夏真っ盛りにバーベキューを企画して、こんな経験はありませんか?
「屋根がない場所で汗だくになり、せっかくのバーベキューも楽しさ半減・・・」
「タープを張って日除け対策したいけど手間が掛かるし設営が難しいし・・・」
そんなときにおすすめしたいのが「タープテント」。
設営に手間の掛かるタープと違い、ワンタッチで手軽に日陰スペースを作ることができるので、日差しの厳しい屋外でも快適にバーベキューを楽しむことが可能です。
そこで今回は、バーベキューや野外イベントで大活躍する「タープテントの選び方」や「おすすめ商品」をご紹介!
大勢で使えるワイドな「3m×3m」サイズを厳選しましたので、家族やグループでバーベキューを楽しむための日除けタープをお探しの方はぜひ参考にしてみてくださいね!
当記事のコンテンツ
タープテントとは?
タープテントとは、コンパクトに折りたたまれた支柱フレームを開脚するだけで設営でき、日陰スペースを設けることができるタープのこと。
「ワンタッチタープ」や「ワンタッチシェード」とも呼ばれ、設営に手間や時間が掛かるタープと違い、誰でも手軽にワンタッチで組み立てられるのが特徴です。
出典:フィールドア公式サイト
そんなタープテントの魅力が以下のとおり。
- 支柱フレームを開閉するだけで簡単に設営できる
- ペグで固定しなくても自立できる
- 開放感のある日除けスペースを手軽に確保できる
タープテントはワンタッチで設営・撤収できるほか、ペグで固定しなくても自立するのでコンクリートや施設内などさまざまな場所に設営できるのが嬉しいポイントです。
- 「バーベキュー」や「キャンプ」での日除けタープとして
- 「フリーマーケット」など野外イベントの日除けや熱中症対策
- 「運動会」などの学校行事
大勢でのバーベキューなら「3m×3m」サイズがおすすめ!
出典:写真AC
タープテントには、おもに以下の3サイズが展開しており、使用人数や用途によって使い分けることができます。
サイズ | 使用人数 | 主な用途 |
200×200cm | 3〜4人 | フリーマーケットやイベントなど |
250×250cm | 4〜5人 | レジャーや運動会など |
300×300cm | 5〜6人 | 大勢でのバーベキュー |
大勢でのバーベキュー用途が目的なら、「3m×3m」のサイズがおすすめです。
3m四方あれば5〜6人を収容するスペースを確保できるので、家族やグループと一緒にゆったりと日陰スペースでバーベキューを楽しむことができるでしょう。
失敗しないタープテントの選び方
タープテントにはフレーム素材やシート生地などさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なるため用途に合ったタイプを選ぶことで快適に使用することが可能です。
そこでここからは、タープテントを選ぶときのポイントをそれぞれ詳しく解説していきます。
ポイント①頑丈なスチール製や軽いアルミ製など「フレーム素材」をチェックしよう!
出典:フィールドア公式サイト
タープテントの支柱となるフレーム素材には、おもに「スチール製」と「アルミ製」の2種類があります。
スチール製は重量がありますが、その分頑丈で安定感があるのが特徴です。
またアルミ製は、スチール製より軽くサビに強いという特徴があります。
そのため丈夫で安定感を重視するなら「スチール製」、持ち運びやメンテナンスのしやすさを重視するなら「アルミ製」を選ぶとよいでしょう。
ポイント②UVカットや耐水性など「シートの機能」をチェックしよう!
日差しや雨を防ぐ役割があるシート生地に、「UVカット」や「防水性」などの機能があれば効果的です。
UVカット機能やシルバーコーティング加工が施されていると紫外線による日焼けを防止できるほか、熱を抑える効果があるのでタープ内でより快適に過ごすことができます。
また、シート生地に耐水性を備えていると雨が降っても雨漏りすることなく安心です。
その場合は、強い雨が降っても耐えられるよう「耐水圧1,000mm以上」を目安に選ぶのがおすすめです。
ポイント③「サイドシート」があれば、より日除け対策に効果的!
出典:Amazon
タープテントは、上部からの日差しや雨を防ぐことができますが、周囲に壁がないため横から降り注ぐ日差しや雨を防ぐことができません。
そのため、日中や夕方など太陽の傾きで日差しの向きが変わったり、風が強く横槍の雨が侵入したりした時でも効果的に防げるよう「サイドシート」があると便利です。
ポイント④天候やスタイルによって「高さ調整」できると使い勝手が良い
タープテントの支柱の高さを調整することができれば、天候やスタイルに応じて最適な効果を得ることが可能です。
たとえば、開放感のあるスペースでバーベキューを楽しみたいときは屋根の位置を高く、また日差しが強かったり雨が降ってきたりしたときは支柱の高さを短くすることで、さまざまなシーンに対応することができます。
ポイント⑤通気口やペグ穴など「風に強い構造」だと安心!
出典:フィールドア公式サイト
支柱フレームを広げるだけで自立し設営できるのがタープテントの魅力ですが、風が強いと転倒する危険性があるため、「通気口」や「ペグ穴」が装備していると安心です。
ベンチレーションと言われる通気口があれば、風通りがよくなるため風圧で転倒したり吹き飛んだりする危険性を軽減できるほか、熱がこもらないのでより涼しく過ごすことができます。
また、支柱フレームの設置面にペグが通せる穴があれば地面にしっかり固定できるので圧倒的に安定感が向上し、強い風が吹いても安心です。
【3m×3m】タープテントおすすめ5選
それではここから、バーベキューや野外イベントにおすすめのタープテントをご紹介していきます。
5〜6人での使用に最適な「3m×3m」サイズを厳選しましたので、家族や大勢でバーベキューが楽しめるタープテントをお探しの方はぜひお気に入りを見つけてみてくださいね!
おすすめ①コールマン インスタントバイザーシェードⅡ/L+
出典:コールマン公式サイト
コンパクトに折りたたみ持ち運びに便利なコールマンのインスタントバイザーシェード。
脚の折りたたみ箇所を増やすことで従来モデルに比べ長さ約20cmもコンパクトに収納できるのがポイントです。
出典:コールマン公式サイト
遮光性に優れ光を90%以上ブロックするコールマン独自の「ダークルームTMテクノロジー」でテント内の温度上昇を大きく抑制し、涼しく過ごすことが可能。
丈夫なスチールフレームを採用し、付属のペグやロープでしっかり固定することができます。
サイズ | シェード:約300×300×高さ265cm フレーム:約250×250cm 収納時:約φ19×99cm |
重量 | 約14kg |
材質 | シェードスキン:75Dポリエステルタフタ(ダークルームTHテクノロジー、UVPRO、PU防水) フレーム:スチール |
コールマン インスタントバイザーシェードⅡ/L+の購入者レビュー
・大きさや遮光性遮熱性が気に入り購入。とても涼しいし女性でも扱いやすい作りになっているのがお気に入りです!
・他のテントに比べて大分涼しい!フルシーズンこれ一択です!
おすすめ②フィールドア スチールタープテント3.0m
出典:フィールドア公式サイト
アウトドアはもちろんイベント時の日除けとして大定番のフィールドア製タープテント。
強度や耐久性の高いスチールフレームを採用し、安定感に優れているのでコンディションの悪い場所での使用に効果を発揮します。
出典:Amazon
トップカバー上部にベンチレーションを装備しているので風抜けがよく、強風による転倒事故を抑制することが可能。
タープ生地には耐水圧2,000mm以上の高耐水加工や強い紫外線から守る遮蔽率98%以上のUVカットが施されているので屋外での使用に大活躍します。
サイズ | 使用時:(約)3.0×3.0×高さ1.76/2.48/2.56m 収納時:(約)22×22×114cm |
重量 | 約14kg |
材質 | フレーム:スチール、生地:ポリエステル |
フィールドア スチールタープテント3.0mの購入者レビュー
・庭バーベキュー用に大型パラソルからこちらに変更。設置も楽で多少の風にびくともせずコスパ最高!
・日除けとしてならサイドシートがなくてもイベント中は快適でした。
おすすめ③キャプテンスタッグ クイックシェードDX300UV-S(キャスターバッグ付)
約5.5畳の広さがあり5〜6人での使用に最適なキャンプテンスタッグのクイックシェードDX。
ワイドな300cm×300cmサイズのリビングスペースを確保できるので、大勢でのレジャーやイベント用途に大活躍します。
フライシートにはUVプロテクション加工や紫外線を99%カットするシルバーコーティングが施され、防水1,000mmを備えるなどアウトドアでの使用に申し分なし!
天井部にはベンチレーションを装備しているので風をコントロールし快適に過ごすことができます。
サイズ | (約)300×300×高さ257/248/239cm |
重量 | 約15kg |
材質 | フライ:ポリエステル150D(シルバーコーティング・1,000mm防水・UV加工) フレーム:アルミ、ルーフ・クロスバー:鉄(粉体塗装) |
キャプテンスタッグ クイックシェードDX300UV-Sの購入者レビュー
・3mタイプを9年ほど使っています。遮光性が高く風にも結構耐えられます。
・シェード(布部分)は支柱に固定したまま折りたためるので、広げてペグを刺すだけで使用できます。
おすすめ④ロゴス ソーラーブロック Qセットタープ・ポータブル-BA
出典:ロゴス公式サイト
特殊加工が施され強い日差しや熱を超強力ブロックするロゴスのソーラーブロックQセットタープ。
UVカット率99.9%以上、遮光率100%を誇り、日向と日陰で最大15度もの温度差を生み出します。
出典:ロゴス公式サイト
シート側面パネルにメッシュ生地を採用することで風を通し熱気を逃がすことができるので、快適かつ風の影響を軽減することが可能。
使用スタイルに合わせて高さを4段階に調整でき、軽自動車のトランクに収まるほど超コンパクトに収納することができます。
サイズ | 使用時:(約)幅300/240×奥行300/240×高さ260/250/210/145cm 収納時:(約)縦16.5×横92×高さ16cm |
重量 | 約11.0kg |
材質 | フレーム:スチール シート:ポリオックス、ポリエステルメッシュ |
ロゴス ソーラーブロック Qセットタープ・ポータブル-BAの購入者レビュー
・おしゃれでかわいい!4人家族にちょうどよい大きさです。
・組み立ても簡単で使いやすい!風が抜ける隙間があるので風の強いときも安定感がありました。
おすすめ⑤ニューテックジャパン カンタンタープ300【本体・天幕セット】
鎌倉天幕やイグルーを取り扱うニューテックジャパンが展開するワンタッチ型タープの王道として人気の高い「カンタンタープ」。
1997年の発売以来、300万張りを超える大ヒット商品であり、国内販売実績No.1を誇ります。
さまざまな負荷が集中するフレーム箇所に特許技術のKTブランケットを採用し、高い強度と安全性を確保しているのがポイント。
その名のとおりパッと開くだけで簡単に設置でき、耐水圧1,000mmやUV遮蔽率98%以上を誇るなど機能性にも優れています。
サイズ | 使用時:幅300×奥行300×高さ235/250cm(2段階) 収納時:幅19×奥行19×高さ127.5cm |
重量 | 約14.5kg |
材質 | フレーム:スチール、天幕:ポリエステル |
ニューテックジャパン カンタンタープ300【本体・天幕セット】の購入者レビュー
・テント屋のこだわりオリジナルだとの内容と動画を見て購入。2人で簡単に組み立てられしっかりした作りで満足してます!
・使いやすさはもちろん、補償制度や破損した際の部品の手に入れやすさなどを考えてカンタンタープ一択です!
ペグが打てない場所におすすめ!あると便利なタープアイテム
出典:ロゴス公式サイト
ワンタッチで簡単に設置できるタープテントですが、施設内やコンクリートなど場所によってはペグが打てないこともしばしば。
そんなとき、タープ専用の「ウエイト(重し)」があると便利です。
金属製の重しのほか、水を注入するウエイトなどを支柱に取り付けることで安定感がグッと増し、施設内やコンクリート上でも安心して設営することができますよ!
まとめ
今回は、バーベキューや野外イベントの日除け対策におすすめのタープテントをご紹介してみました。
タープテントは面倒な組み立てを必要とせず、ワンタッチで設営できるので手軽に日陰スペースを確保できるのが魅力的!
家族やグループなど大勢でバーベキューを楽しむ用途なら「3m×3m」サイズを目安に、UVカットや耐水性・高さ調整などの機能を備えたモデルを選ぶと快適です。
今回紹介した選び方やおすすめ商品を参考に、タープテントで涼しい日陰スペースを作りながら快適なアウトドアライフを楽しんでみてくださいね!