冬キャンプをするうえで暖を取ることは必要不可欠です。
暖房があればあれば安全性や快適さはもちろん、キャンプ中に寒くなりキャンプがしづらくなることもありません。
そこで今回は、暖の取り方やおすすめの燃焼器具・暖房器具アイテムを紹介します。
冬キャンプ初心者でも分かりやすいように、暖の取り方の解説や注意点と安全対策についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
当記事のコンテンツ
冬キャンプ初心者への暖の取り方の解説
寒さ対策の重要性
冬のキャンプでは、低温による体調不良や凍傷といったリスクが極めて高まります。
体温が低下すると、免疫力が低下し風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなるばかりか、重篤な凍傷や低体温症といった状態に陥る可能性もあります。
そのため、冬のキャンプでは暖を取ることが必要不可欠です。
暖を取ることによって、体温を適切な範囲で維持することが可能となります。
体温が一定以上保たれることで血流が促進され、筋肉や臓器への酸素や栄養の供給が良くなります。
その他にも十分な暖房を確保することで睡眠の質も向上し、疲労回復やストレス軽減にもつながり、快適で安全なキャンプを楽しむことができます。
暖を取るためには、適切な暖房器具や対策を用いることが重要です。しっかりとした準備と計画を立て、寒さ対策を怠らないよう心がけましょう。
暖を取る方法の種類
キャンプでの暖を取る方法は多岐にわたりますが、主なものには燃焼器具と暖房器具があります。燃焼器具は石油ストーブやガスストーブなどが代表的で、燃料を燃焼させて暖を供給します。
これらの器具は比較的大きな空間を効果的に暖めることができ、特に寒冷地でのキャンプに適しています。
一方、暖房器具には湯たんぽやホッカイロなどがあります。
湯たんぽは熱湯を入れて使い、ホッカイロは身に付けたり寝袋の中に入れたりして使います。
これらの暖房器具は小さくて持ち運びやすく、個々の対象部分を集中的に暖めることができます。
キャンプ場の環境や個々のニーズに合わせて、適切な暖を取る方法を選択することが重要です。
おすすめの燃焼器具の紹介
石油ストーブ
石油ストーブは燃料として灯油を使い、効率的に暖を供給します。
安定した燃焼で強力な暖房が可能であり、寒冷地でのキャンプに適しています。
トヨトミ KS-67H
購入者レビュー
-19℃の冬の北海道で冬キャンプしました。
テントの入り口半分開けて寝ましたが、ポカポカと安眠できましたよ!まだまだ寒くても大丈夫そうです。最近は北海道もあんまり冷えないんですけど、
こいつがあれば安心です。めちゃくちゃいい買い物をしました。
ガスストーブ
ガスストーブはプロパンガスやカセットガスを使用し、手軽に暖房を行える特徴があります。
取り扱いが比較的簡単であり、キャンプ場でも広く利用されています。
イワタニ カセットガス ストーブ
イワタニ カセットガス ストーブは、手軽な燃料交換で手が汚れず、軽量かつコードレスなポータブルヒーターです。
点火後わずか1分で暖かさを実感でき、弱運転でガス消費量を約15%削減されています。
安全性を重視し4つの安全装置を装備しているので安心性が高いです。
持ち運びも自在で、キャンプでも大活躍するのでおすすめです。
サイズ | 12x222x290mm |
重量 | 2.6kg |
暖房出力 | 1 KW |
購入者レビュー
おすすめの暖災害用の備えで購入。
試しに使用したところ、やはり火は暖まります。
もう一段階弱があるといいなと。
ガスが無くなるのが早いので。
おすすめの暖房器具の紹介
湯たんぽ
湯たんぽは熱湯を入れて使用する暖房器具であり、寝袋の中や寝室での使用に適しています。
安全性が高く、長時間温かさを保つことができます。
尾上製作所 湯たんぽ
尾上製作所 湯たんぽは、SGマーク付きで環境に配慮した製品です。
お湯を沸かすだけで簡単に使用することができます。
沸騰したお湯を入れて使用するので、一酸化炭素中毒になる心配もなく冬キャンプの就寝時に安心して使用することができます。
専用カバー付きなので、保温性が高くおすすめの湯たんぽです。
サイズ | 29 x 22 x 8 cm |
重量 | 740g |
容量 | 2.4l |
購入者レビュー
コストパフォーマンスが高いよい商品だと思います。
ゴムパッキンのスペアもついており最高の商品と思います。
バスタオルにくるんで布団に入れて使えば朝でも焼けどするくらい保温力が高いです。
ホッカイロ
ホッカイロは使い捨ての暖房パッドであり、手軽に暖を取ることができます。
身体のポケットや寝袋の中に入れて使用することで、寒さ対策に効果的です。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 使い捨てカイロ 貼る レギュラー
サイズ | 約13×9.5cm |
最高温度 | 63度 |
平均温度 | 12度 |
温度持続時間 | 12時間 |
購入者レビュー
袋から出しせば放っておいても
温かくなるので助かってます。
衣類の上から腰に貼れば
半日以上は保ちますよ。
注意点と安全対策
火気の取り扱いについて
燃焼器具を扱う際には、火気の取り扱いには細心の注意が必要です。
使用場所は風通しの良い場所を選ぶことが重要です。
風が強い場所や閉鎖された空間では、火災の危険性が高まります。
周囲に燃えやすい物や可燃物がないことを確認し、安全な距離を保ちましょう。
燃焼器具から周囲への適切な距離を確保することで、火災や火傷のリスクを軽減できます。
使用中は周囲の状況に注意を払い、火気の周囲に人や物が近づかないようにしましょう。
火気の取り扱いに関する基本的なルールを守り、事故や火災を未然に防ぐために注意深く行動することが重要です。
テント内での使用に関する注意点
屋内で燃焼器具を使用する際は、一酸化炭素中毒の危険性が特に高まります。
閉鎖された空間では換気が不十分で、燃焼によって発生する一酸化炭素が溜まりやすくなるので用する前に十分な換気を確保しましょう。
また、室外排気型の燃焼器具を選択することで、一酸化炭素の排出を効果的に行うことができます。
使用中も換気を継続し、一酸化炭素検知器を設置するなど、安全対策を徹底しましょう。
燃料や補給品の確認と持参
キャンプに出かける際には、燃料や補給品の確認を怠らずに行いましょう。
燃料が不足したり、補給品がなくなったりすると、暖房器具の使用が困難になります。
また、燃料切れや器具の故障などのトラブルに備えて、予備の燃料や補給品を持参することも重要です。
キャンプ中に必要なものが不足することで、快適なキャンプ体験が損なわれることを避けるためにも、事前の準備と確認を怠らないようにしましょう。
まとめ
今回は、冬キャンプの暖の取り方や注意点と安全対策、おすすめの燃焼器具・暖房器具アイテム、について紹介しました。
冬キャンプを安全に快適に過ごすために燃焼器具・暖房器具は冬キャンプの暖房に必要不可欠です。
この記事を参考に、暖の取り方について知識をつけて冬キャンプに臨みましょう。