紫外線が強い季節にキャンプの必須アイテムとなる「タープ」。
多くのタープは地面にペグを打ち付けて固定するタイプですが、ペグが打ちにくいビーチでのキャンプでは使いにくいことも。
ワンタッチタープはフレームが自立するため、地面にペグが打てない場所でも簡単に設置して日陰を作ることができます。
また、慣れれば1人でも設営できる手軽さも人気の理由。
初心者にとってもメリットが多いのが、ワンタッチタープです。
今回はそんなワンタッチタープのおすすめを7つご紹介します。まずはワンタッチタープの使い方を見ていきましょう。
当記事のコンテンツ
ワンタッチタープとは?
ワンタッチタープは簡単に組み立てられるタープです。基本的な組み立て方は3ステップ。
- フレームの支柱を広げる
- フライシートをかぶせる
- 支柱の足を伸ばす
これだけです!とっても簡単ですよね。設営が簡単だと、その後のアクティビティに時間を掛けられるので、時間を有効に使えますね。
次にワンタッチタープ選びのポイントをご紹介します。
ワンタッチタープ選びの「3つのポイント」
販売元のメーカーによって価格やスペックが異なります。耐水性が高いものや、風に強いタイプも増えています。まずはワンタッチタープ選びのポイントをおさえましょう。
使用人数と置きたい物でサイズを決めよう!
まず、ワンタッチタープのサイズを考えましょう。
使用する人数を想定して選んでみてください。
目安として3~4人で使用する場合は200×200㎝程度のサイズが最適と言われています。4~5人で250×250㎝、5~6人で300×300㎝程度を目安にしてください。
タープの下にクーラーボックスや料理道具も置きたい場合は、もう少し大きいサイズが必要です。実際に使うシーンを想像してサイズ選びをしましょう。
持ち運びやすい重さを考えよう!
ワンタッチタープはポールとフレームが一体になっているため、重量もサイズも。携行性の悪さは避けられません。
車が横付けできるキャンプ場ならば多少重くても問題はないですが、持って移動が必要な場合はなるべく軽いタイプを選ぶといいですよね。
一緒に持ち運ぶ人がいるのか、1人で運ぶのかシミュレーションしながら、持ち運びやすい重さの物を選ぶようにしましょう。
基本スペックを確認しよう!
日よけと雨よけの基本的なスペックは十分か確認しましょう。
中には日差しを遮れないほど薄いシートでできたタープもあり、タープを使用しているのに暑くなってしまうことがあります。
快適にキャンプをするためにフライシートの遮光性やUVカット加工、防水・撥水の性能について注目しておきましょう。
アイテムをプラスして快適に過ごそう!
サイドパネルを追加で取り付けられるワンタッチタープもあります。
急な雨風を防げるので非常に便利なアイテムです。
また、四方にメッシュスクリーンを取り付けられるタイプのものは蚊帳のように使えて、虫が気になる季節には嬉しい機能です。
それでは、気になるワンタッチタープのおすすめを7つご紹介します。
【7選】おすすめのワンタッチタープ
おすすめのワンタッチタープを使用人数順にまとめたので、利用するシチュエーションや機能面も参考にチェックしてみてください!
ロゴス Qセットエアベントタープ200E-AI
総重量 | 約8.7㎏ |
組立サイズ | 200×200×230㎝/215/151㎝ |
軒下サイズ | 167/151/88㎝ |
収納サイズ | 20×20×116㎝ |
素材 | 【フレーム】スチール
【シート】150Dポリエステルオックスフォード (耐水圧1000㎜、UV-CUT加工) |
3~4人のキャンプで大活躍するロゴスのQセットエアベントタープ!
フレームを広げてシートを被せて留めるだけ、たった2分で設営が完了します!
タープの上部にはベンチレーターがついており、突風が吹いた時も空気を逃がし、タープの浮き上がりを防ぎます。ランタンフックが付属しているため、タープにランタンを取り付けることも可能です。
シートは強度の高いポリエルテルオックスフォードが採用されています。耐水圧は1000mm、UVカット加工もされているので安心して使用できます。脚部分は3段階で高さ調節できるので、使用スタイルによって雰囲気を変えられます。
組み立ては広げる、押し上げるだけの簡単なものですが、生地がしっかりしていますし、重さもあり安心して使えました。
設営、収納は数分。妻も一人ですぐに組み立てられます。
ニューテックジャパン カンタンタープ220 キャンプカスタム
重量 | 約8.5㎏ |
サイズ | 220×220×225㎝ |
収納サイズ | 20×20×116㎝ |
素材 | 【フレーム】スチール
【シート】ポリエステル |
フレームが一体式になっているタープは組み立ては簡単なものの、強度が劣ります。カンタンタープキャンプカスタムは強度を重視しているためパーツが分かれていますが、一般的なタープに比べて組み立てやすいのが特徴です。
またサイズも3~4人利用でちょうどいい大きさが魅力的。
見た目もワンタッチタープらしい野暮ったさがなくて、すごくオシャレです!
他のワンタッチタープが並ぶ中、シルエットが一味違い気に入りました。
組み立て式だが1人で組み立て可能。多少揺れましたが、骨組みもしっかりしていました。
DOD TCワンタッチタープM
重量 | 約14㎏ |
サイズ | 約200×200×155/230/235㎝ |
収納サイズ | 約22×22×124㎝ |
素材 | 【フレーム】スチール
【シート】ポリコットン(耐水圧350㎜、UPF50+) |
天井が高く開放感抜群のDODから出ているTCワンタッチタープM。3~4人のキャンプでジャストなサイズ感です。
フレームを広げてシートを被せるだけの簡単設営です。シートには遮光性が高いポリコットン素材を使用しています。一般的なポリエステルのタープより濃い影を作り出し、涼しく過ごすことが可能です。
重さが心配でしたが、キャリーバッグにキャスターが付いてるので持ち運びやすくて良かったです。
コットン風なカラーで、自然に馴染んで可愛い。
コールマン インスタントバイザーシェード/M
重量 | 約13㎏ |
サイズ | 【シェード】約270×270㎝【フレーム】約220×220×250㎝ |
収納時サイズ | 約18×118㎝ |
素材 | 【フレーム】スチール
【シェード】150Dポールオックスフォード (耐水圧約800mm、UVPRO、PU防水、シームシール) |
ひさし型で風に強く、雨や日差しが入りにくいタイプです。フレームを開いてポールにシートを固定するだけの簡単設営。4~5人で使用するのにちょうどいいサイズです。別売りのサイドフラップを取り付ければさらに日差しをシャットアウトできます。
頑丈なため重量がそれなりにありますが、風が吹いてもしっかりと立っているのがインスタントバイザーシェードの強みです。
その簡単さと頑丈さの秘密は、骨組みの多さです。しかしそれが仇となり、かなり重いです。
結構風もあったがビクともせず、しっかりしていた。
ノースイーグル ワンタッチキャノピー250
重量 | 約9.6㎏ |
サイズ | 約250×250×215/245㎝ |
収納サイズ | 約20×20×115㎝ |
素材 | 【フレーム】スチール
【シート】210Dポリエステル(PUコーティング)UV45+シームレス加工(耐水圧1000㎜) |
250×250㎝の広さで、4~5人のキャンプにおすすめのワンタッチタープです。フレームを開き、しっかり留まるとカチッと音がするので安心して使用できます。防水加工とUV加工がしっかりされていますが、別売りのフラップを取り付けることで、日よけの効果がさらにアップします。
手ごろな価格と、簡単に使えるということで満足しています。
慣れれば簡単で使い心地がいいです。
クイックキャンプ ワンタッチスクリーンタープ
重量 | 約7.3㎏ |
展開サイズ | 約300×300×210㎝ |
収納サイズ | 約20×20×135㎝ |
素材 | 【本体】ポリエステル
(耐水圧1000㎜、シームテープ防水加工、UPF50+) 【フレーム】ファイバーグラス・スチール |
300cm×300cmの広々としたワンタッチタープで、家族やグループなどの大人数でも快適に使用できます。5~6人の利用でも余裕の広さです。
傘を開くような要領で設営するため、大きなサイズでも1人で簡単に設営が完了。
また、四方にシートがついているので、フルクローズ状態では中で着替えもできますし、フルメッシュにすると虫よけ機能を持ちながら風通し良く過ごせます。耐水圧は1000㎜で、気になる紫外線もしっかりカットしてくれます。
組み立ては、本当に簡単です。広さも十分ありますし、4面ネットにしたら風も通って涼しいです。
幕が四面にあるので、時間の経過で日差しの進入角度が変わっても、その都度簡単に対応できます。
キャプテンスタッグ クイックシェードDX300UV-S
重量 | 約15㎏ |
サイズ | 200×200×237/228/219㎝ |
素材 | 【フレーム】アルミ、鉄
【シート】ポリエステル150D・シルバーコーティング (耐水圧1000㎜、UV加工) |
300×300㎝で5~6人のキャンプに最適なサイズ。シートの内側には紫外線を99%カットするシルバーコーティングが施されています。シートの天井にはベンチレーションが装備されており、強い風が吹いても耐えられる強度を持ち合わせています。
重さが15㎏ありますが、収納バッグにキャスターが付いているので持ち運びも楽なのが嬉しいポイントです。
4人で5分くらいで設置出来ました。炎天下でも快適に過ごせました。
組み立て収納も簡単、ばっちり日よけしてくれました!雨が降ってきても雨避けになりました。
設営時間を短縮して楽しいキャンプ時間を過ごそう!
ワンタッチタープはフレームが始めから組まれているタイプが多いため、設営にかかる時間が一般的なタープよりもかなり早くなります。その分遊びや料理など、キャンプでのアクティビティに沢山の時間をかけられますね。
自立式のためペグが打てない砂地でのキャンプにも向いています。多くのフレームを組み立てる必要がなくあっという間に設営が終わるため、キャンプ初心者にも優しいタープです。時短アイテムとなるワンタッチタープを賢く取り入れて、キャンプを快適に楽しんでください。