こんにちは!キャンプ大好きhappeaceflowerです!
皆さんは、「アルコールバーナー」を使ったことはありますか?
家族や友達とキャンプをする際、ガスバーナーを使って調理をするケースが多いですよね。かく言う私もガスバーナーをガンガン利用して調理していたのですが、ソロキャンプをするにあたってガスバーナーだと燃料がかさばり、持ち運びに不便ということに気づきました。
そんな中ソロキャンプに適したギアを色々と調べていくうちに、アルコールバーナーの存在を知ったのです!そして、その身軽さにすっかりハマってしまいました。
いまでは立派なアルコールバーナー信者です。
今回そんなアルコールバーナー信者な私が、アルコールバーナーの魅力と特徴を解説しつつ、胸を張っておすすめしたいアルコールバーナーを9つご紹介させていただきます。ぜひ参考にしてみてください!
アルコールバーナーの仕組み
アルコールバーナーとは、その名の通りアルコールを燃料としたバーナーです。
図のように3つのパーツで構成されています。
構造はとてもシンプルで、大抵はアルコールが入るタンク上部に無数の小さな穴が開いているだけです。
点火時は最初に液体のアルコールに点火。
アルコールが気化しはじめ、無数の小さな穴から気化したアルコールが噴出。
この気化したアルコールに火が移ったらようやく安定したバーナーとしての役割を果たす仕組みになっています。
見てお判りいただけたかと思いますが、点火装置など複雑な機構が存在しないためとにかくシンプルな構造になっております。
アルコールバーナーのメリット・デメリット
そんなシンプル構造のアルコールバーナーにはメリットがたくさんありますので、早速ご紹介していきたいと思います!
メリット①:軽量コンパクトなポケットサイズ
アルコールバーナーのメリットはなんと言っても、軽量・コンパクトであること!
シンプルな構造のため、バーナー本体のサイズを軽量コンパクトに設計している商品が非常に多いです。
手のひらサイズで、重量は数百グラム前後。クッカーの中にも余裕で入りますので、荷物を減らしたい人にはかなりおすすめです。
メリット②:シンプル構造で故障知らず
シンプルで複雑な構造が一切ないので、ほぼ故障することがありません。
点火装置もないですし、劣化の原因になるゴム製品も使用されていませんのでまさに故障知らずな無骨ギアなのです。
アルコールバーナーを故障させるには何か強い衝撃で金属のボディ自体をぐちゃぐちゃにさせる必要があります。そうしたとしても躊躇半端な凹み程度じゃ普通に使えちゃいますのでご用心を。
私は以前ガスバーナーが壊れて使えなくなり、アルコールバーナーに助けられた事があります。そういった経験からガスバーナーを持っていくキャンプでは必ずアルコールバーナーをサブバーナーとして持ち歩くようにしています。
メリット③:点火時の気温に左右されない
冬キャンプをする時にガスバーナーだと寒冷地用のガスじゃないと点火しません。CB缶だとなかなか寒冷地用は売っていませんよね。しかし、アルコールバーナーは氷点下でも気にせず使用することができます。
雪中キャンプでも頼れる相棒ですよ!
メリット④:ほったらかし炊飯ができる
ガスバーナーなどでご飯を炊く時に、時間を計らなきゃいけないのが不便ですよね。しかしアルコールバーナーでは”ほったらかし炊飯”ができます!
アルコールの量を調節すれば、ご飯を炊くとき時間を計らなくても良いのです!(固形燃料のような感覚です)
1合のご飯を炊く場合の時間は、おおよそ15分から20分です。アルコールは20mlで平均5分前後の燃焼となりますので、1合の炊飯には60ml前後のアルコールが必要となります。
※アルコールバーナーのメーカーや飯盒の種類によっても変わります。
デメリット①:風に弱い
アルコールバーナーの最大のデメリットは、風に弱いことです。強風の中アルコールバーナーでご飯を炊いて、生焼けになったことがありました。しかしこれは風防を用意すれば防げますよ。
このような風防が1,000円前後で売っていて、アルコールバーナーには必須です。
デメリット②:火力調整が難しい
アルコールバーナーは、シンプルな構造なので慣れないと火力調整がむずかしいことがデメリット。火口が減れば火力が弱まる仕組みなので、フタやアルミホイルをかぶせて火力調整を行うのですが、非常に慣れが必要な作業となります。焚火と同様、火を操っている感覚を味わえるという事でメリットと捉える方もいるようです。
アルコールバーナーおすすめ9選!
それでは、私が胸を張っておすすめするアルコールバーナーをご紹介していきます。
1.trangia(トランギア)アルコールバーナー
値段 | ¥2,750(税込) |
サイズ | 約45mm×直径75mm |
重量 | 約110g |
素材 | 真鍮 |
trangia(トランギア)のアルコールバーナーは、私が初めて買った商品です。真鍮の色合いが渋い!使い込むほどに味がでます。燃焼時間も他のアルコールストーブに比べると長いのが特徴で、タンク2/3のアルコールで約25分燃焼することができますよ。
難点を言うと、火力調整のフタにハンドルがついてないので、プライヤーなどで調節する必要があります。自作でハンドルを作るなどして工夫しましょう。
2.Esbit(エスビット)アルコールバーナー
値段 | ¥2,263(税込) |
サイズ | 約45mm×直径74mm |
重量 | 約92g |
素材 | 真鍮 |
ドイツのブランドEsbit(エスビット)のアルコールバーナーです。火力調整のフタにはハンドルが付いてますので安心です。
3.EVERNEW(エバニュー)チタンアルコールストーブ
値段 | ¥2,918(税込) |
サイズ | 約42mm×直経71mm |
重量 | 約34g |
素材 | チタニウム(ガラスウール芯内蔵) |
EVERNEWは1923年創立の日本の老舗ブランドです。チタン製で43gと軽いのが特徴で、焼け具合が渋い色になりますよ。また内側に30ml・60mlのメモリがついているのが親切です。
※火力調整、火消しフタは付属されていません。
4.SOLO STOVE(ソロストーブ)アルコールバーナー
値段 | ¥5,940(税別) |
サイズ | 約46mm×直径74mm |
重量 | 約2,630g |
素材 | 真鍮 |
アメリカの新興ブランドSOLO STOVE(ソロストーブ)の焚き火台「ソロストーブライト」にもぴったりフィットします。火力調整のフタはハンドル付きで安心です。
5.ALOCS(アロクス)アルコールバーナー 五徳付き
値段 | ¥1,180(税込) |
サイズ | 約47mm×直径74mm |
重量 | 約98g (五徳49g) |
素材 | アルミニウム |
ALOCS(アロクス)のアルコールストーブです。五徳付きでこの価格はコスパ良すぎです!火力調整のフタはハンドル付きで火力の調整や火消しをするのに安全です。
6.VARGO(バーゴ)Triad Multi-Fuel Stove
値段 | ¥4,380(税込) |
サイズ | 約27mm×直径86mm |
重量 | 約30g |
素材 | チタン |
アメリカのアウトドアブランドVARGO(バーゴ)のアルコールバーナーです。五徳付きなのが便利です。燃焼時間は約20分で500ccの水を約5〜6分で沸かせるパワフルなバーナー。
7.Pathfinder(パスファインダー)アルコールストーブ
値段 | ¥3,980(税込) |
サイズ | 約67mm×直径86mm |
重量 | 約235g |
素材 | ステンレス |
Pathfinder(パスファインダー)は、アメリカ軍人で漁師をやっていた、デイブ・カンタベリーが立ち上げたブランドです。今回ご紹介するアルコールバーナーの中では、大きめなので調理の際には安定して使えますよ。
ステンレス製なので耐久性が高く長く使用できます。
8.FREVO R(フレボアール)ストーブ
値段 | ¥5,940(税込) |
サイズ | 約39mm×直径53mm |
重量 | 約17g(本体重量7g) |
素材 | アルミニウム |
重量が17gと軽く携帯性に優れてます。8本の炎がサイクロンのように燃焼するので効率的に温めることができます。
9.EVERNEW(エバニュー)アルコールバーナーセット
値段 | ¥1,980(税込) |
サイズ | 約55mm×直径75mm |
重量 | 約155g |
素材 | ステンレス |
EVERNEW(エバニュー)のアルコールバーナーと言えば、チタン製のイメージがありますが、こちらはステンレス製。火力調整と火消しフタがセットになって、チタン製より値段が安いです。コスパの良さを求めるならステンレス製の方をおすすめします。
一緒に用意したいおすすめの「五徳」はこれだ!
五徳付きのアルコールバーナー以外は、五徳を別に用意しなくてはいけません。コンパクトなアルコールバーナーにはミニマムな五徳がおすすめ。
私がおすすめするのは、EVERNEW(エバニュー)のチタン十字五徳です。2つのプレートを十字に組合せて使用するのですが、コンパクトで軽いのでおすすめです。(価格はamazonで821円※2020.3月現在)
まとめ
軽量でコンパクトなアルコールバーナーを9つご紹介しました。身軽さから登山で使われる事が多いのですが、荷物を減らしたい・軽くしたい「ソロキャンパー」にも大変人気ですのでチェックしてみてください!
今回ご紹介したアルコールバーナーを参考に、快適なキャンプをお楽しみください。