夏になるとキャンプ用品がお店に並び、TVや雑誌、ネットではキャンプ特集が多くみられ、キャンプといえば夏をイメージする方が多いのではないでしょうか?
一方冬キャンプといえば、キャンプ場ってオープンしてるの?夏と気を付けることは一緒なの?など分からない事は多く、情報が少ないのが事実です。
そこで本記事は初心者だけど冬キャンプを始めたい!でもどうすればいいか分からない。
という人にむけて、冬キャンプの魅力と揃えておきたい6つの装備をご紹介します。
当記事のコンテンツ
冬キャンプの魅力とは?
出典:photoAC
冬はなんといっても寒いですよね?
でもその”寒さ”こそが冬キャンプの魅力に大きく貢献しているのです!
人や虫が少なく落ち着ける
夏はキャンプ場の予約を取るのも一苦労しますし、キャンプサイトには所せましとテントが張られます。
開放的な気分の人が夜中まで大声で騒いでいるということもしばしば…
ですがオフシーズンの冬は当日でも予約が取れますし、人が少ないので静寂の中でゆっくりとキャンプを楽しめます。
またキャンプをしたくない人の大半は虫が苦手な方が多いですが、冬には虫がいないのでおすすめです♪
空気が澄んでいるので星空が綺麗
出典:unsplash
冬は北風が大気中のホコリやチリ、水分を運んでくれるので澄んだ空気になり、星空が綺麗に見えると言われています。
皆さんも夜空を見上げる時って寒い時が多いと感じることはありませんか?
温かいコーヒーを飲みながらの星空は冬ならではの景色ですよ。
焚火の温もりが心地よく感じる
出典:unsplash
キャンプの醍醐味ともいえる焚火ですが、一番楽しめるのはやはり冬です。
じっくり火を育てて暖かさを感じながらする焚火は、仲間との時間をかけがえのないものにしてくれます。
汗をかかない
出典:unsplash
夏であれば、キャンプ道具を車やバイクからおろすだけで汗だく…
テントや焚火、バーベキューもずっと汗だく…夜寝るときも寝苦しいということもあります。
ですが冬は暖をとりながらのキャンプになるので、汗はかかず少し暑くなってきたなと思ったら服を脱いで体温調節もできます。
よくある冬キャンプでの失敗ポイントをご紹介
キャンプに失敗はつきもので失敗も楽しめばいいよという先輩キャンパーさんも多いですが、冬キャンプの失敗は重大な事故に発展するので気を付けましょう。
事前の準備を入念にすることで回避できるものばかりなので参考にして安全に過ごして下さい。
周りの店やキャンプ場がオフシーズンで営業していなかった
オフシーズンということもありキャンプ人口がぐっと減るシーズンなので、営業をしないキャンプ場さんや併設されている施設、炭は途中で近隣のスーパーでと考えていたら、キャンプ用品が無かったりということもあります。
事前の確認と準備をすることでこの失敗はなくなりますよ。
寒すぎて寝られなかった
気温というものは春夏秋冬いつでも、日中は温度が最高気温で、夜中から朝方にかけては最低気温になり1日の中での温度変化が激しいものです。
テントの中が0℃を下回ることも普通にありえますし、地面からの冷気で体温がどんどん奪われていくことでまったく寝れなかったという人も多いです。
快適な冬キャンプに必要な装備6選
快適な冬キャンプをこなすためには、断熱機能がしっかりした装備を選ぶことが大切です。それぞれの装備で確認しておきたいポイントをご紹介しますのでポイントに注意しながらご予算や好みなどご自分の好きな装備を選びましょう。
防寒対策ばっちりの服装
出典:unsplash
冬キャンプの服装のキーワードは「重ね着」です。
分厚いダウンジャケットを1枚用意するのではなく、フリース素材などの靴下、トップス、ズボンなど重ね着できるものを複数枚着用して温度調節することを心掛けましょう。
ただ重ね着しすぎて動きにくならないように注意しましょう。
テントはコットン生地がおすすめ!
冬用テントの選び方は、
- 冷気をシャットアウトしてくれるか?
- 近くで焚火をしても燃えないような耐火性はあるか?
- ストーブを使っても大丈夫な換気などはできるか?
などをチェックしましょう。
冬の使用を想定しているテントでは、「スカート」という外の冷気をシャットダウンするための機能がついているものもあります。
また、コットンが含まれるテント生地であれば比較的結露しにくく、冬のテント内でも快適に過ごせますよ♪
おすすめのテントはこちら!
シュラフ(寝袋)はマミー型を選ぼう!
シュラフには大きく分けて封筒型とマミー型があります。
封筒型は圧迫感が少なく布団のような開放感があり主に夏場などの時期に使用します。
マミー型は身体にフィットするように設計されており体温を逃さない設計なので寒い冬でも暖かく眠ることができます。
シュラフによって快適温度と限界温度というものが設定されていることがあります。
ただし、この時限界温度のみで選ぶと痛い目にあいます!限界温度は本当にギリギリ耐えられる温度に設定されていることがほとんど。
基本は快適温度を目安にシュラフ選びをしましょう。
おすすめの寝袋はこちら!
湯たんぽがあると寝袋内もポカポカ♪
夜眠る際に温めて忍ばせておくだけで朝までぽかぽかです♪
ステンレス素材であれば直火で温めることが出来るので、冷たくなってきたらシングルバーナーで簡単に温めなおすことが出来ますよ!
おすすめの湯たんぽはこちら!
マットで地面からの冷気をシャットアウト!
快適な寝心地に必要な地面の凸凹をフラットにする役割と、地面からの冷気をシャットアウトする役割をもつマットはエアーマットタイプではなく、ウレタンやインフレーターマットがおすすめです。
おすすめのマットはこちら!
コットで冷たい地面から距離を取ろう!
マットとは違い、地面から距離をとり冷気を届かないようにする役割を持ちます。
また、大きな石があるようなコンディションでも気にせず寝ることができます。
設営のしやすさや重量、布地の張り具合をチェックしましょう。
おすすめのコットはこちら!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本の美しい冬景色は冬キャンプでこそ全身で感じられるというもの。しっかりと事前知識を取り入れて装備を揃えたらとにかくチャレンジしてみましょう!