嵐が吹いても炎が消えない優れた耐風性にアンティークなデザインが魅力的なハリケーンランタン。
特にデイツD78やフュアーハンド276などの小型ランタンがおしゃれキャンパー御用達として大人気ですが、いくら風に強くても持ち運ぶときにうっかりぶつけて壊れたりホヤが割れたりすると明かりを灯すことが出来ず、暗闇のなかキャンプを過ごす羽目に・・・。
そんな悲劇に合わないために、今回は大事なハリケーンランタンを保護して持ち運ぶための「ランタンケース」をご紹介!
デイツやフュアーハンドなど人気の小型ランタンに最適な「ランタンケースの選び方」や「おすすめモデル」を厳選しましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
当記事のコンテンツ
ランタンケースはここをチェック!選ぶときの3つのポイント
出典:写真AC
ランタンケースには、多くのアウトドアブランドからサイズや素材などさまざまな種類が発売されており、何を基準に選んでよいか困ってしまいますよね。
そこでまずは、「デイツ」や「フュアーハンド」など人気の小型ハリケーンランタンに最適なケースを選ぶときのポイントをご紹介していきます。
ポイント①ランタンに最適な「サイズ」を選ぼう!
まずチェックしたいのが、お手持ちのハリケーンランタンに最適な「サイズ」を選ぶこと。
大きすぎるとケースのなかでランタンがグラグラと動き衝撃が加わりやすく、小さすぎるとそもそも収納できないため、お手持ちのランタンのサイズをチェックしたうえ、最適な大きさのランタンケースを選ぶ必要があります。
そこで以下に、主な小型ハリケーンランタンのサイズをまとめてみました。
メーカー | 商品名 | サイズ |
デイツ | #D76 | 最大幅約15×高さ約24.5CM |
デイツ | #D78 | 最大幅約15×高さ約26.5cm |
フュアーハンド | ベイビースペシャル276 | 幅15×高さ26cm |
カメヤマ | オイルランタン | 幅15×奥行11.5×高さ27cm(フック含む) |
キャプテンスタッグ | CSオイルランタン〈中〉 | 幅16×奥行12×高さ25cm(本体のみ) |
ヴァストランド | オイルランタン M | 幅15.6×奥行11.6×高さ24.2cm |
上記から、小型ハリケーンランタンに最適なサイズを選ぶときは、おおよそ「高さ30cm以下」を目安にランタンケースのサイズを選ぶとよいでしょう。
ハリケーンランタンのおすすめはこちらの記事を参考に!
ポイント②ハードやソフトなど「素材」に注目しよう!
2つ目のポイントとして、ハードタイプやソフトタイプなどランタンケースの「素材」に注目してみましょう。
ランタンケースの素材には、おもに樹脂製の「ハード」タイプ、EVAフォームなどを採用した「セミハード」、また帆布などの「ソフト」タイプがあります。
素材の種類によって「耐久性」や「使い勝手」に違いがあるため、それぞれの特徴を理解したうえ最適な素材を選ぶようにしましょう。
以下に素材別の特徴を解説していきます。
耐久性に優れた「ハード」タイプ
出典:コールマン公式サイト
樹脂製のハードタイプは衝撃に強いのが特徴です。
ランタンを収納時に、倒れたり上から荷物がのしかかったりしてもランタンへのダメージを最小限に留めてくれるため、「耐久性を重視した方」にオススメです。
使い勝手に優れた「セミハード」タイプ
セミハードタイプは、ナイロンやポリエステルの素材に補強板を使用したり、EVAフォームなどクッション性に優れた緩衝材を取り入れたり、衝撃性と適度な柔らかさを兼ね備えているのが特徴。
ハードタイプに比べて軽さがあり折りたためるタイプもあるので「バランスを重視した方」にオススメです。
質感がよく手頃な価格の「ソフト」タイプ
出典:ランタン會公式サイト
おもに帆布素材を使用したソフトタイプは、軽くコンパクトに折りたためるのが特徴。
未使用時は小さく折りたためるので嵩張らず、また生地が柔らかいのでランタンの形状に合わせて包み込むように収納することができます。
ハードやセミハードに比べると保護力に劣りますが、質感がよいのでアンティークなハリケーンランタンと相性がよく手頃な価格も多いので、「お手頃価格を重視した方」にオススメです。
ポイント③フルオープンやポケット付きなど「使い勝手のよさ」もチェックしよう!
出典:バリスティック公式サイト
サイズや素材のほか、「使い勝手のよさ」も重要なチェックポイント。
ランタンケースをファスナーで全開にすることができれば出し入れがしやすく、ちょっとしたポケットが付いていると予備の芯やライターなどの小物を一緒に収納して持ち運ぶことができ便利です。
また収納時にオイルが漏れても拭き取りやすい加工が施されているとお手入れもしやすく使い勝手がよいでしょう。
デイツなど小型ランタンにおすすめのランタンケース5選
それではここから、「デイツD78」や「フュアーハンド276」など人気の小型ハリケーンランタンに最適なおすすめのランタンケースをご紹介していきます。
おすすめ①オレゴニアンキャンパー モールドシリンダー
古き良きアメリカのアウトドアスタイルを継承したキャンプギアが人気の「オレゴニアンキャンパー」製ランタンケース。
ケースの内側にPVC素材を採用し、オイルが漏れても手軽に拭き取ることができます。
高さが26cmあるのでデイツ#D78やフュアーハンド276をぴったり収納することが可能。
マルチカモやリアルツリーなど計5カラーがラインナップしています。
サイズ | 直径15.5×高さ26cm(内側:直径14.5×高さ25.5cm) |
重量 | ー |
材質 | 600Dポリエステル |
タイプ | セミハード |
モールド シリンダーの口コミ・レビュー
キャプテンスタッグの中型ランタンにちょうどよく、中で動かない。持ち運びにカッコよく運搬時の金属のぶつかる音がしない。
おすすめ②コールマン ランタンケース(レッド)/M
出典:コールマン公式サイト
ランタンの収納が便利なフルオープンタイプのコールマン製ランタンケース。
耐衝撃に優れたEVAフォームを採用しているのでランタンを安全に持ち運ぶことができます。
出典:Amazon
高さが28cmあるのでデイツ#D78やフュアーハンド276をピッタリ収納して持ち運ぶことが可能。
未使用時はコンパクトに折りたたんで収納することができます。
サイズ | 使用時:幅約16.5×奥行16.5×高さ28cm 収納時:幅約15×奥行3×高さ41cm |
重量 | 約310g |
材質 | EVAフォームほか |
タイプ | セミハード |
ランタンケース(レッド)/ Mの口コミ・レビュー
DEITZ78ハリケーンランタンを入れるのに使用しています。シッカリした作りで安心して使えます。色はレッドを選びましたが、そこまで明るくない色なので買って良かったと思います。
おすすめ③ バリスティクス ランタンボックス2
出典:バリスティック公式サイト
ミリタリーデザインのアイテムを数多く展開する日本発「バリスティック」のランタンボックス。
ナイロンの7倍もの強度を持つ耐久性に優れたコーデュラナイロンを採用し、全パネルに芯材とウレタン材が入っています。
出典:バリスティック公式サイト
出し入れがしやすいフルオープンタイプで、高さ27cm以下の小型ランタンを収納して持ち運ぶのに最適。
蓋の裏に小物を収納できるネットポケットが付いています。
サイズ | 外寸:幅15×奥行15×高さ28cm 内寸:幅14×奥行14×高さ27.5cm |
重量 | ー |
材質 | コーデュラナイロン、ポリエステル、コットン |
タイプ | セミハード |
おすすめ④MG-TRAIL クッション帆布ランタンケース
出典:Amazon
ソロキャンプやバイクツーリングに最適なミニマムギアを手頃な価格で販売している日本発新鋭アウトドブランド「MG TRAIL」の帆布製ランタンケース。
デイツ#D76・#D78やフュアーハンド276など、高さ30cm以下の小型ランタンに対応しています。
丈夫な12号帆布に2mm厚クッション材を取り入れているので大事なランタンを安全に収納することが可能。
斧やペグなど焚き火アイテムを収納できるなど幅広い用途に使用することができます。
サイズ | 平置き幅23×底辺直径14×平置き高さ33cm |
重量 | ー |
材質 | 12号帆布 |
タイプ | ソフト |
クッション帆布ランタンケースの口コミ・レビュー
帆布生地の質感、丁寧な裁縫、デザインなどこの値段で想像以上の満足度です。デイツ78用のランタンケースとして購入しましたが、サイズもピッタリで買って良かったです。
おすすめ⑤ランタン會 八号帆布ランタンケース 25(S)
出典:ランタン會
アウトドアユースのアパレルやギアを展開する”SPLASH FLASH”のNEWブランド「ランタン會(ランタン会)」の帆布製ランタンケース。
帆布の産地として有名な倉敷の八号帆布を使用し、おしゃれな質感と飽きのこないシンプルなデザインが特徴です。
出典:ランタン會
トップを巻き込んで留めるロールトップタイプを採用し、高さ31cm(高さ27cm以下のランタン推奨)までのランタンを収納することが可能。
ループが付いているのでカラビナで吊り下げることができ、豊富なカラーバリエーションが魅力です。
サイズ | 内径:底φ14×開口21×高さ31cm |
重量 | 約147g |
材質 | 綿100%(八号帆布) |
タイプ | ソフト |
ランタンケース 25の口コミ・レビュー
デイツ78を持ち運ぶために購入しました。ほころびもなく、布はそれなりに厚手なので製品自体もしっかりしています。中はグローブの当たる部分に緩衝材のマットが貼り付けられており、多少の衝撃は緩和してくれそうです。
まとめ
今回は、デイツやフュアーハンドなど人気の小型ハリケーンランタンを保護して持ち運ぶことができるおすすめのランタンケースをご紹介してみました。
小型ランタンに最適なケースを選ぶときは、高さ30cm以下のサイズを目安にし、ハードやセミハード・ソフトなど用途に合った素材を選ぶのがポイントです。
ぜひ今回紹介した選び方のポイントやおすすめモデルを参考に、ハリケーンランタンを安全に持ち運んで快適なキャンプライフを楽しんでみてくださいね!