暑い夏に必須になるアイテムと言えばクーラーボックス。
本格的なキャンプだけでなく、ちょっとしたピクニックや日常の買い物でも活躍します。
安全に食料を持ち運ぶためにも、時期や使用時間に合わせたクーラーボックスを選びましょう。
当記事のコンテンツ
クーラーボックスの種類
クーラーボックスには「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」の2種類があります。
ハードタイプの特徴
出典：amazon
ハードタイプのクーラーボックスは、頑丈な素材で衝撃に強く、ソフトタイプの商品より保冷力の高い商品が多いのが特徴です。
中に水を張ることもできるので、大人数でのバーベキューや、釣り、ファミリーキャンプでよく使われます。
ソフトタイプの特徴
出典：BIG WING
軽量で運びやすくコンパクトになるので気軽に使うことができるのが、ソフトタイプの特徴です。
保冷力に欠けるというイメージがありますが、最新の商品は優れた保冷力があるものもありますので、ピクニックにはソフトタイプでも問題ないでしょう。
衝撃にはあまり強くないので、積載には注意が必要です。
保冷材の種類
クーラーボックス同様、保冷剤もハードタイプとソフトタイプに分かれます。
ハードタイプの保冷剤
出典：LOGOS
ハードタイプの保冷材は、外側がプラスチックでできており、丈夫で壊れにくいのが特徴です。
食材を乗せても安定するので、重ねて使いやすくキャンプやバーベキューなどの本格的なアウトドアでの使用に向いています。
ソフトタイプに比べて、再凍結時間が長いので事前の準備が必要です。
ソフトタイプの保冷剤
出典：LOGOS
ソフトタイプの保冷材は、柔らかくてコンパクトなので日々の買い物やピクニックに最適です。
保冷力では、ハードタイプに劣るものの再凍結時間が短いという特徴があるので気軽に使用することができます。
0℃タイプと氷点下タイプの保冷剤
出典：unsplash
保冷材の選び方は、冷やしたい物の温度で変わってきます。
パンや総菜、お弁当などの冷やし過ぎたくない物の場合は0℃タイプの保冷剤がおすすめです。
一般的なソフトタイプの保冷剤や、温度表記のないものはほとんどが0℃タイプの商品です。
氷やアイスクリーム、肉や魚などを持ち運ぶ時は、氷点下タイプの保冷剤を使用しましょう。
氷点下タイプの商品は、パッケージに温度帯が記載されていることが多いです。
保冷力を長持ちさせるポイント
ちょっとしたポイントに気を付けて使用すると、クーラーボックスの保冷力を長持ちさせることができます。
クーラーボックスの置場所
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クーラーボックスは、直射日光の当たらないところに置くのがポイント。
椅子やテーブルとしても使える商品もありますが、地面からの熱を吸収してしまうので、椅子や台の上に置いて、少しでも地面から話したほうが保冷力が長持ちします。
必要以上に開閉しない
出典：スポーツオーソリティ
クーラーボックスの内部の保冷力を保つためには、できる限り外気の熱に触れないようにすることが大切です。
必要以上に蓋を開け閉めせずに、内部の温度を保つのが効果的です。
クーラーボックス内に、アルミシートで蓋をする方法もおすすめです。
開閉用の小窓がある商品も販売されています。
保冷材の入れ方
出典：HONDA
冷たい空気は上から下に移動します。
なので、保冷材は食材の上に入れるのがベスト。
ただし、大きいクーラーボックスなどは冷気が行き届かないこともあるので、上下で挟むようにすると安心です。
底には、凍らせた飲み物やペットボトルを入れて、保冷剤で食材を挟むと保冷力が長持ちします。
ピクニックにおすすめのクーラーボックスの選び方
保冷力が高い
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クーラーボックスの保冷力は、使われている断熱材の素材と気密性によって変わってきます。
断熱材の素材は、保冷力の高い順に「真空断熱パネル」「発泡ウレタン」「発泡スチロール」の3種類です。
保冷力が高いほど、価格も上がってきます。
保冷力が高く、低価格の商品を求める場合には釣り具メーカーのクーラーボックスもおすすめですよ。
釣り具メーカーのクーラーボックスはデザインが…という方には、保冷力も価格も中間性能の「発泡ウレタン」のクーラーボックスを選ぶと、ピクニックでは使いやすいでしょう。
持ち運びやすい重さ
出典：coleman
保冷力の高さに比例して、クーラーボックス本体の重さも重くなっていきます。
ピクニックでは、駐車場や駅からの移動があるので、持ち運びやすさも重要です。
クーラーボックスを選ぶ時は、保冷力や容量の他に重さのチェックも忘れずに。
大型のクーラーボックスを使用する場合は、キャスター付きの商品もおすすめです。
サイズや収納性
出典：
LOGOS
あまり使用頻度の高くないクーラーボックスは、収納性の高さも考えてしまいます。
そんな時に便利なのが、折りたたみのできるクーラーボックスです。
保冷力を保ちながらも、コンパクトに収納できるよう工夫された商品も販売されています。
ピクニックにおすすめのクーラーボックス5選
クーラーボックスを選ぶ際は、容量のチェックも忘れずに。
必要以上に大きい物を使用すると、保冷効果も落ちてしまいますので容量に合った商品を選ぶのがポイントです。
目安としては、ソロキャンプで約15リットル、ファミリーキャンプでは約30リットル、グループでのバーベキューでは40リットル以上といわれています。
スタンレー クーラーボックス 6.6L
出典：STANLEY
ピクニックにおすすめなのが、スタンレーの6.6Lのクーラーボックスです。
ハードタイプながらコンパクトな本体で、クーラーボックスの中に食事を入れて持ち運ぶのにぴったりです。
蓋の上部についているロープには、水筒を挟むことができるので飲み物と食事を分けて使用することで開閉回数も減らすことができ、保冷効果も保てます。
スタンレーの真空ボトルとセットで使うととってもおしゃれ！
| 容量 | 6.6L |
| サイズ | 長さ(cm):33.8 幅/奥行(cm):28.3 高さ(cm):22.3 |
| 重量 | 1,853g |
| 素材 | パッキン：シリコーンゴム ハンドル：ポリプロピレン 蓋：高密度ポリエチレン 本体外側：高密度ポリエチレン 本体内側：ポリプロピレン ヒンジ：ナイロン ラッチ：ポリプロピレン、熱可塑性エラストマー |
| 保冷効力 | 11度以下(8時間) |
スタンレー クーラーボックス 6.6Lの口コミ・レビュー
買い物でも活躍しています。片手で持ち運べるサイズ感でありながら2Lのペットボトルが横に2本入ります。
保冷力も高く安心ですが、重さがあるので長距離の持ち運びには不向きかもしれません。
AO Coolers 18パック バックパック ソフトクーラー (単色)
出典:BIG WING
ソフトタイプのクーラーボックスで注目のメーカーがAO Coolers(エーオークーラーズ)
AO Coolers(エーオークーラーズ)は、1990年にアメリカで食肉産業や水産業向けの業務用クーラーとして販売が開始されたブランドです。
高い保冷力と品質が評価され、一般用として愛用者が増えたことで知られています。
シンプルなデザインで使いやすく、ソフトタイプでありながら、高い保冷力を誇る商品は夏のピクニックにも最適です。
出典：BIG WING
その中でも、珍しい背負えるクーラーバックは両手があくのでとても便利。
内部の断熱材は厚み1.9cmで、高密度の独立気泡ファームを使用することにより、サイズによって氷なら外気温49℃の中で約24時間維持出来るほどの、驚異の保冷力を発揮します。
| サイズ | 幅38×高さ40×奥行15cm |
| 重量 | 1,360g |
| 容量 | 17L |
| 素材 | ナイロン、ポリエチレン、ポリエステル、熱可塑性ポリウレタン、ポリウレタン |
AO Coolers 18パック バックパック ソフトクーラーの口コミ・レビュー
保冷生地が分厚いので、見た目に対して容量は少ないです。
その分保冷力は素晴らしく、およそ30℃の気温の中ロックアイスが12時間後でも1/3残っていました。
イグルー マックスコールド40
出典：楽天
容量が大きくなるにつれて、持ち運びも大変です。
大量の飲み物や食料が入ったクーラーボックスは想像以上に重くなります。
そんな時に便利なのが、キャスター付きのクーラーボックスです。
イグルーのマックスコールドシリーズは独自の高濃度ウレタンフォームを使用することで保冷力を高めています。
サイズ展開も豊富なので、人数に合わせて選べるのもいいですね。
| サイズ | 約58.4×32.7×44.1cm |
| 重量 | 約11kg |
| 容量 | 約38L |
| 素材 | 外側 プラスチック(PE) 内側 プラスチック(PS) 断熱材 超高密度ウレタンフォーム（ウルトラサーモ） |
イグルー マックスコールド40の口コミ・レビュー
大人2名の1泊2日のキャンプで、2食分の食材を入れても余裕のあるサイズです。もう1泊分くらいは入ると思います。
2Lのペットボトルが縦に入るのもうれしいサイズで、たくさん入れてもキャスターがあるので持ち運びにも困りません。
QUECHUA (ケシュア) キャンプ・登山・ハイキング クーラーボックス (折りたたみ式) COMPACT FRESH 35L
出典：デカトロン
「飲み物や食べ物を購入してそのままピクニックへ直行！」なんて時にも役に立つのが、ケシュアのクーラーボックスです。
使わない時はコンパクトに畳むことができ、持ち運びや収納にも便利。
外側のゴムバンドや、大きなポケットなど機能性抜群です。
欧州規格によって、氷なしでの16時間の保冷効果が認定されています。
試験では、気温32℃の環境に置いたクーラーバッグの中に5℃の水を入れ、水の温度が15℃に達するまでの時間を計測し、16時間という結果が出ています。
| サイズ | 展開時:高さ43cm／奥行33cm／幅43cm 収納時：高さ22cm／奥行33cm／幅43cm |
| 重量 | 1.6kg。 |
| 容量 | 35L |
| 素材 | フォーム 50% ポリウレタン(PU) 50% 高密度ポリエチレン(HDPE) 主な生地 ポケット |
出典：デカトロン
専用の防水内バックを購入すると、直接氷や水を入れることができるうえ、クーラーボックス内を衛生的に保つ効果もあります。
QUECHUA (ケシュア) キャンプ・登山・ハイキング クーラーボックス (折りたたみ式) COMPACT FRESH 35Lの口コミ・レビュー
同程度の保冷効果の商品に比べて、かなり低価格なのでコストパフォーマンスは最高です。
空気便から空気を抜いて肩ベルトを底まで回すことでコンパクトになり、使わない時の収納にも困りません。
ユティル ピクニッククーラーバックLサイズ
おしゃれなピクニックといえば、かごのバックが頭に浮かびませんか？
もっと気軽に、おしゃれに使えるのがユティルのピクニッククーラーバックです。
水洗い可能な素材で編まれたバックに取り外しのできる保冷インナーがついています。
アウトドア用のクーラーボックスほどの保冷力はありませんので、生ものを長時間入れることはできませんが、お弁当をもってちょっとしたピクニックに使用すると雰囲気も抜群です。
かごタイプなので、型崩れすることもなくお弁当も傾くことなく運べます。
| サイズ | 約 w320×d180×h260mm / ハンドルh120mm |
| 重量 | 約 610g |
| 素材 | ポリプロピレン、ポリプロピレン ポリエステル、アルミ蒸着シート |
ユティル ピクニッククーラーバックLサイズの口コミ・レビュー
まるで本物のようなカゴバックでした。
保冷バックはしっかりマチがついているので、お肉や卵を傾けずに持ち帰ることができます。
取り外しができるので、他のバックに保冷バックをセットして使うこともでき便利です。
温度をキープして美味しく楽しいピクニックをしよう！
出典：unsplash
本格的な宿泊キャンプに比べて、気軽なピクニックでは使いやすさやデザインを重視したいものです。
おしゃれで機能的なクーラーボックスを使用して、ピクニックでもお気に入りのギアに囲まれて過ごすと楽しさも倍増ですね。
クーラーボックスの種類はたくさんあって選ぶのに迷ってしまいます。
スタイルに合った容量と保冷力をしっかり確認して選ぶと失敗もなくなりますよ。
