ダウンシュラフ

「ダウンシュラフ」とは中綿に羽毛(ダウン)を使ったシュラフのことで、軽量・高保温・コンパクトという三拍子そろった性能から、本格的なキャンパーや登山愛好家に愛用されている高性能寝袋です。
水鳥のお腹の柔らかい羽毛である「ダウン」は、空気を多く含むことで優れた保温性を発揮し、同じ保温力なら化繊シュラフの半分程度の重量・体積に収まります。
価格はやや高めですが、一度購入すれば適切なお手入れで10年以上使い続けられる耐久性もあり、長く使うことを考えれば優秀な投資になります。

ダウンシュラフのメリット

ダウンシュラフには化繊にはない多くの強みがあります。

軽量で持ち運びやすい

同じ保温力の化繊シュラフと比べて圧倒的に軽量。バックパックに入れての登山やULキャンプ、徒歩キャンプに最適です。

コンパクトに収納可能

ダウンは圧縮性が高いため、収納時には驚くほど小さくなります。スタッフバッグに入れれば、ペットボトル数本分のサイズに収まることもあります。

長期間使える

適切にお手入れすれば10年以上使える耐久性を持ちます。初期投資は高くても、長く使えるためコストパフォーマンスは決して悪くありません。

ダウンシュラフのデメリット

最大の弱点は水濡れ。ダウンは濡れると羽毛が固まり、保温力を一気に失ってしまいます。雨の日や結露の多い環境では注意が必要で、シュラフカバーを併用すると安心です。価格も高く、エントリーモデルでも2万円以上することが多いのも難点。

フィルパワー(FP)について

ダウンの品質はフィルパワー(FP)という数値で表されます。数値が高いほど少量のダウンで多くの空気を含めるため、軽くて暖かいダウンと言えます。600FP以下は普及品、700FP以上は高品質、800FP以上はハイエンドモデルの目安です。

お手入れの基本

普段の使用後は風通しの良い場所で陰干しし、湿気を完全に飛ばしてから収納します。長期保管時は圧縮せず、大きめの収納袋にゆったり入れることでダウンのロフト(膨らみ)を保てます。洗濯はダウン専用洗剤を使い、乾燥はテニスボールを入れて空気を含ませると元の状態に戻ります。

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