キャンプ場

2024年9月14日 /

【関東】離島キャンプで自然を満喫!おすすめ5選をご紹介!

YUKI

出典: 神津島観光ガイド

離島キャンプとは縁遠いイメージの東京からもアクセスしやすいのが、伊豆諸島です。

港区にある竹芝客船ターミナルからは、毎日伊豆諸島へ渡る船が就航しています。

今回は、伊豆諸島のキャンプ場を厳選してお伝えしていきます。

それぞれの島に特徴があり、マリンスポーツだけでなく観光も楽しむことのできる島ばかりです。

離島キャンプに挑戦してみてはいかがですか。

船の種類

竹芝客船ターミナルから伊豆諸島に渡るには2種類の船が利用できます。

ジェット船

出典:東海汽船

大島まで最短1時間45分で到着する「速い」「揺れない」が特徴の高速ジェット船です。

速くて揺れない理由は、海面から離れた翼走にあります。

水中翼で浮き上がって航行するため、ほとんど揺れることなく波の影響も受けにくいので船酔いの心配もありません。

大型客船

出典:東海汽船

のんびりと船旅を楽しみながら伊豆諸島に向かうことができるのが、大型客船「さるびあ丸」と「橘丸」です。

船内にはレストランやシャワールーム、客室を備えています。

夜行便が就航しているので、夜の海を眺めることができるのも大型客船の魅力です。

伊豆諸島おすすめのキャンプ場5選

(神津島)都立多幸湾公園ファミリーキャンプ場

出典:都立多幸湾公園ファミリーキャンプ場

都立多幸湾ファミリーキャンプ場は、伊豆諸島・神津島の最高峰天上山の麓に広がるキャンプ場です。

神津島までは、竹芝、久里浜、熱海からの船と静岡県下田からの船、調布飛行以上からのプロペラ機で向かうことができます。

三浦港の船着き場からは徒歩7分、前浜の船着き場からはバス10分でキャンプ場に到着します。

売店やコインランドリー、電子レンジなど設備が豊富で、安心して利用することができます。

出典:都立多幸湾公園ファミリーキャンプ場

宿泊タイプはテント持ち込みの通常のフリーサイトと、設営済みのデッキテントがあります。

デッキテントを利用の際は、無料で炊事用具のレンタルが利用できます。

荷物を減らすことができるので、活用するといいですね。

都立多幸湾公園ファミリーキャンプ場の基本情報

住所 〒100-0601
東京都神津島村字榎木が沢2
電話番号 TEL 04992-8-0661
(受付時間 08:30 ~ 17:00)
予約 必要
予約方法 電話
利用時間 チェックイン 14:00~16:00
チェックアウト 10:00
ペット 不可
公式サイト https://takoucamp.com/

都立多幸湾公園ファミリーキャンプ場へのアクセス

(八丈島)八丈プラザ公園キャンプ・BBQ場

出典:八丈島観光協会

八丈プラザキャンプ場は、離島のキャンプ場としては珍しい緑に囲まれたキャンプ場です。

海沿いでするキャンプとはまた一味違った楽しみがあります。

子どもの遊び場なども備えた、島民憩いの場でもあるこの施設。

キャンプスペースは、公園広場とは段差で区切られているので落ち着いた雰囲気があります。

サンセットの時間には、八丈富士と八丈小島の山頂が徐々に夕日に染まり変化していく美しい姿を楽しむことのできるキャンプ場です。

八丈プラザ公園キャンプの基本情報

住所 〒100-1401 東京都八丈島八丈町大賀郷1408−3
利用料金 無料
利用申請 八丈島観光協会 ☏04996-2-1377
メール(https://www.hachijo.gr.jp/contact/
利用時間 チェックイン 10:00
チェックアウト 9:30
公式サイト https://www.hachijo.gr.jp/specials/hachijoplazapark-campsite/

八丈プラザ公園へのアクセス

(八丈島)底土野営場

出典:八丈島観光協会

底土野営場は八丈島最大級のキャンプ場です。

夏になると八丈島内で最も多くの観光客で賑わう底土海水浴場の隣にあります。

底土港から徒歩約5分という好立地で、キャンパーに人気の施設です。

キャンプ場からは、抜け道を通り直接海水浴場に出られるのも大きな魅力。

海水浴とキャンプを同時に楽しむことができます。

底土野営場の基本情報

住所 〒100-1511 東京都八丈町八丈島 三根
利用申請 八丈島観光協会 ☏04996-2-1377
メール(https://www.hachijo.gr.jp/contact/
駐車場 あり
利用料金 無料
公式サイト https://www.hachijo.gr.jp/specials/sokodo-campsite/

底土野営場へのアクセス

(新村)羽伏浦キャンプ場

出典:新村観光案内所

羽伏浦キャンプ場は羽伏浦海岸へ徒歩3分という立地で、マリンスポーツを楽しむキャンパーにも人気のキャンプ場です。

設備は、トイレ、炊事場、水シャワーと最低限ではありますが、利用料は無料、予約も必要ありません。

島内での野宿は禁止されていますので、必ず決まった場所にテントを張るようにしましょう。

レンタルや、薪などの販売もありませんので、準備は万端に。

港や空港、スーパーなどからも離れた場所にあるので、レンタカーやタクシー、レンタサイクルの利用が必要です。

羽伏浦キャンプ場の基本情報

住所 〒100-0400 東京都新島村本村
問い合わせ先 新島村観光案内所
〒100-0400 東京都新島村字黒根
営業時間 8:30~17:00
TEL:04992-5-0001
予約 不要
料金 無料
公式サイト https://niijima-info.jp/member/member_stay/2829/

羽伏浦キャンプ場へのアクセス

(式根島)凪NAGIグランピング

出典:凪NAGIグランピング

島での観光とキャンプ、どちらも快適に楽しみたい方には離島グランピングもおすすめです。

2018年にオープンしたばかりの凪NAGIグランピングのテントは、全室エアコン完備で快適にアウトドアが楽しめます。

テントのタイプは、コットンテントとドームテントの2種類。

どちらも設営の手間もないので、余った時間で存分に島内でのアクティビティを楽しむことができます。

海水浴場までは歩いて5分、その他サイクリングやシーカヤックなどのアクティビティもいいですね。

母屋に入浴施設や洗濯機があるほか、島内にも24時間入浴可能な露天風呂(水着着用)が3か所あります。

事前に予約しておけば、船の時間に合わせて港への送迎も行ってくれます。

凪NAGIグランピングの基本情報

住所 〒100-0511 東京都新島村式根島440
電話番号 050-1742-4846
(事務局 株式会社トラベルロード)
利用時間 チェックイン 17:00まで
チェックアウト 8:30まで
公式サイト http://nagi-glamping.com/

凪NAGIグランピングへのアクセス

伊豆諸島の見どころ

伊豆諸島は9つの有人島と無人島、岩礁など合計100あまりの島々で形成されています。

その中でも8つの島々には、竹芝桟橋から船が運航しているのでアクセスのよさも魅力です。

神津島

出典:神津島観光ガイド 

神津島は東京都心から南へ180㎞の場所に位置し、富士箱根伊豆国立公園に指定されています。

竹芝客船ターミナル、静岡県下田からの航路と調布飛行場からの飛行機で行くことができます。

島の中央には標高572mの天上山がそびえたち、海と山が美しい観光にも適した島です。

東京に比べて冬はやや暖かく夏は涼しいので過ごしやすいのも特徴。

伊豆諸島1位の漁獲高を誇り、漁業も盛んで美味しい魚介を堪能することもできます。

八丈島

出典:東海汽船

八丈島は、東京から1番近い南国ともいわれている伊豆諸島に属する有人島です。

羽田空港より定期便が1日3往復運航しており、およそ55分で到着します。

竹芝桟橋からの船の便は夜行便でおよそ10時間20分。

どちらも旅情を掻き立てられますね。

八丈島に到着すると、どこまでも広がる青い空、青く澄み切った美しい海、深い緑の中に色鮮やかな花々…。

アクティビティだけでなく、郷土料理や、島で採れる野菜や果物などの食や観光も満足できる離島です。

新島

出典:新島村観光案内所

新島は竹島客船ターミナルからジェット船で2時間半、下田から大型船、調布飛行場から飛行機など、様々なアクセス方法があります。

水産加工品や新島ガラス、コーガ石が有名で、渋谷の駅前にあるコーガ石のモヤイ像も新島から贈られたものとして有名です。

海水浴場やトレッキングコースといった海や山のアクティビティだけでなく、歴史ある神社などのパワースポットもあり、見所満載。

島内には3か所の温泉があり、24時間いつでも無料で入浴できる湯の浜露天温泉は、マリンスポーツで冷えた身体を温めることができます。

式根島

出典:式根島観光協会

式根島へは竹芝客船ターミナルからジェット船で3時間10分、大型船の夜行便で9時間ほどで到着します。

下田からはカーフェリーが出航しているので、自家用車と主に島に渡ることも可能です。

島は、たくさんの緑に囲まれており、リアス式海岸には多種多様な生物が生息しています。

外周はおよそ12㎞、歩いて周ることもできる小さな島です。

海水浴やダイビング、カヤックなどの海のアクティビティが人気ですが、半日コースや1日コースを選ぶことのできるハイキングもおすすめですよ。

利島

出典:利島村役場

利島村は人口約330人余りの小さな村です。

島の約80%が椿(ヤブツバキ)に覆われ、日本トップレベルの椿油生産量を誇ります。

島の周りにはミナミバンドウイルカが棲みついていて、ドルフィンスイムとダイビングを両方体験できる貴重な島です。

利島には、キャンプ場はありません。

野宿も禁止されていますので、必ず民宿を予約して訪れるようにしましょう。

大島

出典:大島観光協会

伊豆諸島最大の島、大島。

島の中央には標高758mの三原山がそびえ、現在も火山活動が続いています。

島内にはいくつもの資料館があり、深い歴史を持つ島です。

大島にあるキャンプ場は「トウシキキャンプ場」と「海のふるさと村」の2か所。

海のふるさと村は、ロッジや常設テントも備えた施設となっています。

三宅島

出典:三宅島観光協会

三宅島の特徴は過ごしやすい気候にあります。

年間平均気温は17.7℃、30℃を超える日や氷点下になる日は少なく、1年を通して温暖な気候が特徴です。

三宅島は富士火山帯に含まれる活火山で、約20年の周期で噴火を繰り返しています。

そのため、島のいたるところで雄大な火山島景観を観察することができます。

釣りやマリンスポーツなどの海のアクティビティをはじめ、近年ではバードウォッチングやボルダリングなどの陸上のアクティビティも人気です。

島内のキャンプ場は1か所「大久保浜キャンプ場」があります。

目の前にビーチの広がるキャンプ場は完全予約制となっていますので、利用の際は予約を忘れずに。

御蔵島

出典:御蔵島観光協会

御蔵島には、豊かな自然が昔からあったままのように残されています。

豊かな自然とその恵みを楽しむのが御蔵山の観光の魅力。

島の人々が共に暮らしてきたあるがままの自然を感じることができます。

そんな御蔵島には海水浴やイルカウォッチングなどの海のアクティビティの他に、いくつものハイキングコースがあります。

山や森へ行く際には、一部のコースを除いてガイドの同行が必要となります。

観光案内所などで紹介を受けましょう。

島内にキャンプ場はなく、アウトドア気分を味わう宿泊施設として村営のバンガローが6棟あります。

青ヶ島

出典:青ヶ島村

青ヶ島は日本一人口の少ない島とされています。

島へは、八丈島を経由して渡る必要があります。

青ヶ島にはひんぎゃと呼ばれる水蒸気の噴出する穴が無数に見られます。

ひんぎゃの熱を利用したサウナは観光客にはもちろん、村民のふれあいの場としても親しまれています。

サウナ室の温度は約60℃、自然の熱なので日によって温度や湿度が異なるのも楽しみのひとつです。

島内には、「青ヶ島キャンプ場」が1か所あります。

事前の予約が必要になるので忘れずに。

島内には食堂やレストランがありませんので、食事の用意も必要です。

東京から行ける離島でリフレッシュしよう!

出典:東海汽船

「船に乗る」というだけでも、なにか特別な旅の気がしてきませんか?

東京から船で渡れる島々には、自然が広がり気持ちもリフレッシュできます。

さらにそんなロケーションでキャンプができたら最高ですよね。

ジェット船だけでなく、夜行便のある大型客船もおすすめです。

船に乗るだけでなく、夜の海や船で寝る体験もすることができますよ。

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YUKI

ファミリーキャンプを始めたはずが、いつの間にかソロキャンプがメインになった3児の母。 目指しているのは「疲れないキャンプ」 キャンプがもっと身近で気軽なものになるよう、情報を発信していきます!