キャンプ歴に比例して増えていくペグですが、収納はどのようにされていますか?
メジャーなギアに比べて、ペグの収納までに手が回らないキャンパーさんが多いのではないでしょうか。
わが家も、ペグのサイズが取り合えず収まっているだけの自宅にあった布袋や購入時に付いてきた収納袋などを使い、幾つかに分けて収納しているだけでした。
そんな時に、勢いだけで買ってしまったTENTFACTORYのペグキャリーケース1。
使い始めてから、収納の見直しになるどころかキャンプの際のプチストレスが無くなり「もっと早く使えば良かった!」と、メリットが大きい事を実感せずにはいられません。
そこで、今回はTENTFACTORYのペグキャリーケース1の使用感をご紹介したいと思います。
当記事のコンテンツ
TENTFACTORYのペグキャリーケース1とは
TENTFACTORYとは
TENTFACTORYは、神奈川県横浜市にある株式会社OUTSOME(アウトサム)が、2012年に「つくる・つなげる・まきおこす」という理念の基に立ち上げた新進気鋭のアウトドアブランドになります。
様々なアウトドアブランドが拮抗する中、TENTFACTORYは、流行の推移を見極め、消費者の声と品質向上にフォーカスを当てながらも、リーズナブルな価格で商品開発をされています。
TENTFACTORYのペグキャリーケース1について
TENTFACTORYのペグキャリーケース1は、ハンマーとペグがまとめて入れられ、ハンマー1本と30cmペグが18本収められます。
ペグ収納ケースには、コンテナ型やバッグ型など様々なデザインがありますが、TENTFACTORYのペグキャリーケース1はクルクルと巻いて収納するタイプになります。
TENTFACTORYのペグキャリーケース1購入のきっかけ
毎年、全国数か所で開催されるOUTDOORDAY JAPAN。
目的の物があった訳ではなく参加したのですが、TENTFACTORYブースで色違いのペグキャリーケースを何気に手に取りました。色が違うだけではなく見た目も微妙に違ったので、スタッフに尋ねると「マジックテープと紐で固定するタイプの違いで、ちなみに紐で固定するタイプはイベント限定品になります。」と教えて頂きました。
イベント限定品!
この言葉の破壊力って凄い!
迷うことなく、即購入。これが、TENTFACTORYのペグキャリーケース1との出会いでした。ちなみに、周囲で会話を聞いていた他のお客さん達の手が数本伸びてきたのも事実です。
ペグ収納なんて特に考えていなかったし想定外の買い物だったので、無駄遣いだったかな、と思いましたが、それ以降のキャンプでペグキャリーケース1のメリットを知ることになりました。
購入当時のTENTFACTORYのペグキャリーケース1はイベント限定品でしたが、公式HPで確認するとマジックテープタイプが無くなっているので、紐タイプに移行したと思われます。
TENTFACTORYのペグキャリーケース1の魅力
管理がしやすい
TENTFACTORYのペグキャリーケース1は、ハンマーとペグをまとめて収納できると同時に、開いた時に一目瞭然なので管理しやすいのが特徴です。
TENTFACTORYのペグキャリーケース1は、ハンマーもペグも収納位置が決まっているので、開いた時に見やすく、テント設営の流れを止めることが無くなりました。
更に、キャンプの際に必ず出番があるハンマーとペグが同時に揃い、分かりやすく並んでいることで、ハンマーとペグを別々の収納から探したり出したりする手間が省けています。
ハンマーとペグはキャンプで必ず出番があり、毎回、出して片付けるまでの一連の作業が伴いますが、定位置が決まっているTENTFACTORYのペグキャリーケース1は、片付け作業の流れも分かりやすく、子供も喜んでお手伝いしてくれるようになりました。
また、開いた時に一目瞭然なTENTFACTORYのペグキャリーケース1は、ペグの種類や本数などの管理が簡単です。キャンプの計画に合わせて、ペグの入れ直しを行うのも楽しくなりました。
TENTFACTORYのペグキャリーケース1は、ペグを長く愛用するための大きな役割も担っています。
収納する際にペグ両端を保護するカバーがあり、クルクルと巻いて紐でしっかりと留めることで、移動時などにガタガタと動くことがなくペグ同士が当たって傷がつく心配がありません。
ボックス型でペグをそのまま入れるだけのタイプなどは、そういう訳にはいきませんよね。
1本1本を保護しながら独立して収納できる、ペグに優しいペグ収納ケースなのです。
TENTFACTORYのペグキャリーケース1は、収納に加え、テント設営撤収時の効率化やペグの保護まで行ってくれるオールマイティなキャンプギアと言えるでしょう。
おしゃれなカラー
TENTFACTORYのペグキャリーケース1のカラーは、2色展開になっています。どちらも、流行りのサンドカラーを意識していて、モスグリーン色に関しては、武骨さもミックスした男前カラーになっています。
流行りのサンドカラーは、ここ数年であらゆるキャンプギアに取り入れられています。周辺にどのような配色のキャンプギアが来ても馴染んでくれるメリットがあり、サンドカラー自体が主張し過ぎず心が休まるカラーでもある事から、受け入れられているのかもしれません。
コロナ禍の収束が見えない中、アウトドアで心の癒しを求めるキャンパーさんは多いので、しばらくはサンドカラーの流行は継続していくのかもしれませんね。
流行カラーを使用している時って、自然とテンションが上がりますよね。見て使ってテンションが上がるキャンプギアは大切です。
特に、設営撤収というのは、焚火や調理シーンに比べてやや負担に感じる作業でもあります。その負担と感じる時にも、ペグキャリーケース1のサンドカラーは、みなさんのやる気を沸き起こしてくれるでしょう。
お値段が良心的
TENTFACTORYのペグキャリーケース1は、税込み価格で1980円になります。
これまでの各メーカー側の金額設定としては、1980円に税がプラスされ2千円を超えるのが普通ですが、TENTFACTORYは税込みで2千円という価格になっています。税込み価格なのに、お札を出してお釣りがくるのは最近では珍しいことですよね。
この価格設定が良心的なのは、商品企画から生産販売にいたる全てのルートを独自で行い、工場から直送することで流通の無駄を省いているTENTFACTORYの企業努力があるからなのです。
「つくる・つなげる・まきおこす」という理念が、TENTFACTORYの商品価格にしっかりと反映されています。
TENTFACTORYのペグキャリーケース1のデメリット
収納時の形のゆがみ
TENTFACTORYのペグキャリーケース1の素材はポリエステルで、柔らかめの布になっています。
ハンマーとペグを収納して閉じた時に、ゴツゴツ感やヘッド部分が太いハンマーの形状を拾いやすく、収納時の見た目がデコボコになりやすいです。
見た目の問題なので、自分の拘りと収納や管理のしやすさなどを天秤にかけて、自分が何を優先させるかだと思います。
ペグの長さによってはストレスあり
TENTFACTORYのペグキャリーケース1は、30㎝ペグ(左側)ならジャストフィットでスッキリと収納できます。しかし、所有しているペグの長さは様々ですよね。30cm以外のペグ収納に関して悩みが出てくるかもしれません。
画像右側のペグは18cmですが、ペグ先端が布リングに何とかかかっていますが不安定な状態です。逆に18cm以上30cm未満のペグなら布リングにしっかりと収まると思われます。
クルクルと巻いてしまえば固定されるのでそこまで気にはなりませんが、18cm以下のペグは、拘り始めるとペグをどう通すかでキャンパーさんを悩ますかもしれません。
収納を制してスマートなキャンプをしよう!
後回しにしがちなペグ収納ですが、TENTFACTORYのペグキャリーケース1を使い始めたことでテント設営撤収時の効率化がはかれるようになりました。
TENTFACTORYのペグキャリーケース1に出会うまでは、ペグは取り合えず何かに入れていれば良いと思っていましたが、TENTFACTORYのペグキャリーケース1には+αのメリットがありました。
アウトドアショップやイベントで、思いがけない出会いがあるかもしれません。
キャンプ場で颯爽とペグキャリーケースを取り出しスマートなテント設営が出来たら、素敵ですよね。