2019年2月にブラック、オレンジ、ブルーの三色展開で販売された「SOTOマイクロトーチACTIVE」。
今回2021年1月に、昨今のキャンプのトレンドカラーを採用したモデルが数量限定で販売されましたので、早速レビューしていきたいと思います!
アウトドアシーンでライターは必須かと思いますが、できる限りコンパクトで風に強いライターが欲しいという方は必見です!
当記事のコンテンツ
マイクロトーチACTIVE《5つのの特徴》
マイクロトーチACTIVEの5つの特徴をご紹介します。
- もっと安定した火力のライターが欲しい
- できるだけコンパクトで持ち運びやすいもので探している
- 使い捨てじゃなく何度も繰り返し使用できるものがいい
こんな方には是非おススメですよ!
トレンドカラーを採用
今回発売されたマイクロトーチACTIVEは「アーミーグリーン(写真左)」と「コヨーテ(写真右)」の二色展開になります。
どちらも昨今のキャンプのトレンドカラーとなっており、キャンパーの心をくすぐるデザインですよね!
バッグなどにつけてキーホルダー感覚で使えそうですし、テーブルの上にチョコンとあっても可愛らしいインテリアになりそうです。
私は2色とも購入しましたが、コヨーテカラーの方は誕生日だったキャンプ仲間にプレゼントしました。
こういったライターはあれば嬉しいですし、小さくてかさばらず値段もお手頃なので、キャンプ仲間へのプレゼントなんかにも向いていると思います!
手のひらサイズのコンパクト性
私が成人男性ですが、手のひらにすっぽりと収まるサイズ感です。
着火のスイッチ部分にはSOTOのロゴがワンポイントで入っています。
ポケットにもこの通り難なく入りますね。
これであれば普段からでも携帯できるので、何かあった時のために持っておいてもいいかもしれません。
ロゴの左側にはガスの残量窓があり、どれくらいガスが残っているのか確認することができます。
握ってみた感じも、コンパクトですが小さすぎることはなく、握りやすい印象でした。
ターボ炎で風に強い
ターボ炎なので風の影響を受けにくいです。
登山や標高の高いキャンプ場など風が強いシーンでありがちな「風に煽られて火がつかない問題」は気になりません。
炎の強さは底部分のガス調節つまみで調整可能です。
+方向(半時計周り)に回すと火力が上がり、-方向(時計回り)に回すと火力が下がります。
無段階調整なので特にカチカチ火力を合わせる必要はありません。
こちらが火力最大時の炎です。
細くキレイな青い炎が線のように噴射します。
炎は約1300℃にもなるので、火傷には必ず注意してください。
こちらが火力最小時の炎です。
最大時に比べて半分ほどの火力になった印象です。
ちなみに20秒以上の連続使用は禁止です。
火口部分が高温になり火傷や、本体の変形、破損の危険があります。
火口がヨコ型
マイクロトーチACTIVEの大きな特徴として、火口がヨコ型になっているということです。
これによって様々な作業がしやすくなっています。
出展 SOTO公式サイト
実は類似した商品でマイクロトーチCOMPACTというものがSOTOから出ていますが、こちらは火口がタテ型になっており、一般的な使い捨てライターと近い構造です。
前に炎を出すか上に炎を出すかという違いで、これは使用者の用途によって選ぶと良いと思いますが、私の場合横型の方が便利だと感じています。
具体的な例で言うと、「料理の仕上げでチーズを少し炙りたい」、「焚きつけの下にある着火剤に点火したい」という場合、点火する対象がマイクロトーチよりも下にあるので、上に噴き出すタテ型だと少し着火しづらく、逆に前に噴き出すヨコ型のほうが扱いやすいんです。
ただ、タバコを吸われる方でその着火に使いたいとなるとタテ型のほうが便利だと思いますし、自分のキャンプでの火の使用用途に合わせて選ぶのがおススメです!
ガスで充填可能
燃料はカセットガスもしくはライターガスから充填可能です。
(手元にSOTO純正のカセットガスがなかったため、写真は他メーカーのカセットガスですが…)
特に気温が低い場合はライターガスのほうが火がつきやすいのでおススメです。
カセットガスから充填できることによって何度も繰り返し使用することができます。
出展 SOTO公式サイト
SOTOから販売されているカセットガスです。
充填の際は純正のカセットガスを使用することをおススメします。
よく100均のカセットガスを使用し、火がつかなくなった等のトラブルを見ますが、こういったガス器具は差し込み口に若干の形状の違いがある場合があります。
下手に純正以外のものから充填しようとすると、マイクロトーチの破損や故障、ガス漏れなどに繋がる場合もあり無料修理も受けれなくなる可能性がありますので、純正品を使うのが無難ですね。
そもそもSOTOってどこのブランド?
バーナーやトーチなどのキャンプギアが有名なSOTO(ソト)ですが、そもそもどこのブランドなのでしょうか。
実はSOTOは「新富士バーナー」という会社が出しているアウトドアブランドで、もともと配管工事や雑草処理のためのプロパンバーナーなどを製造・販売していたみたいです。
使い捨てライターが強力なバーナーに変身する「ポケトーチ」を発売してから本格的にアウトドア製品の展開を始めました。
今回購入したマイクロトーチACTIVEには2年間有効な保証書が付いており、正常な使用状態において万一故障した場合には無料で修理対応してくれるみたいです。
国内生産で修理などのアフターサポートも充実しているのはありがたいですよね。
開封していきます!
このようなケースに入っていました。
マイクロトーチACTIVEはライター単品かレザーケース&ストラップ付から選べますが、今回はこちらのレザーケース&ストラップセットを購入しました。
中にはライター本体と付属品として、レザーケース、ストラップ、取扱説明書が同梱されていました。
実際にキャンプで使ってみた!
物は試しです、実践でどの程度このマイクロトーチACTIVEが使えるのか、実際にキャンプで使用してみました。
使い方は非常にシンプルで、まず写真の保護キャップ開け(人差し指を使うと開けやすい)、親指で着火ボタンを押します。
カチッと音がなり炎が出ます。
ちなみにこの保護キャップは、チリやホコリから火口部分を守っており、また誤って使用後に火口部分に触って火傷するリスクも軽減しています。
保護キャップを閉めた状態で着火ボタンを押しても炎は出ませんが、ガスだけは出てきますので注意してください。
ロープの切断
実際にガイロープをマイクロトーチACTIVEの炎で熱してみました。
線のようなターボの炎なので細いガイロープも狙いやすいですね。
ものの数秒でガイロープは切断することができました。
バーナーの着火
SOTOのアミカスというバーナーに着火してみました。
栓を開けてガスを出したところにマイクロトーチACTIVEの炎を当てると問題なく着火できましたね。
アミカス自体は着火ボタンがあるのでわざわざマイクロトーチACTIVEで点火する必要はありませんが、着火ボタンがないバーナーなどには有効的に使えるかと思います。
ケースとストラップを付けてみた!
付属のレザーケースとストラップをつけるとこのようになります。
レザーケースとストラップそれぞれにSOTOのロゴが入っており、本体のガス残量窓が見えるようにレザーケースにも窓が開いています。
また、このレザーケースはタンニンなめしレザーとなっており、使い込んだ時間と共に皮が柔らかくなり色艶が増してくるのでエイジングを楽しむこともできます。
実際に使用して気になった点
非常に機能性が優れており、見た目も可愛らしいのですが強いて言うなら気になった点が2つありました。
1つは寒さに弱いこと、2つ目は最大出力で点火した際、着火ボタンを離してもすぐに炎が消えないということです。
寒さに関しては仕方ないですね、私は気温0度のところで使用してみましたが最初なかなか炎が出ず、少し手で温めて使えるようになりました。
寒い場所でライターを使用することが多い方は、カセットガスではなくライター用ガスで充填することをおススメします。
2つ目の、着火ボタンを離してもすぐ消えないに関してですが、最大出力だと完全に消えるまで数秒ほど残留ガスによって炎が出続けます。
そういう場合はガス調節つまみを-方向に回すことで消火可能です。
着火ボタンを離して炎が消えたと思い、火口部分に触ると怪我に繋がりますので、くれぐれも完全に炎を消えたことを確認するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
このコンパクトさでこの火力はさすがSOTOの製品だなと思います。
デザインも非常に可愛らしくアクセサリーとしての要素もあるので、購入して大正解です!
数量限定販売なので気になった方は、ぜひお早めにチェックしてみてください!