オールシーズン使えるハイコスパな寝袋が登場!
「季節ごとに寝袋を用意するのって面倒じゃないですか?」
「丸洗い出来てお手入れいらずな寝袋だと便利ですよね?」
「ダウンの寝袋は高価で買い悩んでいませんか?」
この記事では、画期的なレイヤーシステムを採用しオールシーズン使用できる「Snugpakベースキャンプスリープシステム」をご紹介します。
記事の後半では季節別のおすすめ使用例もご紹介していますので、ぜひ最後まで目を通してくださいね。
当記事のコンテンツ
Snugpak ベースキャンプ スリープシステムとは?
イギリスで誕生し防寒用ジャケットなどは軍隊でも採用されている、Snugpakが発売した寝袋です。
2種類の寝袋(アウターレイヤーとインナーレイヤー)で1セットとなっているため、シーズンに合わせて幅広い使い方が可能となりました。
アウターレイヤーはタンカラー、インナーレイヤーはオリーブカラーとなっており、どちらもキャンプに合わせやすいデザインとなっています。
Snugpak ベースキャンプ スリープシステム
材質 | アウター生地/ポリエステル 、「Aqualight」インナー生地/ポリエステル、「Supersoft」、中綿/シリコーン加工ポリエステル中空繊維「Isofibre」 |
サイズ | 展開サイズ/縦(長さ)220×横(胸囲)80cm、「外側:ノーチラス」/縦(長さ)180×横(胸囲)77cm、「内側:マリナー」/(収納時)直径30×長さ50cm |
重量 | 3100g |
仕様 | 快適外気温度/-2度(内)、快適外気温度/3度(外)、快適外気温度/-12度、下限外気温度/-17度(重ねて) |
生産国 | 中国 |
Snugpakスリープシステム4つの特徴
レイヤー構造により春~冬まで使用できたり、丸洗いも可能など様々な特徴があるのでご紹介します。
また機能性の割にお手頃価格なので、キャンパーの間では圧倒的コスパの寝袋と大人気のようです。
レイヤー構造によりオールシーズン使用可能!
Snugpakベースキャンプスリープシステム最大の特徴が、2枚の寝袋を使ったレイヤー構造。
ジッパーで連結や取り外しが可能となり、シーズンや気温に合わせて使い分けることができます。
アウターレイヤーが快適外気温度3度、インナーレイヤーが-2度となっており、重ねると-12度まで使用可能です。
春や秋は気温に合わせてどちらか1枚を使い、夏はアウターレイヤーをかけ布団代わりに、冬は2枚重ねでしっかり温まるなど、これ1つでオールシーズン対応できますね!
お手頃な価格設定
現在公式サイトでは¥16.500円で販売中です。(2022年9月時点)
ダウン素材の寝袋だと5万円以上するものも珍しくはないですが、オールシーズン使えて機能性も高いのにコスパがいいと人気を集めています。
これからキャンプを始めようと思っていて、「冬キャンはまだするか分からないな…」という方もこれ1つ持っておけばオールシーズン対応なので買い足す心配はありませんね!
封筒型なのでゆとりがある!
寝袋の型としては「封筒+マミー型」。
体の部分は封筒型なので寝返りを打てる余裕があり、足の部分だけジッパーを開けたりして温度調節をしやすい特徴があります。
またジッパーを全開に広げることで掛け布団のように使用したり、敷布団のようにも使うことも。
アウターレイヤーにはマミー型のようなフードがついているので、冬場は頭を覆うことも可能です。
丸洗い可能!
中綿にはシリコーン製中空繊維の「Isofibre」保温材を採用。
真冬はどうしてもダウン素材のほうが主流になりますが、Snugpakのオリジナル素材は冬でも温かい工夫がなされています。
また化繊中綿の特徴として濡れても保温性が落ちにくく、洗濯機で丸洗いが可能です。
ダウン素材と違ってお手入れに手間がかからないのも嬉しいポイントですよね!
【季節別】おすすめの使い方
2枚の寝袋を使用する構造は他社ではなかなか見られないので、実際どういう風に使い分けるのかイメージがつきにくいですよね?
そこで実際に2年以上使用した経験から、それぞれの季節に合わせたおすすめの使用例をご紹介します。
〈春・秋〉アウターレイヤーorインナーレイヤー1枚
アウターレイヤーかインナーレイヤー1枚をジップフルクローズで、シンプルな寝袋として使用するのがおすすめ。
私がキャンプするときは就寝時15度前後が多かったので、どちらか1枚で十分という印象です。
足だけジップを開けて出すなどして、若干の温度調節をしていました。
ですがそれでも肌寒い場合は、上からアウターレイヤーをかけ布団のように使うことで適度に温度調節ができますよ!
ダウンジャケットなど服で暖を取ると寝心地が悪くなります。できるだけいつも家で寝るときと同じ格好をし、寝袋の重ね着で温度を調節しましょう
〈夏〉アウターレイヤーをかけ布団スタイルに
キャンプ場は自然に囲まれているため、夏の夜でも少し肌寒く感じます。
おすすめはアウターレイヤーかけ布団のように使うことです。
中に入るわけではないので、暑くなったらいつでも簡単にどけることができます。
〈冬〉2枚を結合し、場合によってはカイロなどを投入
冬はもちろん2枚を結合して使用します。
快適温度は-12度なので、よほどの寒冷地でない限り対応はするはずです。
それでも寒ければカイロや湯たんぽを寝袋の中に仕込んでおくと、かなり快適なるのでおすすめですよ!
実際に使用して気づいた良かった点と気になる点
実際に使用して、応用的な使い方や気になる点もあったのでご紹介します。
良かった点
- 洗濯した後、広げて干せる
- 寝袋の出費を抑えられた
- 取り外して2人でも使える
封筒型なので、洗濯後キレイに広げてまんべんなく日光に当てることができます。
また寝袋は基本的に春~秋と冬用で2つ持ちする人が多い印象ですが、スリープシステム1つでオールシーズン対応するため出費が抑えれたことも助かりました。
そして意外と便利だったのが、取り外しすことで2人以上でも使える点です。
単純に2枚が重なっているので、カップルや友達同士でキャンプに行く際、片方が寝袋を持っていなくても貸してあげることができます。
ほかにも夏場であれば、インナーレイヤーとアウターレイヤーをどちらも全開に広げれば最大4人程度を覆えるかけ布団にもなるんです!
キャンパー同士なら寝袋は持っていますが、キャンプ初心者の人で寝袋を持っている人は少ないですよね?
そういった人とキャンプに行くことが多い方は、いちいちレンタルなどをする手間が省けるので使い勝手は良いかと思います。
気になる点
- 収納バッグに入れづらい
- 連結のジッパーが分かりづらい
- 正直0℃を切ると寒い
よくネット上でも見られますが、最大の難点は収納バッグに入れづらいこと。
2枚を重ねるとかなりかさばるので、2年使っていても結構苦戦します。
コツは収納バッグの幅に合わせて寝袋を少しだけ折り、ロールのように巻いていく方法です。
これが今のところ一番きれいにたためています。
またそれぞれ単体で使用する分には問題ありませんが、連結の際はどこのジップを結合させればいいのか少し迷います。
そして一番気になったのが、「正直0度を切ると寒い」ということです。
アウターレイヤーにフードがついていたり、インナーレイヤーも首元にドローコードがついていて縛れるのですが、どうしても真冬は肩の寒さを感じてしまいました。
封筒型なので構造上仕方ないですが、足元や体も寝袋が密着してこない分、冷える印象です。
個人差はあると思いますが私の場合、カイロを中に入れて少し暖かい服装にすることで0度前後でも快適に眠れています。
快適外気温度-12度を鵜呑みにはしないようにしましょう。
まとめ:これ1つ持っておけば安心の寝袋!
- 2枚の寝袋を使い分けることでオールシーズン対応!
- 洗濯機で丸洗いできる!
- 取り外してほかの人に貸したり、かけ布団として大人数でも使える!
オールシーズン使える機能性を考えると、やはり高コスパな商品であることは間違いありません。
最初の寝袋として使い勝手の良いものが欲しい方にもおすすめです。
ぜひ、Snugpakスリープシステムで快適なキャンプの夜を過ごしてみてください!