防災グッズとして、今注目度が高いポータブル電源。キャンプや車中泊においても、1つあるだけで快適さが格段にUPします。
普段電源サイトを使っている方は、ポータブル電源を手に入れることで選べるサイトの幅がぐっと広がりますよ!
今回紹介するのは、私が熟考の末に購入した「EcoFlow RIVER Pro」です。
基本スペックや特徴とあわせて、実際に使った感想ものせていますので、ぜひ参考にしてください!
当記事のコンテンツ
EcoFlow RIVER Proとは?
EcoFlow Technology(エコフロー テクノロジー)は、2017年に設立したポータブル電源メーカーです。
クラウドファンディングサイト「Makuake」に出品された商品は、5億円以上の応援金額を集め、現在(2021年5月)において歴代最高金額を記録しています。
製品名 | 容量 | 【150W冷蔵庫】使用時間(目安) |
RIVER | 288Wh | 1.5~3時間 |
RIVER Max | 576Wh | 3~6時間 |
RIVER Pro | 720Wh | 4~8時間 |
EFDELTA | 1440Wh | 7~10時間 |
そんなEcoFlowのポータブル電源は全部で4種類。
「EcoFlow RIVER Pro」は容量720Wh、発売されている商品の中では2番目に大きいモデルです。
決め手になった最大の魅力
私がEcoFlow RIVER Proを購入する最大の決め手になったのは、1.6時間でフル充電ができるという点!
他の製品に比べると、圧倒的に早いスピードです。
基本スペック
バッテリー容量 | 720Wh(200,000mAh) |
サイズ | 28.9×18.0×23.5cm |
重量 | 7.2kg |
充電方法 | AC壁コンセント(100V~120V) |
12Vシガーソケット | |
ソーラーチャージャー | |
フル充電時間 | 壁コンセント:1.6時間 |
シガーソケット:7.5時間 | |
ソーラーチャージャー:4.5~9時間 (110W×2 快晴で使用した場合) |
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保存性(フル充電時) | 1年間 |
寿命 | 800回 |
出力規格 | AC×3(正弦波)600W(最大1200W) |
USB Type-A×2 急速充電ポート×1 | |
USB Type-C×1 | |
シガーソケット×1 | |
DC5521×2 |
EcoFlow RIVER Pro5つの特徴
最大1200Wまで対応
EcoFlow RIVER Proは、最大1200Wの家電まで使用することができます!
その秘密は「X-Boostテクノロジー」という独自の技術。Ecoflowのポータブル電源は家電製品の電圧を下げることで、1200Wまで対応が可能となっています!
X-Boostテクノロジーを使用する際は、専用アプリでの操作が必要です。設定が終われば、操作も簡単ですよ!
なお、1200Wで出力するわけではありませんので、注意してください。
同時に10台給電できる
EcoFlow RIVER ProにはAC出力(一般的なコンセント)が3口、USB Type-Aが3口、Type-Cが1口、シガーソケット出力が1口、DC出力が2口の計10口ついています。
そのすべてが同時に使用可能!
さらに、ソーラー充電含め、パススルー(充電しながらの給電)にも対応しています。
ただし、電池寿命に影響するため、できる限り充電してからの使用がおすすめです。
1.6時間でフル充電
購入を決めた理由としてもあげたように、EcoFlow RIVER Proは100Vの家庭用コンセントを使用すれば、1.6時間でフル充電できます!
0%~80%までなら、わずか1時間です。
外出先で充電する場合、何時間も充電スポットを占領しているわけにはいきませんよね。
EcoFlow RIVER Proなら、長期間の旅でも安心です。
片手で持ち運べる約7.2kg
普段重いものを持つ機会があまりない私でも、片手で持ち運べる重量も魅力。
取っ手もしっかりしてるので、スムーズに移動できますよ。
大きさもそれほど大きくないので、車に普段から積んでいても邪魔になりません。
外付けバッテリーで容量UP
EcoFlow RIVER Proは、専用のエクストラバッテリーが販売されています。
エクストラバッテリーの容量は720Whなので、一緒に使うことで1440Whまで容量をUPさせることができます!
720Whを買ったけど満足できなかった、という場合にも安心です。
なお、エクストラバッテリーは単体で使用できないので注意してください。
EcoFlow RIVER Proを開封!
おしゃれで丁寧な梱包
通販サイトの公式ショップで購入しましたが、ひとまわり大きなダンボールに梱包されていました。
さっそく開封していきます!
箱を開けるとまずは付属品などが入った箱がでてきます。
箱の裏には日本語の簡単なマニュアルガイドが書かれています。
詳しい説明書も入っていましたが、このガイドを読んだだけでも使用することができましたよ。
箱の下には、取っ手の部分のあいたクッションでしっかりと保護されたバッテリーが見えています。
かなり丁寧に梱包されている印象を受けました。
バッテリーは高価なものなので、このようにしっかり発送してくれるのは購入者としても安心です!
付属品を紹介
続いては付属品について紹介します。
箱の中にはコンセント、ソーラーパネル、シガーソケット用充電ケーブルと、DCケーブル、日本語のユーザーマニュアルが同封されていました。
購入者へのお手紙も入っていましたよ♪
EcoFlow RIVER Pro実践編
パススルー給電できる?
実際に、パソコンやスマートフォンの充電や扇風機を動かしながら、パススルー給電ができるのか実験しました。
早速つないでみます!
画面上のInput・Outputの数値を見てもわかる通り、しっかりパススルー給電されています。
今回は、家庭用コンセントを使用しましたが、ソーラーパネルもパススルーに対応していますよ!
ただし、パススルー給電はバッテリー寿命に多少影響が出てしまうようです。できるだけ、充電してから使用するようにしましょう。
本当に1200Wまで使える?
実際にドライヤーと電子レンジをつないで、使用してみました。どちらも1200Wの家電製品です。
ドライヤーは問題なく使用することが出来ました!ターボモードも使用でき、風が強くなるのを感じます。
さすがにコンセントから使用するよりは、弱くなっているようです。
電子レンジも使用することが出来ましたが、温まり具合が弱く、動作音も普段より小さく感じました。電力供給の値も300W~600Wあたりで変動しています。
製品にもよるかと思いますが、「1200Wの電子レンジを毎回使いたい」などといった方は注意が必要です。
また、すべての製品が使えるわけではなく、基本的には600Wの製品の使用が推奨されています。
【まとめ】EcoFlow RIVER Pro
今回はEcoFlow RIVER Proについて、実際に使用しながらレビューしました。
EcoFlow RIVER Proは、1.6時間でフル充電ができ、最大1200Wまで使うことができます。スマートなデザインも魅力です。
決して安い買い物ではありませんでしたが、使いやすく満足しています。どのポータブル電源がいいか迷っている方は、ぜひチェックしてみてください♪