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コスパに優れた3シーズン用シュラフおすすめ3選!選び方も紹介!

村路ハジメ
シュラフ アイキャッチ

「快適にキャンプができるシュラフを買いたい!」と思いませんか?

形や値段など、多くの種類が販売されているので、どれを買うべきか迷ってしまいますよね。

そんな方には出費を抑えて幅広いケースに対応するために、コスパに優れた3シーズンシュラフをおすすめします。

本記事ではこれからキャンプを始めたい方、本格的にキャンプを趣味にしたい方に向けて、シュラフの選び方を解説し、おすすめの商品を紹介します。

季節に応じてシュラフを変えるってホント?
3シーズンシュラフなら春夏秋に対応できる。

3シーズンシュラフの紹介

出典:写真AC

シュラフの役割は、キャンプ地でも快適に睡眠をとれるようにすること。

夜間の気温対策をしないと、寝苦しさが生じ、翌日の活動に支障をきたすことが懸念されます。

季節ごとの気温におうじて、シュラフにはいくつか種類があります。

例えば、小さく収納でき、掛け布団のようにも使える「夏用シュラフ」、厚い中綿の保温性能で冷え込む環境を切り抜ける「冬用シュラフ」などです。
1年を通してキャンプや登山を楽しむ方は、季節ごとにシュラフを使い分けているのです。

しかし、初心者の方がいくつもシュラフを使い分けるのは、金銭的にも経験的にもハードルが高いですよね。

これからキャンプを始めたいと思っている方には、「3シーズンシュラフ」がおすすめです。

春・夏・秋の3シーズンを1つのシュラフで楽しめるよう、十分な保温性を備えていることが魅力です。初めての野外泊を快適に過ごせれば、非日常体験の魅力にも気付けるでしょう。

コスパの高いシュラフの選び方。
購入する際の注目ポイントを解説。

実際にシュラフを選ぼうとしても、何を基準に選べばいいか迷ってしまいますよね。

シュラフの商品情報を確認するときは、以下の4点に注目してみましょう。

①寝袋の形をチェック。保温性の高いマミー型がおすすめ

シュラフの形

出典:写真AC

シュラフの形は主に「封筒型」と「マミー型」があります。

封筒型は、封筒に手紙をいれるように、長方形の短辺から潜り込めるシュラフです。シュラフの中で寝返りがうてるので寝心地がよいです。
デメリットとして、密着感が弱く保温性が低い点と収納時にかさばりやすい点が挙げられます。

マミー型はキャンプ番組で見る機会が多いタイプのシュラフです。密着感があり頭部も覆えるので保温性が高く、収納しやすいのがメリットです。
一方で、就寝時に動きづらいのが難点です。

3シーズン使用できるコスパの良いシュラフを買いたいなら、マミー型を選びましょう。

低い気温にも対応できるように保温性の高いシュラフを選ぶことが快適な睡眠につながります。

②収納時サイズをチェック。キャンプスタイルに合わせよう。

収納時サイズ

出典:写真AC

3シーズンシュラフの適切な収納時サイズは、キャンプスタイルにより異なります。

特に交通手段に注目すれば、どんなサイズのシュラフがふさわしいかをイメージしやすいです。

マイカーでキャンプ場に向かう方は、持って行ける道具の量に余裕が生まれるため、特段の考慮は不要でしょう。

しかしバイクや自転車を使う方は、積載スペースに制限があるため、大きすぎるシュラフでは載せるのが困難になってしまいます。

またバックパックでキャンプ場に向かう方は、さらに小さく軽いシュラフが必要です。

シュラフの収納時のサイズは価格に反比例します。小さくまとめられるシュラフより高価に、大きくかさばるシュラフより安価になる傾向があります。

収納時のサイズを決める際は、自身のキャンプスタイルと予算を照らし合わせてみましょう。

③中綿の素材をチェック。扱いやすく安価な化学繊維素材がおすすめ。

中綿

出典:写真AC

中綿は主に「化学繊維」「ダウン」の2種類。

化学繊維を使ったシュラフは乾きやすいことから扱いやすく、比較的安価です。
ただし、かさばりやすく重い傾向にあります。

一方でアヒルの毛を使ったダウンシュラフは、軽量で小さく収納できるうえに、高い保温性を備えたシュラフです。
高価であることが多く、乾きづらいため、メンテナンスに気を遣う必要があります。

コスパを求める方は、化学繊維のシュラフを選びましょう。

安価であるとともにメンテナンスが容易なので、初心者の方でも満足できる商品を見つけられるはずです。

④快適温度をチェック。目安は0℃。-5℃を選べると安心。

快適温度

出典:写真AC

シュラフに記載される快適温度は「気温○○℃までの環境であれば、快適に寝られる」と解釈されることが多いです。

一般的には、「快適温度+5℃」の環境までなら安心して使用できるといわれています。

3シーズン用のシュラフを購入する際は、春先や秋を想定した快適温度の商品を選びましょう。
東京における1991~2020年の気温の平年値を見てみると、4月の最低気温が7.2℃、11月の最低気温が6.4℃です。

つまり、快適温度0℃以下の商品であれば快適に使えます。

高地や北海道・東北でのキャンプを想定するならば快適温度-5℃以下のシュラフが必要と推測できますね。

(1991~2020年 北海道の気温平年値:4月の最低気温が0.5℃、11月の最低気温が-1.3℃)

引用

<引用>
・気象庁 1991~2020年東京の平年値(年・月ごとの値)(引用日:2024.4.21)
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/nml_sfc_ym.php?prec_no=44&block_no=47662


・気象庁 1991~2020年札幌(石狩地方)の平年値(年・月ごとの値)(引用日:2024.4.21)
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/nml_sfc_ym.php?prec_no=14&block_no=47412&year=&month=&day=&view=

一方で、商品規格に記載される「下限温度」や「限界温度」は、「気温〇〇℃までは寒さをしのぐギアとして使用できる」と解釈されます。これらの温度を参考にシュラフを選ぶことはふさわしくないので、注意しましょう。

コスパ良好。3シーズン使えるおすすめのシュラフ3選。

(以下の商品情報は、2024年4月18日時点のものです。各数値はカタログに記載の概数(約、およその数)です。)

①HAWK GEAR(ホークギア) マミー型シュラフ

HAWK GEAR マミー型シュラフ

出典元:Amazon

価格 収納時サイズ
(底面直径×高さ)
中綿
の素材
快適温度
HAWK GEAR
マミー型シュラフ
¥4,990 マミー型 24cm×28cm 化学繊維 記載なし

キャンプを題材にしたドラマでも使用され、激安シュラフとして話題になったHOWK GEARのシュラフ。

保温性を備えたシュラフを、初心者の方でもお求めになりやすい価格で手に入れられるのが魅力です。

人気商品のため多くのレビューを確認できました。多くの方が10~0℃の環境で快適さを実感しています。ただし、カタログスペックである-15℃の環境での使用は厳しいです。

収納時サイズが大きく、荷物として非常にかさばるので注意しましょう。

自動車を使ってキャンプに出掛ける方にとっては、快適な睡眠を得られるマストバイの商品ではないでしょうか。

レビュー①
弾力のあるフカフカなシュラフが約5000円で買えるのは嬉しい。気温10℃ぐらいなら上下ジャージでも心地よく寝られる。
レビュー②
気温約3℃の環境下ではインナーシュラフや湯たんぽを駆使しないと寒くてつらかった。快適温度の記載がないが、約5℃ぐらいかと思われる。かなりかさばる。

②CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) マミー型スリーピングバッグ

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 寝袋 シュラフ

出典元:Amazon

価格 収納時サイズ
(底面直径×高さ)
中綿
の素材
快適温度
CAPTAIN STAG
マミー型スリーピングバッグ
¥9,065 マミー型 27cm×39cm 化学繊維 -3℃

有名ブランドCAPTAIN STAGが手掛ける保温性に優れたシュラフです。

快適温度は-3℃に設定されており、春・夏・秋の長い期間で使用できる性能を備えています。

首元にチューブを仕込むことで、外気の侵入だけでなく体内からの発熱を外に逃がしにくい工夫がされています。

シーズンを通して、長く使用できる商品です。何年にもわたって愛用できるシュラフを手にしてみませんか?

レビュー
気温が約0℃まで下がった環境で使用しても、起きることなく寝られたのでビックリ!
約10℃での使用では暑いぐらいだったので、ファスナーの開閉で上手に調整しながら使っていきたい。

③VOGUE マミー型シュラフ

VOGUE 寝袋 冬用 シュラフ コンパクト 洗える マミー型

出典元:Amazon

価格 収納時サイズ
(底面直径×高さ)
中綿
の素材
快適温度
VOGUE
マミー型シュラフ
¥3,980 マミー型 22cm×30cm 化学繊維 5℃~-5℃

快適温度が5~-5℃に設定される、3シーズンマミー型シュラフです。

VOGUEのシュラフの魅力はコンパクトな収納サイズ。収納袋に入れた後、ベルトを締めることで直径22㎝×高さ30㎝のサイズにまで圧縮できます。

VOGUE シュラフ コンパクト収納

出典元:Amazon

バイクや自転車でキャンプに出掛ける方や、バックパックにシュラフを詰めてキャンプに出掛ける方にとっては嬉しい機能ですね。

VOGUEのシュラフであれば、荷物に余裕が生まれ、快適な睡眠が実現できますよ。

レビュー
コンパクトサイズにできるので、持ち運びに便利。気温10℃では快適に使用できたが、それ以下の環境で使用する際は、厚着したり、暖房グッズが必要かも。

野外での安眠対策は必須。良質な睡眠には、コスパの良いシュラフを。

キャンプを趣味にしたいならば、良質な睡眠をとれるようなコスパのよいシュラフを手に入れましょう。

気温に適応できず、睡眠に支障がでると、翌日の活動に影響が出てしまいます。眠くて動きたくない……ということにもなりかねません。

本記事で紹介した選び方のポイントを押さえれば、低価格の商品でも満足のいく性能のシュラフを購入できますよ。

お気に入りのシュラフをもって最高の思い出づくりに出かけましょう。

価格 収納時サイズ
(底面直径×高さ)
中綿
の素材
快適温度
HAWK GEAR
マミー型シュラフ
¥4,990 マミー型 24cm×28cm 化学繊維 記載なし
CAPTAIN STAG
マミー型スリーピングバッグ
¥9,065 マミー型 27cm×39cm 化学繊維 -3℃
VOGUE
マミー型シュラフ
¥3,980 マミー型 22cm×30cm 化学繊維 5℃~-5℃

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村路ハジメ

大学生時代に自然体験活動団体に参加していました。園児・小中学生を対象としたアウトドア事業(キャンプ・スキー・海遊びなどなど)を経験し、「自然の壮大さ」と「人間の成長」に大感動!現在は、スーパーカブでのソロキャンプツーリングを楽しんでいます。アウトドアの魅力と共に、野外教育の観点を含んだ記事を執筆します。