出典:Amazon
ここでは、焚火リフレクターの概要や効果、選び方やおすすめ品などを紹介していきます。
キャンプの規模やスタイル、シーンなどに応じて焚火リフレクターの使用用途や選び方が異なるので、ここでの情報をぜひ参考にしてみてください。
当記事のコンテンツ
焚火リフレクターとは?
出典:ロゴス公式サイト
焚火リフレクターは、焚火を囲う陣幕のことをいいます。
キャンプやアウトドアで使用する焚火の火を陣幕で囲うことで、焚火の火を雨や風から守ってくれます。
仕組みそのものは、ポールを軸にしてタープなどを張るシンプルな構造ですが、商品や使い方によってはキャンプ時でのキッチンレイアウトにも効果的です。
焚火リフレクターの効果は?
焚火リフレクターは、焚火の火を守る陣幕ですが、それ以外にも効果が期待できます。
暖房効果やキャンプシーンにおいてのインテリアなど、それぞれの効果に応じて自分のスタイルに合った使い方をしましょう。
焚火リフレクターを使った簡易キッチン
焚火リフレクターはキャンプキッチンのパーツとしても使えます。
コンロに火を起こし、その上に網や鉄板を敷けば、定番であるバーベキューは楽しめますが、例えばパスタやお鍋など、一味違ったキャンプ料理を楽しむ際は、調理の前工程に細かい作業が必要になる場合もあります。
その際は、風や異物から食材を守ることも大事になるので、調理に使うコンロやキッチンを焚火リフレクターで囲えば、効果的かつ安心して調理ができます。
夜間の照明にも効果的
キャンプ場は夜間になると、大概の場合はあたりが真っ暗になり、星の光や用意したランタンや焚火の火が頼りになります。
焚火リフレクターで焚火を囲った場合、リフレクターに焚火の明かりが反射されるので、少量の火でも照明効果に期待ができます。
ランタンの電池や燃料が切れた際にも、少量の焚火の火でリフレクター内を明るく照らすことができるので、緊急時や省エネ効果にも期待ができます。
効果的に暖がとれる
照明効果と同じ理屈で、焚火の火をリフレクターで囲うことで、焚火の温かい空気を外に逃がさず、また温かい空気が反射するので、リフレクター内を効果的に温めてくれます。
秋から冬にかけてのキャンプは、どのように効果的に暖をとるのかもテーマになるので、エリア単位で暖をとれる焚火リフレクターの活用は、寒いシーズンでのキャンプにおいて非常に効果的だといえるでしょう。
焚火リフレクターの選び方
出典:Amazon
焚火リフレクターはポールとタープで自作することができますが、焚火リフレクターそのものが商品として販売されています。
経験者の方や上級者の方であれば、難なく自作でも使いこなせますが、キャンプ初心者の方や、自作に自身のない方などは、販売されている焚火リフレクターを実際に使ってみるのもアリです。
ここからは、焚火リフレクターの選び方について項目別に解説していきます。
サイズのチェック
焚火リフレクターは、焚火周りの環境やサイト設計(エリアのレイアウト)によって選ぶサイズが異なります。
ですが基本的にリフレクターは、「空間を作る」というより「焚火を守る」という意味合いが強いため、販売されているものは大型のものであっても、大型コンロを1つ囲える程度です。
ファミリー向けでリフレクターを効果的に使いたい場合は、大型のタープとポールを用意しレイアウトに応じて自作した方が効果的といえるでしょう。
素材のチェック
焚火リフレクター選びにおいて、素材はある意味一番のチェックポイントです。
タープタイプの場合は、ポリコットン製がほとんどですが、少し高価なものになるとファイバーグラスや綿100%などの熱に強い素材の焚火リフレクターも多く販売されています。
軽くて安価なものであれば、アルミを使ったものもあるので、状況やシーンに応じて使い分けていきましょう。
設営のしやすさ
焚火リフレクターは形状のよって設営のしやすさが異なります。
テント設営に慣れている場合は同じような要領で焚火リフレクターも簡単に設営できますが、そうでない場合は設営のしやすさも重要なチェックポイントといえます。
焚火リフレクターの形状には、台形型、コの字、L字、直線などさまざまですが、形によって展開が異なり、また設営時間も異なります。
貼り網やペクダウンの数が少ないほど設営は比較的簡単なので、そういう意味で見れば台形型が最も簡単でかつ幅広いバリエーションで展開できるといえます。
上記でもあったアルミを使ったタイプも、広げて立てるだけのものが多いので、初心者の方や、初めてリフレクターを使う方などにおすすめといえるでしょう。
【厳選】焚火リフレクターのおすすめ3選!
ここからは、これまでの情報を踏まえて、焚火リフレクターのおすすめ品をいくつか紹介していきます。
シーンやスタイルそれぞれに応じて、自分に一番合った焚火リフレクターをできるだけ選んで効果的に活用しましょう。
BUNDOK(バンドック) 焚火リフレクター BD-523
出典:Amazon
メーカー | バンドック |
サイズ | 200 cm×70cm |
材質 | コットン100% |
形状 | 台形型 |
ポールとペグで固定するだけで設営ができる台形型の焚火リフレクターです。
比較的大きめのサイズなので、ソロキャンプはもちろん、ファミリー向けのキャンプキッチン用にもおすすめです。
収納ケースも付属されているので持ち運びも楽チンです。
軽くて薄い仕様だが耐久性はしっかりある
サイズ・デザイン共にソロキャンプベースにマッチしている
クイックキャンプ 焚火リフレクター homura QC-WS
出典:Amazon
メーカー | クイックキャンプ |
サイズ | 240 cm×70cm |
材質 | コットン100% |
形状 | 台形型 |
機能性に優れた台形型の焚火リフレクターです。
横向けに設置されたポールをハンガーフレームとして使用すれば食器や耐熱手袋、トングなどのツールをひっかけることができます。
さらに、ランタンフレームも備わっているので、夜間での調理時でも暗い手元を照らしてくれます。
重厚感があり広げてみると意外と大きいのでシーンに応じて幅広く使える
台形型の形状が風をしっかりと逃がし焚火をしっかりと囲んでくれる
Drado 防風板 焚火リフレクター
出典:Amazon
メーカー | Drado |
サイズ | 84cm×24cm |
材質 | アルミ |
形状 | 直線型 |
10枚のアルミ板を折り畳み形式で連結させた焚火リフレクターです。
耐熱性・耐久性が共に高く、ペグで固定できる設計になっているので、アルミ製でありながらも安定感をもって使えます。
ソロキャンプ向けのコンパクトなタイプで軽いので、持ち運びや運用も楽に行えます。
10枚連結を活かして、丸形、コの字、L型など、さまざまな形状で使える点もおすすめポイントです。
まとめ
ここまで、焚火リフレクターの概要や効果、選び方などの解説や、おすすめ品をいくつか紹介しました。
焚火リフレクターは風よけや暖房効果はもちろん、キャンプでのインテリアとしても使えます。
シーンや規模に応じて、自分にとっての最適の焚火リフレクターを選び、キャンプを快適に楽しく過ごしましょう。