタイプですので予約時もしくは受付に行って使用時間を確保する必要があります。
テントサウナの楽しみ方は「サウナ」→「水風呂」→「外気浴」の流れですが水風呂はご自身のお風呂場を使用するようにしましょう。
すぐ近くに川が流れていますが敷地外ですので迷惑にならない範囲で楽しむようにしましょう。
ディナーはご当地食材を使った贅沢なバーベキューメニュー
「グランドーム富士忍野」のディナーはバーベキュースタイルで楽しみます。
スタッフの方が食材を持って来るので宿泊者が外にあるバーベキューコンロを使って完成させるスタイルとなっています。
5人での宿泊でしたが、ボリュームは6人前以上の量がありました。
食材は加工済みなので後は火を通すだけの手間要らずバーベキューとなっています。
甲州牛や熟成牛のステーキやアワビのアヒージョなど豪華なラインナップでとにかく全てが美味しかったです。
今回宿泊したスタッフの中で一番人気だったのはアワビのアヒージョで取り合いが発生するほど。
バーベキューコンロの使い方は直接スタッフの方が教えてくれるので安心して使うことが出来ました。
超豪華!プライベート付き3LDKの「ヴィラフォレスト」
「ヴィラタイプ」は写真ではなく動画を撮影してきたので全体の雰囲気をお楽しみください。
(音声なし、11秒)
グランドーム富士忍野で唯一のヴィラタイプである「ヴィラフォレスト」はまるで別荘のような様相で高級感が溢れる作りとなっていました。
3LDKになっておりリビングの他に3部屋あるので家族旅行やグループにおすすめ。
(音声なし、12秒)
こちらのお風呂は必要十分なサイズでアクアドームのような外を眺めながらのお風呂楽しむというようなことは出来ませんが、代わりに宿泊者しか見られないインテリア性の高い観葉植物を見ることが出来ます。
(音声なし、13秒)
こちらは宿泊者限定のプライベートプール。
外からも見られないのでプライベート感満載な作りとなっています。
備え付けの火器の使用も出来るようなので夏にはBBQを楽しみながらプールも楽しむという贅沢な体験も出来ます。
大きい空間が魅力の「ラピステント」
こちらはオリジナルテントの「ラピステント」。
「アクアドーム」よりも天井が高く、ロッジ型テントの高級感のある作りが特徴。
テント内には天蓋が吊り下げられており、非日常を味わえる空間となっています。
天井が高く、一目見て「広い!」というのが最初の感想で、入ってみたのですが広さを感じるのはもちろんのこと多方面にある窓が外の光をたくさん入れてくれるのでとても気持ち良い朝を迎えられるような印象でした。
目の前に広がる大きな富士山と快適なグランピングを楽しもう!
今回はキャンプバルーン初のグランピング取材としてお邪魔させていただきました。
山梨県、富士山の麓に位置する”超”高規格の新グランピング施設「グランドーム富士忍野」。
全ての来客が満足出来るような細かいこだわりと美味しい料理、そして目の前に広がる富士山を是非その目で楽しんでください。