キャンプを始めて少し経つと、そろそろ冬キャンプに挑戦したいという思いを抱くファミリーも多いのではないでしょうか。
そこで心配になるのが、冬の防寒対策です。
防寒対策を怠ると、寒さで眠れずにつらい思いをしたり、体調を崩したりと、せっかくの冬キャンプを楽しむことができなくなってしまいます。
今回は、冬のファミリーキャンプの魅力や、暖かく快適に過ごすためのアイテムを紹介していきます。
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冬のファミリーキャンプの魅力
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虫が少ない
冬のファミリーキャンプのメリットは、虫の少なさにあります。
体温が高く汗っかきの子どもは、虫に刺されやすく、虫刺されが深刻な問題につながることがあります。
冬のキャンプは、蚊やアブなどの心配な虫が少ないので、ファミリーキャンプでも思い切り自然を楽しむことができます。
熱中症の心配がない
夏のファミリーキャンプでの大きな心配事のひとつに「熱中症」があります。
陽を遮るものが少なく、空調の効いた部屋もない夏のファミリーキャンプでは、熱中症対策にかなり気を使います。
暑さを訴えられない乳児がいる場合は、なおさら注意が必要です。
その点、冬のファミリーキャンプには熱中症の心配がないのが大きなメリット。
夏場には避けるような、平地や盆地のキャンプ場が利用しやすいのも嬉しいポイントです。
冬ならではの体験ができる
自然の中で過ごすキャンプには、季節ごとの楽しみがあります。
冬のキャンプでは、澄んだ夜空に星空が綺麗に観測できますし、場所によっては、雪遊びや落ち葉遊びも楽しむことができます。
焚き火の暖かさや、冬ならではの食事メニューを楽しむなど、冬ならではの体験ができます。
冬のファミリーキャンプの必需品
冬のファミリーキャンプには、防寒対策に役立つアイテムが必要になります。
家族全員が効率よく、暖かく過ごせるアイテムを紹介していきます。
ホットカーペット
冬のファミリーキャンプの防寒対策で最も重要なのが、睡眠時の防寒です。
寒いと眠れないですし、疲れも取れません。
子どもの不調にもつながります。
たくさん遊んでたっぷり眠るためには、ホットカーペットや電気毛布を活用して底冷えを防ぐ方法がおすすめです。
電源サイトを利用することで、電化製品も気軽に利用できます。
アイリスオーヤマ ホットカーペット 3畳
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アイリスオーヤマのホットカーペットは機能がシンプルでとても使いやすいのが特徴です。
テントマットの下に敷くことで、ほかほかと暖かく過ごせます。
5段階の温度調節が可能なので、熱くなりすぎず睡眠時も安心です。
重量が4.2kgとずっしりとしているのでオートキャンプ向けの商品です。
サイズ | 幅約195×奥行約235cm |
重量 | 4.2kg |
素材 | ポリエステル |
アイリスオーヤマ 電気毛布 掛け敷き兼用
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サイズに問題がなければ、電気毛布もおすすめ。
丸洗い可能で、さらに気軽に持ち運ぶことができます。
サイズ | 188×130cm |
重量 | 1.73kg |
消費電力 | 75W |
洗濯 | 丸洗い可 |
冬用テント
冬のファミリーキャンプには冬用のテントの用意が必要です。
冬用テントは、地面からの隙間風が防げるスカートがついていたり、暖房器具用のコンセントファスナーがついていたりと冬でも快適に過ごせるよう工夫されています。
冬のファミリーキャンプでは、タープよりもシェルターの方が風を防げるのでおすすめ。
2ルームテントを活用すれば、ひとつのテントで寝室もリビングも同時に完成します。
DOD カマボコテント3M
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カマボコテントは2ルームのトンネル構造なので、寝室もリビングも同時に完成します。
設営の時間も短縮できるので、子どもと遊ぶ時間もたっぷり。
夏は涼しく冬は暖かいオールシーズン仕様で、コンセント用ファスナーも完備しているのでホットカーペットや電気毛布も使いやすいのも嬉しいポイントです。
サイズ | 組み立てサイズ:(約)W300×D640×H195cm インナーサイズ:(約)W280×D220×H170cm 収納サイズ:(約)W69×D35×H31cm |
総重量 | (約)19.5kg |
収容可能人数(寝室スペース) | 大人5名 |
材質 | アウターテント:150Dポリエステル(PUコーティング、UVカット加工) フレーム:アルミ合金 インナーテント壁面:68Dポリエステル インナーテントフロア:210Dポリエステル(PUコーティング) |
耐水圧 | アウターテント:3000mm インナーテントフロア:5000mm |
付属品 | アウターテント、インナーテント、ロープ×16本(うち8本はテントに取り付け済)、ポール×4本、リペアポール、キャリーバッグ、リペアシート、タイベルト×2本、ペグ×28本、ポール用キャリーバッグ、ペグ・ロープ用キャリーバッグ |
石油ストーブ
石油ストーブは、冬キャンプをメインに何度も行きたいと考えているファミリーは、用意があると快適さが格段に上がります。
ストーブの上で煮炊きすることもでき、いつでも温かいお湯が用意できるなどメリットはたくさん。
しかし、小さな子どものやけどや、一酸化炭素中毒、火災の危険などの使用上の注意も多くあります。
石油ストーブを導入する際は、ルールを守り安全に使用するようにしましょう。
トヨトミ 対流形 石油ストーブ
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トヨトミの対流形石油ストーブは、反射形ストーブと違って丸いクラシックなフォルムが特徴。
その特徴から、ストーブを囲んで暖をとれるのがメリットです。
コンセントの必要がないので、災害時やアウトドアでも利用可能。
トヨトミの製品は、耐震自動消火装置などの安全装置もついているので安心です。
サイズ | 高さ×幅×奥行き(mm):583X482X482 |
重量 | 11kg |
燃焼継続時間 | 約9.7時間 |
タンク容量 | 6.3L |
万全の防寒対策で冬キャンプを楽しもう!
荷物や装備が多く、キャンプから遠ざかってしまう冬の季節。
しかし、一度冬のキャンプを経験してみると、その快適さにファミリーキャンプのメインシーズンになることも多い季節でもあります。
夏に比べて、静かで落ち着いた雰囲気の冬のキャンプ場は、ゆっくりと夜空を眺めたり、焚き火にあたる時間が楽しみになりますよ。