近年じわじわ盛り上がってきているハンモック泊。
ゆらゆら揺れるハンモックで寝るのは最高に気持ち良いですよね。
そんな魅力溢れるハンモック泊に必要なギアや楽しみ方を解説します。
当記事のコンテンツ
ハンモック泊とは何か
ハンモックは両サイドを木などに縛って使う、アウトドア用品の代表的なものです。
そのゆらゆら揺れる寝心地に魅力を感じる人も多いのではないでしょうか?
そのハンモックで泊まってしまうのがハンモック泊です。
ハンモック泊のメリット・デメリットを確認しよう
メリット
- テントが必要ないので荷物が減る
- 地面の状態に影響を受けない
- 設営・撤収が早い
- 寝心地が最高
ハンモック泊のメリットはテントが必要ないので荷物が減ります。
バックパックやバイクキャンプなど荷物に制限がある場合にはとてもメリットがあります。地面の影響を受けないこともメリットでしょう。傾斜していたり岩がゴツゴツしていても関係ありません。
設営・撤収のスピードも早くなります。
テントの設営・撤収には手間がかかりますがハンモック泊ならその手間がなくなるのでとてもスピーディーです。もちろん寝心地も最高でその良さを味わった抜け出せないかもしれません。
デメリット
- 設営するのに木が必要
- 張り方よってはプライベート空間がない
- 背中が必要以上に冷える
ハンモックを設営するには木が2本必要になります。最近では自立式のポールが付属しているものもありますが、重量が一気に増えてしまうのでハンモック泊には向きません。
そのため木の無いところでは設営ができなくなります。
その場合はタープを低めに張るなどして対応しましょう。通気性の良いハンモックは背中が風にさらされるためとても冷えるので暖房を用意するなど対処が必要となります。
マットだけで対処ができない場合は、アンダーキルトと呼ばれる毛布があるので活用しましょう。
ハンモック泊に必要なギア
ハンモック泊に必要な道具をピックアップしたのでご覧ください。
ハンモック
まずは主役のハンモック。
ハンモックの種類には虫の侵入を防ぐ蚊帳付きもあるので好みで選びましょう。
ハンモックに使われる素材は大きく分けて「ネット」「コットン」「パラシュートシルク」の3種類です。
「ネット」は通気性が良いので夏のハンモック拍に最適ですです。逆に冬場には向きません。
「コットン」は難燃性に優れています。難燃性とは燃えにくい素材なので、ハンモックの近くで焚き火をする場合に適しています。
「パラシュートシルク」は薄くて軽く丈夫です。コンパクトにもなるのでUL(ウルトラライト)にしたい人に向いています。通気性は良くないので夏場の使用には向かないです。
タープ
タープも必要であれば用意した方が良いです。
ハンモック泊ではハンモックの頭上に張って、上からの落下物や雨を凌ぐのに使います。
ハンモック泊では大きなタープは必要ないので、軽量コンパクトで選ぶのが良いでしょう。
素材は焚き火を近くでするのであれば、多少重量が増しますが難燃性の素材を選ぶと良いです。
ツリーストラップ
ツリーストラップはハンモックを固定するのにロープを木に巻き付けるのですが、そのままだと木に傷が付いてしまいます。そこで太いベルトで木に食い込まないようにするのです。
ハンモックベルトとも呼ばれ、ハンモックを使う場合は必要になります。
カラビナ
カラビナはハンモックとツリーストラップを接続するのに使います。
カラビナは安いものもありますが対荷重に問題があるものも珍しくありません。
耐荷重が低いものだと壊れて地面に落ちてしまうので、しっかりとしたものを選びましょう。
シュラフ&マット
ハンモック泊をするならシュラフを用意しましょう。
真夏の熱帯夜なら必要のない場合もありますが基本的に必要になります。
季節や現地の気温に合わせて適切なものを選びましょう。
シュラフ、マット共にメーカー推奨の快適温度よりワンランク上のものを選ぶと安心できます。
おすすめのハンモックの紹介
ハンモック泊で使える、おすすめのハンモックを紹介します。
ブッシュクラフト好きな人から人気の「DDhammocks」
無骨なイメージ強いハンモック泊の定番「DDhammocks」です。ブッシュクラフト好きな人に愛用者が多く、別売のDDタープとセットで使うとよりいっそうベテラン感がでます。
レビュー
寝心地最高で軽量コンパクト、すぐに設営・撤収ができるのでもうテントには戻れません笑これからも愛用していく予定です!
今や定番となりつつある「ヘネシーハンモック」
良いものを長く使いたい人におすすめするハンモックです。値段はお高めですがほとんどのモデルで蚊帳とタープがセットになっていって、寝心地の良さや設営・撤収も簡単。
レビュー
ハンモック泊の定番とも言えるヘネシーハンモックですが寝心地も良く、初心者でも簡単に扱えます。色の感じもよくさすがヘネシーです!
海外で人気の蚊帳付き「eno(イノー) シングルネスト ハンモック」
海外で人気のメーカー「eco」の蚊帳つきハンモックです。カラーバリエーションが豊富なダブルネストシリーズの後発モデルです。今まではオープンタイプだけだったので、待望されていたモデルになります。
レビュー
今まで二回使用してみての感想は、とても快適です。メガネやスマホを収納できるポケットがついているので便利でした!
軽くコンパクトな「KAMMOK(カモック) ルー シングル」
テキサス州に本社があるKAMMOKは2010年に創業されたメーカーです。軽くコンパクトで丈夫なことを目指して開発されています。
レビュー
このハンモックにはとても満足しています!軽くて丈夫で快適です。側面にあるギアループは機能的で整理するのに役立ちました。
まとめ
ハンモック泊は敷居が高く、ベテラン向きのイメージがありますが注意点やポイントを把握すれば決して難しいわけではありません。最高の寝心地で快適なハンモック泊をぜひ体験してみましょう!