冬キャンプに備えておきたい暖房器具。
カセットガス(CB缶)を燃料としたガスストーブなら、手を汚すことなくスイッチひとつで暖まることができるのでおすすめです。
そこで今回は、持ち運びしやすいポータブルタイプのガスストーブをご紹介!
冬キャンプにおすすめのポータブルガスストーブと合わせ、メリット・デメリットも解説していきます。
当記事のコンテンツ
カセットガスストーブは冬キャンプの暖房器具に最適!?
出典:アラジン公式サイト
冬キャンプの暖房器具には、おもに以下の3つがあります。
- カセットガスストーブ
- 石油ストーブ
- 薪ストーブ
それぞれの特徴を以下にまとめてみました。
暖かさ | 持ち運びやすさ | 価格 | 使い勝手 | |
カセットガスストーブ | ○ | ◎ | ○ | ◎ |
石油ストーブ | ◎ | △ | △ | ○ |
薪ストーブ | ◎ | △ | △ | △ |
カセットガスストーブは、石油ストーブや薪ストーブに比べ暖かさに劣りますが、使い勝手がずば抜けて優れているので、サブストーブとしての用途に最適です。
そんなカセットガスストーブのメリット・デメリットを以下に解説していきます。
手を汚さずスイッチひとつで暖まる
出典:イワタニ公式サイト
- 手を汚さずスイッチひとつで暖がとれる
- 軽くコンパクトなので持ち運びしやすい
- 電源を必要としないので場所を選ばない
- 燃料の入手がしやすい
- 防災アイテムとして活躍できる
最大の特徴が、手を汚さずスイッチひとつですぐ暖房効果を発揮できるということ。
灯油を入れ替えたり薪に火起こししたりすることなく手軽に暖まることが可能です。
また、石油ストーブや薪ストーブに比べ持ち運びしやすいのも大きなメリットといえます。
外気温が低いとガスが気化しにくく使えない
出典:アラジン公式サイト
- 暖房効果は低い
- 連続燃焼時間が短い
- 外気温が低いと使えない
- テント内での使用は禁止
燃料となるカセットガスは、外気温が低いと気化しにくくなるため冷え込みが厳しいと使えなくなることがあります。
燃料となるカセットボンベ(ブタンガス)の特性により、10℃を下回ると気化しにくくなり、5℃以下になりますと、ほとんど気化しなくなるため、お使いいただくことはできません。
一酸化炭素中毒の危険性があるのでテント内では使用禁止!
また、締め切ったテント内で使用すると一酸化炭素中毒になる危険性があるので、各燃焼器具メーカーではテント内での使用を禁止しています。
テントのような狭い密閉された空間で、燃焼器具を使用されますと、酸欠や一酸化炭素中毒で死亡など重大事故となるおそれがありますので、絶対におやめください。(屋内用・屋外用を問わずご使用できません)
そのため冬キャンプで使用する場合は、出入り口を開放し通気口を2箇所以上設けるなど通気性を確保した状態で使用する必要があります。
▽ 冬キャンプの安全対策におすすめの一酸化炭素警報機はこちらをご参考に!
上記のメリット・デメリットを踏まえ、ポータブルガスストーブは以下のような方におすすめです。
- 手を汚さずスイッチひとつで手軽に暖房効果を得たい
- 手軽に持ち運びたい
- 場所を選ばずどこでも移動させて使いたい
- 厳しい冷え込みの時期はキャンプに行かない
- 防災用としても役立てたい
冬キャンプにおすすめ!ポータブルガスストーブ5選
それではここから、冬キャンプにおすすめのポータブルガスストーブをご紹介していきます。
安全性を考えると、「アラジン」や「イワタニ」など信頼のおける燃焼器具メーカーが製造・販売するガスストーブがおすすめです。
おすすめ①センゴクアラジン ポータブルガスストーブ
出典:Amazon
ブルーフレームヒーターでお馴染みのアラジンストーブをカセットガス仕様にした「センゴクアラジン」のポータブルガスストーブ。
コンパクトサイズで持ち運びしやすく、可愛いフォルムが人気です。
炎を中央に集めるトルネードバーナーにより効率よく熱を発生させ、ふんわり優しく暖めることが可能。
転倒時消火装置など4つの安全装置を搭載しているので安心して使用することができます。
サイズ | 幅330×奥行335×高さ386mm |
重量 | 約5.7kg |
連続燃焼時間 | 弱:260分/強:100分 |
ポータブルガスストーブの口コミ・レビュー
速暖性が高く、手軽なカセットガスということもありキャンプで重宝してます。そんなに暖かいわけではないですが、デザインに惚れたという人はぜひ!
おすすめ②ロゴス×センゴクアラジン シルバークイーン
出典:ロゴス公式サイト
1970年代にアラジンが製造していた反射型石油ストーブ「シルバークイーン」をガスストーブ仕様に復刻させたロゴスオリジナルカラーモデル。
取り扱いに便利なカセットガスを燃料としているので、室内だけでなくキャンプでも大活躍します。
出典:ロゴス公式サイト
燃焼部に2層の放熱ネットと風防板を採用し、弱燃焼時でも暖房能力が高いのが特徴。
専用の収納袋が付属しており、サイドポケットにカセットボンベも収納して持ち運ぶことができます。
サイズ | 幅37×奥行29.6×高さ33.5cm |
重量 | 約4.2kg |
燃焼時間 | 強:約2.5時間、弱:約7時間 |
シルバークイーンの口コミ・レビュー
11月末外気温3℃、サーカスTC内で使用して最高12℃まで上昇しました。正面に熱がしっかり伝わってきますので体感的には12℃以上で快適に過ごせました。
おすすめ③イワタニ マイ暖
出典:イワタニ公式サイト
燃焼器具メーカー”イワタニ”を代表する人気ポータブルガスストーブの「マイ暖」。
軽くコードレスで使えるのでどこでも持ち運んで使用することができます。
出典:イワタニ公式サイト
点火後の立ち上がりが非常に早く、約1分で暖が取れるのが嬉しいポイント。
弱運転切り替え機能を搭載しているのでガスの消費量を節約しながら効率的に使用できます。
サイズ | 幅312×奥行222×高さ290mm |
重量 | 約2.6kg(カセットガス含まず) |
連続燃焼時間 | 標準運転時:約3時間20分 弱運転時:約3時間55分 |
マイ暖の口コミ・レビュー
朝の冷え込みが厳しい台所用に購入して使用しています。灯油と違って臭いもないし、すぐに温まるから助かりますね。
おすすめ④イワタニ デカ暖Ⅱ
出典:イワタニ公式サイト
カセットガス1本で小型石油ストーブに匹敵する暖かさが得られるイワタニの「デカ暖Ⅱ」。
3層の燃焼筒構造による熱溜め効果により、熱の放射する表面積が大きくなり大きな暖房効果を発揮します。
出典:イワタニ公式サイト
カセットガスを燃料としているので手を汚さずスイッチひとつで温まることが可能。
不完全燃焼防止装置など4つの安全装置を搭載しています。
サイズ | 幅361×奥行311×高さ364mm |
重量 | 約4.3kg(カセットガス含まず) |
連続燃焼時間 | 約2時間30分 |
デカ暖Ⅱの口コミ・レビュー
冬キャンプでの使用目的で購入しました。4m×4mのベルテントでは少々物足りないですが、使い勝手がよく自宅でもサブ暖房器具として重宝しています。
おすすめ⑤イワタニ 風暖(KAZEDAN)
出典:イワタニ公式サイト
温風機能で部屋の隅々まで暖めることができるイワタニの「風暖(KAZEDAN)」。
カセットガスの燃焼熱を電気に変えてファンを回すことができるので、暖かな風を部屋中に届けることができます。
出典:イワタニ公式サイト
運転モードを「弱」と「標準」の2段階に切り替えることができるので、好みに合わせて選択することが可能。
転倒時消火装置など5つの安全装置を搭載しています。
サイズ | 幅319×奥行260×高さ438mm |
重量 | 約4.7kg(カセットガス含まず) |
連続燃焼時間 | 標準運転時:約1時間40分 弱運転時:約2時間30分 |
風暖(KAZEDAN)の口コミ・レビュー
車中泊やキャンプに使用しています。コスパはイマイチですが、どこでも気軽に利用でき電源も不要なので最高のギアだと思います。
まとめ
今回は、冬キャンプにおすすめのポータブルガスストーブをご紹介してみました。
カセットガス(CB缶)を燃料としたガスストーブは、電源を必要としないため場所を選ばず使用できるのが特徴。
また手を汚すことなくスイッチひとつで暖房効果を得ることができるので、手軽にキャンプで暖房器具を使いたいという方におすすめです。
今回紹介したポータブルガスストーブのメリット・デメリットやおすすめ商品を参考に、快適な冬キャンプを楽しんでみてくださいね。