ポータブル電源

2023年6月11日 /

【徹底検証】BLUETTI「AC60+B80」はキャンプで使えるのか?

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キャンプの定番アイテムとなりつつあるポータブル電源ですが、皆さんは既にお持ちでしょうか?

持っているけど、買い替えたい。
どうせ買うならいいものを探している。

そんな方におすすめしたいのが今回紹介する「BLUETTI AC60+B80」。

防水・防塵の機能を備えこれから迎える夏にぴったりのポータブル電源となっていますので是非ご覧ください!

BLUETTI AC60+B80の基本情報

AC60+B80とは史上最小の容量拡張可能ポータブル電源「AC60」と拡張バッテリー「B80」がセットになった商品です。

AC60とB80をセットで使う必要はなく、「AC60」を購入してもっと容量が欲しくなったときは「B80」を追加で購入して使うということも出来ます。

AC60の購入ページはこちら

AC60とは?

AC60は小型でありながら出力600W、容量403.2Whと見た目からは想像できないパワフルなポータブル電源です。

プロダクトデザインも洗練されており機能だけでなく使いやすさ、デザインの面でも人気となっています。

出力は電力リフト機能を使うことで最大1200Wまで使用することが可能

電力リフトの切替はアプリで行うので入れておくと便利です。

1200Wというとトースター、炊飯器など多くのキッチン家電に対応している出力数となるのでキャンプに限らず多くのシーンで活躍してくれます。

さらにIP65防水・防塵機能も備わっています。

BLUTTI社に確認したところコンセントの内側と外側の両方に防水ゴムを取付けているためプラグを差し込んだ状態でも水の侵入を防げるそうです。

※ただし、防水機能はポータブル電源本体に対して機能するものなのでプラグの抜き差し時は電気ショックを与える可能性があります。

そのため電源をオンにした状態でシャワーをかけても何の問題もなく使用可能な状態でした。

※使用時は残った水を乾燥させた上使用するようにしましょう。

AC60は別売のB80からのバッテリー供給を受けることで容量拡張が出来ます

バッテリー拡張ケーブルは最大2つ接続することが出来るのでB80を2つ接続した場合、容量が403.2Wh→最大2,015.2Whの超大容量のポータブル電源となります!

出力できる規格と数が多いのもAC60の特徴の1つ。

一般的なAC出力はもちろん、USB-C、USB-A、DC出力など多くの機器に対応しています。

またワイヤレス充電も出来るためスマホやQiに対応している機種の充電も行うことが出来ます。

商品名 BLUETTI AC60
サイズ 290mm × 205mm × 234mm
重量 9.1kg
出力 AC合計600W(瞬間最大1200W)
充電方法 AC充電、シガーソケット、鉛蓄電池充電、ソーラー充電
性能 IP65防水・防塵

B80とは?

B80はAC60など組み合わせる外部拡張バッテリーとして使用できるだけでなく、独立して使うことも出来るポータブル電源。

先ほど紹介したAC60と比べるとシンプルな機能で出力数も200Wとなるのでメインとして使うというよりメインポータブル電源に供給するサブバッテリーとして使うのが良さそうです。

バッテリー容量は806Whと大容量なので2泊以上する方や1泊で好きな家電を使いたいという方におすすめです。

AC60と同様でIP65防水・防塵機能も備わっています。

出力規格はシガーソケット、USB-C、USB-Aの3つとなっており、AC60ほどの出力規格はありませんがシンプルなキャンプであれば十分ではないでしょうか。

商品名 BLUETTI B80
サイズ 290mm × 207mm × 204mm
重量 9.9kg
出力 最大200W
充電方法 AC充電、シガーソケット、AC60からの充電、ソーラー充電
性能 IP65防水・防塵

リン酸鉄リチウムイオン電池のここがすごい

出典:BLUETTI公式サイト

キャンプ用ポータブル電源を選ぶ時は電池の耐久性や寿命が気になりますよね

BLUETTI製品は「安心・安全が最優先」というコンセプトでポータブル電源を開発されています。

本製品ではリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、長寿命、軽量、そして安全性が高いなどリチウムイオン電池の中でも高品質となっています。

さらにバッテリーマネジメントシステムでさまざまな危険を防止し、安心して使うことができます。

その自信から「6年保証」「10年以上使える長寿命」「充電サイクル数3000+」と銘打っています。

リン酸鉄リチウムイオン電池は決して安価なものではないのですが、長期間に渡って使用し出来ると考えるとコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。

「AC60&B80を実際に使ってみた」

「AC60&B80」の基本情報をお伝えしてきましたがここからは実際に家電を使用して実力を検証していきたいと思います!

今回、「LEDライト」「炊飯器」「ドライヤー」「ヘアアイロン」の4つで検証します。

LEDライト

このLEDライトの消費電力は6Wと非常に低いため問題なく点灯するでしょう。

AC60では600Wの出力が可能なので1%の性能しか発揮していないことになります。

まだまだ大丈夫そうですね!

ヘアアイロン

ヘアアイロンはどうでしょうか。

こちらのヘアアイロンは40Wと先ほどのLEDライトより高くなっています。

電源は問題なくついて、使用出来る状態になる時間は自宅の時と特に変わりませんでした。

使い勝手も全く問題なく、温度が低かったり、温度が不安定だったりしないか心配だったのですがしっかり高い温度をキープしてくれて思ったようなスタイリングが出来ました!

ドライヤー

ドライヤーはブレーカーが落ちるくらい非常に電力を消費することを知っているので正直緊張しています。

消費電力を見てみるとなんと1200W!不安です・・・。

最初は消費電力が一番低い冷風から試してみて、徐々にドライ、ターボと切り替えてみましたがこちらも問題なく使用出来ました!

もしかしたら電源のオフの状態からターボに入れたら動かないのではないかと思い試した見たのですがそれも大丈夫でした。

電力リフトモードがしっかり機能してくれて1200Wのドライヤーも使えることが分かりました。

炊飯器

最後に炊飯器でしっかりお米が炊けるのか調査したいと思います。

消費電力は1115Wとドライヤーと同じくらい、そして炊飯にかかる時間が約1時間と果たして無事に炊けるのでしょうか。

カタログ値で消費電力は1115Wとなっていますがその電力がずっと消費され続けるのではなく立ち上がり時とその後では出力の数値は極端に変わってきます。

炊飯完了時の消費電力は約238Whのため立ち上がり時は最大1115W付近で消費し、安定してくるととても低い消費電力で炊飯をしているということになります。

炊飯の時間が経過し確認しに炊飯器に向かったところ、無事炊けていました!

炊飯後も保温状態となっており一安心です。

さっそく開けて見てみるとしっかり炊けているようです!

器に盛っても分かる通り熱々のごはんがポータブル電源で炊けることが分かりました。

少しお米がパサついていると感じたのですが、これはパワーリフト機能で1200Wのものを扱う時に電圧を下げるからではなく、夜の屋外(しかも避暑地)で外気温が低かったことが原因だと思います。

非常用にもキャンプにももってこいのポータル電源

いかがでしたでしょうか?

色々な家電で検証してみて、アウトドア環境であると便利なものは大体使えると思いました。

今回「AC60&B80」を使ってみて使いやすく、ポータブル電源を検討している方におすすめできる商品だと思うので是非検討してみてくださいね。

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