初心者キャンパーからベテランキャンパーまで、様々なキャンプ好きから支持を集めている山梨県「黒坂オートキャンプ場」
東京から約90分でアクセスできる点や、夜景が美しい点が人気のポイントです。
今回は、そんな「黒坂オートキャンプ場」の魅力を旅キャンパーである筆者が宿泊レポートします!
注意点についてもまとめているので、キャンプ場選びに悩んでいる方は参考にしてください。
当記事のコンテンツ
黒坂オートキャンプ場とは?
「ヒロシのぼっちキャンプ」のロケ地にも
![](https://campballoon.com/wp-content/uploads/2022/11/S__11395094.jpg)
黒坂オートキャンプ場は、山梨県笛吹市(ふえふきし)にあります。
甲府市内から車で30分以内と好立地でありながら、本格的なキャンプを楽しめるのが特徴です。
今回は11月下旬の平日に訪れましたが、私以外にも何組か利用されていました。
基本情報
キャンプ場名 | 黒坂オートキャンプ場 |
住所 | 山梨県笛吹市境川町大黒坂1070 |
営業期間 | 通年営業 |
チェックイン/アウト | 13:00/12:00 |
施設使用料(3名以降) | 大人:1,000円 中学生以下:500円 |
サイト使用料 | 3,000円~ |
電源使用料 | 1,000円 |
車追加料(2台目以降) | 1,000円/台 |
予約方法 | 公式サイト |
電話番号 | 090-7186-8931 |
公式サイト | 黒坂オートキャンプ場 |
ミドル・ハイシーズンのみ予約が必須で、レギュラーシーズンは予約がなくても利用できます。
ただし、5人以上で宿泊する場合は事前にメールフォームから問い合わせましょう。
アクセス
黒坂オートキャンプ場のサイト
![](https://campballoon.com/wp-content/uploads/2022/11/S__11395101-1.jpg)
黒坂オートキャンプ場は、第一キャンプ場と第二キャンプ場のふたつに分かれています。
全てのサイトで車の乗り入れができ、フリーサイトはありません。
第一キャンプ場
![](https://campballoon.com/wp-content/uploads/2022/11/S__11395104.jpg)
第一キャンプ場は、受付側にあります。
サイトは、「林間サイト」「プライベートサイト」「夜景サイト」「自然満喫サイト」の4種類です。
こちらは、第一キャンプ場にしかない自然満喫サイトです。サイトによっては、駐車スペースとの間に橋がある場所もあります。
自然そのままの地形を活かしたサイトがポイントです。
![](https://campballoon.com/wp-content/uploads/2022/11/S__11444234.jpg)
私の利用した夜景サイトは「W5」というグループサイトで、公道が目の前にありました。
キャンプ場を利用する方や、地域の方が通行するため、プライベート感はありませんが、他のサイトが見えないので、夜は特別な気持ちを味わえましたよ。
なお、ミドル・ハイシーズンはグループ料金となるのでソロやデュオで使用予定の場合は事前に問い合わせましょう。
第二キャンプ場
第二キャンプ場は、道路を挟んだ反対側にあります。
筆者が訪れた日は営業を停止しており、利用できませんでした。
第二キャンプ場のサイトは、「プライベート夜景サイト」「夜景サイト」「林間サイト」「スーパープライベートサイト」の4種類です。
第一キャンプ場に比べ、整備されているサイトが多くなっています。
こちらは夜景サイトの写真です。公道のすぐ横にありますが、車通りはほとんどありません。
第二キャンプ場の林間サイトは、第一キャンプ場よりも木が少ないのが特徴です。
車高が低い車やバイクでは使えないサイトもあるので、予約時点で確認しておくと安心ですよ。
黒坂オートキャンプ場の施設情報
受付
![](https://campballoon.com/wp-content/uploads/2022/11/S__11395114.jpg)
受付は第一キャンプ場の入口付近にあります。
炊事場と無人売店がありました。
![](https://campballoon.com/wp-content/uploads/2022/11/S__11395118.jpg)
無人販売では、薪や炭、CB缶などが販売されています。
料金は置かれている缶に入れればよいので、受付が開いていないときでも購入できました。
なお、レンタル品には焚き火台やランタン、テントセットなどがあります。
トイレ・シャワー
![](https://campballoon.com/wp-content/uploads/2022/11/S__11395119.jpg)
トイレは第一キャンプ場に2つ、第二キャンプ場に1つあります。
上の写真は受付横にあるトイレで、シャワーと併設されていました。
男女も別です。
![](https://campballoon.com/wp-content/uploads/2022/11/S__11395098.jpg)
一方こちらは、私が利用した第一キャンプ場のW5サイトから近いトイレです。
男女は分かれていません。
![](https://campballoon.com/wp-content/uploads/2022/11/S__11395100.jpg)
外には「スリッパにはきかえてお入りください」の表示があります。
洋式の水洗トイレで、便座は暖かかったです。消臭スプレーも置いてあり、キレイに清掃されていました。
![](https://campballoon.com/wp-content/uploads/2022/11/S__11395099.jpg)
外には手洗い場が付いていますが、夜は電気が付きません。
炊事場
![](https://campballoon.com/wp-content/uploads/2022/11/S__11395103.jpg)
炊事場は第一キャンプ場に2つ、第二キャンプ場に1つあります。
上の写真は第一キャンプ場にある炊事場で、キャンプ場で唯一飲料水が出ます。
電気は付いておらず、夜は暗くなりました。
![](https://campballoon.com/wp-content/uploads/2022/11/S__11395116.jpg)
こちらは、受付横の炊事場です。ご自由にどうぞと書かれたパセリが育てられていました。
洗剤やスポンジも置かれていましたよ。
第二キャンプ場の炊事場は、お湯が出るとのこと。冬のキャンプでは嬉しいですね。
黒坂オートキャンプ場の魅力3選
夜景が一望できる
![](https://campballoon.com/wp-content/uploads/2022/11/S__11395112-1.jpg)
黒坂オートキャンプ場は、夜景サイトの数が充実しています。
標高が500mほどあるため、甲府盆地の夜景を一望できるのが魅力です。
晴れた日であれば、星もきれいに見えそうでした。
チェックアウトがゆっくり
![](https://campballoon.com/wp-content/uploads/2022/11/S__11395123.jpg)
黒坂オートキャンプ場のチェックアウトは12時。
一般的なキャンプ場に比べるとゆっくりなので、朝も焚き火をする余裕がありました。
早起きして観光するのも楽しいですが、たまにはキャンプ場でゆっくり過ごすのも良いですよね。
スーパーや温泉が近い
黒坂オートキャンプ場から車で約10分の所に、日帰り温泉の「寺尾の湯」があります。
また、スーパー「セルバ笛吹境境川店」も約10分の場所にありかなり便利がいいです。
スーパーの横には100均もありましたよ。
黒坂オートキャンプ場の注意点
捨てられるのは生ゴミと灰のみ
![](https://campballoon.com/wp-content/uploads/2022/11/S__11395120.jpg)
黒坂オートキャンプ場では、基本的にゴミの回収はありません。
生ゴミと灰だけが捨てられます。
連泊する際は特に注意が必要ですね。
音の鳴るものや花火は不可
![](https://campballoon.com/wp-content/uploads/2022/11/S__11395102.jpg)
ゴミ以外の注意点としては、「花火禁止」「音の出るもの(ラジオ・音楽・発電機)禁止」などがあります。
また、直火での焚き火はできません。
わいわい騒ぐキャンプというよりも、静かにゆっくり過ごすキャンプ向きということですね。
車の種類によって乗入れ困難な場合あり
![](https://campballoon.com/wp-content/uploads/2022/11/S__11395126.jpg)
黒坂オートキャンプ場は、自然のままの土地を活かしたサイトが魅力。
そのため、場所によっては車高が低い車やバイクでの侵入が困難な場合があります。
公式サイトでは、キャンプサイト欄で侵入困難度も紹介されているので、心配な方はチェックしておきましょう。
立地も景色も最高な黒坂オートキャンプ場!
レギュラーシーズンであれば予約もいらず、2人で3,000円とリーズナブルに利用できる黒坂オートキャンプ場。
山梨県内はもちろん、東京からのアクセスもしやすいので、週末キャンプにも利用できる嬉しいポイントです。
温泉やスーパーが近いというのも、初心者キャンパーには安心できるポイントでしょう。
記事を読んで気になった方は、ぜひ訪れてみてくださいね。