キャンプで快眠するための必須アイテムが「寝袋(シュラフ)」。
冷え込んだ環境でもポカポカ暖かく熟睡するためには、高い保温性と優れた品質を兼ね備えた寝袋選びがポイントです。
そこで今回は、高品質でクオリティーの高い「国産の寝袋メーカー」を大特集!
世界に誇るメイドインジャパンの寝袋メーカーである「ナンガ」を始め、5つの国産メーカーをピックアップしましたので、これまで値段の安さにつられて寝袋を購入したものの、寒くて熟睡できなかったという方は要チェックです!
当記事のコンテンツ
メイドインジャパンのクオリティー!国産の寝袋メーカーを大特集!
出典:楽天市場
メイドインジャパンの優れたクオリティーで、世界中から高い評価を獲得している国産の寝袋メーカー。
氷点下が続く過酷な環境下でも快適に使用できる「高い保温性」や「職人が手掛ける優れた品質」が人気です。
そんな国産の寝袋メーカーには、おもに以下の5つが挙げられます。
- NANGA(ナンガ)・・・滋賀県米原市
- ISUKA(イスカ)・・・大阪府富田林市
- mont-bell(モンベル)・・・大阪府大阪市
- PuroMonte(プロモンテ)・・・東京都中央区
- Takemo(タケモ)・・・和歌山県橋本市
日本が世界に誇る3大寝袋メーカーといわれる「ナンガ」や「イスカ」「モンベル」をはじめ、アルパインテントで有名な「プロモンテ」、2015年に誕生した話題の新鋭ブランド「Takemo」など、登山やキャンプを快適にする寝袋を製造・販売するメーカーが数多く存在します。
そんなメイドインジャパンの優れたクオリティーを誇る国産の寝袋メーカーの特徴を、次からチェックしていきましょう。
国産の人気寝袋メーカーをチェックしよう!
ここからは、国産の寝袋メーカーの特徴をひとつひとつ紹介していきます。
冬キャンプにおすすめの寝袋も紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
NANGA(ナンガ)
出典:ナンガ公式サイト
1941年、羽毛布団の町で知られる滋賀県多和田地区(旧近江町)で「横田縫製」として創業して以来、現在では日本が誇る寝袋メーカーへと成長したグローバルメーカーである「NANGA(ナンガ)」。
良質なヨーロッパ産の羽毛を採用し、国内で洗浄したもののみ使用し熟練された職人による製造にこだわった確かな品質が特徴です。
ナンガの寝袋については、以下の記事もご参考に!
NANGA(ナンガ) オーロラライト 600DX
出典:ナンガ公式サイト
ナンガが独自開発した防水透湿素材「オーロラライト」を使用した4シーズン対応可能のコンパクトモデル。
760FPの高品質スパニッシュダックダウンを採用し、軽く保温性に優れているのが特徴です。
出典:ナンガ公式サイト
片寄りを抑え効率的に保温することができる”ボックスキルト構造”を採用し、高次元の保温性を体感することが可能。
厳冬期を除く4シーズンに対応しています。
ダウン | スペイン産ダックダウン90-10%(760FP) |
重量 | 約1,100g |
快適使用温度/下限温度 | −4℃/−11℃ |
口コミ・レビュー
11月初旬に使用したが、テント内でコット、エアーマットの上で何の問題もなくポカポカで眠れた。収納にやや手こずったが、匂いもなくとてもよい買い物をした。永久保証もよい。
ISUKA(イスカ)
出典:イスカ公式サイト
1972年(昭和47年)に創業し、半世紀にわたり高品質の寝袋を作り続ける大阪の老舗寝袋メーカーである「ISUKA(イスカ)」。
”HEARTY&QUALITY”(心あるモノづくりで、最高の品質を)をテーマに、カラダにフィットする「3D構造」や超撥水性能や引き裂き強度・耐摩耗性に優れた「最高品質の素材」、また「厳しい縫製基準」にこだわった製品作りが特徴です。
ISUKA(イスカ) エアプラス 450
出典:イスカ公式サイト
最高品質のグースダウンを450g封入し、夏山から冬の低山に対応したスリーシーズンモデル。
引き裂き強度や耐摩耗性に優れたコーデュラナイロンを使用し、超撥水加工が施されているので結露による濡れを防ぎます。
出典:Amazon
3D構造のシルエットを採用し、首元と肩の部分を包み込むショルダーウォーマーを装備しているので、寝袋内で暖まった空気の流出を防ぐことが可能。
足元も多めの保温材を封入し、睡眠時の足の形に沿ったフットボックス構造を採用しているので優れた保温性を発揮します。
ダウン | グースダウン450g(90/10 800FP) |
平均重量 | 840g |
使用可能温度 | −6℃ |
口コミ・レビュー
コンパクト性とウエイトを考えこちらを購入。収納性は問題なく、耐久性や保温性はこれから確認ですが、厳冬期もシュラフカバーで対応できると思います。よい買い物をしました。
mont-bell(モンベル)
1975年に大阪で設立し、日本の多雨湿潤気候に合う寝袋の開発から始まった総合アウトドア用品メーカーである「mont-bell(モンベル)」。
アイガー北壁日本人第二登を果たしたトップクライマーである辰野勇氏が立ち上げ、世界が認める高品質な寝袋を数多く展開しています。
そのなかでも、一般的なダウンよりダウンボールが大きく保温力と軽量性を兼ね備えた「EXダウン」の採用や、優れた伸縮性でカラダの動きを妨げない「スパイラルストレッチシステム」の生地、また隔壁のないシームレス構造で気密性や保温性を高めた「スパイダーバッフルシステム」など、機能性に優れているのが特徴です。
mont-bell(モンベル) シームレス ダウンハガー800 #3
出典:モンベル公式サイト
わずかな綿量でも優れた保温性を発揮するモンベルの高品質800FPの”EXダウン”を使用し、撥水加工が施された素材を兼ね備えた超軽量スリーピングバッグ。
隔壁がなく縫い目の少ない画期的な構造の「スパイダーバッフルシステム」を採用しているので気密性や断熱性に優れ、高い保温性を発揮します。
出典:モンベル公式サイト
伸縮率最大135%を誇る”スーパースパイラルストレッチシステム”を搭載しているので就寝時の体の動きを妨げず、余分な空間を作らないため高い保温性を維持することが可能。
夏の高山から冬の低山キャンプに最適です。
ダウン | EXダウン(800FP) |
重量 | 531g |
快適温度/使用可能温度 | 4℃/−1℃ |
口コミ・レビュー
定番中の定番モデル。夏場はオーバースペックかなと思うけど、重さ・サイズは文句の付けようがありません。山にキャンプに活躍中です。
PuroMonte(プロモンテ)
出典:HCS公式サイト
2005年にダンロップを取り扱う株式会社エイチシーエスが立ち上げたアルパインブランドである「PuroMonte(プロモンテ)」。
山岳用テントを始め、厳冬期のテント泊登山に対応した軽量コンパクトなスリーピングバッグを数多く展開しています。
そのなかでも、撥水加工が施された”DLシリーズ”のダウンシュラフは、羽毛の弱点でもある”水濡れによる保温力低下”を解消すると同時に皮脂汚れも防ぐことができるとして人気です。
PuroMonte(プロモンテ) コンパクト撥水ダウンシュラフ 450g DL453
出典:HCS公式サイト
撥水加工が施された700FPのダウンを使用した軽量コンパクトモデル。
ダウンの弱点である”濡れによる保温性の低下”を軽減するので高い保温性を維持することができ、皮脂汚れも防ぐことができます。
出典:HCS公式サイト
14×32cmまでコンパクトに収納することができるので、嵩張らず持ち運ぶことが可能。
GWから紅葉シーズンの登山や冬の平地キャンプで快適に使用することができます。
ダウン | ホワイトダックダウン450g 700FP(撥水加工) |
重量 | ー |
適応温度 | −5℃ |
Takemo(タケモ)
出典:Takemo公式サイト
2015年に和歌山で設立された新鋭寝袋メーカーである「Takemo(タケモ)」。
登山用寝袋メーカー「イスカ」に30年勤務したあと、それまでの製造経験を生かして個人事業として立ち上げ、”本物と呼べる良いものをより安く!”をポリシーに、「最安値の最高級ダウンシュラフ」として今大注目の国産寝袋メーカーです。
高品質750FPのダウンを採用し、羽毛のかさ高を損なうことなく保温性を最大限に発揮する「ボックス構造」や、首元やファスナーサイドから冷気の侵入を防ぐ「ドラフトチューブ&ネックチューブ」を搭載するなど、高機能でありながらコスパに優れているのが特徴です。
Takemo(タケモ) スリーピングバッグ 5
出典:Amazon
750FPの高品質ホワイトダックダウンを使用し、春から秋にかけての山岳登山や冬キャンプに最適な軽量スリーピングバッグ。
ダウンのかさ高を損なわないボックス構造を採用しているので、本来羽毛が持つ性能を十二分に発揮することができます。
出典:Amazon
ファスナー付近や首元から冷気の侵入を防ぎ、寝袋内で暖まった空気を逃さない”シングルドラフトチューブ”や”ネックチューブ”を搭載。
圧縮することなくダウンのかさ高を一定に保ち長期保管することができるストリージバッグが標準装備されています。
ダウン | ホワイトダックダウン 750FP(90/10) 500g |
重量 | 約960g |
最低使用温度 | −6℃ |
口コミ・レビュー
シュラフの値段はピンきりで有名ブランドは手が出ません。そんなとき発見したのがTakemoの寝袋!大手メーカーと同等のクオリティーで価格が抑えられておりコスパ最強です!
まとめ
今回は、メイドインジャパンの高いクオリティーを誇る国産の寝袋メーカーを紹介してみました。
朝晩の冷え込みが厳しいキャンプでは、保温性や機能性に優れた寝袋が必須アイテム。
こだわりの羽毛を使用し、熟練された職人が製造する国産の寝袋なら厳しい冷え込みでのテント泊でも快眠することができます。
今回紹介した国産の寝袋メーカーやおすすめモデルを参考に、メイドインジャパンの高品質な寝袋で快適なキャンプライフを楽しんでみてくださいね!