いつも家族3人でキャンプに出掛けている「マーボ」です。大体1カ月に2~3回はキャンプに行っています。そんな我が家がキャンプの時に、必ず持って行くアイテムの1つに「焚火台」があります。
焚火台を使って焚火をすると、体を温めてくれるし、焚火の火を使い料理をすることもできます。作りが頑丈な大型の焚火台だと「ダッチオーブン」を使うこともできるので、料理の幅も増えて非常に便利です!
そこで今回はダッチオーブンを使用出来るおすすめの「焚火台」を価格が安い順に紹介していきます。
- 「これからキャンプを始めたい」
- 「焚火台をまだ持っていない」
- 「ダッチオーブンを使って料理がしたい」
という人は是非参考にしてみてください!
なぜ焚火台が必要なのか?
出典:Pixaboy
キャンプ場では「直火(じかび)」といわれる地面に直接薪などを置き、火を起こす行為を禁止しているキャンプ場がほとんどです。
直火禁止の理由としては「芝生や地面にダメージを与える」という理由もありますが、1番の原因は「マナーの悪さ」です。
- 燃え残った薪をそのまま放置・後始末をせずにそのまま帰る
- ゴミを燃やす
- 生えている木の近く(根っこの上)で焚火をする
など、キャンプ人口の増加とともにマナーを守れない人が増えてしまい、元々は直火OKだったキャンプ場も、仕方なく直火禁止にした所が多いみたいです。
つまり、キャンプ場で焚火をしたいと思ったら、焚火台が必要になるということです。
焚火台のメリット
焚火の位置を自由に変えることができる
焚火をしていると、風向きの変化で火の粉がテントの方に飛んできたり、煙がテント内に進入してくることがあります。すると
- 火の粉でテントに穴があいた…
- 煙のせいで、テント内の荷物が全部臭い…
なんてことになりかねません。
そんな時に、焚火台を利用していると、簡単に焚火の位置を変えることができます。燃えている「薪」や「炭」をそのまま移動できるのは焚火台ならではのメリットです。
※焚火台を移動させる際には火傷しないように注意しましょう
またグループキャンプなどの場合だと、人数が増減した時のテーブルやイスに合わせてちょうどいい位置で焚火をすることができます。
焚火台の中には1~2人用のコンパクトな物もありますが、4~6人用の割と大きく頑丈なものだと、どんなシーンにも対応できるので最初の一台としてもおすすめです。
焚火をおこすのが簡単になる
焚火をする際に重要なのは「風の通り道」をきちんと作れるかどうかです。
焚火台を使わずに、焚火をすると風が効率的に流れず
なかなか火が起きない!
なんていうことがよくあります。
例えば、夏に張りきってBBQを計画しても、なかなかバーベキューコンロの炭に火がつかず、腹ペコな子供たちや、奥さんが待ちきれずにイライラしている……なんてお父さんを目撃(経験)したことありませんか?
ただ火がつかなかっただけで、せっかくの楽しいイベントも一気に台無しになります。
しかし、焚火台は風が効率的に流れるように設計してあるので、キャンプ初心者やBBQ好きなお父さんなど、誰でも簡単に火を起こすことができます。
また、鉄板を使った「プレート料理」やダッチオーブンを使った「オーブン料理」など料理のバリエーションが簡単に増やせるのも魅力の1つです。
ダッチオーブンも使えるおすすめの大型・頑丈な焚火台
軽くて耐荷重も抜群!ホールアース「ファイアースタンド」
【価格】 | ¥4,063(公式価格) |
【大きさ】 | 使用時:約W40×D40×H30.2cm 収納時:約W62×D12×58cm |
【重さ】 | 約3Kg |
wholeearth(ホールアース)の「ファイアースタンド」は今回紹介する「焚火台」のなかで1番価格が安いモデルです。
約30キロの重さに耐えられる仕様なので、ダッチオーブンを使用してもビクともしません。本体自体が軽いので、使い終わった薪や炭を捨てる時にも力がいらず楽々です。
設置方法もただ足(スタンド)を開いて本体を上に乗せるだけなので、30秒で完成するほど簡単です。
収納時には足(スタンド)を閉じ、斜めにすると本体の中にスッポリと納まるので場所をとりません。ただ専用のバッグは付属していないので、別に準備する必要があります。
網の高さも2段階に調節することができ、炭から遠ざけたり・近づけたりと火力の調節も可能になっています。
フルセットでお得!キャンピングムーン「X-mini-pro」
【価格】 | 5,980円(amazon価格) |
【大きさ】 | 使用時:高さ19.0cm~22.0cm横24.5cm×縦24.5cm 収納時:約幅22cm×縦22cm×厚み3.0cm |
【重さ】 | 約2.4Kg |
campingmoon(キャンピングムーン)の「X-mini-pro」は「焚火台」「炭火床」「グリルブリッジ」「ステンレス網」「ベースプレート」「収納バッグ」のフルセットなので、届いた瞬間に本格的な焚火が楽しめます。
使いかたは「焚火台」本体を開くだけなので、力がいらず女性でも約30秒と簡単に設置できます。
「ステンレス製の網」は、作りがしっかりしているので、大きな鍋やダッチオーブンを乗せても歪むことなく使うことができます。
「グリルブリッジ」は3段階に高さが変えられるので、好みの火加減に簡単に調節することが可能です。2~4人に丁度いいサイズなので、家族やグループキャンプにおすすめです。
「ベースプレート」と呼ばれる下に敷くプレートが付属してあるので、焚火の熱で地面を痛める心配もなく、こぼれ落ちた灰を広い集める手間も無くなります。
専用の「収納ケース」も付いているので、持ち運びも楽々です。
トライポッド一体型のDOD「ビッグファイアクレードル」
出典:DOD
【価格】 | 6,800円(楽天市場価格) |
【大きさ】 | 使用時:約W82×D71cm×H122(88)cm 収納時:約直径9cm×長さ54cm |
【重さ】 | 約1.3kg |
DOD(ディーオーディー)の「ファイアクレードル」は「ダッチオーブン」や「ポット・クッカー」などを吊り下げて焚火料理を作る事ができる「トライポッド」に、焚火の機能がついた1台で2役の焚火トライポッドです。
トライポッド本体は、ポールを引き伸ばすだけで組立が完了するので、初心者や女性でも迷うことなく簡単に組み立てることができます。
トライポッドの下段に取り付ける、焚き火スペースは超軽量で場所を取らない特殊耐熱メッシュを採用しています。かなり通気性に優れていて、細かい網目なので火が落ちにくくなっています。トライポッドの高さを「88cm」「122cm」の2段階に調整することができます。
※高さを88cmに設定した場合は、焚き火用のメッシュ網を取り付けることができなくなります
フックチェーンの長さは自由に調整ができるので、火力の調節や、吊り下げる鍋の大きさに合わせて自在に変更可能です。フック耐荷重は20kg、焚き火網は5kgになっています。
家族キャンプやグループキャンプなどの際にトライポッドや焚き火台として活躍します。トライポッド本体と付属品が収納できる「キャリーバッグ」が付属しているのもうれしいポイントです。
見た目にもこだわりたいならコールマン「FIRE DISK」
出典:コールマン
【価格】 | 6,980円(楽天市場価格) |
【大きさ】 | 使用時サイズ:約φ45×23(h)cm 収納時サイズ:約φ46×8.5(h)cm |
【重さ】 | 約1.6kg |
coleman(コールマン)の「FIRE DISK」は円盤型のスタイリッシュな見た目で、一見頼りなさそうに見えますが、30kgまでに耐えられるタフな作りになっているので、ダッチオーブンの調理も問題なく行えます。
厚さ約10cmにコンパクト収納が可能で、重量も1.6kgと軽いので女性や子供でも持ち運び楽々です。専用の「収納ケース」が付属なのも嬉しいポイントです。
BBQの時の炭を入れやすい、横に隙間が空いている専用の「焼き網」が付いているので、購入したらすぐにBBQを始めることができます。
コスパで選ぶならUNIFLAME「ファイアグリル」
出典:ユニフレーム
【価格】 | 7,027円(楽天市場価格) |
【大きさ】 | 使用時:430×430×330mm 収納時:380×380×70mm |
【重さ】 | 約2.7kg |
UNIFLAME(ユニフレーム)の「ファイアグリル」は圧倒的知名度を誇る焚火台の超定番モデルです。
本体の4隅には隙間が空いていて、風の通りをよくする働きと、熱による本体の変形を防ぐ役割もあるので、壊れにくく丈夫で、ながく使うことができます。
使用者のなかには10年以上使っているという人もいます。
コンパクトですが「約20kg」の重さに耐えることができるので、ダッチオーブンを乗せても全く問題ありません!
組み立ての際に、足を開く方向(向き)に若干コツがいりますが、慣れると問題なく簡単に設置することができます。収納時のサイズもコンパクトになるので、持ち運びも苦になりません。
※専用の収納ケースは別売りです
部品単体で販売しているので、万が一「紛失」や「破損」しても一式買い替えることなく、必要な部品のみを購入することができます。
付属のパーツも充実しているので、自分のスタイルに合わせてカスタムするのも楽しいと思います。
トライポッド一体型の軽量版!CAPTAIN STAG「クアッドファイアスタンド」
出典:Amazon
【価格】 | 5,580円(楽天市場価格) |
【大きさ】 | 使用時:約幅500×奥行500×高さ950mm 収納時:約70×70×長さ600mm |
【重さ】 | 約1.2kg |
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)の「クアッドファイアスタンド」は「おすすめの焚火台~その3」で紹介したDODと同じく、吊り下げて焚火料理ができるトライポッドに焚火機能がついたモデルです。
上記で紹介したものよりも重さが軽く、今回紹介する焚火台の中で最軽量となっています。一般的なトライポッドの足の本数は「3本」なのですが、この商品の足の本数は「4本」なのでより安定します。
「吊り下げのチェーン」を好きな位置で固定できるので、火力調節や鍋の大きさで簡単に変更することができます。
燃焼効率がいいメッシュタイプの焚火床なので火の起りもよく、収納の際にクルクルと丸めてコンパクトにすることができ、持ち運びが楽々です。専用の収納バッグ付きなのもポイントです。
またメッシュを外した状態で使用すると、四脚スタンドとしても使うことができます。
簡単に組み立てたいならベルモント「TOKOBI」
出典:belmont
【価格】 | 14,300円(公式価格) |
【大きさ】 | 使用時:約415×460×320㎜ 収納時:約260×460×60㎜ |
【重さ】 | 約2.2㎏ |
belmont(ベルモント)の「TOKOBI」はとてもオシャレな見た目なのに「約21kg」の重さに耐えられるタフなヤツです!
組み立て方法も簡単で、足を開きメッシュの焚火床をセットし、ロストルを乗せるための2つのパーツを上に差し込むだけなので、ほんの数秒で完成します。
市販の薪(約40cm)がそのまま入る大容量で、オプションのステンレスの網には「横ずれ防止機能」がついていて安心です。スライドして動かすことができるので、薪を動かしたい時や火力を調節するときなどに大変便利です。
さらにオプションの「アイアンプレート」を使用すると、鉄板料理の定番の「焼きそば」や「ハンバーガー」なども楽しめるし、プレートを焚火台の下にセットすると「オーブン」としても使うことができます。キャンプ場で「本格的なピザ」だって作る事ができます。
アイアン素材で丈夫な焚火台なら
」
出典:GEE公式サイト
【価格】 | 19,250円(公式価格) |
【大きさ】 | 使用時:縦/約17 横/約45 高さ/約24cm 収納時:縦/約17 横/約46 高さ/約3.5cm |
【重さ】 | 約2.1kg |
「GEE ORIGINAL GORILL」は静岡県浜松市にあるショップ「GEE」が手掛けた焚火台です。
割とコンパクトな見た目ですが、素材にはアイアンを使っていて、かなり丈夫な作りです!「スキレット」はもちろん「ダッチオーブン」を使ってガンガン料理することが可能です。
焚火床もメッシュ素材を使っているので、燃焼恋率もかなり良く、火おこしも楽々です。もしメッシュの焚火床が傷んだ場合でも、単品での交換ができるので、ながく使うことができます。
オプションとして「鉄板」「丈夫な五徳」などもあり、焚火台とセットで販売しているものもあります。メッシュを外した状態で専用の板を渡せば、オシャレなシェルフ(棚)になります。「コーヒーのドリップスタンド」として使うことができるのも「GEE ORIGINAL GORILL」のおすすめのポイントです。
焚火台のド定番!snowpeak「焚火台・L」
出典:スノーピーク
【価格】 | 17,160円(公式価格) |
【大きさ】 | 使用時:450×300mm 収納時:580×640mm |
【重さ】 | 5.3kg |
snowpeak「焚火台シリーズ」は焚火台の定番商品。サイズがS・M・Lと3種類あり、3~4人で使う場合だとLサイズがピッタリです。
かなり丈夫な作りなので、多少雑に扱っても問題なくながく使うことができます。組み立ても簡単ですし、火の起りも早いので、初心者でも取り扱いが楽々です。
オプションも種類が充実しているので、料理の幅が広がります。キャンプの時に料理をメインで楽しみたい人は、きっと満足できるものが見つかるとおもいます。
ただ商品自体の重量は「約5.3kg」と重いので、女性や子供にはキツイかもしれません。しかし商品自体のクオリティーは高く、実際のキャンプ場でも使っている人をよく見かける焚火台のなかでの「名作」だといえます。
まとめ
今回は「ダッチオーブン」が使えるおすすめの焚火台を紹介しました。
どの商品もコンパクトに収納できるものばかりなので、持ち運びの時に邪魔にならないものがほとんどです。機能的な物や見た目がオシャレな物など数多くの焚火台がありますが、ながく使えて丈夫なものを選ぶのが「焚火台」選びのポイントになります。
キャンプならではのダッチオーブン料理を楽しみましょう。