冬の防寒ウエアを代表するダウンジャケット。
ポカポカと保温性に優れているので冬キャンプのアウターに最適ですが、焚き火の火の粉に弱いため気が付いたら生地が穴だらけ・・・なんていう経験はありませんか?
そこで今回は、火の粉に強い難燃素材を採用したダウンジャケットをご紹介!
難燃ダウンを着用することで火の粉を気にせず、ポカポカ快適に焚き火キャンプを楽しむことができますよ!
当記事のコンテンツ
焚き火キャンプは難燃素材のダウンジャケットがおすすめ!
出典:O-DAN
焚き火を取り扱う冬キャンプでは、火の粉に強い難燃素材のダウンジャケットがおすすめです。
難燃素材とは、燃焼しにくい加工を施した繊維で作られた素材のこと。
一般的なダウンジャケットの生地には、ポリエステルやナイロンなどの化繊素材が多く使用されており、火の粉が飛んでくると一瞬にして穴が空くため焚き火キャンプには敬遠しがちですよね。
しかし、難燃素材のダウンジャケットなら、たとえ火の粉が衣服に飛んできても燃え広がることなく安心して焚き火キャンプを楽しむことが可能です。
ダウンジャケットの基礎知識については、こちらの記事をご参考に!
焚き火キャンプにおすすめ!難燃ダウンジャケット5選
それでは早速、難燃素材を使用した焚き火キャンプにおすすめのダウンジャケットをご紹介していきます。
おすすめ①ナンガ タキビダウンジャケット
出典:ナンガ公式サイト
難燃ダウンの代名詞といえるほど人気の高いナンガのタキビダウンジャケット。
防弾ベストや消防士の防火衣に使用されるアラミド繊維を混紡した難燃素材をタキビ生地に採用しています。
出典:楽天市場
ジャケットのフロント側には6つのポケットとハンドウォーマーを、また背面にもファスナーポケットを配置しているのでギアアイテムを効率よく収納することが可能。
超撥水加工を施したダウンを採用しているので安定した保温力を発揮します。
タキビダウンジャケットの詳細はこちらの記事をご参考に!
サイズ | S・M・L・XL |
素材 | 表生地:ポリエステル、アラミド混紡 裏生地:40dnナイロン |
中綿 | スパニッシュダウン90-10% 770FP(超撥水加工) |
タキビダウンジャケットの口コミ・レビュー
キャンプと普段着用に購入。ポケットが6個あるので困ることはないでしょう。九州の暖かい地方ですがこのダウン1枚でかなり暖かいと感じました。
おすすめ②スノーピーク TAKIBI Down Jacket
出典:スノーピーク公式サイト
強靭な耐久性と難燃性に優れたアラミド素材を採用したスノーピークのショート丈「TAKIBI DownJacket」。
火の粉に強く、焚き火シーンでも安心して着用することができます。
出典:スノーピーク公式サイト
シンプルなスタンドカラーを採用し、身幅とアーム幅に余裕を持たせているので重ね着しやすく、キャンプシーンで使い勝手に優れるのが特徴。
ミリタリーライクなブラックとカーキの2色を展開しています。
サイズ | 1・S・M・L・XL |
素材 | 100%アラミド(ライニング:100%ポリエステル) |
中綿 | リサイクルウォッシャブルダウン(650FP) |
おすすめ③グリップスワニー ファイヤープルーフダウンJKT
グリップスワニーが独自開発した難燃ミリタリーファブリック「BRAZE SHIELD」を採用したファイヤープルーフダウンジャケット4.0。
火の粉に強い難燃性と軽さを兼ね合わせており、綺麗なシルエットを取り入れているので焚き火シーンはもちろん、タウン着としても着用できます。
グリップスワニーを代表するレザーグローブがそのまま収納できる大型のポケットを胸元に装備。
ミリタリーなオリーブやコヨーテ・ブラックの3カラーを展開しています。
サイズ | M・L・XL |
素材 | 表地:綿100% 裏地:ポリエステル100% 袖リブ:ポリエステル97%、ポリウレタン3% |
中綿 | 詰め物:ダウン80%、フェザー20% 中綿:ポリエステル100% |
ファイヤープルーフダウンJKTの口コミ・レビュー
機能も見た目も大満足!重厚感のある見た目ですが、思ったより軽くて動きやすい。保温性もばっちりです。キャンプはもちろん、普段着としても使いたいと思います。
おすすめ④grn outdoor HIASOBI CAMPER DOWNJACKET
出典:楽天市場
アメカジやアウトドアファンの間で愛用されている「60/40クロス」素材を中心に、”ソトアソビ”を楽しむためのアイテムを展開している「grn outdoor(ジーアールエヌ)」の火遊びキャンパーダウンジャケット。
表生地に独自開発難燃素材「BURNING DEFENCE」を採用し、無骨なミリタリーデザインが特徴です。
出典:楽天市場
火遊びに欠かせないスライドガストーチ専用ポケットなど多数の収納ポケットを装備し、バッグ要らずで作業することが可能。
750FPの高機能ダウンを採用し、ハンドウォーム用ポケットも配置しているので焚き火シーンを快適に過ごすことができます。
サイズ | M・L・XL |
素材 | 綿/ポリエステル |
中綿 | ダウンフェザー(750フィルパワー) |
HIASOBI CAMPER DOWNJACKETの口コミ・レビュー
デザインがかっこいい!冬の焚き火に最適。175cm80kg、XLでゆったり着れて丁度よい。
おすすめ⑤テンマクデザイン×ナンガ ユーティリティキャンプダウンジャケット
アウトドアショップ”WILD-1”のオリジナルブランド「テンマクデザイン」とNANGA(ナンガ)のコラボモデルである焚き火キャンプに最適なダウンジャケット。
ナンガのタキビダウンジャケットと同じ難燃生地を採用しています。
フロントに設けた大型ポケットが特徴的で、スッキリとしたシンプルなデザインながら収納力が抜群。
ジャケット内側にはペットボトルも収納できるゲームポケットを装備し、ファスナーを全開にすれば腰の保温力がアップします。
サイズ | M・L・XL |
素材 | 表生地:ポリエステル・ケブラ混合 裏生地:40dnナイロンタフタ |
中綿 | ヨーロピアンダックダウン90-10%(760FP) |
ユーティリティ キャンプダウンジャケットの口コミ・レビュー
実際に着てみたらとても軽く、そしてとても温かかったです。他のダウンジャケットとは一線を画すデザインは普段着としても重宝しそうです。
焚き火の臭いがダウンジャケットに染み込んだときの対処法
焚き火キャンプを楽しんだあと、ダウンジャケットや衣服に煙の臭いが染み込み気になったことはありませんか?
オートキャンプならまだしも、電車やバスを利用して帰宅する場合は少しでも臭いを抑えたいものですよね。
そこでここでは、焚き火の臭いを抑制する対処法を解説していきます。
対処法その①臭いの原因となる「煙」を抑制しよう
出典:pexels
そもそも臭いが染み込んでしまうのは、焚き火の煙が原因です。
焚き火の煙は、薪に含まれる水分量が多いと発生しやすくなるので、十分に乾燥した薪を使うことで臭いの原因となる煙を抑制することが可能です。
- 含水率20%以下の乾燥した薪を使う
- 薪を直接地面に置かない
- 安定した火力(450℃以上)でしっかり燃焼させる
- 二次燃焼できる焚き火台を使用する
上記のように、しっかり乾燥した薪を使うことが煙を抑制する一番の対処法といえます。
湿ってしまわないよう薪スタンドを使用したり、一次燃焼で燃えきらなかった未燃焼ガスを再度燃やすことができる二次燃焼構造の焚き火台も、煙を抑制するために効果的です。
対処法その②焚き火の臭いを手軽に取る方法
出典:pexels
焚き火の臭いがダウンジャケットに染み込んでしまった場合は、洗濯することで臭いを落とすことができます。
しかし、洗濯に手間が掛かるダウンジャケットはなるべく他の方法で手軽に臭いを落としたいものですよね。
そこで、以下のような方法がおすすめです。
- 脱いだダウンジャケットをバサバサ振って風を当てる
- 扇風機やサーキュレーターの風を当てる
- アウトドア用の消臭除菌スプレーをかける
- 袋にダウンジャケットと重曹を入れ、2時間ほど放置して臭いを取る
また、消臭スプレーや重曹スプレーを吹きかけたダウンジャケットを、入浴後の浴室に約15分ほど吊って乾燥させたあと風通しのよい日陰で干すのも効果的。
蒸気が水の粒子とともに臭い成分まで取り込み、蒸発させることができます。
まとめ
今回は、焚き火キャンプに最適な難燃素材のダウンジャケットをご紹介してみました。
難燃素材を使用したダウンジャケットなら、焚き火の火の粉が衣服に飛んでも燃え広がることなくダメージを軽減しながら焚き火を扱えるほか、ポカポカ温かく冬キャンプを楽しむことが可能です。
今回紹介したおすすめモデルや臭いの対処法を参考に、快適な焚き火キャンプを楽しんでみてくださいね!