キャンプでぐっすり眠れるかどうかは、キャンプを楽しむうえでとても重要なポイントです。
特に冬のキャンプは、寒さ対策を怠ると、眠れないだけでなく体の不調につながることもあります。
冬の寒さ対策として、暖房アイテムを取り入れることで、暖かく快適な睡眠を得ることができます。
今回は、おすすめの暖房アイテムと、暖房アイテムを使用時の注意点を紹介していきます。
当記事のコンテンツ
冬のキャンプでのおすすめの暖房アイテム
石油ストーブ
キャンプで使用するなら、対流形の石油ストーブがおすすめです。
対流形の石油ストーブは、丸く円柱のような形をしているので、360度熱を伝えることができます。
自宅でもアウトドアでも活躍する、おしゃれなデザインが多いのもポイント。
トヨトミ 電池レス石油ストーブ RB-G25N
出典:トヨトミ
トヨトミの電池レスストーブは、電池やマッチが必要なく、手回しで点火できる優れものです。
二重タンク構造で、万が一の転倒でも石油がこぼれにくく安心。
地震や衝撃が加わった時には、自動消火する安全装置も装備しています。
燃焼中は炎が七色に浮かび、およそ40W(白熱球)の明るさがあるので、停電時もまわりを優しく照らしてくれます。
アウトドアだけでなく、もしもの時の備えとしても最適です。
サイズ | (置台を含む)高さ×幅×奥行き(mm):474.5X388X388 |
重量 | 6.2kg |
燃焼継続時間 | (最大燃焼~最小燃焼)20.2~40.2 |
暖房出力 | 2.50kW~1.25kW |
トヨトミ 電池レス石油ストーブ RB-G25Nの口コミ・レビュー
持っているストーブは、電源が必要な物ばかりなので防災用に購入しました。
燃費がいいのでアウトドアでも活躍しています。
ガスストーブ
ガスストーブは、カセットガスが燃料になっているので手軽に利用できるのが大きなメリットです。
軽量でコンパクトなモデルが多いので、ソロキャンプにもおすすめ。
ただ、石油ストーブに比べて暖房効果が低く、燃焼時間も短いので使い方の工夫が必要です。
焚き火と併用して背中側の暖房として使用したり、手を温めながら設営するなど工夫して効率よく活用しましょう。
Iwatani イワタニ カセット ガス ストーブ マル暖
出典:amazon
イワタニのカセットガスストーブマル暖は、電池も電源コードも不要。
カセットガスをセットするだけなので、手が汚れることもありません。
屋内外兼用モデルでアウトドアでも大活躍です。
石油ストーブのようなデザインは、おしゃれなだけでなく、天板にやかんを置くこともできる優れものです。
サイズ | (幅)34.3×(奥行)36.8×(高)38.2cm |
重量 | 4500g |
発熱量 | 2.09kW(約1,800kcal/h) |
連続燃焼時間 | 約1時間37分 |
Iwatani イワタニ カセット ガス ストーブ マル暖の口コミ・レビュー
2人用のテントで最高のサイズです。
お湯を沸かすのはかなり時間がかかりますが、飲み物の保温や餅を焼くのに大活躍しています。
ホットカーペット
冬のキャンプの大敵は底冷えです。
ホットカーペットは、底冷えを防ぐのに大活躍のアイテム。
ホットカーペットを活用して、お座敷スタイルでのんびりと楽しむのもおすすめです。
ただし、電源が必要になるため電源サイトの利用が必要になります。
アイリスオーヤマ ホットカーペット 2畳
出典:amazon
アイリスオーヤマのホットカーペットは、サイズ展開が豊富なのでテントのサイズに合わせて選ぶことができます。
シュラフやマットの下に敷くことで、底冷えを防ぎ快適に過ごすことができます。
テーブルと、布団を組み合わせることで即席のこたつも完成します。
シンプルなアイテムなので、好みのスタイルの合わせて使えるのが嬉しいポイントです。
サイズ | 幅約176×奥行約176cm |
重量 | 2.0kg |
定格消費電力 | 500W |
消費電力量(1時間あたり) | 中/約215Wh 強/約324Wh ※室温15℃で畳の上にホットカーペットを広げ、5時間通電したときの平均値 |
アイリスオーヤマ ホットカーペット 2畳の口コミ・レビュー
毛足が短いので掃除しやすく清潔にストレスなく使用できます。
値段の割にしっかりしているので嬉しい買い物でした。
電気毛布
ソロキャンプでは、ホットカーペットよりも手軽に持ち運べる電気毛布がおすすめ。
消費電力も少ないので、ポータブルバッテリーでも朝まで暖かく快適に睡眠をとることができます。
電気毛布とポータブルバッテリーの組み合わせは、寒いと眠れないソロキャンプの方に、おすすめの組み合わせアイテムです。
Sugiyama 洗える電気ひざ掛け
出典:amazon
Sugiyama 洗える電気ひざ掛けは、洗濯機で丸洗いできるのが嬉しいポイント。
キャンプに持って行くと、どうしても焚き火の匂いや自然の汚れがついてしまうものです。
丸洗いで清潔に、家庭でも兼用できるのでおすすめです。
ひざ掛けタイプなので柔らかく、肩から掛けたり敷いたりと自由な使い方ができます。
サイズ | 約140(135)×82(80)cm |
重量 | 約0.85kg(コントローラー共) |
消費電力 | 55W |
Sugiyama 洗える電気ひざ掛けの口コミ・レビュー
生地が厚く全体的に暖かくなります。
消費電力が少なく、電気代の節約にもなるので自宅でも活躍しています。
湯たんぽ
電気も燃料も必要のない、エコで安価な睡眠時の暖房といえば湯たんぽです。
湯たんぽでも、シリコン製やプラスチック製、トタン製など材質は様々です。
マルカ 湯たんぽ Aエース 2.5L
出典:amazon
キャンプでの使用でおすすめなのが、マルカの湯たんぽ。
湯たんぽの使用には、たくさんのお湯を準備しなくてはなりません。
昔ながらのトタンでできたマルカの湯たんぽは、直火OKなのが嬉しいポイントです。
サイズ | 約W29.5×D21.6×H7.4cm (トタン板厚:約0.5mm) |
重量 | 0.61kg |
容量 | 約2.5L |
付属品 | スペアパッキン、袋付 |
マルカ 湯たんぽ Aエース 2.5Lの口コミ・レビュー
直火対応なので、ストーブの上に置いておくと寝るころにはちょうどよく暖かく眠れるので重宝しています。
暖房アイテム使用時の注意点
出典:unsplash
ストーブをつけたまま寝ない
燃焼系の暖房器具で特に注意しなければいけないのは、火災と一酸化炭素中毒です。
寝ている間も燃焼を続けていると、気づかない間に一酸化炭素が充満し、最悪の場合死亡につながる事故になります。
たとえ、一酸化炭素チェッカーを設置していたとしても、突然の突風でテントの崩壊から火事につながることもあります。
就寝の際は、必ずストーブは消すようにしましょう。
低温やけどに注意する
湯たんぽやカイロなどを使用する際には、低温やけどにも注意が必要です。
心地よく感じる程度の温度でも、同じ部位に長時間接触すると低温やけどになることがあります。
たとえ湯たんぽをカバーで包んでいても、同じ部位にあたり続けるのは危険です。
睡眠時にはシュラフから取り出したり、身体に触れない位置に移動させるなどしましょう。
子どもの事故
年間を通して注意の必要な子どもの事故ですが、特に冬場はストーブでのやけどや、焚き火での引火など、いつも以上に気を付けるようにしましょう。
暖房アイテムを活用してぐっすり眠ろう!
冬のキャンプのよくある最大の失敗は「寒くて眠れなかった」というもの。
冬のキャンプの快適さは、ぐっすり眠れるかどうかにかかっているといっても、過言ではありません。
湯たんぽのような手軽な物から、石油ストーブまで、人数やスタイルに合わせた暖房アイテムを取り入れ、安全に快適に楽しめるといいですね。