キャンプで貴重品や大事なギアを盗難から守るために心掛けたい防犯対策。
テントに鍵をかけたり貴重品は車内に保管したり、万が一に備えてしっかり対策しておくことで安心したキャンプを楽しむことが可能です。
そこで今回は、「キャンプで盗難に遭わないための防犯対策」や「おすすめの盗難防止アイテム」をご紹介!
「テントに鍵をかけても意味ないのでは・・・?」「鍵をかける以外に効果的な防犯対策は?」などなど、安心&安全にキャンプを楽しむための役立つ情報をご紹介していきます!
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テントに鍵をかけても意味ないの・・・?!【キャンプの防犯対策】
出典:O-DAN
キャンプの盗難対策としてまず思い浮かぶのが「テントに鍵をかける」ということ。
とはいえ、テントはコットンやポリエステルなどの薄い生地で覆われているだけなので簡単に切られて侵入される危険性が高く、「テントに鍵をかけても意味ないのでは・・・?」と疑問に思われている方が多いのでは?
しかし、テントに鍵をかけることで「防犯対策してますよ!」とアピールすることができ、犯行を諦めさせる抑止力として効果を発揮するため、盗難防止対策のひとつとして有効です。
盗難に遭いやすい状況ってどんなとき?
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キャンプで盗難に遭いやすい状況が、おもに以下の通りです。
- 夜間の就寝時
- 炊事場やトイレに行くときなどテントから離れるとき
- お風呂や買い出しなど長時間テントを留守にするとき
上記のような状況で盗難に遭う危険性が高いので、皆が寝静まった夜間時やテントから離れる際は、特に注意する必要があります。
特に注意が必要!狙われやすいアイテムとは?
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さまざまなキャンプ道具がある中で、狙われやすいアイテムが以下の通りです。
- チェアやランタンなど軽量コンパクトなギア
- スノーピークやヘリノックスなどの人気アウトドアブランド
- 高価なキャンプギア
キャンプギアは、持ち運びしやすいよう軽量コンパクトに作られているのがメリットですが、その反面簡単に持ち去られてしまうというのがデメリット。
また、盗んだ盗難品の多くは転売目的と考えられるため、人気の高いアウトドアブランドや高価なキャンプギアが狙われやすいと言えます。
盗難に遭わないために心掛けるべき7つの防犯対策
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テントに鍵をかけることで防犯対策しているアピールができ、犯行を諦めさせる抑止力として効果的ですが、それだけでは心もとないという方のために、鍵をかける以外に「盗難に遭わないために心掛けるべき防犯対策」を7つご紹介していきます。
防犯対策その①管理人が常時駐在しているキャンプ場を選ぶ
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まずひとつめに、管理人が常時駐在しているキャンプ場を選ぶというのがポイントです。
無人のキャンプ場では誰でも簡単に出入りできるため防犯上のリスクが高くなります。
管理人が常時滞在しているキャンプ場を選ぶことで、もし盗難やトラブルに遭遇しても助けを求めたり相談できたり、何かと心強く感じるでしょう。
防犯対策その②車が横付けできる区画サイトを選ぶ
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車が横付けできるオートサイトも防犯対策に効果的です。
駐車場とサイトが離れていると移動する間テントから離れる時間ができ隙を作ってしまいます。
しかし、テントの横に車を横付けすることが出来ればサイトを留守にすることなく貴重品や大事なギアを車内に保管することができ安心です。
また、区画サイトを選ぶことでボーダーラインを設けることができ、容易にテントに近づくことが出来ないでしょう。
防犯対策その③周囲へのキャンパーに挨拶しておく
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テントを設営する際は、周囲のキャンパーに声をかけ挨拶しておくようにしましょう。
声をかけてコミュニケーションをとっておくことで顔を覚えてもらうことができ、もし見知らぬ不審者がテントに近づいたとき、お互い危険を知らせたり警告したりすることが出来ます。
防犯対策その④就寝時やサイトから離れるときはテント内にギアを収納する
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就寝時やサイトから離れるとき、大事なキャンプギアは必ずテント内に収納するようにしましょう。
できる限りテント内の奥のスペースや寝袋の中に収納するなど、簡単に持ち去られない対策をすることで盗難を防ぐことが出来ます。
また貴重品は必ず身につけて持ち運ぶか車内に保管しておくようにしましょう。
防犯対策その⑤テントから離れるときは出入り口に靴を置いておく
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テントから離れるときは、出入り口に靴を置いておくと防犯対策に効果的です。
サンダルや予備の靴を置いておくことでテント内に人がいると思わせることができ、容易に近づくことがないでしょう。
防犯対策その⑥ラジオやランタンをつけテント内に人がいる気配を作る
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テントを留守にする場合、出入り口に靴を置くのと同時にラジオやランタンをつけておくのがおすすめです。
灯りや音を鳴らしておくことでテント内に人がいる気配を作ることが出来ます。
その場合、ラジオは周囲の迷惑とならないよう外からわずかに聞こえるボリュームにとどめ、ランタンは留守中に転倒して火災が起こらないようLEDタイプを使用するようにしましょう。
防犯対策その⑦キャンプギアに名前やステッカーを貼っておく
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大事なキャンプギアには、名前を書いておいたりステッカーを貼っておいたり目印をつけておくと良いでしょう。
盗難犯を発見したり捕まえたりしたときでも自己所有物の証拠として主張することができ、また盗んでも転売しにくい状況にしておくことで狙われるリスクを軽減することが出来ます。
テントの防犯対策におすすめの盗難防止アイテム
ここからは、テントの防犯対策に効果的なおすすめの盗難防止アイテムをご紹介していきます。
鍵(ダイヤルロック)
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まず、テントの基本的な防犯アイテムとして「鍵」を使用するのがおすすめです。
テント出入り口のファスナーに鍵を取り付けておくことで簡単に侵入出来なくなるほか、狙われるリスクを軽減させる抑止力として効果を発揮します。
その際、一般的な南京錠だと鍵を無くす可能性があるため、ダイヤルロック式の鍵がおすすめです。
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また、テント内のスペースが狭くギアを収納することが出来ない場合は、サイクル用のワイヤーロックを使って複数あるキャンプギアをそれぞれ繋ぎ合わせておくと簡単に持ち去ることが出来ず効果的です。
テントに鍵をかけるときは、出入り口のファスナーについている引き手同士を繋ぎ合わせるように固定するのがポイントです。もし引き手が金属製ではなく紐(ループ)タイプだと簡単に切られてしまうので、ステンレスワイヤーを適度な長さにカットし加工すると良いでしょう。
防犯ブザー
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防犯ブザーをテントに取り付けておくことで、万が一テント内に侵入されても警告音を発し犯行を諦めさせることが出来ます。
防犯ブザーを設置する際は、テンションが掛かった状態で固定すると少しの振動でも反応してしまうので、誤作動が起こらないよう少し緩みを持たせて固定するのがポイントです。
鈴(熊ベル)
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キャンプギアに鈴(熊ベル)を取り付けておくのも盗難対策に効果的です。
持ち去られると音が鳴るようにしておくことでテント内にいても盗難に気付くことができます。
その際、消音機能付きの鈴を取り付けることで不必要なときは音を制御することができおすすめです。
人感センサー
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人感センサーをテント周辺に設置するのも防犯対策に効果的です。
万が一盗難目的でサイト内に侵入されても光で警告することができるほか、あえて人感センサーで防犯対策していることが分かるよう設置することでサイトに近づけなくし未然に防止することが出来ます。
防犯カメラ(トレイルカメラ)
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防犯カメラ(トレイルカメラ)をテント周辺に設置することも盗難を未然に防ぐ抑止力に効果的です。
人感センサーと同様、防犯カメラがあることに気付くと犯行を諦め安易に近づくことが出来ないでしょう。
また防犯カメラを設置することで、万が一盗難被害に遭っても映像として証拠を残すことが出来ます。
ポータブルラジオ
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テントを離れる際の防犯対策として、ラジオをつけておくのも効果的です。
テント内からラジオの音や音楽が聞こえることで中に人がいると思わせることができ、安易に近づくことが出来ないでしょう。
LEDランタン
出典:Amazon
ポータブルラジオと同様、テントを留守にする場合、ランタンをつけておくことでテント内に人がいる気配を作ることができ防犯対策に有効です。
その際、風の影響などによりテントが揺れランタンが転倒する可能性があるので、オイルを燃料とするタイプよりLEDタイプのランタンが安心でおすすめです。
万が一に備えて盗難保険に加入しよう!
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どれだけ防犯対策していても完全に防ぐことは出来ないので、万が一に備えて「盗難保険」に加入しておくと安心です。
大手保険会社や総合アウトドアメーカーでは、キャンプや登山を対象に「携行品損害補償」をプランに含んだ保険が用意されており、加入しておくことでもし盗難に遭っても限度内で補償してくれます。
【モンベル】 野外活動保険の詳細はこちらから
【PayPay保険】 あんしんアウトドアの詳細はこちらから
まとめ
今回は、キャンプで盗難に遭わないための防犯対策やおすすめの盗難防止アイテムをご紹介してみました。
一見鍵をかけても簡単にテントを切られて意味ないのでは・・・?と疑問に思われがちですが、しっかり防犯対策しているとアピールすることができ、犯行を諦めさせる抑止力として有効です。
もちろん、テントに鍵をかけるだけでは完全と言えないので、今回紹介した防犯対策やおすすめアイテムを参考に、安心&安全なキャンプライフを楽しんでみてくださいね!