キャンプといえば、家族や友人同士、または一人でキャンプ場へ行き楽しむことが一般的ですが、最近ではバイクツーリングとキャンプを同時に楽しむ「キャンツー」と呼ばれるスタイルも注目されています。
ここでは、バイクソロキャンプのポイントや、バイクソロキャンプに使えるおすすめの小型暖房器具などを紹介していきます。
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まずは基本的な準備を
出典:グーバイク公式サイト
バイクツーリングでのキャンプは、一般的な車で行くキャンプとは違い、収納スペースが限られています。
車の場合であればトランクに荷物を収納すればいいですが、バイクの場合はそれ用に拡張する必要があります。
ホムセン箱を活用
ホムセン箱とは、ホームセンターなどで販売されている、比較的安価な樹脂製のレジャーケースです。
キャンプに必要な道具をホムセン箱に収納しバイクに積むので、バイクツーリングでのキャンプの場合、まずはこのホムセン箱でバイクの収納を拡張することが大事です。
箱を使い分ける
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基本収納となるのはホムセン箱になるのですが、こちらの他にも使い勝手のいい小型収納ケースやクーラーバックなどを用意しておけば便利です。
例えば、テントや寝袋、調理器具などはホムセン箱、食材はクーラーバック、日用雑貨や救急用品などは小箱など、必要に応じて複数の箱を使い分けましょう。
バイクソロキャンプの小型暖房器具の選び方
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バイクツーリングキャンプにおいての道具選びは「コンパクトで効果があるもの」が最大のポイントで、これは暖房器具でも同じことです。
例えば薪ストーブであれば組み立て式や折り畳み式で収納性が高い物を、湯たんぽやカイロなどがあればバイクの走行中にも効果的であるなど、ツーリングからキャンプまでを一連の流れとして考え、暖房器具を選びましょう。
薪ストーブは利便性の高いもの
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薪ストーブは冬のキャンプにおいて欠かせない暖房器具です。
バイクでのキャンプの場合はアイテムをできるだけ小型化することが大事なので、サイズが小さいコンパクトなものを選ぶのが基本ですが、その中でも利便性が高いものを選んでおくとより効果的です。
薪ストーブの場合は、空間を暖めることに加え、調理用の火としても使える、照明効果が高いなど、暖以外のことにも注目して選ぶようにしましょう。
折り畳み式も効果的
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キャンプ用の暖房器具は折りたためるものも多く販売されています。
湯たんぽなどの体を直接暖めるものも、シリコン製やゴム製のものであれば折りたたむことができるので、コンパクトに収納することが可能です。
リフレクターも使える
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例えば、焚火台をもっと効果的に使いたい場合は、焚火を囲うリフレクターなどを使えば効果的です。
リフレクターとは、焚火を囲う陣幕のことで、これは焚火の火を反射する効果があります。
開放的な空間で焚火を使うと、暖かい空気が解放され分散しますが、これをリフレクターで囲うことで暖かい空気を一定のエリアに保つことができるので、暖房効果の促進に非常に効果的です。
販売されているリフレクターのほとんどはタープ式やアルミ製なので、折りたためたり軽かったりなど運用がしやすく、バイクツーリングでのキャンプにおいても便利で効果的です。
バイクソロキャンプにおすすめの小型暖房器具5選!
ここからは、これまでの情報を踏まえて、バイクソロキャンプにおすすめの小型暖房器具をいくつか紹介していきます。
テンマクデザイン チタンストーブ
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メーカー | テンマクデザイン |
種類 | チタン製 薪ストーブ |
サイズ | 組み立て式 約2.9Kg |
備考 | 軽くて頑丈なチタン製 |
多くのキャンパーから支持されているチタン素材を使った薪ストーブです。
簡単な組み立て式なので、広い収納スペースが必要なく、専用の収納バックに入れておくことでコンパクトに持ち運ぶことができます。
バーベキューコンロしても使える
収納性が高いからバイクキャンプに最適
Kovea Cupid ポータブルガスヒータ KH-1203
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メーカー | Kovea Cupid |
種類 | ガスヒーター |
サイズ | 1.4Kg |
備考 | ガスボンベ設置で使えるヒーター |
ガスボンベを1本設置するだけで使える、小型ガスヒーターです。
重量はわずか約1.4Kgと軽量で運用もしやすく、温度調整もできるので温度をコントロールすることもできます。
コンパクトで使いやすい
ガスボンベで使えるので着火が楽
T TOOYFUL ミニヒーター
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メーカー | T TOOYFUL |
種類 | ガスストーブ |
サイズ | 185×215mm 0.9Kg |
備考 | 持ち手が付いた安定感のあるストーブ |
持ち手が付いた超コンパクトサイズのガスストーブです。
テントの暖房や調理コンロとしてはもちろん、照明器具としても使えるので、さまざまなシーンにおいて活躍してくれます。
暖房・調理など切り替えモードも備わっているので、必要に応じて使い分けることも可能です。
取っ手が付いているので運用がしやすい
使い勝手サイズ共にソロキャンプ向き
イワタニ カセットガスアウトドアヒーター CB-ODH
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メーカー | イワタニ |
種類 | ガスヒーター |
サイズ | 272×200×294mm 重量約0.8Kg |
備考 | コンパクトサイズのガスヒーター |
カセットコンロで有名なイワタニが販売する、アウトドア用のガスヒーターです。
コンパクトサイズの持ち手付きなので、バイクへの積載や持ち運びもしやすく、冬のソロキャンプにおいて運用のしやすいガスヒーターといえます。
テント内・外、卓上など、スタイルに応じて使い分けることもできます。
持ち手付きで軽量なので使いやすい
スポットヒーターとしても使える
コールマン 遠赤ヒーターアタッチメント 170-7065
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メーカー | コールマン |
種類 | ステンレス製 ヒーター |
サイズ | 86×60mm |
備考 | ワンタッチ式のヒーターアタッチメント |
調理用に使うガスバーナーに設置することでヒーターとして使える、コールマンの遠赤外線ヒーターアタッチメントです。
調理用に使うガスバーナーをそのままヒーターとして使うことができ、またサイズは直径約8cmと超小型なので、こちらもバイクソロキャンプで効果的な暖房器具といえるでしょう。
超小型で使い方も簡単
小さいながらも暖房効果が高い
ロゴス ソフト湯たんぽ
出典:ロゴス公式サイト
メーカー | ロゴス |
種類 | ゴム製 ソフト湯たんぽ |
サイズ | 160g |
備考 | カバーなしでそのまま使える |
ロゴスが販売するゴム製のソフト湯たんぽです。
ウェットスーツの生地を素材に使用しているので、肌感もよく柔らかくて暖かいです。
沸騰したお湯をそのまま入れて使うことができるので、瞬間的な効果にも期待ができます。
寝袋と一緒に使うと暖かく過ごせる
ゴム製なのでかさばらないし収納しやすい
ホッカイロ 貼る レギュラー 30個
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メーカー | 興和 |
種類 | 貼るカイロ |
サイズ | 30枚入り |
備考 | 冬の定番暖房アイテム |
冬の定番アイテムでもあるカイロも、冬キャンプにおいては効果的です。
例えば、バイクの移動中や寝袋の使用時なども、これがあるだけで体感温度が大きく違います。
貼るカイロの場合は暖めたい箇所をピンポイントに安定感をもって暖めてくれるので特におすすめです。
必要に応じて使い分けができる
貼るタイプなので移動中や寝袋でもずれない
まとめ
ここまで、バイクツーリングのソロキャンプにおすすめの小型暖房器具をいくつか紹介しました。
ツーリングを兼ねてキャンプをする場合は、いかに収納しやすくて使いやすいアイテムを選ぶかがポイントです。
バイクツーリングのソロキャンプで暖房器具を選ぶ場合は、小型なのはもちろん、使いやすいさや暖房効果にも注目してアイテムを選択しましょう。