キャンプブームと相まって、既存のブランドはじめ新規ブランドから発売される新作テントの多さに、選ぶ基準が揺らぐことはありませんか。
そこで今回は、1914年創業の老舗アウトドアブランドであるogawaの2022年新作テントをご紹介いたします。
ogawaは100年以上続くブランド力と同時に製品のクオリティが高く、ベテランキャンパーさんからの信頼が絶大なブランドです。
筆者も、かなりの遠回りをして最終的にogawaのテントに辿り着いた1人ですが、クオリティの高さと所有感を満たしてくれるogawaのテントに大満足しています。
この記事でご紹介する2022新作テントを選んでいただければ、ogawaのテントと末永くキャンプを楽しむ事ができるでしょう。
ogawaのどんな新作テントが勢揃いしているのか、続きをご覧くださいね。
ogawaの2022新作5選
クーポラ
キャンプ場での存在感は確実に群を抜いている、外観デザインが特徴的なクーポラ。
他のブランドにはないデザインなので、キャンプ場がザワザワしそうな予感がします。
しかし、悪目立ちせず柔らかい印象を受けるのは、ogawaならではの美しいフレームワークとアースカラーの相乗効果が効いてるからでしょう。
また、フレームが一定方向だけではないことで耐風性も兼ね備えており、ogawaらしいクオリティが発揮されています。
そして、見た目だけで終わらないのがogawaのテントです。
クーポラはグランドシートが取り外し可能なので、様々なレイアウトに対応できます。
小さなお子さんがいる場合、全面にグランドシートを付けたままにしてお座敷スタイルにすればキャンプ中も快適に過ごせますよね。
最大8人まで就寝可能なので、大人数の場合も対応可能です。
また、中央部だけを開けて土足で出入りしやすいようにして、両サイドを寝室とリビングに分ける事もできます。
左右の出入口を解放すれば通り抜ける事も出来るので、小さなお子さん達がグルグル走り回って遊ぶのは確実でしょう。
さらに、タープは張りたくないけどリビングに屋根が欲しい場合などは、リビングエリアのグランドシートのみを外せば、リビングまでは土足で出入りできるので作業の効率も上がります。
寝転がっているお子さんやパートナーと会話をしながら、ゆったりと過ごせそうです。
加えて、最終的にはグランドシートを全て取り外してしまえば巨大なシェルターが出現します。
コロナが落ち着いたら、大勢の仲間とワイワイとキャンプ飯を楽しむ事もできるでしょう。
そして、天井の大きなベンチレーションを含めた多数のベンチレーション、メッシュ素材の多用やインナーテントにT/C素材を使用している事で、換気が促され結露防止に繋がっています。
テント内で過ごしている時も、ストレスなく快適な時間が流れそうですね。
重量 | 総重量:約20.3kg
フライ:約3.2kg、インナー:約5.75kg、グランドシート:約1.7kg ポール:約5.3kg、付属品:約4.35kg |
素材 | フライ:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm)
インナー:T/C、ポリエステル75d(入口部のみ) グランドシート:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) ポール:6061アルミ合金(φ14.5mm、φ13mm) 7001アルミ合金(φ8.5mm) |
収納サイズ | 70x34x34cm |
カラー | サンドベージュxダークブラウンxオフホワイト |
付属品 | 張り綱2m×10本、アイアンハンマー1丁、スチールピン25cm×34本、収納袋 |
ヴィガス
ソロやデュオキャンプなどの少人数用として、ogawaで大人気のヴィガスが2022年になって進化して登場しました。
ヴィガスがあれば良い。
そう思わせてくれる位に、どんなシーンにも対応できるレイアウトが魅力的です。
まずは、一般的なソロやデュオ用テントと比べると、リビングの最大高が約192cmもあるのが大きな特徴です。
リビングスペースでは様々な動きを伴いますが、ストレスなく作業が進められるでしょう。
座った時にも、天井までの高さがある事で圧迫感を感じません。
晴れた日にはリビングの後面を外すことで解放感を得られながらも、サイドウォールでプライバシーを保ってくれます。
ふいの雨天時もご心配無用です。
2段階方式のタープも付いているので、キャンプ場では慌てずにスマートにタープを展開しましょう。
あまりにも激しい風を伴う雨でも、タープサイドの展開次第で、ある程度のブロック効果を発揮することも出来ますよ。
さらに、ヴィガスは全方位にメッシュパネルがあるので通気性に優れており、 インナーテントを外せば小型シェルターとしても使用可能です。
夏キャンプなどで虫や蚊を気にすることなく過ごせますよね。
ちなみに、インナーテントは別売りが多い中でセットに含まれているのは嬉しいポイントです。
シェルターや2ルームテントなど変幻自在の展開の豊富さを備えたヴィガス。
少人数のキャンプをするならヴィガスで決まりですね!
重量 | 総重量:9.36kg (付属品除く、付属品:約2.15kg)
フライ:約4.96kg、インナー:約1.6kg、ポール:約2.8kg |
素材 | フライ:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm)
インナー:ポリエステル68d グランドシート:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) ポール:6061アルミ合金(φ14.5mm、φ11.8mm) |
収納サイズ | 70x30x26cm |
カラー | サンドベージュxダークブラウン |
付属品 | 張り綱2.5m×4本、アイアンハンマー1丁、スチールピン25cm×12本、収納袋 |
カーサイドロッジ
ogawaのカーサイドシリーズは、発売から20年という歴史があります。
ここ数年のカーサイド需要の伸びもあり、ogawaらしい懐かしさの中に現代のエッセンスが加わったスチールフレームのカーサイドが誕生しました。
カーサイドロッジは、ロッジ型で居住空間の広さが特徴的です。
4面がメッシュになり4面全てから出入りが可能なので自由さがあると同時に、その自由さのおかげで車もすんなりと溶け込んでいます。
四駆の車などは一般的に運転席が大きなドアになりがちですが、画像のように2列シートのドアを開けられるように設置するとストレスがないかもしれません。
ベストなのは、スライドドアのある車でしょう。
ドアを解放したままにすれば、空間を広く効率的に使用できそうですよね。
カーサイドロッジと車は、付属のタープ用吸盤を車の屋根に付けて繋げるだけになっています。
設置は簡単ですが、車の車高が170~200cmとなっているので、購入前のご自身の車高の確認は忘れずに行いましょう。
画像のように、カーサイドロッジ内は空間を広く活用することができます。
高さもあるので、空間内で動く際のストレスもありません。
また、カーサイドロッジの大きな特徴でもある窓から見える外の景色も格別でしょう。
ちょっと守られている感もありながらの窓際で、温かい日差しを浴びながらのお昼寝タイムも良いですよね。
さらに、カーサイドロッジは車と連結しなくても、シェルターとして単体使いも可能です。
日射しを確実に避けたい時や雨が気になるイベントの際などにも大活躍しそうですね。
重量 | 総重量:15.6kg (付属品除く、付属品:約2.44kg)
フライ:約6.3kg、ポール:約9.3kg |
素材 | フライ:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)
フレーム:スチールφ22mm |
収納サイズ | 82x28x40cm |
カラー | サンドベージュxダークブラウン |
附属品 | ライナーシート、タープ用吸盤×2、張り綱3m×4本、アイアンハンマー1丁、
スチールピン25cm×15本、収納袋 |
タッソUL
とにかく軽く!
バックパッカーやバイクでキャンプに出掛ける方にピッタリなテントが、タッソULになります。
付属品を含めても1.42kgという軽量さです。
もちろん、軽量であるがゆえにコンパクトさにも優れています。
幕の収納サイズが26×14×14cmとなっているので、バックパックにもポン!と入りますよね。
リップストップ採用の重量0.22kgのモノポールは、折りたたんで36cmです。
幕の収納サイズに比べると長さは取りますが、大きめのバックパックなら余裕もあり、何と言っても0.22kgなら許してしまいますよね。
また、タッソULは5角形と6角形へのトランスフォームが可能です。
形によって高さや広さが変わるので、他の持参ギアとのバランスで対応できるのは嬉しいポイントですね。
最後に、タッソULの機能性もさることながら、モスグリーンカラーに惹かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
モスグリーンは、森や土などの日陰に見られるような地味で暗めの雰囲気の緑色です。
しかし、男前感があり最近の人気カラーでもありますよね。
忙しい非日常から抜け出す時に、黄緑や明るい緑ではなく地味で渋いモスグリーンは、みなさんの疲れた身体と心にそっと寄り添ってくれるはずです。
重量 | 総重量:約1.2kg (付属品除く、付属品:約0.22kg)
フライ:約0.86kg、ポール:約0.36kg |
素材 | フライ:ナイロンリップストップ20d(耐水圧1,800mm)
ポール:6061アルミ合金φ16mm |
収納サイズ | 幕体:26×14×14cm、フレーム折り寸法:36cm |
カラー | カーキ |
附属品 | 張り綱1.5m×6本、アルミピン×12本、収納袋 |
リクライニングチェア
最後に、ogawaの2022新作で筆者がビックリしたギアを紹介します。
初めて見た時は・・・と言うか、今でもちょっと見慣れないogawaのリクライニングチェア。
これまで、ブランド力と製品のクオリティに拘ってきたogawaが、こんなにハッキリと「ogawaです!」と、ロゴで主張してくる事はありませんでした。
クオリティに自信があるからこそ、ロゴは控えめ。
そんな筆者のイメージを良い意味で破ってくれたのが、このリクライニングチェアです。
リクライニングチェアは、座面高は25cmの胡坐のような感覚で座れるチェアになります。
地球まで25cmという近い距離で、ここ数年流行っているロースタイルに合わせてきた感じです。
背もたれが3段階に調節可能なので、食後などにマッタリとするのも良いでしょう。
ただし、座り心地が良過ぎて、そのまま眠りにつかないように気をつけてくださいね。
重量 | 約4.1kg |
素材 | 張地:綿100% フレーム:スチール、木(肘掛部) |
サイズ | 50×35×高さ57(座面高25)cm |
収納サイズ | 61×69×9cm |
耐荷重 | 80kg |
カラー | サンドベージュ、カーキ |
ogawaの2022新作ギアで、キャンプのあらゆる可能性を体感しよう!
ogawaの2022新作テントとチェア、いかがでしたか。
少し高額でも、長く愛用していけるテントに出会いたいならogawaはオススメです。
ogawaのブランド力とクオリティは、キャンプ場で愛用しているベテランキャンパーさんが証明してくれるでしょう。
季節は春に向かっています。
新作のogawa製品を車に詰め込み、キャンプ場ではドヤ顔でお過ごしください。