秋や冬のキャンプでは、石油ストーブや薪ストーブなどの暖房器具が欠かせません。
しかし、テント内でストーブを使用すると、火災や一酸化炭素中毒の危険性があります。
そこで必要となるのが、「一酸化炭素チェッカー」です。
今回は、おすすめの日本製一酸化炭素チェッカーを紹介!
一酸化炭素チェッカーの置き場所についてもまとめたので、これからの季節キャンプに行く方は参考にしてください。
当記事のコンテンツ
一酸化炭素チェッカーとは?
一酸化炭素チェッカーは別名「CO警報器」とも呼ばれています。一酸化炭素の濃度を検知し、アラームなどで危険を知らせるアイテムです。
一酸化炭素は、テント内などの酸素が不足することで発生する気体で、無色無臭。
意識がぼーっとした後、頭痛や吐き気、手足のしびれなどを引き起こします。最悪の場合は死に至るケースも。
一酸化炭素チェッカーを設置すれば、一酸化炭素中毒を防げます。
一酸化炭素チェッカーの置き場所は?
一酸化炭素は空気よりもやや軽い気体であるため、一酸化炭素チェッカーは基本的にテントの天井付近に設置します。
ただし、メーカーからの案内がある場合は案内に従って設置しましょう。
また、一酸化炭素チェッカーを設置すれば安心というわけではありません。
テント内で火器を使用する際は、必ず換気を徹底して行ってくださいね。
おすすめの日本製一酸化炭素チェッカー2選
私のリサーチでは日本製一酸化炭素チェッカーは、現在新コスモス電機製のみ。
今回は新コスモス電機の2つを紹介します。
新コスモス電機「SC-715T」
「SC-715T」は、住宅用火災報知器です。
火災による煙と一酸化炭素の感知、そして温度と湿度による熱中症や乾燥のお知らせまで幅広くしてくれます。
火災やCOを知らせる場合は日本語の音声とライト、乾燥や熱中症はライトのみが点灯しますよ。
フックを掛けられるようになっているので、テントの上部に吊るしやすいです。
電池も付属しているため、購入後すぐに使えますよ。
センサーの寿命は5年です。
新コスモス電機「SC-715T」の基本情報
サイズ | 8.5×10×3cm |
電源 | 専用リチウム電池 |
動作温度 | 0℃~40℃ |
購入者レビュー
キャンプ用として購入しました。テントの上に吊るせて便利です。キャンプで使わないときは、台所に設置しています。
新コスモス電機「SC-285E」
「SC-285E」は住宅の場合、壁と天井どちらにも取り付けられるタイプ。
日本語の音声やランプで煙や一酸化炭素のアラームは鳴りますが、SC-715Tとは違い、熱中症や乾燥のお知らせ機能はありません。
こちらはスイッチのほかに引き紐が付いており、紐でもアラームを止められるのが特徴です。
SC-715T同様、電池も付属しているため、購入後すぐに使用ができますよ。
センサーの寿命は5年です。
新コスモス電機「SC-285E」の基本情報
サイズ | φ10.5×4.25cm |
電源 | 専用リチウム電池 |
動作温度 | 0℃~40℃ |
購入者レビュー
テント内でも安心してストーブを使えるようになりました。価格は高めですが、命を守るものなので仕方ないと思っています。
おすすめの日本製センサーを使った一酸化炭素チェッカー3選
以下で紹介する3つは「日本製センサー」を使用した一酸化炭素チェッカーです。
なお、組み立ては海外で行っている場合があります。
DOD「キャンプ用一酸化炭素チェッカー2」
アウトドアブランド、DOD(ディーオーディー)の「キャンプ用一酸化炭素チェッカー2」は、アウトドア用としてつくられた一酸化炭素チェッカーです。
サイズが小さいうえ、テントにぶら下げやすくつくられています。
また、数値が表示されるため、目安がわかりやすいのも魅力です。
使われているセンサーは落下、振動、衝撃にも強いので、アウトドアシーンも安心ですね。
裏面にはDODのロゴも入っていますよ!
なお、センサーの寿命は5年です。
詳しくはこちら:DOD
DOD「キャンプ用一酸化炭素チェッカー2」の基本情報
サイズ | 4.6×7.2×1.5cm |
電源 | CR2032×2個 |
動作温度 | -5℃~50℃ |
購入者レビュー
日本製のセンサーを使用しているということで、値段は高かったですが購入しました。小型で軽量なのがお気に入りです。
Slapeme「一酸化炭素警報器 キャンプ用」
Slapeme(スラプーム)の「一酸化炭素警報器 キャンプ用」は、雨の日でも優れた検知能力を発揮する一酸化炭素チェッカーです。
DODの商品とかなりデザインが似ていますが、Amazon価格を調べるとDODよりやや安く購入できます。
日本語の説明書も付いており、操作も簡単に行えます。
チェーンも付いているので、テントなどに引っ掛けられるのも嬉しいポイントです。
アウトドア用につくられているのでキャンプにぴったりですよ!
Slapeme「一酸化炭素警報器 キャンプ用」の基本情報
サイズ | 約7.6×4.9×1.5cm |
電源 | CR2032×2個 |
動作温度 | -10℃~60℃ |
購入者レビュー
値段が高いですが、格好いいしシンプルです。しっかり反応します。荷物にならないのでファミリーキャンプにピッタリだと感じました。
LIBO ACTIVITY「一酸化炭素測定器」
LIBO ACTIVITY(ラボ アクティビティ)の「一酸化炭素測定器」は、ハンディタイプの一酸化炭素チェッカーです。
チェーンなどは付いていませんが、背面にクリップが付いており、ベルトなどに引っ掛けて持ち運べます。
液晶で一酸化炭素濃度を確認できるのも魅力です。
ずっとぶら下げておけるわけではなく、たまに測定する必要があるので注意しましょう。
なお、センサーの寿命は3年です。
LIBO ACTIVITY「一酸化炭素測定器」の基本情報
サイズ | 約13.7×5×3.7cm |
電源 | 単四電池×3 |
動作温度 | 0℃~40℃ |
購入者レビュー
自宅やキャンプでストーブを使用する際に使っています。電源ボタンを押すだけですぐに測定できるので使いやすいです。持ち運びもしやすいと思います。
一酸化炭素チェッカーで秋冬キャンプを安全に楽しもう
もちろん、外国産の一酸化炭素チェッカーが悪いわけではありません。
しかし、命を守るものと考えると、日本製を使いたいという方も多いでしょう。
日本産の一酸化炭素チェッカーは、新コスモス電機しか見つかりませんでしたが、日本製のセンサーを使用したものであればいくつかあります。
気になったものがあったらぜひ手に取ってみてくださいね。