秋冬のキャンプではひとつ持っておくと安心の石油ストーブ。
アラジンやトヨトミなどの暖房機具メーカーのものはもちろん、様々なアウトドアブランドからも販売されており、どれにすればよいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、秋キャンプにおすすめの石油ストーブを5つ紹介します!
おしゃれなデザインや、1台2役になる石油ストーブをピックアップしていますよ。
当記事のコンテンツ
石油ストーブを選ぶメリットとは?
石油ストーブのメリットは、電源がいらないところ。キャンプではもちろん、災害時にも役立ちます。
また、薪ストーブに比べると燃料費が安く、薪をくべる必要もありません。一度給油してしまえば、10時間以上使えるものがほとんどです。
天板のあるタイプなら、お湯を沸かしたり鍋料理をしたりといった利用方法もありますよ。
音も静かなので、周りを気にせず使えるのも魅力です。
秋キャンプにおすすめの石油ストーブ5選
トヨトミ「RB-G25N」
トヨトミの「RB-G25N」は、レインボーストーブと呼ばれるモデルです。ガラス窓の中の炎が7色に光ります。
手回しハンドルタイプで電源・電池が不要となっており、災害時に役立つのも魅力です。
また、2重タンク構造を採用しており、倒れた際に灯油がこぼれにくいのもアウトドア環境では嬉しいポイントです。加えて、安全装置としては耐震自動消火も付いています。
なおレインボーストーブにはランタン調のモデルも販売されています。
RB-G25Nの基本情報
サイズ | φ38.8×47.4cm |
重量 | 6.2kg |
タンク容量 | 4.9L |
連続燃焼時間 | 20.2~40.2時間 |
RB-G25Nの使用者レビュー
電源も電池もいらないので災害時の備えとして購入しました。おしゃれですし燃費も良いです。
トヨトミ「RL-SE2523」
トヨトミの「RL-SE2523」は2023年限定のシーズンストーブモデルです。
MOVIE THEATERをテーマに、モノクロ映画をイメージしたデザインが散りばめられています。
先に紹介したレインボーストーブ同様、2重タンク構造になっており、耐震自動消火装置も付いています。連続燃焼時間が20時間以上と長持ちするのも嬉しいポイントです。
今しか手に入らないデザインなので、気になったら早めにチェックしてみてください。
RL-SE2523の基本情報
サイズ | φ38.8×47.4cm |
重量 | 6.2kg |
タンク容量 | 4.9L |
連続燃焼時間 | 20.2~40.2時間 |
snow peak「スノーピークグローストーブ」
snow peak(スノーピーク)の「スノーピークグローストーブ」は、シンプルなデザインがおしゃれな石油ストーブです。
上部に付いた鉄板が熱されて遠赤外線が発生するため、一般的な対流式に比べてさらに暖かく感じられます。
円筒型なので360°全体が暖かくなり、囲んだ人々をじんわりと温めますよ。
スノーピークグローストーブの基本情報
サイズ | φ38.8×47.4cm |
重量 | 約5.9kg |
タンク容量 | 4.9L |
連続燃焼時間 | 約20時間 |
スノーピークグローストーブの使用者レビュー
燃費もいいですし、足元まで暖かいです。価格は高いですが、自宅でも使えるので良いと思います。
アルパカ「アルパカ プラス ストーブ TS-77NC」
アルパカの「アルパカ プラス ストーブ TS-77NC」は、コンパクトかつおしゃれなデザインで人気のある石油ストーブです。
カラーが4色展開となっており、キャンプサイトのレイアウトにあわせて好みを選べます。
耐震自動消火装置も付いているため、万が一の際も安心です。
ただし、連続燃焼時間が約10時間と短めなので、使う時間によっては1日で給油が必要になりそうです。
アルパカ プラス ストーブ TS-77NCの基本情報
サイズ | φ35×42cm |
重量 | 6.6kg |
タンク容量 | 3.7L |
連続燃焼時間 | 約10時間 |
アルパカ プラス ストーブ TS-77NCの使用者レビュー
コンパクトなので扱いやすいです。小さいながらに暖かく感じられます。給油口が小さいので、別途ホースが必要でした。
アラジン「ブルーフレームクッカー」
最後に紹介するのは、クラウドファンディングで先行販売されたアラジンの「ブルーフレームクッカー」です。
90年以上の歴史があるブルーフレームヒーターという石油ストーブを煮炊きとしても使えるように調理性能をプラスし、サイズをコンパクトにしたものがこのブルーフレームクッカーです。
天井部分に汁受けが付いており、万が一吹きこぼれても簡単にお手入れができます。
なお、現在クラウドファンディング内の先行発売は終了しています。今後の販売は公式サイトをチェックしましょう。
詳しくはこちら:Aladdin Direct Shop
ブルーフレームクッカーの基本情報
サイズ | φ42.6×47.7cm |
重量 | 約8.0kg |
タンク容量 | 4.1L |
連続燃焼時間 | 約17.8時間 |
石油ストーブを使用する際の注意点
石油ストーブを使用する際に注意したいのが一酸化炭素中毒です。
一酸化炭素は、換気の悪い場所で石油ストーブやバーナーなどの火器を使用すると発生するもので、無色無臭のため気付いたときには大事故につながる可能性があります。
「寝る際は石油ストーブを消す」「換気を常に行う」「一酸化炭素チェッカーを設置する」の3つを必ず徹底しましょう。
また、石油ストーブは車内での燃料漏れにも注意が必要です。
石油ストーブの構造によって燃料タンクが取り外せるものと一体型になっているものがありますが、どちらであっても灯油を別にして持ち運ぶのが理想です。
燃料タンクを取り外しても本体に灯油が残っているので、しっかり抜き取っておきましょう。
秋キャンプに石油ストーブを持っていこう
これからの季節は虫も少なくキャンプがしやすくなる一方、夜は急に冷え込むこともあります。
石油ストーブをひとつ持っておけば、暖かく過ごせますよ。
人気アイテムはすぐに売り切れてしまうこともあるため、早めにチェックしてみてください。