ポータブル電源

2023年3月4日 /

【レビュー】EBLポータブル電源500Wは多機能で持ち運びも便利!

りゅーぞー

キャンプや野外撮影に心強いポータブルバッテリー!

「大容量のポータブルバッテリーを探していませんか?」

「一度に複数のデバイスを充電できると便利ですよね?」

「軽量コンパクトで持ち運びやすいと使いやすくないですか?」

この記事では一度に10台同時給電可能な、「EBLポータブルバッテリー」をご紹介します。

519Whの大容量で持ち運びやすく、様々なアウトドアシーンや災害時に便利です。

記事の後半では実際にアウトドアで使用してみた際の感想も記載していますので、ぜひ最後まで目を通してくださいね。

EBLポータブル電源とは?

EBLは1998年に創業したメーカーで、ポータブル電源やソーラパネル・電池などが人気商品。

軽量コンパクトでPD・QC3.0など様々な充電規格があり、値段もお手頃なので初めてのポータブル電源にもおすすめです。

BMS(バッテリーマネジメントシステム)により安全性も高く、購入後最大1年間は不具合が起こった場合でも交換できるので、アフターケアも充実しています。

EBLポータブル電源の基本情報

容量 3.7V/140400mAh
寸法 292mm×202mm×194mm
重量 約6.8kg
入力 充電入力電源:105W

AC/DCアダプター:AC100-24V、DC25V、4A

ソーラーチャージャー入力:DC12-26V、105W MAX

カーチャージャー入力:DC12V、105W MAX

出力 AC出力:110V±10%/60Hz

定格電力:500W

出力波形:純正弦波

最大出力:550±40W

シガーソケット:14V 8A(MAX)

ワイヤレス充電器:10W

USB出力:QC3.0/18W

Type-C出力:PD60W

LEDライト あり
動作温度 -10~40℃
充電温度 0~40℃
充電時間 AC充電で6~7時間、ソーラー充電で7~9時間(※天候により変動)
付属品 100-240VのACアダプター、12Vのカーチャージャーケーブル、MC4 7909連続ケーブル、取扱説明書

開封してみた!

巨大な段ボールに2重で梱包されており、かなり丁寧に商品を扱っている印象でしたが、中の段ボールが横向きで側面が上の状態でした。

動作確認に問題はありませんでしたが、購入から1年は保証が効くのでもし不具合があっても安心です。

付属品はすべて揃っていて、充電ケーブルや取扱説明書などが同梱されています。

取扱説明書は英語と日本語表記で記載されていました。

本体正面に入出力ポートや電源はすべて揃っています。

DCやACごとにブロックで分けられているので、直感的に使いやすいです。

ディスプレイは電池残量や入力状態、各出力W数が表示されています。

シンプルな表示なので見やすいデザインですね。

本体側面には静穏冷却ファンがついており、本体内部の温度が上昇すると自動的に起動します。

本体背面はEBLのロゴが入ったおしゃれなデザインです。

黒とオレンジの2色で統一されており、背面はオレンジの割合が多いのでアウトドアシーンでも目立ちます。

どこにあるか一目でわかると緊急時などには助かりますよね。

上部についているハンドルはゴムラバーで、持ちやすい工夫が施されていました。

本体底部分は四つ角に滑り止めがついているので、キャンプなどで地面に傾きがある場合でも滑ったりする心配はありません。

EBLポータブル電源6つの魅力

複数のデバイスの同時充電やワイヤレス充電、パススルー充電など機能性が高く安全面にも配慮されているEBLポータブル電源の魅力を詳しくご紹介します。

ワイヤレス充電ができる!

本体上部にはワイヤレス充電が搭載されており、iPhoneなど対応機種であれば置くだけで充電が可能。

ケーブルを繋ぐ手間もかからず、使わないときは平らなので物置にも使えます。

ただしiPhoneを充電する場合はケースを取り外さないと、干渉して充電できないことがあるので注意してください。

SOSモードも可!LEDライト搭載

本体正面の上部にはLEDライトが搭載されており、電源ボタンの横にスイッチがあります。

災害時や緊急時に便利な点滅するSOSモードもできて、2回連続押しで切り替え可能。

十分な明るさなのでキャンプのときなどに、ライトの1つとしても使えそうですね。

パススルー充電対応!

EBLポータブル電源では充電をしたまま、各デバイスに給電が可能です。

例えば車の移動中にカーチャージャーで充電しながらスマホに給電したり、別売りのソーラーパネルで充電しながらPC作業ができます。

ただしパススルーの使い過ぎはバッテリーの劣化に繋がるので、極力控えたほうが良いです。

最大10台同時接続可能

DC出力が3か所、AC出力が2か所、ワイヤレス充電1か所、USB-Aが3か所、USB-Cが1か所の合計10台のデバイスに同時充電が可能です。

友達との2~3人でのキャンプや、家族連れでのお出かけの際にも十分ですね。

ソーラーパネルでさらに便利に!

出典 Amazon販売ページ

別売りのソーラーパネルを購入すれば、キャンプ中などの外出時でも太陽光から充電可能。

MPPT制御方式採用により最大効率で充電できる技術も導入されています。

MPPT制御方式とは
太陽電池が発電するときに、気象条件が変化しても常に最大の電力を出力できるよう自動で調整される方式

BMS内蔵で安全性も高い!

BMS(バッテリーマネジメントシステム)内臓なので、過充電保護、過放電保護、過負荷保護などから守るだけでなく、バッテリーのエネルギー利用率を高めて電源の寿命も延ばします。

近年バッテリーが原因での火災事故も増えていますので、こういった安全装置がついてあると安心して使用できますね。

充電方法

EBLの充電方法にはAC充電、車のシガーソケット充電、ソーラーパネルの3種類があり、今回は付属品のACアダプタとカーチャージャーを使って充電してみました。

家庭用コンセントから

自宅などで家庭用コンセントから充電する場合は、付属のACアダプタをインプットの右側に差し込みます。

AC充電だと0%からフル充電まで約6~7時間程度です。

車載用シガーソケットから

付属のカーチャージャーで車のシガーソケットからの充電も可能。

12V車に対応していて、フル充電までは7~8時間かかります。

アウトドアで出かける際の移動中に充電できるのはありがたいですね。

実際にアウトドアで使用してみた感想

近くの公園に持って行って使ってみました。

この日は撮影時の気温が-3℃と極寒でしたが、作動温度が-10℃~40℃なので問題なく使用できました。

ソロキャンなどでスマホやPCの充電に使用する場合は、2泊程度は持ちそうですね。

消費電力の高い家電を使用しなければ、家族など大人数でも1泊は余裕で使えます。

ハンドルが非常に持ちやすい印象で、女性や子供でも持ち運べそうです。

ACポートは差し込むプラグによっては干渉してしまい、2つ差せない場合があります。

またこの日は雪でしたので、各ポートが濡れてしまわないか心配でした。

保護カバーはついてないので、雨の日や砂ホコリが舞うような場所では注意して使ってください。

機能面十分、シンプルで使いやすい!

まとめ
  • 軽量コンパクトで持ち運びやすい!
  • 最大10デバイスに同時給電できるので複数人でも困らない
  • ソロなら2泊程度のキャンプでも十分使える!

容量的にはスマホ等の小さいデバイスの充電のみの使用であれば、ソロキャンプで2泊は持つ印象です。

消費電力の高い家電を使用すると1日で充電はなくなってしまいますが、別売りのソーラーパネルでキャンプ中に充電することも可能。

持ち運びもしやすいので、はじめてのポータブル電源で迷っている方は一度サイトをチェックしてみてください!

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りゅーぞー

大阪在住のキャンパーです。初めてのキャンプが中東ヨルダンでの砂漠キャンプという鮮烈なデビュー戦でした。 ですが、仲間と焚火を囲み、満天の星空を見上げ、お酒を飲み語り合う、あの時間が忘れられず気づけばキャンプの沼にハマっています。笑 主に定番ギアや話題のギアのご紹介をしていきます!