自然豊かなキャンプ場には、松ぼっくりや小枝などがたくさん落ちています。
それらを燃料に火をおこすことができるアイテムがウッドストーブです。
今回は、折りたたみできるコンパクトなモデルに注目して、おすすめのウッドストーブを紹介していきます。
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ウッドストーブとは
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ウッドストーブとは、焚き火台よりも小型で、小枝や落ち葉を燃料に火をおこすことができるアイテムです。
小型の商品が多いので、ソロキャンプでの使用に向いており、ネイチャーストーブと呼ばれることもあります。
調理にも使うことができ、火力が強いので素早くお湯を沸かしたい時などに非常に活躍します。
燃料を集めたり、薪をくべたりと、ガスやオイルとはまた違った楽しみ方をすることができます。
ウッドストーブ利用のメリット
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ウッドストーブのメリットは、コンパクトで燃料が手軽なこと。
焚き火台は、いくらコンパクトにしても薪の運搬や用意に労力がかかってしまいます。
ウッドストーブは燃焼効率が高く、ティッシュ1枚で着火できる商品もあり、大量の薪を購入する必要もありません。
落ち葉や、小枝を拾い集める楽しみも生まれます。
燃料が自然のものなので環境に優しいのも嬉しいポイント。
また、胸ポケットに収まるほどコンパクトに持ち運べる商品もあるので、予備で持って行き燃料の不足時に利用したり、防災備蓄としても活躍します。
ウッドストーブの選び方
タイプで選ぶ
ウッドストーブのタイプは大きく分けて2種類。
円柱型と箱型に分かれます。
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円柱型は、折りたたむことはできませんが、サイズが合えばクッカーなどとスタッキングして持ち運ぶことができます。
二重構造を採用し、二次燃焼が可能な商品が多く、火力の安定感は抜群です。
燃焼効率が高く、綺麗に燃えて灰しか残らないので片付けも楽々。
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箱型は、コンパクトに折りたたむことのできる商品がほとんどです。
上部がふさがっていても、サイドの穴からの燃料補給がしやすく、長い枝を少しずつ燃やすことも可能で使い勝手がいいのが特徴です。
素材で選ぶ
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ウッドストーブの素材は、焚き火台同様ほとんどがステンレスかチタンでできています。
どちらを選ぶかで迷うところですが、軽さを重視したいならチタン、価格重視であればステンレスを選ぶといいでしょう。
ウッドストーブとしての使用に関しては、強度に大きな差はありません。
チタンは使用しているうちに青っぽい色がつくので育てていく楽しみもあるのが魅力です。
デザインやメーカーによって価格も様々なので、比べて検討するのがおすすめです。
ウッドストーブおすすめ5選
ユニフレーム ネイチャーストーブ
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ユニフレームのネイチャーストーブは、底部をメッシュにすることで、底からも空気を取り込むことができ、燃焼速度が上昇する仕組みです。
網の目が細かいメッシュを採用することで、燃料や灰が地面に落ちることも防いでくれます。
着火方法はとても簡単。
落ち葉やティッシュを焚き付けに使用し、小枝などを投入して着火するだけで簡単に火起こしができます。
身近な燃料で使用可能なので、ちょっとした料理や暖を取るのに最適。
他のメーカーではあまり見ない取っ手付きのデザインが、灰を捨てたり移動したりする際に非常に便利です。
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折りたたむとコンパクトに収納でき、ロゴ入りの収納ケースがおしゃれな印象です。
サイズ | 使用時:約14×14×16(高さ)cm 収納時:約13×13×1.5(厚さ)cm |
重量 | 約320g |
材質 | ステンレス鋼(メッシュ部のみ耐熱鋼) |
付属品 | 収納ケース |
ユニフレーム ネイチャーストーブの口コミ・レビュー
朝、焚き火をするほどの時間がない時にも気軽に使えて重宝しています。
ゴトクを使用すると、燃料の補給が難しくなるのが難点ですが、コンパクトで気軽に使えるので気に入っています。
バーゴ チタニウム ヘキサゴンウッドストーブ
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バーゴのヘキサゴンウッドストーブは、パーツが一体型になっているので組み立てがとても簡単。
ただ、灰受けがついておらず、脚も短いので、直火NGのサイトでは下に敷くものが必要です。
前面がドアのように開閉するので、煮炊きをしながらでも燃料の調整が簡単にできるのが魅力。
アルコールストーブの風防五徳としての活用もでき、夜は直火、朝はアルコールストーブや固形燃料で調理をするなど2通りの使い方ができて非常に便利なアイテムです。
軽量で丈夫なチタン素材のモデルの他に、購入しやすい価格のステンレス素材のモデルも販売されています。
スタイルや予算に合わせて選択するといいでしょう。
サイズ | D76(上部)×D127(底部)×H101mm |
重量 | 116 g |
素材 | チタン |
バーゴ チタニウム ヘキサゴンウッドストーブの口コミ・レビュー
軽さと収納性のコンパクトさはとてもよく、携帯に便利です。
サイズは小さいので、枝を燃やす専用として使っています。
チタンは火が入ると色が変わり、経年劣化を楽しめるので愛着のあるギアのひとつとして活躍しています。
ファイヤーボックス ナノボックスセットステンレス
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「灰受けを別途用意しなければ使えない…」
そんな悩みを解決するのが、ファイヤーボックスのキャンプストーブセットです。
なんとケースが灰受けになるので余計な荷物を増やしません。
同梱のカーボンフェルトは、ケースの下に敷いて地面を保護したり、2本のL字のピンを使用することで風防にもなる優れものです。
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コンパクトな本体ながら、五徳の向きを変えることで、小さなシェラカップから底面の大きなクッカーまで、幅広く対応します。
蝶番で連結されているので、組み立ても簡単。
着火に成功したら、サイドの穴から太めの薪を追加することで、長時間安定した炎を楽しむことができます。
本体は、胸ポケットに収まるほどの圧倒的なコンパクト設計で、持ち運びにも便利です。
サイズ | 使用時:幅8cm/高さ12cm 収納時の厚さ:約6mm |
重量 | 270g(箱を除く) |
素材 | ステンレス |
セット内容 | ナノストーブ本体、カーボンフェルト、Xケース、コットンケース、2本のピン |
ファイヤーボックス ナノボックスセットステンレスの口コミ・レビュー
軽量で、枝をくべて焚き火が楽しめるのがいいです。
適当に薪を入れているだけでみるみる燃えていくので、長い枝を少しずつ押し込む方法で楽しんでいます。
huanbush ウッドストーブ
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設置も撤収もたったの1秒、両端持って少し押すだけで簡単に設置することができます。
専用の五徳と、下に敷くステンレスシートが付属されているので、購入後からすぐに使用することができます。
本体の穴にスピットを刺すことで、アルコールストーブの五徳としても使用可能です。
コンパクトで低価格の商品を求めている方にはおすすめです。
サイズ | 25 x 25 x 18.5 cm |
重量 | 590 g |
素材 | ステンレス鋼 |
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カモフラ柄の収納ケースが特徴で、しっかりした素材のケースは、他の荷物を汚さずに本体を持ち運ぶことができます。
各パーツを組み合わせるだけで、組み立ても簡単。
安心の日本メーカーで、価格も手ごろなので初めてのウッドストーブとしても人気があります。
サイズ | 組立時 – 18cm*15.3cm*10.cm 収納時 – 20cm*19cm*0.8cm |
重量 | 355g (収納ケース含む) |
素材 | 純チタン |
YaeiWorkers Titanium mini fire standの口コミ・レビュー
さらに小さい商品もありますが、焚き火も楽しみたいのでこちらを購入。
思った以上に火の勢いもあり、大正解でした。
薪の消耗は早いですが、しっかり燃やし尽くしてくれるので、後片付けがとても楽です。
ウッドストーブで新しいキャンプの楽しみ方
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整えられた薪を購入しての焚き火もいいですが、松ぼっくりや小枝などの自然の燃料を集めて楽しむ焚き火は、新しいキャンプ体験となるでしょう。
ウッドストーブは、コンパクトに持ち運びができ、身近な燃料で楽しむことができるアイテムです。
ちょっとした料理をしたり、暖を取ったり、焚き火のように眺めたりと、たくさんの楽しみ方が実現します。