タープ

焚き火キャンパー必見!火の粉に強くお安いタープのおすすめは?

村路ハジメ
タープ下焚き火 アイキャッチ

焚き火はキャンプの醍醐味!

雨の日や日差しの強い日でも焚き火ができるよう、タープ購入を考えたことはありませんか?

タープ下での焚き火は狭い空間で火を扱うので、初めてのタープ購入の前に注意事項を心得ておきましょう。

本記事ではタープ下での焚き火で気をつけることを解説し、焚き火を楽しみたいソロキャンパーさんに向けて、タープの選び方と15,000円以下のお安いおすすめ商品を紹介します。

タープの下で焚き火。対策をしないとこんな危険があるかも。

出典元:写真AC

タープの下で焚き火をしたときに最も危惧されるのが、タープの破損です。

火の粉によりタープに穴が空いてしまったり、直接火にあたって溶けてしまったりする危険性があります。私が野外教育に携わっていた時も、舞った火の粉でタープが穴だらけになり残念な気持ちになったことがありました。

穴の開いたタープは雨除けとしての機能を果たせないため、せっかく購入したキャンプギアが使い物にならなくなってしまいます。

最悪の場合、自身が怪我をしたり、他人の身体やキャンプ道具を傷つけてしたりしてしまうことも想定されます。

キャンプの思い出が台無しにならないよう、対策をたてましょう。

一番の対策は火元からタープを離すこと。

目安として2mほどの高さを持たせて設営しましょう。ロープを張る際に、火元にタープやロープがかからないようにすることも大切です。

出典元:写真AC

またタープの選び方でも対策を講じることができます。タープ選びの際に、どんな点に注目すべきかを次の項目で解説します。

焚き火を楽しむためのタープ選びは〇〇に注目。

タープ選びをする際は、タープの素材に注目しましょう。

主な素材は以下の3種類。

・化学繊維<ナイロンやポリエステルなどの合成繊維>
・TC(テトロンコットン)<ポリエステルとコットンの混合素材 別名ポリコットン>
・コットン

タープを初めて購入するキャンパーさんは、TC素材を選びましょう。

TC素材と他の素材の性質を比べると、次のようになります。

熱への強さ 軽さ
持ち運びやすさ
乾きやすさ
手入れのしやすさ
化学繊維
TC
コットン

TC素材の強みは、汎用性の高さです。

焚き火の熱に強いコットン素材と、初心者でも扱いやすい化学繊維素材の良いとこどりの性質をもっているのがTC素材です。

特にソロキャンプをしている方は、キャンプ道具の持ち運びやすさがキャンプの快適さに直結します。一定の機能性があり、持ち運びが便利なTC素材のタープはソロキャンプにうってつけです。

キャンプを重ねる中で、より火に強いタープが欲しくなればコットン素材のタープを、より持ち運びがしやすいタープが欲しければ化学繊維素材のタープを探してみましょう。

タープ初心者におすすめ商品を紹介。焚き火を楽しめる15,000円以下のお安いタープをラインナップ。

昨今のキャンプブームで、各メーカーはより良い商品をより安く提供するためにしのぎを削っています。焚き火好きなソロキャンパーさんにおすすめしたいTC素材のタープの中でも、15,000円以下の商品を紹介します。初心者の方でも、購入後すぐ使えるように、ポールやペグなどがセットになっている商品をラインナップしていますよ。

(商品情報は2024年4月1日時点のものです。)

BUNDOK(バンドック) スクエアタープTC

BUNDOK スクエアタープ 

出典元:Amazon

価格 布地(幕体)の大きさ
(カタログスペック)
付属のポールの長さ
(カタログスペック)
BUNDOK
(バンドック)
スクエアタープTC
¥7,700 2.9m×2.9m 2m(2本)
(他、サブポール2本)

BUNDOKのスクエアタープの優れている点は、なんといっても良心的な価格設定です。

今回紹介する商品の中でも、唯一10,000円を下回っています。

お安い価格でも、付属品はとても充実しています。タープ本体とポールだけでなく、ペグとロープも付属しています。

初めてタープを購入する方でも、BUNDOKのスクエアタープを買えばすぐにキャンプで使用できますよ。

メインポールとサブポールが2本ずつ付属しており、4本のポールを駆使すれば様々な設営方法が実現できます。自身のキャンプスタイルに合った設営方法を模索できますね。

価格は安くても、性能は確かです。雨や霜に対してしっかりと対策ができているとレビューされていました。

とりあえずタープを試して見たいという方にピッタリの商品です。まずはBUNDOKのスクエアタープTCを使って、タープの下での焚き火を体験してみてはいかがでしょうか。

メモ
コスパがとてもよくて、ソロにはちょうど良い大きさ。雨の日の使用や、タープ下の焚き火も問題なかった。ソロテントとの組み合わせは写真映えするし、キャンプギアの置き場も増えて最高。

SOOMLOOM(スームルーム) ヘキサタープ

SOOMLOOMヘキサタープ

出典元:Amazon

価格 布地(幕体)の大きさ
(カタログスペック)
付属のポールの長さ
(カタログスペック)
SOOMLOOM
(スームルーム)
ヘキサタープ
¥12,900 4.2m×4.1m 2.4m(2本)

ヘキサタープとは、布地が6角形の形をしたタープのこと。アレンジ性の高さと見た目のかっこよさから、キャンパーの間で人気です。

ヘキサタープ 形の説明

出典元:Amazon

SOOMLOOMは、アウトドア商品やトレーニング商品を扱っている埼玉県の企業、ミラクルジャパン株式会社がコスパ最強を掲げるブランドです。

宣言しているとおり、SOOMLOOMヘキサタープはコスパが非常に優れた商品です。

オールインワンセットなので、初心者の方でもSOOMLOOMヘキサタープを購入すればすぐにタープを設営できます。

TC素材の強みである耐火性・遮熱性・遮光性に加えて、生地表面への撥水加工や防カビ加工により取り扱いにも優れている点が強みです。

焚き火を楽しむためのタープ使用はもちろん、たくさんの設営方法を試すことでタープの可能性を探求していきたい方にSOOMLOOMヘキサタープをおすすめします。

メモ
初めてのヘキサタープだったが設営がしやすかった。タープ下で焚き火をしたが穴あきは皆無。低価格の割に満足度の高い質感と性能。

FIELDOOR(フィールドア) スクエアタープT/C

FIELDOOR スクエアタープ

出典元:Amazon

価格 布地(幕体)の大きさ
(カタログスペック)
付属のポールの長さ
(カタログスペック)
FIELDOOR
(フィールドア)
スクエアタープT/C
¥11,800 2.8m×2.8m 1.8m(2本)

キャンプツーリングで焚き火を楽しみたいキャンパーさんにおすすめしたいのが、FIELDOORのスクエアタープT/C。

タープの布地は写真の通りコンパクトに収納できるので、バイクの荷台やサイドバックに積載できます。タープを含めても3㎏以内(カタログスペック)の軽量さは、キャンプ場内の持ち運びを考えると高い利便性に繋がります。

TC素材を使用したタープなので、タープ下で焚き火をしても穴が空きにくいですが、燃えないわけではありません。焚き火とタープの距離に配慮しながら設営をする必要があります。

FIELDOORのスクエアタープは16か所のループベルトが備わっているため、様々な形で設営をできます。焚き火の配置に対応しながら、張り方を変えられます。

FIELDOOR 様々な設営方法

出典元:FIELDOOR公式ホームページ

タープ下での焚き火を楽しみながら、設営の腕を磨いてみてはいかがでしょうか。

メモ
長方形タープなので設営しやすく、小さく収納できるので持ち運びにも便利。車やバイクを駆使したり、追加のポールを使っていろんな形で設営できるのが楽しい。
 

GOGlamping (ゴーグランピング) T/Cタープ

GOGlamping TCタープ

出典元:Amazon

価格 布地(幕体)の大きさ
(カタログスペック)
付属のポールの長さ
(カタログスペック)
GOGlamping
(ゴーグランピング)
T/Cタープ
¥12,000 3.78m×2.88m 1.5m(2本)
(他、ポール2本)

タープを使って秘密基地感を演出したいキャンパーさんにおすすめしたいのが、GoGlampingのT/Cタープです。

布地に切れ目が入っていることにより、背面と側面にタープを張ることができ、シェルターのような形で設営できます。

GOGlamping  布地の切れ目

出典元:Amazon

天井・背面・両側面の4方を囲むことで防風・防雨効果が期待でき、風の強い日でも焚き火を楽しめるのが嬉しいです。

自然の中という開放的な空間と、タープを使った閉鎖的な空間を1つのキャンプサイトで作り上げられることで、非日常体験を演出できるでしょう。タープに籠って趣味の時間を過ごせば、キャンプの思い出として話のネタになること間違いなしです。

気をつけなければいけないのは、付属するポールの長さです。長さ150㎝のポールだけでは、タープ下で焚き火をするのには少し不安が残ります。

焚き火台の高さや、火の粉が上に舞い上がることを考えると別途ポールで高さをつける必要がありそうです。

長さのあるポールを追加購入すれば、タープ下の焚き火への安全性が向上するだけではなく、バリュエーション豊かな設営方法を実現できるでしょう。

メモ
とても安い商品だったので心配したが、設営するとしっかりと日光と風を凌げる良コスパ商品だった。おもしろい張り方をするのでロープが不足する可能性がある。付属のペグが夜光だったのは嬉しい。

タープを使って焚き火を楽しむ方法を模索すれば、キャンプの新たな楽しみに出会える!

環境に左右されず焚き火を楽しみたいのなら、タープは必須のキャンプギアです。

炎天下や雨の日に焚き火をすることは、キャンプの難易度を格段に上げ、快適性を損なってしまうからです。

本記事で紹介したタープは、初心者の方でもタープの有用性を味わえる商品ばかりです。

実際にタープに触れ、試行錯誤しながらタープ下で焚き火を楽しむ方法を模索すれば、自身のキャンプレベルもきっと上がっていくでしょう。

価格 布地(幕体)の大きさ
(カタログスペック)
付属のポールの長さ
(カタログスペック)
BUNDOK
(バンドック)
スクエアタープTC
¥7,700 2.9m×2.9m 2m(2本)
(他、サブポール2本)
SOOMLOOM
(スームルーム)
ヘキサタープ
¥12,900 4.2m×4.1m 2.4m(2本)
FIELDOOR
(フィールドア)
スクエアタープT/C
¥11,800 2.8m×2.8m 1.8m(2本)
GOGlamping
(ゴーグランピング)
T/Cタープ
¥12,000 3.78m×2.88m 1.5m(2本)
(他、ポール2本)

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村路ハジメ

大学生時代に自然体験活動団体に参加していました。園児・小中学生を対象としたアウトドア事業(キャンプ・スキー・海遊びなどなど)を経験し、「自然の壮大さ」と「人間の成長」に大感動!現在は、スーパーカブでのソロキャンプツーリングを楽しんでいます。アウトドアの魅力と共に、野外教育の観点を含んだ記事を執筆します。