キャンプをしたいけどなかなか踏み出せない人に多いのが「虫が嫌い」という問題。
正直、キャンプは自然のなかで行うため虫が0ということはありません。
しかし、虫がいない時期やキャンプ場をチェックしておけば、できるだけ虫の影響を受けずにキャンプを楽しめるんです。
今回は、虫のいない時期や虫対策の方法を解説!あわせて虫除けアイテムのおすすめも紹介します。
当記事のコンテンツ
キャンプをしやすい虫がいない時期は春と冬!
春なら3月・4月を狙おう!
虫嫌いの方が初めてキャンプをするなら、春がおすすめです。とくに虫が少ない3月、4月あたりを狙いましょう。冬に比べて暖かく、キャンプデビューにはぴったりの時期です。
ただし、3月、4月は日によって昼夜の寒暖差が大きい場合も。夜は冷えるので防寒対策はしっかり行ってくださいね。
冬は防寒対策必須!11月がおすすめ
12月~2月の冬の時期は、1年の中でいちばん虫が少ない季節です。キャンプ場によっては、まったく虫がいないこともあります。
しかし、冬のキャンプは防寒対策が必要で初心者にはおすすめできません。
11月も夜は冷えますが真冬よりはキャンプがしやすいので、虫が苦手な方にはおすすめです。
キャンプの虫対策方法は主に3つ!
1:虫がいないキャンプ場を選ぶ
虫対策として一番大切なのは、虫が少ないキャンプ場を選ぶこと。
虫が少ないキャンプ場の特徴は以下の通りです。
・標高が高い(1,000m以上)
・近くに川や湖、牧場などがない
・林間ではなくひらけている
蚊は標高1,000m以上の場所には基本的に生息しません。夏など、虫が多い時期にキャンプを行う場合は標高が高いキャンプ場を狙いましょう。
また、川や湖などの水場や、牧場が近くにあるキャンプ場は虫が発生しやすい環境です。とくにアブやブヨ、ユスリカが発生しやすいといわれています。
林間サイトも同様で、山や雑木林には虫がつきものです。虫が嫌いな方は芝生のひらけたキャンプ場などを探してみましょう。
2:照明の位置や種類を工夫する
夜になると集まる蛾などの虫は、明るい光に寄ってきます。テントやタープから少し離れた場所に一番明るいランタンを吊るしておくと、虫を引き付けられるのでおすすめです。
また、LEDランタンは虫が寄ってきにくいため、テーブルの上などとくに虫を寄せ付けたくない場所に使ってみましょう。
3:虫除けアイテムを使う
あらゆる虫対策を行っても虫が気になる場合は、虫除けアイテムを使いましょう。
虫除けスプレーなどの気軽に使えるものから、スクリーンタープなどの大型なものまでさまざまあるので、自分にあったものを見つけてください。
キャンプでおすすめの虫除けアイテム5選
富士錦「パワー森林香」
蚊取り線香の規格を超えた防虫効果のある、富士錦の「パワー森林香」。太巻きで、一般的な蚊取り線香の約2倍の煙量があります。
高い防虫効果がありながらも体外に素早く排出される成分(メトフルトリン)を使用しており、子どもやペットがいても使えるのが魅力です。
パワー森林香の基本情報
有効成分 | メトフルトリン |
適用害虫 | ユスリカ・チョウバエ・アブ |
燃焼時間 | 約6時間 |
パワー森林香の使用者レビュー
キャンプでの定番。強力ですし、長く続いてくれるのが嬉しいです。
CAPTAIN STAG×住友化学園芸「鹿番長印ノ虫除けスプレー」
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)×住友化学園芸の「鹿番長印ノ虫除けスプレー」は、草むらや地面などにスプレーするだけで蚊が来なくなる虫よけスプレーです。
一度撒けば、約8時間効果が持続します。
植物に優しく、においが少ないのも魅力です。
鹿番長印ノ虫除けスプレーの基本情報
容量 | 450ml |
有効成分 | メトフルトリン |
適用害虫 | 蚊・マダニ |
鹿番長印ノ虫除けスプレーの使用者レビュー
煙タイプに比べると効果は薄い気がしますが、撒くだけで良い点が気に入っています。他の虫除けと併用するのがいいかもしれません。植物に優しいのもいいですね。
Eikyu「おにやんま君」
Eikyu(エイキュウ)の「おにやんま君」は、一時期ネットやテレビでも話題になったオニヤンマ型の虫除けアイテムです。ストラップタイプや安全ピンタイプ、アキアカネをイメージした”あかねちゃん”などがあります。
虫の天敵であるオニヤンマを模すことで、蚊やハエなどが寄ってこないのが特徴です。
防虫剤などを使用していないため環境にも優しく、子どもも安心して付けられますよ。
おにやんま君の使用者レビュー
大きいので存在感があります。ハチには効果があると感じました。虫の種類によるかもしれません。
MAGNA「電撃殺虫器 LEDランタン」
点灯するだけで殺虫してくれるMAGNA(マグナ)の「電撃殺虫器 LEDランタン」。バチっという音がせず、うるさくないのが魅力です。
吊り下げて置けるフックもついています。
雨の日でも使いやすいIPX6の防水機能があり、丸洗いできるのでお手入れも簡単です。
電撃殺虫器 LEDランタンの基本情報
サイズ | φ8.5×13cm |
重量 | 204g |
明るさ | 最大165ルーメン |
電撃殺虫器 LEDランタンの使用者レビュー
タープに設置してみたところ、面白いように虫が撃退されました。メインほどの明るさではありませんが、少し弱めの光源として活躍しています。
Coleman「タフスクリーンタープ/400」
Coleman(コールマン)の「タフスクリーンタープ/400」は、全面がメッシュになるスクリーンタープです。通気性が良く、虫の侵入も防ぎます。
また、全面クローズにすることもでき、裾にはスカートも付いているため、冬場も暖かく過ごせるのが魅力です。
ひとりで設営可能なアシスト機能も付いています。
タフスクリーンタープ/400の基本情報
使用サイズ | 約400×360×210cm |
収納 | 約φ26×74cm |
重量 | 約12.5kg |
タフスクリーンタープ/400の使用者レビュー
デュオキャンプで使用していますが、広々と使えています。家族キャンプにもよさそうです。1人でも設営可能とのことですが、重さがあるので2人で設営するのが良いと思います。
虫がいない時期を狙ってキャンプを楽しもう!
キャンプ場に虫が少ない時期は春と冬です。とくに、春は暖かくなってくるのでキャンプデビューにもおすすめですよ。
また、虫は対策次第で影響を減らすこともできます。
しっかり準備をして、快適なキャンプを楽しんでくださいね。