気候が良くなりアウトドアシーズンが到来しましたね。
休日前になると、大自然の中でチェアに体を預けリラックスしている自分の姿を想像してしまいます。
そんなリラックスしたい時にピッタリなのが、キャンプ用ハイバックチェアです。
ハイバックチェアは、包み込まれるような包容力が魅力で、ストレスなく長時間座る事が出来るキャンプ用チェアになっています。その使用感に満足すると、ハイバックチェアから他のチェアに浮気できなくなってしまうでしょう。
さっそく、ハイバックチェアの特徴とともにおすすめのハイバックチェアをご紹介しますね。
当記事のコンテンツ
ハイバックチェアの特徴
包み込まれるような座り心地
「ハイバックチェア」とは、読んで字のごとく、通常の椅子に比べて背もたれが高いチェアのことになります。
背もたれが高いことで、座った時に体全体をチェアにゆだねることが出来て、包み込まれるような優しい座り心地になっています。座り心地が良すぎて、そのまま眠りに落ちてしまう事もあるでしょう。
リクライニング機能の付いたハイバックチェアであれば、本格的に睡眠をとることも出来て、まさに包み込まれるような寝心地を味わう事も出来ますよ。
長時間の使用に向いている
ハイバックチェアは、背もたれ部分が上半身をしっかりと支えてくれるので、腰を下ろした瞬間から体全体をゆだねることが出来ます。背もたれにゆだねる事で心身ともにリラックス出来るので、ストレスを感じる事なく長時間座っている事が可能になっているのです。
アウトドアシーンで言うと、家族で食事をゆったりと取りながらコミュニケーションを計りたい時、食後に一人でゆっくりとした時間を過ごしたい時、友人達と焚き火を囲みながらお酒を楽しみたい時など様々なシーンに向いていると言えるでしょう。
アウトドアという解放感とリラックスできるローチェア30が上手くリンクし、充実した時間がいつまでも続くことでしょう。
コンパクトにはならない
背もたれ部分が大きい分、どうしてもハイバックチェアはコンパクト性には欠けます。
その欠点を補うために、最近では各ブランドがコンパクト化を図っていますが、まだまだ発展途上のようです。
しかし、抜群の座り心地と長時間使用できるというハイバックチェアのメリットと、コンパクト性を天秤にかけた時に、コンパクト性に欠けることが気にならないというキャンパーさんの声もあります。
それだけ、アウトドアにおいてチェアの座り心地が重要だからです。
チェア選びの選択肢は色々あるので、自分が何を優先させたいのかよく考えると、デメリットも気にならなくなる場合もありますよ。
おすすめのハイバックチェア
snowpeak ローチェア30
これを買っておけば間違いない!と筆者一押しのハイバックチェアが、ローチェア30になります。
筆者が腰痛持ちの時期に、座ることが出来た数少ないハイバックチェアで、身体への負担が少ない構造になっているようです。
腰痛がない今でも座りやすく、キャンプ時に限らず自宅でもリビングで愛用中ですが、リビングソファーには目もくれず必ず家族の誰かが率先して座っているのがローチェア30になります。
背もたれの素材はポリエステルになっており、背中からおしり、太もも辺りまで包み込むような座り心地は、安心感がありリラックス出来ます。
snowpeakの公式サイトでも「ソファー以上の座り心地です」とうたっていますが、ローチェア30は一般的なソファーのように柔らかすぎて沈み込み過ぎる事がありません。適度に張りがあることで安定感を感じられるので、何度でも包み込まれたくなるのかもしれませんね。
また、ローチェア30の座面の高さは地上高30cmになるのですが、立ったり座ったりする時の動作のストレスがありません。
ハイバックチェアがゆえにコンパクトとは言い難いですが、中央収束タイプの収納システムになっていて持ち運びや保管のしやすさを向上させています。
金額 | 17600円 |
サイズ | 幅58×奥行65×高さ86cm |
重量 | 3.6kg |
耐荷重 | 記載なし |
座面高 | 30cm |
収納袋の有無 | あり |
公式サイト | snowpeak |
ogawa ハイバックチェア コットン
ogawaのハイバックチェアは、1つ前に紹介したローチェア30に似ていますが、決定的な違いが、背もたれに使用されている素材がコットンであるという事です。
火の粉に強いコットン素材なので、焚き火で使用する時に気を遣う必要がありません。
「ハイバックチェア」というネーミング通り、肩まで包み込んでくれるハイバック仕様なので、座り心地は良く安定しています。
座面高が43cmというハイチェアなので、脚を前へ投げ出すというよりは、脚を下ろして上半身を背もたれにゆだねると言う感じになります。
ハイバックチェアコットンでリラックスしていても、立ち作業に移る際の動作もストレスなく行えるでしょう。
背もたれの後ろはポケット付きだったり物を掛けられるループが付いているなど、ちょこっと収納として何かと便利です。
大人気のローチェア30にはない機能を付けつつ、差別化を図っているようです。
金額 | 19800円 |
サイズ | 幅50×奥行40×高さ94cm |
重量 | 4.1kg |
耐荷重 | 記載なし |
座面高 | 43cm |
収納袋の有無 | あり |
公式サイト | ogawa |
LOGOS Life バックホールドチェア
腰痛持ちの友人が絶賛するハイバックチェアが、LOGOS Life バックホールドチェアになります。カラー変更もあり、イマドキのギアとの相性も良くなっています。
バックホールドチェアの背もたれ部分は、他のハイバックチェアと違い、背筋を自然に伸ばしつつ腰周辺をしっかりホールドするように作られています。
背もたれ下部の曲線部分が腰をしっかりとホールドすることで、安定した座り心地を実現しているのですね。
背筋と腰が安定し長時間座っても疲れにくい構造になっているハイバックチェアなので、腰痛持ち腰痛無しに関係なく、身体に優しいハイバックチェアと言えるでしょう。
肘掛けが、隣のチェアとぶつからないサイズになっているので、2脚ぴったり並べることも可能になっています。
開放感のあるアウトドアの中で、2脚で寄り添い同じ広大な景色を眺めれば、関係性も一層親密になれるかもしれませんね。
金額 | 6930円 |
サイズ | 幅63×奥行80×高さ101cm |
重量 | 5.4kg |
耐荷重 | 150kg |
座面高 | 46cm |
収納袋の有無 | あり |
公式サイト | LOGOS |
Colman レイチェア
Colmanのレイチェアは、長時間の座り心地を優先しつつ、3段階のリクライニング方式を取り入れたハイバックチェアになっています。
アウトドアでの楽しみはそれぞれですが、忙しない日々から抜け出し大自然の中に身を預けた時に、うたた寝するのも醍醐味です。
テントの中にシェラフ、タープにはコットはある、だけど、わざわざ移動するまではない。そんな時ってありますよね。
そこで、レイチェアの登場です。
リクライニング調整が可能なレイチェアなら、ご自分で調整を行い背もたれにゆったりと身体をゆだねる事が出来ます。
心地良いうたた寝をしているあなたを、誰も邪魔する事は出来ないでしょう。
また、初心者でもスムーズに扱いやすい収束タイプになっているのも、嬉しいポイントです。
120周年を迎えた2021年のColmanのテーマカラーは、赤です。今年選ぶなら、赤と言う選択しかないでしょう。
金額 | 9980円 |
サイズ | 幅61×奥行70×高さ98cm |
重量 | 3.7kg |
耐荷重 | 80kg |
座面高 | 50cm |
収納袋の有無 | あり |
公式サイト | Colman |
FIELDOOR ポータブルチェア ハイバック T/C
ハイバックチェアの中でも、背もたれ部分への拘りが強く感じられるのが、FIELDOORのポータブルチェアハイバックです。
ポータブルチェアハイバックの一番の特徴は、頭部までしっかり付けられる高い背もたれです。頭部部分にクッションがしっかりと入り、体だけでなく頭まで優しく包み込んでくれるので、大自然の中でゆったりとくつろいで座ることができるでしょう。
ここまで拘ったハイバックチェアが作れるのも、専属の工業デザイナーがフレームとの位置関係を検証しつつベストな座り心地を追及しているからです。
座面をより広く深めに設計している事で、見た目以上の座り心地を可能にしています。
他のハイバックチェアと比べて大きめですが、軽量化されておりコンパクトに収納できるので、女性でも肩掛けで気軽に持ち運ぶことが出来るんですよ。
金額 | 7920円 |
サイズ | 幅62×奥行75×高さ105cm |
重量 | 2.4kg |
耐荷重 | 120kg |
座面高 | 35cm |
収納袋の有無 | あり |
公式サイト | FIELDOOR |
PONCOTANチェア
楽天市場のアウトドア・チェア部門で10週連続で1位を獲得した、PONCOTANチェア。
入荷するたびに売り切れになるという人気ぶりが分かる、ハイバックチェアになっています。
その人気の理由として上がってくるのが、人体工学に基づいたリラックス設計です。
シートの沈み込みを徹底的に研究し、ゆったりとした姿勢でリラックスできるよう、従来よりも深めに設計されています。
また、よりベストな座り心地になるように素材にも拘りをみせています。
発色が良く手触りが柔らかなのはもちろん、通気性が抜群で蒸れにくく、長時間使用しても涼しくて快適に過ごせるのです。濡れてもすぐに乾くところも、ポイントが高いですよね。
世界基準の安全規格や国内信頼の検査機関で試験を重ねることで、品質の向上と安全性を追求しているPONCOTANチェア。
同じようなタイプのハイバックチェアが1万円を超える中で、破格の金額になっています。多少の不安を感じるかもしれませんが、口コミを見ていると座り心地と使用感に全く遜色はないようなので、ぜひ試してみたいハイバックチェアです。
金額 | 4980円 |
サイズ | 幅58×奥行67×高さ103cm |
重量 | 1.2kg |
耐荷重 | 120kg |
座面高 | 45cm |
収納袋の有無 | あり |
公式サイト | PONCOTAN |
ハイバックチェアで明日への活力を充電しよう!
おすすめのハイバックチェア、いかがだったでしょうか。
リモートワークや外出の機会が減ってしまった現代において、休日にハイバックチェアを持ち出し気分転換しませんか。
そして、大自然を前に大きく深呼吸すれば、煮詰まっていた心や身体が解き放たれ、明日への新たな活力が生まれてくることでしょう。