テント

2023年5月12日 /

床のないフロアレステントおすすめ5選!デメリットの雨対策も紹介!

ZEEN

前室スペースの狭いテントで、こんなお悩みはありませんか?

「テーブルやチェアを置いて食事を楽しみたいけど狭くて窮屈・・・」
「日差しの強い日は熱くて辛い・・・」
「汚れた靴や荷物の置き場所に困る・・・」

そんなとき、タープも設置して前室スペースを拡張しがちですが、設営撤収に時間が掛かるし荷物もかさばり、出来れば手軽に広いリビングスペースを確保してゆったりキャンプを楽しみたいですよね。

そこで今回は、テントとタープの良いとこ取りした「フロアレステント」をご紹介!

床のないフロアレステントなら、タープのように日差しを遮り開放感のある室内空間で食事を楽しめるほか、コットやカンガルースタイルで寝泊まりすることもできますよ!

フロアレステントとは?

出典:Amazon

フロアレステントとは、床のないテントのこと。

シェルターテントとも呼ばれ、床がない構造をしているので周囲のパネル(壁となる生地)を巻き上げればタープのように使用でき、フルクローズにすればテントにもなり寝泊まりすることだって可能です!

出典:テンマクデザイン公式サイト

そんなテントとタープの良いとこ取りした「フロアレステント」のメリットが以下の通りです。

  1. 床がないので靴を履いたまま出入りでき、汚れた荷物もテント内に収容できる
  2. パネルを巻き上げればタープのように開放感があり、フルクローズにすればプライバシーも確保できる
  3. 天候を気にせずテーブルやチェアをセットして食事が楽しめる
  4. パーツが少ないシンプル構造なので設営撤収が簡単
  5. コットや手持ちの小型テントを中に設置すれば寝泊まりもできる

フロアレステントは、タープとして使えたりテントとしても使えたり、汎用性の高さが最大のメリット。

シンプル構造なので設営撤収が簡単なほか、ひとつで二役こなせるので荷物を軽減できるのも嬉しいポイントです。

そんなメリットだらけのフロアレステントですが、次からデメリットも紹介していきます。

雨対策が必須!フロアレステントのデメリットと対策方法

出典:O-DAN

フロアレステントのデメリットが以下の通りです。

  1. 雨が降るとテント内に水溜りができる
  2. 季節によっては寒い

床がないので、雨が降るとテント内に水溜りができるのが最大のデメリット

また、冷たい風が侵入しやすく、地面の冷気も伝わりやすいので早朝や夜間・秋冬など季節によって寒く感じるのもデメリットとなります。

しかし、対策することで雨が降ったり寒くなったりしてもデメリットを軽減させることが可能です。

フロアレステントの雨対策や寒さ対策とは?

  1. あらかじめ芝や砂利など水捌けのよい場所に設置する
  2. スカート付きやインナーが付属しているテントを選ぶ

以下に詳しく解説していきます。

雨対策:水捌けのよい場所を選んで設置しよう!

出典:O-DAN

フロアレステントを設営する場合、あらかじめ芝や砂利など水捌けのよい場所を選んで設置するのがポイントです。

また、利用するキャンプ場が土のサイトの場合、出来るだけ高地にテントを設置することで雨が降ってもテント内の水溜りを軽減させることができます。

出典:DOD公式サイト

さらに、専用のグランドシートをオプション販売しているテントを選ぶことで、通常のテントと変わりなく雨対策することが可能です。

寒さ対策:スカート付きやインナー付属テントを選ぼう!

出典:Amazon

スカート付きのフロアレステントを選ぶことで、外部からの冷たい風や雨の侵入を防ぐことができるので寒さ対策に効果的です。

また遮光性や通気性・難燃性に優れたポリコットン(TC)素材を選ぶことで「夏は涼しく冬は暖かく」過ごすことができ、オールシーズン快適に使用することができます。

出典:小川公式サイト

さらに、専用のインナーテントが付属、もしくはオプション販売しているフロアレステントをダブルウォール構造のテントに変身させることができ、寒さ対策と同時に雨対策にもなるのでおすすめ!

出典:写真AC

専用のインナーがなくても、手持ちの小型テントをフロアレス内に設置しカンガルースタイルにすれば同じ効果を得ることが可能です。

フロアレステント【おすすめ5選】

それではここから、おすすめのフロアレステントを厳選して5つご紹介していきます。

購入をご検討の方は、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね!

おすすめ①DOD ファイヤーベース

出典:DOD公式サイト

焚き火スタイルのキャンプが似合うロゴスの大型ドームフロアレスシェルター。

火の粉に強い難燃素材のポリコットン(TC)をフライ全面に使用しています。

出典:DOD公式サイト

大人8人が収容できる広い室内にコットやチェアを自在にレイアウトし開放感のあるフロアレスシェルターとして、また付属のフロアを取り付ければテントとしても使用可能。

メッシュ窓やスカートを装備しているので夏は涼しく冬は暖かくオールシーズン使用できます。

サイズ 使用時:幅330×奥行500×高さ240cm
収納時:幅70×奥行30×高さ28cm
重量 (約)15.1kg
材質 アウターテント:ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)
フロア:210Dポリエステル(PUコーティング)
ポール:アルミニウム

ファイヤーベースの購入者レビュー

TCだから当然重いです。でもその分安心感が得られます!幕内は広くデッドスペースもほぼ無く、本当に買って良かった!設営は慣れれば難しくないですが、女性1人だと重くて厳しいかと思います。

おすすめ②小川 ロッジシェルターⅡ

出典:小川公式サイト

設営撤収のしやすさや家のような安心感・汎用性の高さと三拍子揃った老舗アウトドアブランド”オガワ(ogawa)”の人気ロッジ型シェルター。

大人5人が収容できる広い室内空間にテーブルやチェアをレイアウトし、側面パネルを立ち上げることでより開放的に過ごすことができます。

出典:小川公式サイト

全面メッシュパネルや薪ストーブの煙突が出せるトリプルファスナー・冷気の侵入を防ぐスカートを装備しているので夏も冬も快適

オプションのインナーテントやグランドマットを使用することでテントとしても使用できます。

オプションのインナーテントはこちらから

サイズ 幅350×奥行460×高さ210cm
重量 26.1kg
材質 フライ:ポリエステル210D(耐水圧1,800mm)
ポール:スチール(φ22cm)

ロッジシェルターⅡの購入者レビュー

とにかく設営と撤収が楽ですね。またフルオープン、ハーフオープン、メッシュでのオープンなどなど、さまざまな形で使用できることも、この幕の楽しさでもあります。

おすすめ③スノーピーク メッシュシェルター

出典:スノーピーク公式サイト

豊富なメッシュパネルで通気性に優れたスノーピークのフロアレスメッシュシェルター。

大人4人が収容できる広い室内空間を確保し、全面メッシュパネルを採用しているので開放感に優れます

出典:Amazon

フレームが少なくシンプルな構造なので設営撤収が素早く行え、初めてのエントリーシェルターにおすすめ

同社の人気テント”アメニティドーム”や”ヴォールト”と接続可能なので拡張性にも優れます。

サイズ 使用時:幅400×奥行390×高さ220cm
収納時:77×27×高さ31cm
重量 12.0kg
材質 本体:75Dポリエステルタフタ・PUコーティング(耐水圧1,800mmミニマム)
ルーフシート:75Dポリエステルタフタ・UV。撥水加工
フレーム:A6061(φ16mm、φ14.5mm)

メッシュシェルターの購入者レビュー

ツールームでもないし価格もそれほど安くないしと全く視野に入ってませんでしたが、展示しているのを見て胸がときめきました。これでもかというくらいメッシュがあり、全クローズしても室内はかなり広いですが、全部メッシュにすると素晴らしい開放感に包まれます。

おすすめ④テンマクデザイン サーカスTC コンフォートソロ

出典:テンマクデザイン公式サイト

テンマクデザインを代表するフロアレス仕様の人気ワンポールテント「サーカスTC コンフォートソロ」。

幾度もなくサイズ検証を繰り返し開発された待望の”ソロ専用モデル”です。

出典:テンマクデザイン公式サイト

火の粉に強い難燃性や遮光性・通気性を兼ね備えたポリコットン素材を採用しているので夏は涼しく冬は暖かく過ごすことが可能

前室にアレンジした張り方ができるフロントフラップを標準装備しているので、より室内空間を広く使用できます。

専用のメッシュインナーテントやグランドシートはこちら

サイズ 使用時:(約)362×340×高さ230cm
収納時:570×240(直径)mm
重量 (約)11.28kg
材質 フライ:コットン混紡生地(TC)
裾部:ポリエステルリップストップ150D(PUコーティング)
メインポール:スチール(φ32×230cm)

サーカスTC コンフォートソロの購入者レビュー

デイキャンプで試してみたが、撤収に慣れればすべてが快適だった。翌週一泊で使ったが、タープも要らないしストーブスペースも確保できる。今年のキャンプは楽ができそうだ!

おすすめ⑤バンドック ソロベース

出典:バンドック公式サイト

無骨な野営スタイルのソロキャンパーから絶大な人気を誇るバンドックのフロアレスパップテント。

火の粉に強い難燃素材のポリコットン(TC)を使用し、ミリタリーなデザインが魅力的です。

出典:バンドック公式サイト

付属のアルミ合金ポールでパネルを跳ね上げ、アレンジを楽しみながら広い前室スペースを確保することが可能。

メッシュインナーも付属しているので、通気性や虫の侵入を防ぎながら就寝することができます

専用のグランドシートはこちら

サイズ 約幅360×奥行190×高さ110mm
重量 約4.48kg
材質 フライ:コットン混紡生地(ポリエステル65%、コットン35%)
インナー:ポリエステルメッシュ
ポール:アルミ合金

ソロベースの購入者レビュー

本物の軍幕みたいで無骨な外観にそそられます!設営は難しくないと思います。自由度の高いカスタムが楽しめます。メッシュインナーのおかげで虫に刺されたりが無いです。

まとめ

今回は、テントとタープの利便性を兼ね備えた「フロアレステント」をご紹介してみました。

床のないフロアレステントは、靴の脱ぎ履きを必要としないのでストレスなく出入りでき、タープのような開放感のある室内空間で食事や会話を楽しめるのが魅力です。

フルクローズにすればプライバシーも確保され、コットやインナーで寝泊まりもできるので、テントとタープの良いとこ取り!

今回紹介したおすすめ商品を参考に、フロアレステントをゲットして快適なキャンプライフを楽しんでみてくださいね!

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ZEEN

元アウトドアショップスタッフのZEENです。人類が月面着陸した時代に大阪の橋の麓で生まれました。山の魅力にどっぷりハマって早15年。山頂キャンプをこよなく愛し、浅く・広く・ゆる〜く♬アウトドア活動に励んでいます。接客経験や実体験を元に、役立つアウトドア情報を発信していきます!