「キャンプ中はユックリしたいから、キャンプ飯は簡単に終わらせたい!」
「キャンプという機会に、子供にも料理体験をさせたい!」
と、思っている方はいませんか。
そんな方達へピッタリな簡単キャンプ飯のご紹介です。
簡単なキャンプ飯にすることで、キャンプ中はユックリ過ごす事ができて明日への活力につながります。
また、料理体験を通じてジックリと子供さんと向き合えたり、子供さんの成功体験にもつながるので、キャンプ場から帰る時の子供さんの表情はちょっとだけ大人顔になっている事でしょう。
ご紹介する簡単キャンプ飯の材料は、どれも日常で目にするものばかりです。
組み合わせで生まれる味変を想像しながら、お読みくださいね。
当記事のコンテンツ
子供も参加しやすい簡単キャンプ飯
コンビニおにぎり雑炊
キャンプ飯を簡単に終わらせたいと思っても、コンビニおにぎりを食べるだけでは、さすがに味気ないですよね。
キャンプ感を出しつつ楽しみたいのであれば、コンビニおにぎりを雑炊にしてみませんか。
ついつい飲み過ぎた翌日の朝食や冬キャンプなどに取り入れれば、みなさんの胃腸にも優しい味がジンワリと伝わり体を温めてくれますよ。
コンビニおにぎり雑炊
材料:コンビニおにぎり、水
①おにぎりと海苔を分ける。
②コッヘルにおにぎりを投入し、適量の水を加え煮詰める。
③煮詰まったら、海苔をちぎりながら入れる。
雑炊にしてしまうので、多少パサパサ感が出てきていても大丈夫。
おにぎりをコッヘルに入れるまでの過程は、子供さんでも出来ますよね。
多少、おにぎりが崩れようが海苔が破れようが雑炊になるので、問題なしです。
また、おにぎりの具材を変えれば様々な味が楽しめちゃいます。
もっちもち(餅餅)ピザ
初めて食べた時に「何で、今まで思いつかなかったんだー!」と、その美味しさに家族全員で感動した「もっちもちピザ」。
美味しさの秘密は、この薄切りタイプのしゃぶしゃぶ餅にあるでしょう。
「もう、ピザ生地を作る必要なんてない!」と思わせる位、お皿から取り上げた時の餅の伸びが良いので見た目にも映えます。
さらに、日持ちもするのでキャンプ中も管理のストレスがありません。
スーパーで気軽に購入出来るのも嬉しいポイントです。
もっちもち(餅餅)ピザ
材料:薄切りタイプの餅、ケチャップ、ピザ用チーズ、ウィンナー
①フライパンを熱して薄切り餅を重ねるように並べて中火程度で焼く。
②くっついたら裏返して、反対面も焼く。
③ケチャップを塗り、ウィンナーを並べてチーズをかける。
④蓋があれば蓋をして、チーズをじっくり溶かす。
こちらは、バクバク食べる子供に野菜を食べさせたくてブロッコリーを追加して作ったものです。
チーズを乗せすぎてケチャップは見えませんが、緑色が入ることで見た目にも美味しさがアップしました。
他に、コーンやトマト、パプリカなどを乗せても良いかもしれませんね。
薄切りタイプの餅を残すより使い切りたい場合には、目安として直径が16cm前後のLOAGEスキレット6で焼くと4枚出来上がりました。
しかし、大人気過ぎて、出来上がった途端に手が伸びてきて直ぐに無くなってしまうので、出来たら大きめのフライパンで一気に調理した方が全員で仲良く楽しめるかもしれません。
プリントースト
ぐっすり眠った翌朝、早く目が覚めて時間があると、フレンチトーストのような凝ったレシピに挑戦したくもなります。
キャンプ場で優雅に朝食を食べるのって、余裕感があってオシャレですよね。
しかし、キャンプ場でフレンチトーストを作るとなると、生物の牛乳など色々と準備が面倒です。
そんな時に、パンとプリンだけで作れるプリントーストはいかがですか。
プリントースト
材料:食パン1枚、プリン1個
①プリンの蓋を開ける前にカシャカシャと降って液状にして、深めの容器に入れる。
②食パンは4等分にカットして、①の容器に10分ほど漬け込む。
③温めたフライパンに②のパンを並べて、残りのプリン液も入れる。
④弱火で両面をじっくり焼く。
①の工程は、子供さんなら喜んで参加してくれるでしょう。
面白さとお手伝いを兼ね備えた①の工程は、子供にさせずに誰がする?という感じです。
調子に乗って液がばら撒かれたという経験はないですが、ちょっと気を付けておいてくださいね。
焼き始めはプリン液がグツグツしていますが、時間経過とともに食パンが吸って良い感じで焦げ目が付いてきます。
かなり甘い香りが漂うので、調理中も出来上がりが待ちきれず、子供や仲間を差し置いてフライングしてしまいそうになりますよ。
チキンラーメンサラダ
お皿に置くだけ、ドレッシングもいらないという、簡単に出来上がるサラダです。
チキンラーメンのカリカリ感を口の中で楽しみながら、キャンプ中に不足しがちな野菜をしっかり取れるところが良いですよね。
チキンラーメンサラダ
材料:チキンラーメン、サラダチキン、ミックスサラダ
①お皿にミックスサラダを並べて、その上にチキンラーメンを崩しながらかける。
②サラダチキンを裂きながら乗せていく。
画像の分量であれば、チキンラーメンは半分程度で良いでしょう。
全部乗せてしまうとチキンラーメンで覆われてしまい、サラダ感が無くなるどころか「チキンラーメンを食べている感」になります。
サラダチキンとも相まって、かなり濃い目の味付けにもなってしまうでしょう。
残りは、おやつとして食べると良いかもしれません。
このレシピであれば、子供さんに完全に任せられます。
キャンプ飯を簡単に済ませたい方であっても、この工程ならストレスは無いのでは?
じゃがコーン
ハイカーの間で有名な「じゃがりこマッシュ」。
じゃがりこに適当な量のお湯を入れて、蓋をし数分待つと出来上がるポテトサラダです。
わが家では「テントを忘れても、じゃがりこは忘れるな!」というくらいに、キャンプの相棒として活躍しているじゃがりこですが、味変のためにコーンを入れたバージョンになります。
じゃがコーン
材料:好みのじゃがりこ1個、コーン缶、お湯
①じゃがりこにお湯を入れる。
*マッシュ状にしたい時は多めのお湯、じゃがりこのカリカリ感を残したい時は少な目に。
②数分経過したら、蓋を開けてスプーンでかき混ぜる。
じゃがりこは様々な味があるので、数種類持参すると飽きずに楽しめます。
コーン缶を使い切りたいなら、じゃがりこ3個が目安です。
トッピングとして、他にもグリーンピース缶やコンビーフなどもオススメですよ。
味が濃いものは、じゃがりこ本来の美味しさを損なってしまいますので気を付けましょう。
春雨カレースープ
冬キャンプやちょっと体を温めたい時のレシピとして、春雨カレースープはオススメです。
鍋に材料を入れて煮るだけの簡単レシピなので、面倒臭いと思う暇もなく準備が終わるでしょう。
春雨カレースープ
材料:好みの量の春雨、固形スープの素1個、カレー缶、水200ml
①春雨、固形スープの素、カレー缶、水を鍋に投入して煮る。
カレーの味を、日常では食べない珍しい味に変えてみると、特別感と新しい味に出会えるのでオススメです。
わが家では、キャンプで使い切るためにカレー缶を使用します。
もちろん、缶を捨てられるキャンプ場であることも前提です。
日常であれば子供に合わせて甘口カレーですが、キャンプではグリーンカレーなど様々な初めましてのカレー味を試していますよ。
簡単なキャンプ飯で、キャンプの時間を有意義に過ごしましょう!
キャンプに行く目的によっては、キャンプ飯は簡単に終わらせたい時もあるでしょう。
そんな時に、自分の中にいくつかの簡単キャンプ飯レシピを持っていると便利です。
作り慣れている事もあって、料理をサクッと終わらせたら目的に集中できますよね。
今回ご紹介した簡単キャンプ飯を活用いただき、キャンプの時間を有意義に過ごしてくださいね。