薪をくべて暖をとる薪ストーブ。
手入れをする必要があるものの、火力が強く温かいことから、多くのキャンパーに愛されています。
今回は、秋キャンプにおすすめの薪ストーブを5つ紹介します。
高価なイメージのある薪ストーブですが、1万円以下で購入できる商品もピックアップしているので参考にしてください。
当記事のコンテンツ
薪ストーブを選ぶメリットとは?
キャンプで使う暖房器具には、電気ストーブやファンヒーターなどの電気を使うもの、石油ストーブ、そして薪ストーブと大きく分けて3種類あります。
石油ストーブに比べると燃料費がかかる薪ストーブですが、電源不要で火力が強く、料理も同時に行えるのがメリットです。
ガラス窓が付いたタイプであれば、燃焼する薪を眺めながら暖を取れます。
一方、煙突掃除をしたり、灰を片付けたりとお手入れが必要というデメリットも。より手軽さを求める方には石油ストーブや電気ストーブの方が向いているでしょう。
【2023年】秋キャンプにおすすめの薪ストーブ5選
新保製作所「ロマンチカル薪ストーブ」
新保製作所(シンボセイサクショ)は、北海道の小樽市にある薪ストーブのメーカーです。
数々の薪ストーブを販売していますが、中でも「ロマンチカル薪ストーブ」は、前面に大きな窓が付いていて、燃える薪を見ながら暖を取ったり、調理をしたりできます。
また、オプションではピザオーブン付きの選択も可能。ピザストーンを外せば、グラタン皿や好きレットを入れて使えますよ。
カラーはブラックのみですが、追加料金を払えば赤や黄色などに塗装してもらえます。
詳しくはこちら:新保製作所
ロマンチカル薪ストーブの基本情報
サイズ(使用時) | 66.5×38×39cm |
サイズ(収納時) | – |
重量 | 14.8kg |
素材 | ボンデ鋼板 |
ロマンチカル薪ストーブの購入者レビュー
大きな窓から燃える炎をゆっくり眺められるのがいいです。まあまあ重いので、すっぽり収まるケースを探して持ち運んでいます。
ホンマ製作所「時計1型薪ストーブ AF-60」
ホンマ製作所の「時計1型薪ストーブ AF-60」は、歴史の長い商品。5.9kgと軽量な点や税込で7,000円以下という購入しやすい価格が人気を集めています。
大きな蓋を外すと、26cm、28cm、30cmの羽釜をセットすることが可能。もちろん、鍋料理も可能です。
また、薪を入れる際の扉は、ガラス窓に変更することもできます。
なお、煙突が付いていないので、使用する際は別途煙突を購入しましょう。
時計1型薪ストーブ AF-60の基本情報
サイズ(使用時) | 40×60×34.5cm |
サイズ(収納時) | – |
重量 | 5.9kg |
素材 | 鉄 |
時計1型薪ストーブ AF-60の購入者レビュー
大きく薪がたくさん入るので、しっかり暖かくなります。床と近いため、高さを上げて使う必要があるかなと思いました。
G-Stove「Heat View」
G-Stove(ジーストーブ)「Heat View」は、ノルウェー発のステンレス製薪ストーブです。
5万円以上と高価ですが、1000℃まで耐えられる強度を誇ります。
また、本体には煙突もセットになっており、別で購入する必要がないのも嬉しいポイント。
収納時は全ての煙突が本体内に収められます。
Heat Viewの基本情報
サイズ(使用時) | 22×39×240cm |
サイズ(収納時) | 24×42×33cm |
重量 | 9.3kg |
素材 | ステンレス |
Heat Viewの購入者レビュー
一度火が付くと安定して燃え続けてくれます。ガラス窓から見える炎が美しいです。
Mt.SUMI「Woodstove MICRO」
2023年9月に発売となったばかりのMt.SUMI(マウントスミ)「Woodstove MICRO」は、コンパクトなソロキャンプ向けの薪ストーブです。
全辺のサイズが30cm以下なうえ、付属品が全て本体内に収納できる設計となっています。
上蓋を外すとグリルや焚き火台として使える点も魅力です。
また、Woodstove MICROはストーブファンやウォータータンクなどのオプションも充実しています。
現在は、公式サイトにて定期的に予約販売が行われています。詳細はサイトをチェックしてみてください。
詳しくはこちら:Mt.SUMI
Woodstove MICROの基本情報
サイズ(使用時) | 29×22.5×43.5cm |
サイズ(収納時) | 29×22.5×21.5cm |
重量 | 7.9kg |
素材 | 鉄 |
CamPleasure「コンパクト薪ストーブ」
CamPleasure(キャンプレジャー)が現在クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で先行予約販売をしている2023年の新作、「コンパクト薪ストーブ」。
両面に耐熱ガラス窓が付いたソロサイズの薪ストーブです。
テーブルに置ける設計で、暖を取りながらスキレット調理などができます。
扉が斜めに開くタイプなので、風で突然閉まったりしないのも特徴です。
コンパクトな薪ストーブを探している方はぜひチェックしてみてください。
詳しくはこちら:GREEN FUNDING
コンパクト薪ストーブの基本情報
サイズ(使用時) | 26×18.5×38.7cm |
サイズ(収納時) | – |
重量 | 4.05kg |
素材 | 鋼 |
薪ストーブを使う際の注意点
どの薪ストーブも基本的に、テント内での使用は推奨されていません。
テント内で薪ストーブを使用すると、火災や一酸化炭素中毒の危険があるからです。一酸化炭素中毒は、最悪の場合死に至ります。
薪ストーブを使用する際は燃えやすいものを近くに置かず、しっかり換気を行ったうえで行いましょう。一酸化炭素チェッカーを必ず設置することも大切です。
薪ストーブで秋キャンプを快適に
薪ストーブを購入しておけば、秋から冬にかけてのキャンプがより楽しく、快適なものになります。
オプションのある商品を選んで、自分の好みにカスタマイズしてみるのも良いでしょう。
ただし、薪ストーブを使用する際は危険も伴うため、火災や一酸化炭素中毒への対策も必要です。
薪ストーブを安全に使用して、あったかキャンプを楽しみましょう。