気温差の大きい秋キャンプでは、幅広い気温に対応できるようひざ掛けが1枚あると非常に役立ちます。
特に夜の焚き火時は背中や肩、腰回りが冷えるものです。
今回は、焚き火の時でも使用できる、燃えにくい加工や素材に注目し、様々な用途で使用できるひざ掛けを中心に紹介していきます。
当記事のコンテンツ
ひざ掛けの使い方
広げると1枚の布になるひざ掛けですが、そのシンプルな構造から多種多様な使い方ができます。
防寒アイテムとして使う
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あらゆる場所に気軽に持ち運べるので、テント内でのくつろぎ時間や、焚き火を楽しむ時間などの防寒アイテムとして使用するのがベーシックな使い方です。
商品によっては、ポンチョになったり腰巻きできたりと形を変えて暖まることができるものもあります。
ラグとして使う
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意外と役に立つのが、底冷えを防ぐためにラグとして使用する方法です。
地面からの冷気を防ぐためにテント内に敷けば、見た目も暖かく快適に過ごせます。
インナーシュラフとして使う
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冬用のシュラフを持って行くほどではない場合などは、ひざ掛けをインナーシュラフとして代用すると、睡眠時も快適です。
肌触りのいいものを選べば、さらにリラックスして気持ちよく眠ることができます。
ひざ掛けの選び方
素材で選ぶ
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綿素材
綿(コットン)素材のブランケットには燃えにくい特徴があります。
火の粉が飛んできても、さっと払い落とせば燃え広がったり大きな穴が開くことはありません。
ウール素材
柔らかくふわふわした触り心地のウール素材も、火の粉に強く焚き火をしながら使用できます。
ウール素材は保温性や撥水性も優れているので、キャンプなどのハードなシーンでの使用にも適しています。
防炎加工された素材
織物に、難燃加工を施した素材のものを指します。
難燃加工のブランケットは、火の粉が飛んでも燃え広がらずに消火する特徴がありますが、燃えないわけではないので、必要以上に火に近づくのは危険ですので気を付けましょう。
化学繊維はNG
化学繊維と言っても多様にありますが、代表的な素材はポリエステルやナイロンといったもののこと。
特にキャンプで大活躍のフリース素材は、起毛素材である上に燃え広がりやすい特徴があるので注意が必要です。
焚火をする際は、上に羽織るか着替えるなどした方が安全です。
サイズで選ぶ
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どんな使い方を想定するのかによって、選ぶサイズが変わってきます。
必要以上に大きいものを選ぶと、汚れたり焚き火の際に危険が生じたりするので用途に合ったサイズを選びましょう。
100×70cm程度
コンパクトに持ち運びたい時は、小さい方が軽量でコンパクトになります。
このサイズなら、かばんからサッと取り出して、どんな場所でも気軽に使うことができるサイズです。
100×140cm程度
一般的なひざ掛けのサイズ。
肩にかけ、体をすっぽりと包みたい時に最適なサイズです。
100×160cm程度
大きめサイズのひざ掛けは、複数人で使用したりコットカバーやラグとして使用するのに役立ちます。
焚き火に強いひざ掛け4選
ogawa ファイアプルーフブランケット
出典:ogawa
ogawaのオリジナルファイアルーフブランケットは、S/M/Lの3サイズ展開で好みのサイズが選べます。
ポリエステルを使用した素材ですが、難燃加工が施されているので焚き火をしながらでも安心して使用できます。
出典:ogawa
ちょっとしたひざ掛けや、子どもの肩掛けにちょうどいいSサイズ
出典:ogawa
チェアに敷いたり、腰に巻いても使える使い勝手のいいMサイズ
SサイズとMサイズにはスナップボタンがついているので、身動きがとりやすいのも魅力です。
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Lサイズはコットにかけたり、就寝時にも使用できる大判サイズです。
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収納用のメッシュポーチが付属しているので、持ち運びも楽々。
サイズ(cm) | S/70×100 M/100×140 L/140×210 |
素材 | ポリエステル100%(難燃加工) |
カラー | カーキ/オリーブ |
クイックキャンプ 焚き火ブランケット
出典:YOCABITO
ネーミングの通り、焚き火時にも活躍するのがクイックキャンプの焚き火ブランケットです。
表地には風合いのいいコットン素材を使用。さらに難燃加工が施されています。
裏地は肌触りのいいフリース素材で暖か。
出典:YOCABITO
ひざ掛け、腰巻き、ポンチョの3WAYスタイルで、バックルとベルトで長さの調節ができるので、首元まで暖かです。
ゆとりのあるスナップボタンでのポンチョスタイルも可能です。
出典:YOCABITO
中綿で抜群の暖かさがあり、防寒用のポケットがあるのもうれしいポイントです。
サイズ | 135cm×95cm |
素材 | 表側:綿100% 裏側:ポリエステル100% 中綿:ポリエステル100% |
カラー | サンド/カーキ |
クイックキャンプ 焚き火ブランケットの口コミ・レビュー
秋のキャンプにはちょうどいい重量と暖かさで満足しています。
薄くもなく厚すぎもなく使いやすいです。
テンマクデザイン 焚火ブランケット スーパーマント
出典:テンマクデザイン
極厚のコットンで有名なブランドのカブーと、テンマクデザイン、沖縄カヤックセンターの仲村さんのトリプルコラボ商品です。
表面の極厚コットンが焚き火の火の粉を守ります。
出典:テンマクデザイン
裏面の取り外し可能なフリースやフードで、保温力の調整ができます。
出典:テンマクデザイン
胸元のボタンを閉めればポンチョのように羽織ることができ、ずり落ちるストレスもありません。
2つのトグルを止めれば袖口になり、より体に密着して動きやすく保温効果も高まります。
サイズ | (約)156cm×98cm |
素材 | コットン生地、ポリエステル生地、水牛骨(ボタン)、樹脂(トグル) |
カラー | カーキ |
テンマクデザイン 焚火ブランケット スーパーマントの口コミ・レビュー
様々な用途に使えるので、ヘタなアウターを持って行くよりよっぽど使い勝手がいいです。
ブランケットとしては高めですが、使用頻度を考えるとお得だと思います。
ロスコ ウールブランケット
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Rothco(ロスコ)は、1953年の設立されたアメリカ老舗のミリタリーブランドです。
ロスコのウールブランケットは、過酷な気候条件下でも暖かさをキープできるように設計されています。
ウールは燃えにくく、頑丈で1年中使える素材なので、ブランケットとしてだけでなく敷物としても活躍します。
洗濯機で気軽に洗うことができないのが難点ですが、ドライクリーニングを使用し、メンテナンスをしながら長く使っていける商品です。
サイズ | 157.5cm×203cm |
重量 | 1.63kg |
素材 | ウール70%、合成繊維30% |
カラー | オリーブ/グレー |
ロスコ ウールブランケットの口コミ・レビュー
キャンプ用の焚火に強いブランケットが欲しくて購入しました。武骨でかっこいいです。
商品によって、ウールの割合が違ってくるので注意して購入したほうがいいです。
ひざ掛けを用意して秋キャンプに備えよう
持って行くものに困ってしまうことの多い秋キャンプ。
「どれぐらい冷える?」
「どの上着がいいかな?」
「シュラフはどうしよう?」
そんな困りごとを解決してくれるひざ掛けは、秋キャンプにぴったりのアイテムです。
1枚で様々な場面で役に立つので、1年中車に積んでおくと安心感もありますね。
お気に入りのひざ掛けを見つけて秋のキャンプを楽しみましょう!