寒い日の焚き火は、最高に暖まりますよね。
テントの中は、風を遮るため案外暖かいものですが、石油ストーブなど暖房器具は必要ですよね。
でも、焚き火もやりたい方におすすめなのが、テントの中で焚き火感覚で暖もとれ、冬キャンプの寒さ対策に抜群なギアである薪ストーブはいかがでしょう。
設置が少し手間ですが、その分の快適な見返りがやってくる薪ストーブをゲットしましょう！
澄んだ空気の中での冬キャンは、虫もいなく星も綺麗で気持ちいいですよね。
でも、寒さ対策をしっかりしないと、せっかくの楽しみも過酷なものになってしまいます。
暖もとれ調理もできるポータブルな薪ストーブは、キャンパーであれば憧れのギアではないでしょうか。
今では組み立て式のものまで出てきて、素材や形状など種類も豊富でいざ選ぶとなると迷うことでしょう。
今回、おすすめの製品をラインナップしましたので、ご紹介いたします！
薪ストーブの選び方
暖かさ重視の選び方
暖かく頑丈なのは遠赤効果のある鉄です。
最近の薪ストーブはステンレス製のものが多いですが、ステンレスの特徴である蓄熱性能を利用して、非常に暖かく頑丈に仕上げられています。
暖かさの基準は、本体サイズの大きさにほぼ比例するので、使用人数やテントの広さを考慮した選び方がおすすめです。
本体に入る薪の量も確認しておいた方がいいでしょう。市販の30cm〜40cmクラスの薪が入るかどうかもチェックしておくと、薪を足すときも手間いらずで、いつでも暖かさをキープできます。
料理主体の選び方
薪ストーブを入手した際は、ストーブの上で煮込み料理や焼き料理を、効率よく楽しみたいですよね。
ある程度、天板が広いとダッチオーブンや鍋、煮込みながら焼き料理も出来て楽しいです。
天板が空くタイプであれば、ストーブからの直火ができ、より火力の強い調理が楽しめます。
最近では、引き出してピザ窯が出てくるものもあり、ピザも美味しく焼ける製品もあります。
天板が広くなれば嵩張るデメリットもでますが、その分キャンプ場での快適度はプラス要素であり、料理の幅も広がります。
炎を楽しむ選び方
薪ストーブは暖をとるためのギアですが、テントの中でゆらめく炎も見ながらのんびりできたら最高に癒されますよね。
ランタンとは違った灯りによって、視覚的な楽しみが増える事でしょう。
製品も窓の数を3面にしたり、側面を大きな窓にしたものなど様々です。
ムードある雰囲気を作れ、燃える炎を見ているだけで身体が暖まってくることでしょう。
ダンバーを使う事でストーブ内の空気循環も変化し、ゆったりした炎や勢いのある炎が楽しめます。
サイズや持ちやすさで選ぶ
一般的な持ちやすさは12kg以下といわれています。
重さと収納のし易さは、積載時にも大きく影響するので、購入時の目安にすると安心です。
専用の収納袋が付属していると、持ち運びが楽に行えるばかりか、最近では本体も分解できてコンパクトになり、自宅保管の際も邪魔にならず便利な製品もあります。
素材で選ぶ
出典：神保製作所
ステンレス素材は、錆に強いですが高価なものが多いです。
熱伝導率が悪い為、周囲を暖めるのに時間がかかりますが、蓄熱性のある素材から1度暖まると冷めにくい特徴があります。
ステンレスより安価な鉄製は、熱伝導率が優れており、すぐに暖まる特性があります。コスパもよく長く愛用できる製品ですが、錆びる特性上メンテナンスも必要です。
二次燃焼型の製品は、未燃焼ガスを取り込むことで、最燃焼煙がクリーンなのが特徴です。
煤が出にくく、燃焼効率も抜群。最小限の薪の量で、効率的に暖をとることができます。
寒さを乗り切るおすすめの薪ストーブ10選
【ホンマ製作所】時計型薪ストーブ（ASW-60B）
ステンレスを使用し、更に黒の耐熱塗装を施すことで耐食性と風格を高め、存在感ある風貌に仕上げました。
2万前半の価格でコスパもよく、時計型なので天板が広いため、ストーブの上での調理に調理に重宝します。
デザイン的には漆黒の本体とゴールドの取手のコントラストが、落ち着いたゆらぎのひとときを後押ししてくれます。
| サイズ | 65.41cmx39.8×31.5cm |
| 重さ | 8.64kg |
ホンマ製作所 時計型薪ストーブの口コミ・レビュー
しっかり耐熱性があり、アウトドアストーブとして冬の生活が変わった
【ペトロマックス】キャンピングストーブLOKI2（13380）
実用性と機能性を兼ね備えたスタイリッシュな製品で、持ち運びもしやすく設計されています。
背面には灰受けトレイを設置しているので、撤収の際も掃除がスムーズです。
薪投入口は耐熱ガラスの扉となっており、ゆらめく炎をまったりと見られます。
形状デザインのように、オシャレな薪ストーブをお探しの方には、おすすめの逸品です。
| サイズ | 51.2x33x32.2cm |
| 重さ | 12kg |
ペトロマック キャンピングストーブの口コミ・レビュー
冬はどうしても荷物が多くなるので、コンパクトに収納できて嬉しいですね。
【テンマクデザイン】ウッドストーブM
ステンレス304を使用し耐久性に優れている製品であり、脚もワンタッチ開閉と設置も簡単です。
標準装備でダンパー付きの煙突がついているのは、嬉しい限り。
空調も思いのままです。サイドに広がる棚は折り畳みも可能。
広げれば料理や調味料、焚き火ツールを吊るすなど、用途幅が広がり、ストーブを囲むように団らんができます。
| サイズ | 42.8kgx38cm |
| 重さ | 9kg |
テンマクデザイン ウッドストーブMの口コミ・レビュー
脱脂してからすると、いい焼き色になります。燃費もよく暖かいです。
【ウィンナーウェル】ノマドビュー Sサイズ スペシャルパッケージ
サイドの大きな耐熱ガラスより、見える炎は見ているだけで安らぐはずです。
このセットにはウォータータンクが付いており、煙突部分にセットすればお湯が沸き、沸いた後はタンクをストーブの背面にぶら下げ保温になります。
煙突は全て本体内に収納でき、脚やサイドシェルフはワンタッチなので、設置や撤収も時間がかからず、コンパクトに持ち運び可能です。
| サイズ | 32x164x15cm |
| 重さ | 8.1kg |
ウィンナーウェル ノマドビューの口コミ・レビュー
MとSの中間サイズがベター。薪のサイズを考えるとMの方がいいかも。ガラスから見える炎はテントの癒しです。
【G-Stove】Heat View
ノルウェー発祥のポータブル薪ストーブであり、ステンレス製でサビに強く、1,000℃まで耐えられるタフさが魅力です。
重厚感ありつつもスタイリッシュなデザインで、根強い人気の製品。
オプションパーツも数多く販売されており、汎用性に優れています。
燃焼効率もよく、サイドシェルフ付きで使い勝手もよく、持ち運びも便利なため長く使える製品です。
| サイズ | 43×35.4x28cm |
| 重さ | 9.48kg |
G-Stove Heat viewの口コミ・レビュー
いったん火がつくと安定して燃え続けます。小型で持ち運びも便利で、今のところ最強のストーブなのではないでしょうか。
【Mt.Sumi】LOCOMO キャンプ薪ストーブ（OG1812C112）
コンパクトな製品でありながらにじ燃焼構造のストーブで、燃え残りもほとんど出ません。
漆黒な鉄の中にも、コロっとした愛嬌ある佇まいが何とも可愛げがあります。
便利な両サイドのグリッドは調理台として、シェラカップをぶら下げたり何かと便利。
ソロやデュオにジャストなサイズ感が、コンパクト設計の中に凝縮されています。
| サイズ | 36.5×36.5x37cm |
| 重さ | 11.5kg |
Mt.Sumi LOCOMOの口コミ・レビュー
薪ストーブ入門者には必要十分なのでは。薪ストーブ1代目として購入するには、いい薪ストーブだと思います。
【神保製作所】ミニ薪ストーブROSE
北海道で薪ストーブを作り続ける名門の神保製作所。
北の大地からご紹介する商品が、コンパクトなサイズながらも大きな窓を備え付けたこの製品。
通常は右サイドから薪を入れますが、フロントの窓ガラスが開き、大きな薪も入れることが可能です。
神保製作所は受注生産のため、公式サイトからでしか注文できませんが、薪ストーブを作り続けた実績と安心感があります。
| サイズ | 48x35x39.5cm |
| 重さ | 10.2kg |
神保製作所 ROSEの口コミ・レビュー
やっぱり大きな窓は最高にいい。火が燃えるのが見れないと、楽しさも半減しますからね。
【CHANGE MOORE】薪ストーブ
組み立てができる製品で、収納したサイズの厚みは11cmとコンパクト。
専用バッグも付属しているため、片付けも楽でツーリングでも携行できる薪ストーブです。
側面には二重構造を採用しており、二次燃焼を促すことによって、完全燃焼しやすい構造となっています。
軽量コンパクトながらも、大きな全面窓からの揺れる炎に癒される逸品です。
| サイズ | 10x44x36cm |
| 重さ | 6.12kg |
CHANGE MOORE 薪ストーブの口コミ・レビュー
軽量コンパクトで満足でした。炎の見える面と薪を入れる面が同じなので、面倒な動きがなく便利でした。
【M.O.L】薪ストーブ角型（MOL-W100）
バーベキュー網がセットできるよう、四角い蓋が天板にあり、それを外して網をセットすればバーベキューグリルに早変わり。
加熱範囲も10畳分を網羅し、ぬくぬくの暖かさをキープしてくれます。
空気の調整窓とダンパーで空気の量を調整することで、薪の火加減も思いのままです。
耐熱ガラスから見える炎で焚き火を楽しめ、大小２つの丸ふたを外せば直火も楽しめます。
煙突も本体の中に収納できるので、持ち運びや自宅保管に困りません。
| サイズ | 25×47.5×29.5cm |
| 重さ | 12.5kg |
M.O.L 薪ストーブ角型の口コミ・レビュー
必要な商品が全て揃っていたので、安心して使えます。脚の高さも変えられハの字なので安定感もあります。
【KingCamp】薪ストーブ 折りたたみ（KA2319)
ソロ〜デュオで使用する小型薪ストーブで、灰受けも引き出し式で掃除もし易く、使い勝手の良い製品です。
鉄よりも腐食に強いステンレス綱を使用することで、濡れた環境でも使用でき、強度も高く耐久性に優れています。
全ての部品が炉の中に収納可能なため、撤収もコンパクトになり、自宅保管でも邪魔にならない優れものです。
| サイズ | 53x42x35cm |
| 重さ | 8.5kg |
King Camp 薪ストーブの口コミ・レビュー
変形もしなく良好でした。見た目もいい！
憧れの薪ストーブゲット！快適な冬キャンを楽しもう！
外での焚き火もいいけど、テントの中で薪ストーブでぬくぬくしてみてはいかがでしょうか（一酸化警報機を付けて、あくまでも自己責任の上）。
煤も無いので大事な鍋も黒くならず調理ができ、ゆらめく炎にリラックスできること間違いなし！
たまに換気をする為、幕から出てみればそこには澄んだ空気のもと、満天の星空が見れるでしょう。
設置は焚き火台と比較すれば手間かもしれませんが、幕内で過ごせる薪ストーブの快適さは比較になりません。
今年はそんな冬キャンプを過ごしてみてはいかがですか。
