寝袋

2020年12月6日 /

真冬専用!?-10℃以下でも快眠できる「極暖マミー型寝袋」6選!

kawai

出典: THE NORTH FACE official

冬キャンプを行う際に、対策しなければいけないのが寒さです。

日中のぽかぽか陽気からは想像できないほどに夜中~朝方は気温がグンと下がります。

就寝時にはしっかりと防寒対策を行わないと、凍えて眠れないなんてことにもなりかねません。

そこで防寒対策として重要なのがシュラフ(寝袋)です。

当記事では-10℃以下という厳しい環境下でも快適に眠ることができる最新冬用マミー型シュラフをご紹介いたします。

冬用シュラフの選び方

まずはどういったシュラフ(寝袋)を選べばいいかのポイントを3つにまとめました。

それぞれに特徴や、メリットとデメリットがあるので使うシチュエーションによって選びましょう。

シュラフのタイプと特徴

一言でシュラフ(寝袋)といっても様々な形があります。

それぞれに特徴があり、デザインが好きだからという理由で季節に合っていないシュラフ(寝袋)を選ぶと後悔しますのでしっかりと予習しておきましょう。

封筒型

主に、春・夏・秋のシーズンに使う事が多い封筒型は、長方形でゆったりとしたサイズ感であることが多いです。

シッパーを広げると大きな掛け布団のようにもなりますので、複数人でシェアしたいときなど、ファミリーキャンパーに人気です♪

圧迫感はないですがその分、体に密着しないので、寒い冬の時期に使用すると冷たい空気が隙間に入り込んでしまいます。

 

マミー型

足元に向けて徐々に狭くなっていく、ミイラのような形になることからマミー型と言われています。

無駄な隙間がなく体に密着するので、寒い冬の時期専用といえますね♪

また、封筒型に比べてコンパクトで軽量に作られることが多いのも特徴です。

 

シュラフの中綿の違い

次に素材の違いについても見てみましょう。

化学繊維

化学繊維には、ホローファイバー、マイクロファイバー、ウルトラファインファイバーなど様々ですが、共通する特徴としては保温性、耐久性ともに高く、価格も比較的お手頃なものが多いです。

洗濯機に入れてガシガシ洗える点もメリットですね。

ただダウンに比べてサイズは大きく、重くなってしまうデメリットがあるので、車でのオートキャンプや重くても価格重視という方にオススメの素材です。

ダウン(羽毛)

ダウンにもグースダウン(がちょう)とダックダウンと様々な種類はありますが、共通する特徴は非常に軽く、収納した際のサイズもコンパクトで保温性も高いです。

ご自宅に羽毛布団がある方は想像してみてください。

ただ価格が高く、雨などの水分を含んでしまうと保温力が弱くなる、洗濯機に入れることができず手洗いになるというデメリットもあります。

フィルパワーを見てみよう

フィルパワーとは、商品紹介などに書かれている数値です。

これはカンタンにいうと羽毛の量を数値で表したというもので、フィルパワーの数値が大きいほど空気を多く含んでおり、大量に含まれる空気の断熱効果によって保温性に優れ、暖かく良質なダウンといえます。
目安としては500フィルパワー以下は低品質ダウンであり、600~700フィルパワーが良質ダウン、700フィルパワー以上は高品質ダウンといわれています。

適応温度にご注意!正しい見方をご紹介

シュラフ(寝袋)を選ぶ際に見るポイントとして、何℃まで適応しているか?が気になる所だと思います。

ただ色々な温度表示があり、なにを基準にすればいいか迷ってしまう方も多いはず。

実は昔は、各メーカーの独自の方法で算出された適応温度でしたが、EN13537(ヨーロピアン・ノーム)という第三者機関が検査して統一された温度基準が作られました。

また、大半の商品にはいくつかの温度表示がありますのでその見方をご紹介します。

コンフォート温度(Comfort)

一般的に寒さにあまり強くない人が、リラックスした体勢で快適に寝られる温度と言われています。

このコンフォート温度を、自身が使用する日の最低温度と照らし合わせるといいですね♪

リミット温度(Limit)

一般的に寒さに強い人が、寝袋の中で丸くなれば寝ることができる温度といわれています。寒さにあまり強くない場合でも衣服を着こんだり、湯たんぽやカイロなんかで寝袋内を暖めることで快適性を高めることができる範囲です。

エクストリーム温度(Extreme)

一般的に寒さに弱い人であれば、寝袋内で丸くなったとしても6時間程度しか体力が持たない、あるいは座った状態で寒さに耐え忍ぶことで生き延びることができる可能性もあるといわれている温度です。

この温度に関しては非常に危険なため、目安にすることは避けましょう。

快適温度-10℃以下の極暖マミー型寝袋6選!

おすすめ① NANGA オーロラライト900DX RED

出典:NANGA official

収納サイズ 幅21cm×長さ41cm
重量 1,400g
快適温度(Confort) -10℃
下限温度(Limit) -19℃
フィルパワー 760FP

冬用シュラフといえば、NANGAを思い浮かべる方も多いはず。

なかでも代表的なのがこのオーロラライトシリーズで、多孔質ポリウレタン防水コーティング素材を表地に使っているため、シュラフカバーなしで使える点と、徹底したジャパンクオリティで仕入れから、洗浄などのメンテナンスもすべて自社工場で完結することができます。

また、ダウン製品に関しては修理は永久保証という点も魅力ですね♪

おすすめ② ISUKA エアプラス630 タン

出典:ISUKA official

収納サイズ 幅20cm×長さ34cm
重量 1,030g
快適温度(Confort) -15℃
フィルパワー 800FP

ISUKAはシュラフを専門に45年もの実績を積み上げた歴史のある国内メーカー。

快眠性を追求した3D構造を採用しており、身体の部位によりダウン量や、生地の高さを調節しています。

また優れた撥水素材であるナイロン66を外側に使用しており、引き裂き強度や耐摩耗性と耐熱性を兼ね備えています。

人間工学に基づき、足の部分は前方に傾けたりと随所にこだわりが光ります。

なかでもオススメはイスカ主力のエアシリーズです。

 

おすすめ③ mont-bell ダウンハガー800 EXP ロング

出典:mont-bell official

収納サイズ 幅22cm×長さ44cm
重量 1,650g
快適温度(Confort) -13℃
下限温度(Limit) -21℃
フィルパワー 800FP

知る人ぞ知る高品質なキャンプ用品や登山用品を展開するアウトドアメーカー。

シュラフはダウンと化学繊維、ナンバー別で適応温度が判断しやすいなどの、初心者にも優しいラインナップです。

独自のスーパースパイラルストレッチは、窮屈になりがちなマミー型シュラフを135%も伸縮するという快適性が魅力で、なんと入ったままあぐらもかけるほど伸びます。

おすすめ④ NEMO リフ 30

出典:NEMO official

収納サイズ 幅20cm×長さ39cm
重量 1,360g
快適温度(Confort) -18℃
フィルパワー 800FP

ニーモ・イクイップメントは2004年からアメリカでシュラフ、テントを取り扱うメーカー。

様々なタイプのアイテムを取り揃え、公式HP上ではチャート方式で優先することなどを選択していくことで自分にぴったりのシュラフ(寝袋)が見つかるようになっています。

おすすめ⑤ Western Mountaineering Lynx GWS リンクスGWS/ショート ジッパー

出典:Amazon

収納サイズ 幅23cm×長さ46cm
重量 1,675g
快適温度(Confort) -15℃
フィルパワー 800FP

アメリカ カリフォルニア州で活動する2人の登山家が立ち上げたダウンメーカー。

最高品質のダウンをアウトドアを愛する人に届けたいという想いで設立。

実際の登山家ならではのダウンシュラフが展開され、世界中のプロアスリートから支持されています。

おすすめ⑥ THE NORTH FACE  Inferno-29 NBR41501

出典:THE NORTH FACE official

収納サイズ 幅28cm×長さ51cm
重量 1,120g
快適温度(Confort) -20℃
フィルパワー 800FP

日本でも馴染みのあるノースフェイスはアメリカのアウトドア用品やファッションを幅広く取り扱うメーカー。

寝袋においては高性能製品を展開しており、世界で活躍する登山家も愛用しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

冬用の高性能シュラフとなると、価格も高くなる傾向ですし迷うことも多いと思います。保温性、快適性、重量、デザイン、価格の優先順位を決めて、比較されて納得のいく相方を見つけてくださいね。

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kawai

キャンプが好き!って言えればオシャレかな?そう思って始めたキャンプに今はがっつりハマってます♪ 機能性とデザイン、価格を重視したギア集めしてます(*´ω`*) みんなが思う不安や、疑問を解決できる記事を書きたいと考えています。 デュオキャンプやファミリーキャンプがメインです!