寝袋

2023年10月6日 /

快適温度とは?秋キャンプにおすすめのシュラフや選び方を紹介!

きなこ

出典: PhotoAC

やっと涼しくなってきて、キャンプがより楽しめる季節になりました。

昼と夜の寒暖差が激しい秋は、服装はもちろん、シュラフもどんなものにしたらよいか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、秋用シュラフの選び方を解説します。あわせて、秋におすすめのシュラフも紹介するので、ぜひチェックしてください。

秋用シュラフの選び方

秋キャンプにあった快適温度をチェック

出典:PhotoAC

シュラフには、快適温度や下限温度という表示があります。

快適温度・下限温度とは

快適温度:女性が快適に眠れる温度
下限温度:男性がギリギリ眠れる温度

それぞれの定義は以上ですが、実際には快適温度を基本として選びます。

秋キャンプの快適温度は0~10℃。しかし、場所によっても気温が異なるため、実際の気温に比べて5℃の余裕を持つのがおすすめです。

つまり、5℃の場所であれば快適温度0℃、10℃の場所であれば5℃の商品を選びましょう。

封筒型?マミー型?形状を確認

シュラフの形状は封筒型とマミー型の2種類。それぞれにメリットがあるので、違いを理解して選びましょう。

封筒型

出典:Coleman

封筒型のメリットは、布団のようにして眠れること。シュラフ内に適度な空間があり、寝心地が良いのが魅力です。

一方、同じ快適温度のマミー型と比べると、収納時にかさばる点や、隙間がある分寒く感じてしまう点がデメリットと言えます。

マミー型

出典:mont-bell

密着度が高いマミー型は、暖かく眠れるのがメリット。しかし、慣れていないと寝づらく感じる場合もあります。

また、収納時にコンパクトにまとめられることも魅力。登山やツーリングキャンプなど、荷物を小さくまとめたい方におすすめです。

中綿の種類を確認

出典:PhotoAC

中綿の種類には、安価な化学繊維ダウンの2種類があります。

ダウンは軽量でコンパクトにまとめられるのが魅力ですが、価格が高くお手入れが難しいというデメリットもあります。

化学繊維の方が扱いやすく価格が安いので、初心者には化学繊維のシュラフがおすすめです。

秋キャンプにおすすめのシュラフ5選

mont-bell「シームレス バロウバッグ #3」

出典:mont-bell

mont-bell(モンベル)の「シームレス バロウバッグ #3」は夏の高山から冬の低山キャンプまで使えるバランスの良いシュラフです。

伸縮性のある生地を使用しており、マミー型でありながら睡眠時の体の動きを妨げません。

中綿には、濡れても保温力をキープできる独自の化学繊維「エクセロフト」を使用しています。

シームレス バロウバッグ #3の基本情報

サイズ(使用時) 適応身長183cm
サイズ(収納時) φ17×34cm
重量 963g
中綿 化学繊維
快適温度 5℃
下限温度 0℃

シームレス バロウバッグ #3の購入者レビュー

保温力に優れていながらもコンパクトでよかったです。収納袋も伸びるので、収納しやすいと感じました。

NANGA「オーロラライト450DX」

出典:Amazon

夏の初めから秋まで使えるNANGA(ナンガ)の「オーロラライト450DX」

中綿には、自社で洗浄したスパニッシュダックダウンのみを使用しています。羽毛特有のにおいがほとんどないのが魅力です。

生地には独自開発の防水透湿素材を採用しており、蒸れやすい季節も快適に眠れます。

オーロラライト450DXの基本情報

サイズ(使用時) 適応身長178cm
※レギュラーサイズ
サイズ(収納時) φ14×30cm
重量 865g
中綿 ダウン
快適温度 0℃
下限温度 ‐5℃

オーロラライト450DXの購入者レビュー

荷物がかさばらないのが一番のお気に入りポイント。高級シュラフですが、その分快適に眠れます。

ISUKA「エアドライト 480」

出典:ISUKA

ISUKAの「エアドライト 480」は、春から秋まで使えるマミー型のダウンシュラフです。重量わずか870gと軽量なため、キャンプはもちろん登山でも活躍します。

首元にはマフラーの働きをするショルダーウォーマーを配置しているほか、足元に多めのダウンを封入しており暖かく眠れます。

性能を重視する方におすすめです。

エアドライト 480の基本情報

サイズ(使用時) 78×213cm
サイズ(収納時) φ16×32cm
重量 870g
中綿 ダウン
快適温度
下限温度 ‐6℃

エアドライト 480の購入者レビュー

軽いうえにコンパクトで使いやすいです。寝心地も良いので選んでよかったと思います。

Coleman「パーカー/C-3」

出典:Coleman

Coleman(コールマン)の「パーカー/C-3」は、化学繊維を中綿にした封筒型シュラフです。ダブルレイヤータイプになっており、気温にあわせて暖かさを調整できます。

また、フード部分は取り外して枕にすることも可能です。

残念ながら収納時はコンパクトにならないので、車でキャンプを行う方におすすめです。

パーカー/C-3の基本情報

サイズ(使用時) 約210×84cm
サイズ(収納時) φ40×43cm
重量 約4kg
中綿 化学繊維
快適温度 -3℃
下限温度

パーカー/C-3の購入者レビュー

2枚なので大きいですが、気温にあわせて調節できるのが良いです。暖かいので安心して使えます。

snow peak「セパレートシュラフ オフトンワイド LX」

出典:snow peak

snow peak(スノーピーク)の「セパレートシュラフ オフトンワイド LX」は、布団のように上下を分けて使える封筒型シュラフです。

寒い時には足元を”敷布団”の中に収納できるため、暖かくして眠れます。

寝心地を重視する方はぜひチェックしてみてください。

セパレートシュラフ オフトンワイド LXの基本情報

サイズ(使用時) 105×210cm(敷)
110×200cm(掛)
サイズ(収納時) φ34×56cm
重量 3.6kg
中綿 化学繊維
快適温度 8℃
下限温度 3℃

セパレートシュラフ オフトンワイド LXの購入者レビュー

収納するとき少し大変ですが、暖かく満足です。肌触りも良いです。

快適に眠れる秋用シュラフをゲットしよう!

秋用シュラフは春から秋にかけて3シーズン使えるものも多く、持っていて損はないモデルと言えます。

快適温度0~10℃の間を参考に、キャンプ地の気温を考えてシュラフを選んでみましょう。

初心者の方は封筒型のシュラフから使ってみるのがおすすめですよ。

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きなこ

生まれたときからキャンプ場を連れまわされ、気づいたら私もキャンプ好きに。現在、VANLIFE中で車中泊仕様の愛車バンと全国を旅しています。わかりやすく、ためになるような記事を目指しています。