薪ストーブの熱からテントを守る「煙突ガード」。
テント内で薪ストーブを使用する際、高温になった煙突パイプとテント生地が接触すると重大な事故につながる危険性が高いので、安全に薪ストーブを使用するための必須アイテムとなります。
しかし、煙突ガードにはさまざまな種類が発売されているので、どれを選んでよいか迷われている方が多いのでは?
そこで今回は、薪ストーブの熱から大事なテントを守る「煙突ガードの選び方」や「おすすめ商品」を厳選してご紹介していきます!
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煙突ガードを選ぶときのチェックポイント
出典:Amazon
煙突ガードには、おもに「形状(タイプ)」や「サイズ」などに種類があり、薪ストーブやテントに適合したモデルを選ぶ必要があります。
そこで、煙突ガードを選ぶときにチェックしたいのが以下の2つのポイント。
- 煙突ガードの形状(タイプ)をチェック
- 薪ストーブの煙突に適合した「サイズ」をチェック
以下に、それぞれ注目したいポイントを解説していきます。
煙突ガードの「形状(タイプ)」に注目しよう!
煙突ガードの形状には、おもに「煙突に直接取り付ける筒状タイプ」と「テント生地に取り付けるタイプ」の2種類があります。
煙突に直接取り付ける筒状タイプは、かさばりやすく持ち運びに不便ですが、ネジで簡単に取り付けることができ、テントの種類が変わっても使用できるのが特徴。
それに対し、テント生地に取り付けるタイプは、テントに煙突穴が備わってなくても穴を開けることなく使用でき、軽量コンパクトでかさばらず持ち運びできるのが特徴です。
そのため、取り付けのしやすさや汎用性を重視するなら「筒状タイプ」を、また携帯性を重視するなら「テント生地に取り付けるタイプ」を選ぶとよいでしょう。
薪ストーブの煙突に適合した「サイズ」をチェックしよう!
煙突ガードを選ぶ際は、薪ストーブの煙突パイプの太さ(直径)に適合したサイズを選ぶ必要があります。
煙突パイプに適合していないと、そもそも装着することができません。
煙突ガードには、適合する煙突のサイズ範囲(直径)が表記されているので、事前に薪ストーブの煙突の直径をチェックしておき、適合するサイズを選ぶようにしましょう。
薪ストーブの熱からテントを守る!おすすめの煙突ガード5選
それではここから、おすすめの煙突ガードを厳選して5つご紹介していきます。
選ぶポイントを踏まえたうえ、用途にあった最適な煙突ガードを見つけてみてくださいね!
おすすめ①テンマクデザイン ウッドストーブSML兼用煙突プロテクター
アウトドアショップ「WILD-1(ワイルドワン)」のオリジナルブランド「テンマクデザイン」から発売されている煙突プロテクター。
煙突に取り付ける筒状タイプで、ネジで手軽に装着することができます。
同社が展開するウッドストーブ対応モデルで、煙突φ53mm〜φ89mmまでのサイズに取付可能。
耐久性や耐食性(サビに強い)に優れたステンレス304を素材に採用し、メッシュ使用なので軽く放熱性にも優れます。
サイズ | (約)φ12×50cm(蝶ナット含まず) |
重量 | 約630g |
材質 | ステンレス304 |
テンマクデザイン ウッドストーブSML兼用煙突プロテクターの購入者レビュー
・前室のファスナーから煙突を出す際に使用しました。メッシュ部分は熱くならず、テントへのダメージはありませんでした。かさばるので車で出掛ける時しか使えないのが残念ですが商品の性能的には大満足です。
おすすめ②スモア 和柄煙突ガード
出典:スモア公式サイト
おしゃれで気軽に使える高品質アウトドア用品を展開し、クッキーマークのロゴデザインが可愛いアウトドアブランド「S’more(スモア)」から発売されている煙突ガード。
伝統的な麻の葉柄を取り入れた和柄デザインがおしゃれで個性的です。
出典:スモア公式サイト
軽量で強度が高くサビに強いステンレス304素材を採用し、和柄のデザインが熱を素早く排出する放熱効果を発揮。
直径35〜75mmの煙突に装着可能です。
サイズ | (約)117×101×400mm |
重量 | 約660g |
材質 | ステンレス304 |
スモア 和柄煙突ガードの購入者レビュー
・和柄なので見た目が良いですね。煙突ガードのみならずランプとしても使えそうなくらいおしゃれです。
・デザインがおしゃれです。あまり見ないデザインなので他の人と違いが出せますね。
おすすめ③Soomloom(スームルーム) テントプロテクター
出典:Amazon
高品質でありながらリーズナブルな価格で購入できる中国発アウトドアブランド「Soomloom(スームルーム)」のステンレス製テントプロテクター。
軽量で強度が高く、錆に強いほか耐熱性にも優れます。
出典:Amazon
プロテクターのボディはメッシュ構造となっているので放熱性に優れ、軽く取り扱いしやすいのが特徴。
煙突パイプφ55〜75mmの大きさに対応可能です。
サイズ | 長さ:(約)365/500mm、直径:約120mm |
重量 | (約)520/650g |
材質 | ステンレス304 |
スームルーム テントプロテクターの購入者レビュー
・コスパも商品の出来栄えも申し分ない!
・厚みがあってしっかりしているので、ちゃんと中心で煙突を固定出来ました。安かろう良かろうで最高!
おすすめ④EnHike ストーブジャック 煙突口ガード
出典:Amazon
穴あけ不要でテントスリットのファスナー部分にパチンと挟むだけで固定できる煙突口ガード。
軽量コンパクトで扱いやすく、持ち運びに優れるので携帯性を重視したい方におすすめです。
出典:Amazon
固定位置を拡張し適切に固定できる「固定ミニプレート」により、位置の調整もスムーズに対応可能。
煙突口ガードの内径がφ90mmあるので、市販のほとんどの煙突パイプ(φ80mm以下)に適合します。
サイズ | 290×207×35mm |
重量 | 630g |
材質 | 耐熱ステンレス |
EnHike ストーブジャック 煙突口ガードの購入者レビュー
・最初に取り付けた時は隙間が開いたりして手こずりましたが、慣れれば割りと綺麗に設置できました。
・隙間も埋められるし運搬時に嵩張らないし中々使い勝手が良い。使用中も本体は触れる程度でテントにダメージなし。
おすすめ⑤SENQI 薪ストーブ煙突口ガード
出典:Amazon
フォルダーを挟むタイプの強力クリップでしっかり固定できるテント取り付け型煙突ガード。
組み立て不要で直径72mm以下の煙突パイプに取り付けることができ、透かし彫りのデザインが風通しをよくし熱を素早く排出することができます。
出典:Amazon
高品質なステンレス鋼を素材に採用し、1.2mmの板厚が丈夫で変形しにくく、耐熱性や耐食性を兼ね備えているので安心して使用可能。
重量わずか400gと非常に軽く、収納ポーチが付属しているので持ち運びも便利です。
サイズ | 250×190×板厚1.2mm |
重量 | 400g |
材質 | ステンレス鋼 |
SENQI 薪ストーブ煙突口ガードの購入者レビュー
・クリップがバインダー形状で設置イメージ通りしっかり固定できます。放熱もしっかり出来ているようでTC生地の幕体には全くダメージはありませんでした。
・思っていたよりシッカリとした作りで板厚も充分、押さえのバネも強力です。
まとめ
今回は、薪ストーブの熱から大事なテントを守る「煙突ガード」をご紹介してみました。
煙突ガードを選ぶときは、煙突に直接装着する筒状タイプやテント生地に取り付けるタイプなどの形状があり、使い勝手に違いがあるほか、煙突パイプの直径に適合したサイズ選びがポイントです。
今回紹介した選ぶポイントやおすすめ商品を参考に、煙突ガードを取り入れ安心快適なキャンプライフを楽しんでみてくださいね!