今やグランピングは、キャンプ・コテージなどのアウトドア宿泊手段として、定着してきていますよね。
グランピング施設の急増は、その多くが観光地への利便性もよく、豪華な設備でありながら自然と一体化できる場所にあるのが魅力だからではないでしょうか。
キャンプ歴は30年の筆者ですが、グランピングは未経験。
手ぶらでBBQができ、快適さと贅沢感が重要視されるグランピングは、やはり体験してみたい!
そこで、今回は初のグランピング体験として、軽井沢にあるGRAN CLASSEに行って来ましたので、体験談としてご紹介します。
キャンプはまだハードルが高いけど、グランピングに興味があるという方は、ぜひ参考にして下さいね。
当記事のコンテンツ
GRAN CLASSEとは?
GRAN CLASSEは、碓氷軽井沢ICから山の峠道に入った場所にあります。
峠沿いに別のグランピング施設を発見。奥へ導く看板があり、矢印通りに進むと、森林が突然開け看板が現れました。
開放感がありながらも、周囲が森林に囲まれているため、そこはまるでひっそりと佇む村のようです。
部屋も8棟のみのため、別荘的なプライベート空間を感じる施設です。
都会の喧騒から離れ、非日常を楽しみたい方には、最高のシチュエーションです。
基本情報は以下の通りです。
営業時間 | チェックイン 15:00~17:00 チェックアウト ~10:00 |
電話番号 | 027-384-3956 |
アクセス | 【車】 上信越自動車道 碓氷軽井沢ICから5分 【電車】 しなの鉄道 軽井沢駅から無料シャトルバスで約10分 |
公式HP | GRAN CLASSE |
住所 | 群馬県甘楽郡 下仁田町西野牧和美沢12154-65 |
部屋のタイプ
出典:GRAN CLASSE
GRAN CLASSEでは、3つの部屋のタイプを選べます。
Luxury tentが3棟、Dome tentが3棟、With pet Dome tentが2棟の計8棟からお好みに合わせて選ぶことができます。
いづれのタイプもウッドデッキ付き。ディナー・モーニングを外の食事室でとることで、アウトドア気分を味わえる設計になっています。
全棟バス&トイレルームもあるので、自然の中に居ながらホテル同様の居心地を体験できます。
ペットと一緒に泊まれるタイプを選択
第1条件として愛犬と泊まれるグランピング施設を探していたので、迷うことなくWith pet Dome tentを予約しました。
室内で普段と変わらず一緒に居ることができるので、自宅さながらに心ゆくまで楽しむことができますよ。
With pet Dome tentは、愛犬家には嬉しいグッズが取り揃えてありました。
コストコのアメリカンサイズなペットベッド。水飲み入れと餌入れ。その他アメニティグッズ。
特に、愛犬はコストコのペットベッドがお気に入りとなり、自宅から持って行った、いつもの寝床には最後まで知らんぷり。後日、コストコへ行き購入してしまいました。
ペットも人間同様、ほぼ手ぶらで充分なのは嬉しい配慮ですよね。
隣接とも程よい距離のプライベート空間
各テントとの間隔を離してあることにより、非常にパーソナルな空間作りに配慮していると感じました。
段々に常設してあることで、前後ともプライベート空間が保たれています。
通常のキャンプでも人の気配はするものですが、当日満室でありながら、気配を感じないくらい静かでした。
他人に気兼ねなく、日常では味わえないのんびりした時間が流れました。
雨の日でも安心の屋根付き屋外食事処
各棟ウッドデッキに備えられた食事室は、全て屋根付きであり、周囲も取り外し可能な透明幕で覆われています。
初日、突然の豪雨となり、夕刻まで降り続けましたが、屋根付きの食事室であれば、突然の雨でも安心して食事が楽しめますよね。
夕食時に雨は丁度止みましたが、全ての建造物がウッドデッキ上に常設されているため、濡れた芝面にも触れず、快適に食事室で過ごせました。
夕飯は豪華な手ぶらBBQ
出典:GRAN CLASSE
多くのグランピング施設では、手ぶらBBQを売りにし、準備と片付けを全てスタッフの方がしてくれます。
GRAN CLASSEも夕食・朝食共にスタッフの方が準備と片付けをしてくれます。
全てを自分たちで行わないといけないキャンプと違い、グランピングは屋外で食事を楽しめる利点と、ホテル同等のおもてなしを受けられるのも魅力の一つです。
選べる夕食の時間帯
GRAN CLASSEでは、夕食の時間帯を選べます。
17:00 or 17:30 or 18:00から17:30を選びました。スタッフの方が準備をし、全てのメニューを説明してくれるところもサービス満点。
各自にオードブルと前菜が置かれ、通常のキャンプでは味わえないホテルメニューさながらのラインナップです。
BBQ前にオードブルや前菜まであることに、驚きと豪華さを感じます。
厳選された国産牛と高原野菜のBBQ
BBQの素材もオシャレに盛り付けされています。
シェフが厳選した最高級の国産牛と、新鮮な軽井沢の地場野菜が堪能できます。
肉・ソーセージはもちろんのこと、イカ・ホタテ・エビの海鮮もいずれも新鮮。野菜は非常にみずみずしく、普段玉ねぎを食べない子供達も、バクバクと食べていて、こちらが驚いたぐらいです。
調味料も全て揃っており、特に地元のすりおろしわさびは、わさび醤油で癖になる美味しさでした。
野外での食事は、何でも美味しいものです。尚且つ豪華BBQとなれば、自ずと時間も忘れ会話も弾みます!
満たされたお腹に追い討ちのアヒージョ
出典:GRAN CLASSE
BBQでお腹は既に満たされてましたが、まだアヒージョが残っており、締めのアヒージョを温めます。
シーフードとブロッコリーのアヒージョを、バケットに載せて頬張ります。
バケットは余るぐらいの量があり、流石に食べきれず、アヒージョも最後は食べ盛りの息子に託し夕飯を全て完食しました。
おすすめ!食後のイルミネーション散策
GRAN CLASSEでは、17:00から施設内がライトアップされます。
ひっそりと佇む施設の景観が、日暮れと共に刻々と変化していく中に、イルミネーションも鮮やかに彩られていきます。
ホテルと違い、一歩出れば目の前は大自然。食後にイルミネーションに彩られた施設を散策するのも、GRAN CLASSEの過ごし方としておすすめです。
夜10:00までライトアップされた幻想的な風景
お腹いっぱい満たされた夕飯後、入浴前に愛犬も連れイルミネーション散策しました。
GRAN CLASSEは、山の傾斜にある施設です。
最上段が管理棟となっており、そこから見た施設全体は、自然の中に居るとは思えない、幻想的な風景が広がっていました。
夕食をとり、夜の施設散歩をしてもまだ20:00ちょっと。非日常生活を思う存分味わえているのも、片付け不要のおかげかもしれませんね。
入ってきた入り口の看板もホテルのような佇まい。昼夜の景色は、ライトだけで変わるものです。
のんびりと自然を感じながら食べる朝食
出典:GRAN CLASSE
GRAN CLASSEでは、朝食も7:30 or 8:30で時間帯を選択できます。
軽井沢の森林の中で、朝の空気を楽しみながら、地場の野菜をたっぷり使った朝食を堪能できます。
我が家は7:30の時間帯を選択しました。
ピクニックバスケットがワクワク感をそそる
朝食は、ご覧のようなピクニックスタイル。淹れたてのコーヒーとフレッシュなオレンジジュースが用意されています。
この光景を見るだけで、バスケットの中身が気になりワクワクします。
普段とは違う朝食スタイル
ピクニックスタイルの提供の仕方も、普段と違い非日常を感じさせてくれる粋な計らい。
バスケットを開けてみると隙間なく詰まっていました。いずれも気になります。
普段では味わえないゆったりとした朝食
バスケットから出すと、冷製ポタージュやヨーグルト、季節のサラダと2種のサンドイッチ。
日頃朝食はしっかりとっていますが、ここまで充実した朝食は流石にありません。
そして、ここまでゆっくり朝食をとったことも、限りなく久しぶりでした。
昨夜の夕食はイルミネーションを見ながら、今朝の朝食は朝の清々しい空気を浴びながら、食事を満喫しました。
その他オプションのご紹介
今回、頼みませんでしたがGRAN CLASSEでは、オプションを用意していますのでご紹介します。
マシュマロ付き焚き火
出典:GRAN CLASSE
GRAN CLASSEでは焚き火もオプション価格で可能です。マシュマロ付きで2,000円。
何組かやっている方々もいましたが、雨も降った事もあり、我が家は夜の散歩後、DOMEの中でゆっくりと過ごしました。
Reception&Bar
出典:GRAN CLASSE
管理棟が20:00よりReception&Barに早変わり。
大きな窓からは、施設全体と大自然と幻想的なイルミネーションを見渡すことができます。
今回はやっていませんでしたが、オープンしてれば行きたかったですね。
グランピングは自然環境と調和するアウトドア
今回、軽井沢の中でもちょっと高級なグランピング施設、GRAN CLASSEを体験してきました。
グランピングそのものが初めてだったのですが、グランピングはすんなり入れるアウトドアです。
豪華なアメニティグッズが完備されており、着替えだけの手ぶらで行ける気軽さ、準備も片付けも不要の食事は魅力的ではないでしょうか。
グランピング経験は初めての筆者でしたが、自然環境と調和するようにデザインされている事を実感しました。
快適な室内空間ではありますが、景色の美しさを楽しみ、日頃の疲れをリフレッシュし、次への活力とする面では、通常のキャンプと同じだと感じました。
他のグランピング施設も行ってみたくなり、少し癖になりそうです。
もし気になっている方がいれば、行ってみて下さいね。きっと同じ事を感じると思いますよ。