焚き火キャンプで珈琲タイムを楽しむときにクッカーでお湯を沸かしていませんか?
荷物を少しでも抑えたいキャンパーなら効果的ですが、キャンプケトルでお湯を沸かすことができればワイルドな焚き火キャンプの醍醐味を味わいながら、より美味しく珈琲タイムを楽しむことができますよ!
そこで今回は、焚き火に最適なキャンプケトルの選び方やおすすめケトル、またより美味しく珈琲を味わうためのアイテムをご紹介します!
当記事のコンテンツ
キャンプケトルでワイルドな焚き火の醍醐味を味わおう!
キャンプケトルとは、その名の通りキャンプでお湯を沸かすためのケトル(やかん)のこと。
焚き火で直接加熱したり、トライポッドに吊り下げたりすることでワイルド感が増し、焚き火キャンプの醍醐味を味わいながらお湯を沸かすことが可能です。
沸かしたお湯をクッカーで注ぐとドバドバと流れてこぼしやすく、使い勝手に不便を感じることも・・・。
しかしキャンプケトルでお湯を沸かすことができれば、注ぎ口があるので安定してお湯を注ぐことが可能。
取っ手もあるので注ぎやすく、その間クッカーで調理することもできるので効率よくキャンプ調理を楽しむことができます。
出典:O-DAN
特にキャンプでのんびり珈琲タイムを楽しみたいなら、クッカーよりキャプケトルでお湯を沸かすのがおすすめ!
ドリップポットのように静かにお湯を注ぐことができるので、より美味しく珈琲を味わうことができます。
そんなキャンプケトルには、スノーピークやユニフレームなどの人気アウトドアブランドからさまざまなキャンプケトルが発売されており、どれを選んでよいのか分からず迷ってしまいますよね。
そこで次から、キャンプケトルを選ぶときのポイントをチェックしていきましょう!
焚き火でワイルドにお湯が沸かせるステンレス水筒もご参考に!
キャンプケトルを選ぶときにチェックしたい5つのポイント
キャンプケトルを選ぶときは、以下の5つのポイントに注目しましょう。
ポイント①キャンプケトルの「種類」に注目しよう!
キャンプケトルには、おもに「ポット型」や「やかん型」「クッカー型」など3つの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
用途に合った形状を選ぶことで、使い勝手がよくなり快適に使用することが可能です。
ポット型
細長形状のポット型は、大きなハンドル(取っ手)が付いているので注ぎやすいのが特徴。
容量も大きなタイプがラインナップしているので一度に多くのお湯を沸かすことができ、ファミリーやグループでの使用に便利です。
また焚き火三脚などに吊り下げて使用すれば無骨でワイルド感が増し、焚き火との相性が抜群です。
やかん型
やかん型は、ケトルの底面が広いので効率よく加熱することができ、素早くお湯を沸かせるのが特徴。
高さも低く嵩張らないので持ち運びしやすく、携帯性を重視した方におすすめです。
クッカー型
寸動形状のクッカー型は、お湯を沸かしたり鍋調理をしたり、1台2役で便利に使えるので荷物を少なく抑えたいという方におすすめ。
鍋型形状なので未使用時は小物を収納して持ち運んだり、ひと回り大きなクッカーにスタッキングできたりスペースを有効に活用できるのが特徴です。
ポイント②キャンプケトルの「素材」をチェックしよう!
出典:Amazon
キャンプケトルには、さまざまな種類の「素材」があり、以下のような特徴があります。
素材 | 耐久性 | 重量 | 熱伝導率 | 価格 |
ステンレス製 | ◎ | ○ | 低い | ○ |
アルミ製 | △ | ◎ | 高い | ◎ |
銅製(コッパー) | △ | ○ | 非常に高い | △ |
ホーロー製 | ○ | △ | 高い | ○ |
チタン製 | ◎ | ◎ | 低い | △ |
焚き火でワイルドにお湯を沸かすためには、特に「耐久性」と「熱伝導率」が注目ポイント。
落としたりぶつけたりしやすいキャンプで使用するなら高い耐久性が大前提であり、直火にかけても熱で変形することなく使用することができます。
また熱伝導率が高い素材だと熱が伝わりやすいので素早くお湯を沸かすことができ効率的です。
- 耐久性を重視するなら「ステンレス製」や「チタン製」
- 素早くお湯を沸かしたいなら「銅製(コッパー)」や「アルミ製」
- 軽さを重視するなら「アルミ製」や「チタン製」
キャンプケトルを選ぶときは、上記を目安に用途に最適な素材を選ぶようにしましょう。
ポイント③ソロorファミリー?使用人数に合った「容量」を選ぼう!
出典:写真AC
キャンプケトルを選ぶときは、使用人数に合った容量もチェックするようにしましょう。
- 1〜2人用 ・・・ 〜0.8L
- 2〜4人用 ・・・ 0.9〜1.5L
- 4人以上 ・・・ 1.5L以上
例えば、珈琲1杯分には約150〜200ml、またカップヌードルなら1人分で約300〜400mlのお湯が必要となるので、上記を目安にすることで使用人数に合った容量を選ぶことができるでしょう。
ポイント④注ぎ口に蓋があると灰が入らない
出典:コールマン公式サイト
キャンプケトルの注ぎ口に蓋があると、灰が入らないので便利です。
注ぎ口に蓋があることで、焚き火で舞い上がった灰が注ぎ口から入り込むのを防ぐことができ、安心してお湯を沸かすことができます。
ポイント⑤ツルに凹みがあると吊り下げやすい
出典:Amazon
焚き火でワイルドにお湯を沸かすには、五徳に乗せて加熱するほか、焚き火三脚(トライポッド)を使って吊るす方法があります。
そのため、キャンプケトルのツルに凹みがあればズルズル滑らず安定してケトルを吊ることができ、安全にお湯を沸かすことが可能です。
焚き火スタイルにおすすめのキャンプケトル5選
それではここから、焚き火スタイルにおすすめのキャンプケトルをご紹介していきます。
選ぶポイントを踏まえたうえで、用途に合った最適なキャンプケトルを見つけてみてくださいね!
おすすめ①コールマン ファイヤープレイスケトル
出典:コールマン公式サイト
焚き火の高火力でも安心して使えるコールマンのステンレス製キャンプケトル。
トライポッドなどの焚き火三脚で吊り下げることができるハンドル付きです。
出典:Amazon
注ぎ口に焚き火の灰が入りにくく、水圧で開く蓋を装備。
容量1.6Lサイズなので一度に複数名のお湯を沸かすことができます。
サイズ | 約13×22×高さ23cm |
材質 | ステンレス |
容量 | 1.6L |
ファイヤープレイスケトルの口コミ・レビュー
焚き火にかけると雰囲気があり、やかんタイプより高さがあって燃焼した灰が混入することもなく、満足の逸品です。
おすすめ②ファイヤーサイド グランマーコッパーケトル(小)
出典:Amazon
古き良き19世紀のデザインを復刻させたファイヤーサイドのおしゃれな銅製キャンプケトル。
金属加工の町として有名な新潟県三条市で製造され、使い込むほど風合いが増し、長年愛着をもって使用することができます。
熱伝導が非常に高く、底広のデザインをしているので素早くお湯を沸かすことが可能。
銅には殺菌作用があるので、キャンプでも衛生的に使用できます。
サイズ | W180×D222×H240mm(本体+蓋) |
材質 | 本体・蓋:銅(内側スズメッキ)、真鍮 ハンドル:ステンレス、木(ブナ) |
容量 | 満水容量:3.3L(適正容量:2.3L) |
グランマーコッパーケトルの口コミ・レビュー
木製の持ち手が最高に握りやすいですね。あとやっぱり薪ストーブに乗せた時の趣きが最高です。買って正解!
おすすめ③ユニフレーム 山ケトル900
出典:Amazon
持ち運びしやすく人気の高いユニフレームのやかん型キャンプケトル。
軽量なアルミ素材を本体に採用し、底面が横広なので素早くお湯を沸かすことができます。
出典:楽天市場
ステンレス製のハンドルに穴を設けているので熱くなりにくく、同ブランドのクッカー(fan5duo)にスタッキングすることが可能。
容量約0.9Lで重量わずか186gと非常に軽いのでソロキャンプやデュオでの使用に最適です。
サイズ | 収納時:約φ16.6×高さ7.6cm |
材質 | 本体・蓋:アルミニウム・アルマイト加工 ハンドル:ステンレス鋼 |
容量 | 約0.9L(適正容量:約0.85L) |
山ケトル900の口コミ・レビュー
無骨感があってデザインがカッコいいです。使い勝手も良いと思います。一人でキャンプするのにちょうどよい大きさでした。カップ麺1個とコーヒー1杯+αってとこかな。
おすすめ④イーグルプロダクツ キャンプファイヤーケトル
軽量かつ耐久性の高いアウトドアギアを展開するノルウェー発アウトドアブランド「イーグルプロダクツ」のキャンプファイヤーケトル。
シンプルでありながらおしゃれなデザインが特徴です。
ステンレス製のやかん型を基本とし、熱伝導に優れた銅を底面にコーティングしているので素早くお湯を沸かすことが可能。
ソロやデュオでの使用に最適な容量0.7Lとなります。
サイズ | φ13.5×高さ5cm |
材質 | ステンレス(底部は銅メッキ) |
容量 | 0.7L |
キャンプファイヤーケトルの口コミ・レビュー
見た目も使いやすさもかなり良い。少し沸騰するのも早い気がする。使い込んだ時の色味が楽しみです。
おすすめ⑤スノーピーク ケトルNo.1
出典:スノーピーク公式サイト
アウトドアでの使いやすさを追求したスノーピークの人気クッカー型ケトル。
お湯を沸かすケトルとしてはもちろん、ラーメンを作ってそのまま食べることができます。
出典:Amazon
耐久性が高く錆にくいステンレス製を採用しているので手入れも簡単。
内径155×高さ100mm以上のクッカーにスタッキングして持ち運ぶことができます。
サイズ | 150×140×高さ96mm |
材質 | ステンレス |
容量 | 0.9L |
ケトル No.1の口コミ・レビュー
ケトルとして使用する際に持ち手の位置が少し使いづらさがありますが、深さ共に絶妙に使いやすく1番のお気に入りのギアです!ラーメン好きにはたまらないギアでは!と思います!
ドリップノズルがあれば、より美味しく珈琲が味わえる!
出典:写真AC
キャンプでより一層美味しく珈琲を楽しむためには、ドリップポットのように細いお湯で注ぐことができる「ドリップノズル」があれば便利です。
以下のようなアイテムがあれば、焚き火キャンプで本格珈琲を味わうことができますよ!
ドリップノズル
手持ちのケトルの注ぎ口に取り付けることで、ドリップポットのように細く線のようなお湯を注ぐことができるドリップノズル。
さまざまなケトルに対応できるよう4S・XXS・XS・S・M・ML・Lまで幅広くサイズ展開しています。
パール金属 ベジクラ 変身ドリップケトル
ケトルの注ぎ口に差し込むだけでドリップポットに変身することができるパール金属のベジクラ変身ドリップケトル。
錆びにくいステンレス素材を使用し、注ぎ口の直径が2〜3.5cmくらいのケトルに取り付けることができます。
キャンプで本格珈琲を味わいたい方は、こちらもご参考に!
まとめ
今回は、焚き火スタイルにおすすめのキャンプケトルを厳選してご紹介してみました。
焚き火でワイルドにお湯を沸かすためには耐久性に優れたステンレス製がおすすめ。また熱伝導率の非常に高い銅製なら素早くお湯を沸かすことができ効率的です。
今回紹介した選び方やおすすめ商品を参考に、焚き火でワイルドにお湯を沸かして美味しいコーヒーをキャンプで味わってくださいね!