冬にチャレンジしたい「薪ストーブ」を使ったキャンプ。
薪ストーブを使うなら、煙突穴付きの薪ストーブ対応テントがおすすめです!
今回は煙突穴付き薪ストーブ対応テントを使うメリットや選び方、おすすめの商品を紹介し、注意点についても解説します。
ソロで使えるものからファミリー用まで、幅広くピックアップしたので、ぜひ参考にしてください!
当記事のコンテンツ
煙突穴付き薪ストーブ対応テントを使うメリット
煙突穴付きの薪ストーブ対応テントの多くは、燃えにくい素材(難燃性素材)で作られています。
薪ストーブを使うことを前提としているので、換気にも優れており、安心して使えるのがメリットです。
煙突から排気できるので、テント内がモクモクになるのも防止できます。
普通のテントで薪ストーブを使う方法もありますが、火の粉でテントに穴が開いてしまったり、うまく換気ができなかったりと危険です。最悪の場合、炎上してしまうことも。
薪ストーブを安全に使うなら、煙突穴付きの薪ストーブ対応テントを使用しましょう。
煙突穴付き薪ストーブ対応テントの選び方
煙突穴付きの薪ストーブ対応テントを選ぶ際は、以下の3つに注目しましょう。
注目ポイント
・燃えにくい素材であるか
・ベンチレーター(通気口)は付いているか
・煙突穴の位置はどこか
燃えにくい素材には、コットンやT/C(ポリコットン)などがあげられます。「難熱性に優れる」「火の粉で穴が開きにくい」などの表記も参考に選ぶと良いでしょう。
また、ベンチレーターの位置や数によって、通気性は異なります。より安心して使用するなら、ベンチレーターが上部と下部に分かれている商品がおすすめです。
煙突穴は、使用する薪ストーブの種類や置く位置によって適した位置が変わるので、お手持ちの薪ストーブをチェックしてみてくださいね。
おすすめの煙突穴付き薪ストーブ対応テント5選
ogawa「ピルツ15 T/C」
ogawa(オガワ)の「ピルツ15 T/C」は、8人用サイズのワンポールテントです。
家族で使うには多少大きく感じるかもしれませんが、薪ストーブを置いて寝床を確保することを考えるとゆったり使えて便利ですよ。
素材にはT/C(ポリコットン)が使われています。
煙突穴は天井部分に付いているので、薪ストーブは中央にセッティングします。
テントの本体と距離があり、火の粉が飛ぶ心配が少なく安心です。
ベンチレーター(通気口)が5ヶ所に設置されていて、換気しやすいのも魅力。
おしゃれなテントを探している方にもおすすめです。
サイズ(使用時) | 430×430×310cm |
サイズ(収納時) | 90×40×35cm |
重量 | 約17.6kg |
素材 | T/C(ポリコットン) |
対応人数 | 8人 |
購入者レビュー
とても大きくて重いですが、設営がとても簡単で、慣れれば1人でも15分でできるようになります。家族6人で使用していますが、広々使えて便利です。
HELSPORT「バランゲルドーム 4-6人用」
HELSPORT(ヘルスポート)の「バランゲルドーム 4-6人用」は、薪ストーブを使用しているキャンパーにとって定番といわれるようなテントです。
バランゲルドームには、今回紹介する4~6人用と8~10人用があります。
バランゲルドームはドーム型で天井が高く、スペースが有効活用できるのが魅力。
難燃性・耐水性のあるナイロンで作られている点も安心ポイントです。
ベンチレーター(通気口)も入り口と煙突穴のほかに2ヶ所設置されています。
広さを有効活用できるテントを探している方におすすめです。
サイズ(使用時) | 345×345×160cm |
サイズ(収納時) | 26×65cm |
重量 | 6.5kg |
素材 | ポリアミド(ナイロン)WR・FR |
対応人数 | 4~6人 |
購入者レビュー
見た目に一目ぼれして購入しました。デッドスペースがなく広く使えるのが良いです。熱回りも良いため、暖かくキャンプを楽しめます。
YOKA「YOKA TIPI」
YOKA(ヨカ)の「YOKA TIPI」は、2人用のワンポールテントです。
ペグやインナーは付いておらず、テント本体とポール、収納袋のみがセットになっています。
煙突穴はテント側面の上部にあるので、中央よりやや外側に薪ストーブをセッティングします。
煙突穴のサイズは8cmですが、煙突のサイズにあわせてハサミでカットすることが可能。さらに、耐熱部分のみを取り外して、交換することもできます。
使わないとき用のフタが付いているのも魅力です。
ペグを除いて1.8kgと軽量なので、持ち運びやすいテントを探している方にもおすすめです。
サイズ(使用時) | 270×270×175cm |
サイズ(収納時) | – |
重量 | 約1.8kg |
素材 | ナイロン シリコン・防炎布(煙突部) |
対応人数 | 2人 |
購入者レビュー
ソロ用に購入しました。色も形もかっこいいので気に入っています。設営も簡単でした。
NEUTRAL OUTDOOR「TC テント 3.0」
NEUTRAL OUTDOOR(ニュートラルアウトドア)の「TC テント 3.0」は、火の粉に強いT/C(ポリコットン)素材で作られたテントです。
煙突穴は側面の中央あたりに付いています。
ただし、耐熱生地(チムニーアダプター)はオプションのため、別途購入が必要なので注意しましょう。
入り口部分にはメッシュパネルが付いているので、夏場の虫対策にも便利。
4シーズン使えるテントを探している方にもおすすめです!
サイズ(使用時) | 300×300×200cm |
サイズ(収納時) | 88×28×28cm |
重量 | 10kg |
素材 | T/C(ポリコットン) |
対応人数 | 3~5人 |
購入者レビュー
3~5人用のようですが、薪ストーブを使うことを考えると2人でちょうど良いサイズです。通気性も良いので安心して使用できます。設営も簡単でした。
Eono「ワンポールテント」
Eono(イオーノ)は、Amazonのプライベートブランドです。
「ワンポールテント」はソロサイズですが、1万円台で購入できるのが魅力。
煙突穴は側面の天井に近い位置に付いています。
ベンチレーター(通気口)は、テントの上部に2ヶ所です。
耐水圧は3000mmなので、耐水性も抜群。
雨の日でも安心して使用できるテントを探している方にもおすすめです。
サイズ(使用時) | 320×320×160cm |
サイズ(収納時) | 約φ15×45cm |
重量 | 約1.7kg |
素材 | ポリエステル |
対応人数 | 1人 |
購入者レビュー
ソロ用とのことですが、薪ストーブを入れなければ3、4人ほど寝られるくらいの広さがありました。ソロだと広々使えるので良いですね。価格を考えればとても満足です。
薪ストーブを使う際の注意点
薪ストーブを使う際は、以下の5つに注意しましょう。
薪ストーブを使う際の注意点
・一酸化炭素中毒を常に警戒し、換気は十分に行う
・煙突カバーなどを使用して耐熱対策する
・テント本体の近くに薪ストーブを置かない
・煙突掃除はこまめに行う
・寝るときは必ず消す
どれか1つでも注意を怠れば、一酸化炭素中毒や火災の原因となります。
特に気を付けたいのは一酸化炭素中毒です。薪ストーブを使用する際は、一酸化炭素チェッカーを必ず設置しましょう。
また、煙突穴の周りは耐熱素材が使われていますが、煙突カバーを使用することでより安心して使用できます。
テント内で薪ストーブを使う際、気を抜くと思わぬ事故につながります。準備や注意を徹底して行い、安全に使用しましょう。
煙突穴付き薪ストーブ対応テントで冬キャンプを暖かく過ごそう!
今回は、煙突穴付き薪ストーブ対応テントのおすすめを5つ紹介しました。
薪ストーブをインストールすれば、寒い冬キャンプも快適に過ごせます。
ただし、テント内で薪ストーブを使うのは危険も伴う行為です。
くれぐれも注意しながら、キャンプを楽しんでくださいね。