冬キャンプの防寒アイテムにプラスすることで劇的に体感温度が高まる「ネックウォーマー」。
必要以上に重ね着しなくても、首元にネックウォーマーを巻くだけで効果的にカラダ全身を暖めることが可能です。
そこで今回は、「ネックウォーマーがキャンプの防寒対策に効果的な理由」や「選ぶときのポイント」、また「キャンプにおすすめのネックウォーマー」をご紹介!
これまで、アウターを重ね着して寒さ対策したけど効果が得られず、動きにくいし荷物になるし・・・という経験がある方は要チェックです!
ネックウォーマーがキャンプの防寒対策に効果的な理由
出典:写真AC
ネックウォーマーがキャンプの防寒対策に効果的な理由が以下のとおりです。
- 首を暖めることで血行が促進する
- 首の隙間から冷気が侵入するのを防ぐ
- マフラーと違ってほどけないので、薪割りや焚き火などの作業中でも安全
- 必要以上に重ね着しなくても体感温度が高まる
- 荷物にならず手軽に持ち運びできる
首には、大動脈や頸動脈などの太い血管が通っており、ネックウォーマーで首を暖めることで血管が拡張し、血流が促進されます。
出典:写真AC
血流が促進することで、以下の効果が期待できます。
- 全身に温かい血液が行き渡り、カラダ全体が暖まる
- 筋肉のこわばりを和らげ、血行が改善できる
- 自律神経を整え、リラックス効果が期待できる
ネックウォーマーで首元を温めれば、血行がよくなりカラダ全身がポカポカ暖まる
また、ネックウォーマーで首元を温めると同時に、血管が細く冷えやすい手首や足首も温めることで、より一層カラダ全体の冷えを改善することができます。
キャンプに最適なネックウォーマーの選び方
出典:チャムス公式サイト
キャンプに最適なネックウォーマーを選ぶときは、以下のポイントに注目しましょう。
ポイント①ネックウォーマーの「素材」に注目しよう!
まず最初にチェックしたいのが、ネックウォーマーの「素材」。
ネックウォーマーの素材には、おもに以下の3種類があります。
- フリース
- ダウン(羽毛)
- ウール
それぞれの特徴を解説していきます。
フリース
アクリルやポリエステルなど化繊を主原料としたフリース素材は、繊維の毛足で出来た空間に温まった空気を溜め込むことができるので保温性や断熱性に優れ、ふわふわと心地よい肌触りが特徴です。
特に、毛足の長い「ボア」は温かい空気を大量に溜め込むことができるので高い保温性が得られます。
ダウン(羽毛)
天然羽毛を素材としたダウンは、ウエアやシュラフなど過酷な環境下で体温を維持するための目的に使用されるほど保温性に優れ、軽量コンパクトに持ち運びできるのが特徴です。
ウール
羊毛を主原料とした天然ウール素材は、保温性に優れているのはもちろん、弾力性や撥水性・吸湿放湿性・難燃性など多くの機能を備えたマルチ素材。
「天然のエアコン素材」といわれるほど機能性に優れており、あらゆるシーンで快適さを保てるのが特徴です。
ポイント②アウトドアブランドが独自開発した「機能素材」に注目しよう!
キャンプに最適なネックウォーマーを選ぶ際は、アウトドアブランドやスポーツメーカーが独自開発した「機能素材」に注目することで、より効果的に首元を暖めることが可能です。
アウトドアブランドやスポーツメーカーの代表的な機能素材が以下の3つ。
上記のメーカーが独自開発した保温・発熱素材なら、カラダから発する遠赤外線を効率よく反射させ保温性を高めたり、人の肌から発散される微量な水分(水蒸気)を吸収して発熱したり、より効果的に首元を暖めることが可能です。
ポイント③「着脱のしやすさ」も要チェック!
ネックウォーマーには、以下の3つの種類があり、形状の違いで「着脱のしやすさ」に違いがあります。
- チューブ(筒状)タイプ
- スナップボタンタイプ
- ファスナータイプ
筒状の「チューブタイプ」は、頭からスッポリと被るだけで素早く装着することができ、フィット感に優れているのが特徴です。
しかし、装着するときにメイクや髪型が崩れるのが嫌だという方は、全開にできる「スナップボタンタイプ」や「ファスナータイプ」が着脱しやすくおすすめです。
ポイント④ドローコード(アジャスター)付きならフィット感が調整できる
ネックウォーマーに「ドローコード(アジャスター)」が付いていると、首周りのサイズに合わせてフィット感が調整できます。
フィット感を調整することができれば、首元の隙間から冷気の侵入を防ぐことができるため防寒対策に効果的です。
ポイント⑤カイロやヒーターが内蔵されていると長時間暖かさが持続できる
ネックウォーマーに、「カイロが収納できるポケット」が付いていたり「ヒーターが内蔵」していたりすると、素材自体がもつ保温力以上に高い効果を発揮することができ、最強の暖かさを得ることができます。
カイロやヒーターが内蔵されていることで長時間暖かさが持続できるので、特に冬のキャンプや釣りなどの用途に最適です。
キャンプにおすすめのネックウォーマー9選
それではここから、キャンプにおすすめのネックウォーマーを紹介していきます。
おすすめ①ザ・ノース・フェイス マイクロストレッチネックゲイター
出典:ゴールドウィン公式サイト
カラダから発する遠赤外線のエネルギーを利用することで体の芯まで温めることができる「サーモライト光電子」素材を使用したザ・ノース・フェイスのネックゲイター。
ストレッチ性が高く、立体的形状でフィットしやすいので首からの冷気の侵入を防止します。
サイズ | フリー(幅23×前丈21×後丈16cm) |
素材 | サーモライト光電子(ポリエステル79%、ポリプロピレン18%、ポリウレタン3%) |
タイプ | チューブ(筒状) |
ザ・ノース・フェイス マイクロストレッチネックゲイターの購入者レビュー
・薄手でごわごわせずに、ポケットにしまえるので便利
・首の後ろ側でも暖かさが感じられるのは嬉しい。
おすすめ②コロンビア トレイルシェイカーゲイター
出典:Amazon
コロンビア独自の熱反射保温機能「オムニヒート」を使用したネックウォーマー。
前面はデコルテラインにフィットするラウンドカットを採用し、後頭部に備えたアジャスターでサイズ調整が可能です。
サイズ | フリー(最大幅34、最小幅23、首周り54cm) |
素材 | OHR フリース(ポリエステル100%) |
タイプ | チューブ(筒状) |
コロンビア トレイルシェイカーゲイターの購入者レビュー
・薄手ですっきりしているのに暖かいです。
・もう少しもこもこ感があるかと思っていましたが、軽くてほかほか暖かいので良かったです。
おすすめ③ミズノ ブレスサーモマシュマロネックウォーマー
出典:ミズノ公式サイト
フワフワとした風合いのマシュマロニットとミズノ独自の発熱素材「ブレスサーモ」を使用したネックウォーマー。
柔らかくゆとりのある装着感で、首元が締まる感覚が苦手という方におすすめです。
サイズ | フリー(55〜59cm) |
素材 | アクリル73%、ナイロン18%、ポリエステル5%、合成繊維(ブレスサーモ)2%、ポリウレタン2% |
タイプ | チューブ(筒状) |
ミズノ ブレスサーモマシュマロネックウォーマーの購入者レビュー
・ゆとりがあり、首が楽なことと温かさが良かったです。旅行でも荷物がかさばらず、帽子代わりに頭につけることができたのも良かったです。
・暖かくて使いやすいです。口元に当たるのが苦手と感じる方は、ゆとりのあるネックウォーマーが良いかもしれないです!
おすすめ④ナンガ ポーラテックネックウォーマー
出典:Amazon
軽く保温性や通気性・速乾性に優れた高性能フリース素材「ポーラテック」を使用したナンガのネックウォーマー。
後ろのアジャスターで簡単にサイズ調整でき、シンプルなデザインなので場所を問わず着用することができます。
サイズ | フリー |
素材 | ポーラテックフリース |
タイプ | チューブ(筒状) |
おすすめ⑤モンベル ダウンネックウォーマー
出典:モンベル公式サイト
光沢を抑えたソフトな生地に、少ない綿量でも優れた保温性を発揮する高品質なダウンを封入したモンベルのダウンネックウォーマー。
スナップボタンで簡単に着脱でき、軽量コンパクトに収納できるのでかさばらず持ち運びできます。
サイズ | S/M:14×60.5cm、M/L:14×65cm(男女兼用) |
素材 | 生地:20デニール・ナイロン・リップストップ(はっ水加工) 中綿:650フィルパワー |
タイプ | スナップボタン |
おすすめ⑥パタゴニア マイクロD・ゲイター
出典:Amazon
ソフトで着用感に優れたリサイクル・ポリエステル100%素材のマイクロデニールフリースを採用したパタゴニアのネックウォーマー。
生地を二重にして保温性を高めており、1日中快適に着用できるゆったりとしたフィット感が特徴です。
サイズ | フリー(平置き寸法:縦23×横27cm) |
素材 | 4.7オンス・リサイクル・ポリエステル100% |
タイプ | チューブ(筒状) |
おすすめ⑦ミレー ポーラエルゴネックゲイター
出典:ミレー公式サイト
軽量で保温性と速乾性に優れたポーラテックフリース素材を使用したフランス発アウトドアブランド「ミレー」の高機能ネックゲイター。
口部は立体裁断で消臭素材を備え、鼻上部は形状記憶樹脂を使用することにより高いフィット感を得ることができます。
サイズ | ー |
素材 | ポーラテッククラシックマイクロ ポリエステル100% |
タイプ | チューブ(筒状) |
ミレー ポーラエルゴネックゲイターの購入者レビュー
・鼻のところに引っかかるような工夫があり、ズレ落ちにくく快適。
・口にあたる部分が形状記憶(不織布マスクと同じイメージ)のようになっていて気に入りました。
おすすめ⑧チャムス エルモフリースネックウォーマーロング
出典:チャムス公式サイト
ふわふわの手触りが心地よく、長時間でもストレスなく着用できるチャムス定番のエルモフリースを使用したネックウォーマー。
ロングサイズが特徴で、首周りをすっぽりと包み込むと同時にアウター内に忍ばせることでより効果的に保温性を高めることができます。
サイズ | フリー(W:26.5×H:32cm) |
素材 | ポリエステル100% |
タイプ | チューブ(筒状) |
チャムス エルモフリースネックウォーマーの購入者レビュー
・必要時には耳や鼻まで覆えて助かります。柔らかく肌触りもすごくいいです。
・とにかく長い!首の根元までカバー。肌触りがいいので寒いときは鼻まで隠したりできます。
おすすめ⑨ワークマン ミドルメリノロングネックウォーマー
出典:ワークマン公式サイト
高品質なメリノウールを使用し、厚みのあるミドル生地によりワンランク上の暖かさを体感できるワークマンのネックウォーマー。
全長49cmのロングサイズで折り返して保温性を高めたり、ヘッドバンドや簡易的なマスク代わりに使用できたり、マルチに使えながら低価格で購入できコスパに優れています。
【ワークマン公式サイト】「ミドルウールメリノロングネックウォーマー」
サイズ | 首周り:50〜60cm、全長:49cm |
素材 | ウール100% |
タイプ | チューブ(筒状) |
ワークマン ミドルウールメリノロングネックウォーマーの購入者レビュー
・薄手で首周りが苦しくないのでとても気に入ってます。
・中厚という事だけど、モンベルでいうところの薄手。長さは十分あってありがたい。
暖かさ最強クラスのおすすめネックウォーマー
KOBAYA 暖か朗WP カイロポケット付きネックウォーマー(防風・防滴仕様)
出典:Amazon
温感のツボ(大椎)をピンポイントに温めることができるカイロポケット付きネックウォーマー。
遠赤外保温生地&柔らかフリースの二重構造でジワジワと効果的にカラダの芯まで温めることができます。
サイズ | 成人フリーサイズ |
素材 | 表地:フリース/ポリエステル100%/ナイロン 裏地:遠赤外保温生地 |
タイプ | チューブ(筒状) |
KOBAYA 暖か朗WP カイロポケット付きネックウォーマーの購入者レビュー
・ハクキンカイロを入れて使用していますが、まるで温泉に入っているような暖かさです。
・フリース素材で首元も暖かく、背中はポカポカするので体中が温もります。
Mactilo 電熱ネックウォーマー
出典:Amazon
安心の日本製ヒーター繊維で360°全方位に発熱し首周りを効果的に温めるAmazonで大人気の電熱ネックウォーマー。
3段階温度調整機能を搭載し、最大65°まで昇温できるので極寒の環境下でも最強の暖かさを得ることができます。
サイズ | 平置き寸法:28×高さ25cm |
素材 | 表地:ポーラーフリース素材(保温防風) 裏地:ポーラーフリース素材 |
タイプ | チューブ(筒状) |
Mactilo 電熱ネックウォーマーの購入者レビュー
・バイクに乗ってても温まる。最強にすると汗をかく勢いです。
・全周に発熱体があり、本当に360°温めてくれます。
まとめ
今回は、キャンプにおすすめのネックウォーマーをご紹介してみました。
キャンプの防寒アイテムにネックウォーマーをプラスすることで血行がよくなるほか、首元から冷気の侵入を防ぐことができるので、必要以上に重ね着しなくてもカラダ全身を効果的に温めることが可能です。
今回紹介した選び方やおすすめ商品を参考に、ネックウォーマーを防寒アイテムに取り入れ快適なキャンプライフを楽しんでみてくださいね!