キャンプ用品

2023年6月9日 /

直火対応シェラカップおすすめ7選!チタンとステンレスの違いとは?

ZEEN

出典: スノーピーク公式サイト

キャンプでコーヒを飲んだり料理の取皿にしたりマルチに使える万能アイテムのシェラカップ。

ステンレスやチタン製なら直火でお湯が沸かせるほか、クッカー代わりに調理が出来るなど、より幅広いシーンで大活躍します。

そこで今回は、「直火に対応したシェラカップ」をご紹介!

「選ぶときのポイント」と合わせ、「おすすめの直火対応シェラカップ」や「一緒にあると便利なアイテム」まで網羅してご紹介していますので、「シェラカップをアウトドアでフル活用したい」という方や「荷物を少しでも抑えたい」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

直火に対応したシェラカップの魅力とは?

出典:O-DAN

シェラカップがあればひとつで何役もこなすことができるので、キャンプに欠かせない万能アイテムとして大活躍します。

そんなシェラカップの主な用途が以下の通りです。

  1. コーヒーを飲むときのコップとして
  2. 料理の取皿として
  3. 目盛り付きなら計量カップとして

その他にも、以下のような魅力があります。

シェラカップの魅力とは?

  1. 直火でお湯が沸かせる
  2. クッカー代わりに「煮る・炒める・炊く」など調理ができる
  3. ひとつで何役もこなせるので荷物が減らせる
  4. 調理したあと、そのままお皿として使えば洗い物が減らせる

特に直火に対応したシェラカップならお湯を沸かしたりクッカー代わりに調理ができたり、より幅広いシーンで使えるのが最大の魅力です。

出典:キャンピングムーン公式サイト

そんなシェラカップを直火で使用する場合、素材選びが重要なポイントであり、その違いによって使い勝手も変わってきます。

そこで次から、直火に対応したシェラカップを選ぶときのポイントをチェックしていきましょう。

シェラカップについては、以下の記事もご参考に!

キャンプ初心者必見!【シェラカップおすすめ5選】サイズや選び方までご紹介!

直火調理に最適なシェラカップの選び方

出典:写真AC

直火でお湯を沸かしたり調理をしたりする場合、「素材」「容量」によって特徴が異なり向き不向きがあるため、用途に合ったシェラカップを選ぶ必要があります。

そこでここからは、直火に対応したシェラカップを選ぶときにチェックしたいポイントをご紹介していきます。

ポイント①ステンレスやチタンなど用途に合った「素材」に注目しよう!

出典:写真AC

直火に最適なシェラカップの素材には、おもに「ステンレス製」「チタン製」が挙げられます。

ともに強度や耐食性(錆に強い)に優れているという共通点がありますが、熱の伝わり方や冷めにくさに違いがあるため、用途に合った素材を選ぶ必要があります。

そこで以下に、ステンレス製とチタン製のメリット&デメリットをまとめてみました。

素材 メリット & デメリット
チタン製 ◎ 強度に優れていながら非常に軽い
◯ 熱伝導率が低く、ハンドル(取っ手)や飲み口が熱くなりにくい
◯ 金属臭が少ない
△ 冷めやすいので保温保冷には不向き
△ 価格が高い
ステンレス製 ◎ 耐熱性や耐久性が高く直火に強い
◎ 錆びにくいので手入れが簡単
◎ 保温・保冷効果が高い
◯ 価格が安い
△ 冷めにくいのでハンドル(持ち手)が熱くなりやすい
△ やや重量がある

それぞれ詳しく解説していきます。

チタン製

チタン製は、強度に優れていながら非常に軽いというのが最大のメリット。

そのため「軽さ」を重視したソロキャンプや登山での用途におすすめです。

また直火にかけた場合、熱伝導率(熱の伝わり方)が低く質量が小さいことから「熱しやすく冷めやすい」のが特徴。

飲み口やハンドルが熱くなりにくいというメリットがありますが、火が当たっているところと無いところで温度にムラが生じやすく焦げを作りやすいのがデメリットとなります。

そのためチタン製のシェラカップを直火で使用する場合は、じっくり火を加えたい煮込み調理より、お湯を沸かしたり高温で一気に炒める用途に最適です。

ステンレス製

ステンレス製は、耐久性や耐熱性が高いので直火に強く、錆にくいので手入れが簡単というのが最大のメリット。

チタン製と比べると温まるまでやや時間が掛かりますが、一度温まると冷めにくいというのが大きな違いといえます。

そのためハンドルを持ったり飲み物を飲もうと口を付けたりすると熱く感じるのがデメリットとなりますが、熱が均等に伝わり冷めにくいので煮込み料理や炊飯などの調理用途に効果を発揮します。

ポイント②コップやクッカーなど用途に合った「容量」を選ぼう!

出典:ヴァストランド公式サイト

シェラカップには、おもに300ml・400ml・500mlなど容量に種類があり、用途に合ったサイズを選ぶことで使い勝手がよくなります。

そこで以下に、容量別の用途をまとめてみました。

容量 おもな用途
200〜300ml ・コーヒーを飲むときのコップとして
・食事する際の取皿として
400〜500ml ・煮る、炒める、沸かすなどクッカー代わりの調理用として
・インスタント食品を温めたり袋ラーメンを作るとき
600ml以上 ・複数名のお湯を一度に沸かしたいとき
・本格的な煮込み調理の鍋代わりとして

シェラカップの容量には300ml前後のサイズが多くラインナップしており、お湯を沸かしてコーヒーを飲んだり料理の取皿にしたり使い勝手に優れます。

また、クッカーや鍋・フライパン代わりなど調理をメインとして使用する予定なら、400ml以上の容量が最適です。

ポイント③ハンドル(取っ手)の形状に注目しよう!

出典:Amazon/Amazon

シェラカップのハンドル(取っ手)には、おもに「ストレート型」「カーブ型」の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。

ストレート型は、直火で使用しても火元から距離があるので指が熱くなりにくいというのが特徴であり、ハンドルを折りたためるタイプが多いのでコンパクトに収納して持ち運ぶことが可能です。

またカーブ型は、指にフィットしやすいので飲み物や食材が入って重くなっても持ちやすく、ハンドルがフック状となるので、リュックやテーブル・ハンガースタンドなどに吊り下げて保管することが可能です。

【ステンレス製】直火対応シェラカップおすすめ4選

それではここから、直火におすすめのシェラカップを厳選してご紹介していきます。

「ステンレス製」や「チタン製」など種類別にピックアップしましたので、選び方を踏まえ用途に合ったシェラカップを見つけてみてくださいね。

おすすめ①スノーピーク ステンレスシェラカップ E-203

出典:スノーピーク公式サイト

シェラカップの定番として人気の高いスノーピークのステンレスシェラカップ。

指にフィットするオリジナルのハンドル形状を採用し、持ちやすいのが特徴です。

出典:スノーピーク公式サイト

直火で使えるのでお湯を沸かしたり調理をしたり、またシェラカップの内側に目盛りが付いているので軽量カップとしても使用できるなど幅広い用途に大活躍!

使い勝手のよい310mlサイズでコンパクトに持ち運べ、ソロキャンプや初めての購入におすすめです。

サイズ/容量 φ122×45mm/310ml
重量 100g
素材 ステンレス(18-8)

ステンレスシェラカップの購入者レビュー

・キャンプに行くなら真っ先に買うべき必需品!
・信頼あるブランドで迷ったらコレにしておけば間違いなし!

おすすめ②キャプテンスタッグ キャンプアウト ステンレスシェラカップ320ml

出典:キャプテンスタッグ公式サイト

耐熱性が高く錆に強いステンレス素材を使用したキャプテンスタッグのシェラカップ。

使い勝手に優れた320mlサイズで、お湯を沸かしてコーヒータイムを楽しんだりちょっとした調理をしたりするときに最適です。

出典:Amazon

カーブしたハンドル形状で持ちやすく、50ml単位で目盛りが付いているので正確に計量できるのが特徴。

お財布に優しい手頃な価格が嬉しいポイントであり、初めての購入や家族分買い揃えたい方におすすめです。

サイズ/容量 外径120×高さ45mm(本体のみ)/320ml
重量
素材 ステンレス鋼(クロム18%・ニッケル8%)

キャンプアウト ステンレスシェラカップ320mlの購入者レビュー

・直火OKなので家でもアウトドアでも重宝してます。
・目盛りが分かりやすいので、米一合と水を簡単にはかることができた。

おすすめ③ユニフレーム 燕三条シェラカップ300

出典:Amazon

金属加工の町として有名であり多くのアウトドアブランドが拠点とする新潟県燕三条で生産されたユニフレームのステンレス製シェラカップ。

燕三条の刻印が施されたおしゃれなデザインが特徴です。

出典:Amazon

直火でお湯を沸かしたり調理したりできるのはもちろん、内側に目盛りが付いているので計量カップとしても使用可能。

重ねてスタッキングできるので、かさばらず収納して持ち運びできます。

サイズ/容量 約φ11.9×17.5×高さ4.1cm/約300ml
重量 約90g
素材 ステンレス鋼

燕三条シェラカップ300の購入者レビュー

・とにかく見た目がカッコイイ!!
・持ち手も手が痛くなったりしないし、口につける部分も分厚すぎず口当たりもいいです。

おすすめ④キャンピングムーン ステンレスシェラカップ310ml 2点セット

出典:キャンピングムーン公式サイト

これひとつあれば「沸かす・炒める・煮る」ことができるキャンピングムーンのステンレス製シェラカップ。

お得な2点セットで販売されており、カップルやファミリーなど複数台買い揃えたい方におすすめです。

出典:キャンピングムーン公式サイト

指にフィットし持ちやすいカーブ形状のハンドルを採用し、洗ったあとに吊り下げて保管できるのがポイント。

コップにしたり取皿として使用したり、またインスタントの味噌汁やスープなども目盛りが付いているので指定の湯量を正確に入れることが可能。

シェラカップの中にアルコールバーナーをセットすれば風防としての効果も発揮します。

サイズ/容量 約φ120×165×高さ45cm/約310ml
重量 約85g
素材 18”8ステンレス

ステンレスシェラカップ310ml 2点セットの購入者レビュー

・他のメーカーと比べお手頃価格で品質も問題なし!
・計量の目盛りもそれほど狂ってなくお値段以上の満足感です。

【チタン製】直火対応シェラカップおすすめ3選

おすすめ①エバニュー チタンシェラカップFD

出典:Amazon

チタン製のアウトドア調理器具を数多く展開し人気の高いエバニューのシェラカップ。

310mlサイズで重量約60gと非常に軽いので持ち運びに優れます。

出典:Amazon

ハンドルにはスライド式ストッパーが付いた折りたたみ式を採用しているのでコンパクトにスタッキングできるのが特徴。

軽量コンパクトなシェラカップをお探しの方におすすめです。

サイズ/容量 径110×深さ45mm/310ml
重量 60g
素材 本体:純チタン
ハンドル:ステンレス

チタンシェラカップFDの購入者レビュー

・チタンはやはりエバニュー一択!安心のメーカーです。
・チタンならではの色艶、肌触りがとてもよく、刻印もカッコイイ。

おすすめ②ヴァストランド チタンシェラカップ

出典:ヴァストランド公式サイト

2018年に誕生した兵庫発新鋭アウトドアブランド「ヴァストランド」のチタン製シェラカップ。

300mlサイズで約40g、450mlサイズでも約55gと圧倒的な軽さが特徴です。

出典:ヴァストランド公式サイト

ハンドルは底面にフィットするよう折りたたむことができ、取り外すこともできるのでパッキングしやすく、コンパクトに持ち運ぶことが可能。

メッシュ収納袋が付属しているのも嬉しいポイントです。

サイズ/容量 約φ124×45mm/300ml
重量 約40g
素材 チタン

チタンシェラカップの購入者レビュー

・軽くて持ち手も畳めるので便利です。調理をしていても鉄臭さもなく良い商品です。
・ヴァストランドは国産なのにチタンでこのコスパは最高です。

おすすめ③ベルモント チタンシェラカップREST300(メモリ付)

出典:ベルモント公式サイト

チタン製アイテムが人気の新潟県三条市発アウトドアブランド「ベルモント」のREST機能を搭載したシェラカップ。

ハンドルにカトラリーを保持する独自のハンドル形状を採用し、床面にカトラリーが置けない状況でも快適に使用することができます。

出典:ベルモント公式サイト

直火でお湯を沸かしたり簡単な調理を楽しんだりできるほか、内側に目盛りが付いているので計量カップとしても使用可能。

使い勝手の良いシェラカップをお探しの方や、テーブルを持たない登山・バックパッカーに最適です。

サイズ/容量 約φ119×40mm/300ml
重量 約49g
素材 本体:チタニウム、ハンドル:ステンレス

チタンシェラカップREST300の購入者レビュー

・チタン製なので軽いのはもちろん、箸やスプーンが置けるのがかなり便利!
・軽くて丈夫で何より箸が置けてとてもよい。人と被らないからgood!

シェラカップと一緒に揃えておきたいおすすめアイテム

シェラカップを直火で使用するとき、以下のようなアイテムを一緒に揃えておくことで、より快適にキャンプ調理を楽しむことが可能です。

おすすめアイテム①シェラカップ用ハンドルカバー

出典:grn outdoor公式サイト

シェラカップを直火で使用したとき、持ち手となるハンドルも高温となるので、火傷から手を保護するため「ハンドルカバー」があると安心です。

安全に使用できるほか、無機質なシェラカップをおしゃれに演出することもできますよ!

おしゃれに演出できるハンドルカバーは、こちらの記事をご参考に!

ハンドルカバーおすすめ5選!シェラカップをおしゃれに演出しよう!

おすすめアイテム②シェラカップケース

出典:Amazon

シェラカップを持ち運ぶときに、シェラカップを収納できる「ケース」があると便利です。

傷や汚れから守ることができるほか、複数をまとめてスッキリ収納しガタガタせず持ち運ぶことができます。

おすすめアイテム③シェラカップ用リッド(蓋)

出典:Amazon

シェラカップを直火で使用したとき、焚き火の灰やゴミが入りやすいので、「リッド(蓋)」があれば便利です。

また、リッドは「まな板」の代用としても使えるので、ちょっとした食材をカットしたいときに使い勝手がよいでしょう。

おすすめアイテム④バーナーパッド

出典:楽天市場

バーナーの直火でお湯を沸かしたり調理をしたりするときに、シェラカップの底面が小さいので五徳にセットしてもツルツル滑って安定せず、目が離せないということが・・・。

そんなときは、「バーナーパッド」を五徳に置いてからシェラカップを乗せることで安定し、安全&快適に使用することができおすすめです。

まとめ

今回は、直火におすすめのシェラカップをご紹介してみました。

コップや取皿・計量カップなどひとつで何役もこなせるシェラカップはキャンプに必要不可欠な万能アイテム。

特に直火に対応したステンレス製やチタン製ならお湯を沸かしたり調理ができたり、より幅広いシーンで大活躍します。

今回紹介した選び方やおすすめモデルを参考に、直火に対応したシェラカップをゲットして快適なアウトドアライフを楽しんでみてくださいね!

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ZEEN

元アウトドアショップスタッフのZEENです。人類が月面着陸した時代に大阪の橋の麓で生まれました。山の魅力にどっぷりハマって早15年。山頂キャンプをこよなく愛し、浅く・広く・ゆる〜く♬アウトドア活動に励んでいます。接客経験や実体験を元に、役立つアウトドア情報を発信していきます!