「エアマット」とは空気で膨らませる軽量マットのことで、コンパクトに収納できて寝心地も良いことから、ソロキャンプや登山で広く愛用されているキャンプ寝具です。
内部を空気で満たすシンプルな構造で、収納時にはハンカチサイズ程度まで小さくなり、バックパックの中でも邪魔になりません。
最近のモデルは断熱材を内蔵したり、立体的な構造でクッション性を高めたりと、寝心地と保温性を両立したものも増えており、本格的なキャンプでも十分使える性能を持っています。
エアマットのメリット
エアマットにはインフレーターマットや銀マットにはない利点があります。
圧倒的な軽量・コンパクトさ
空気を抜けばハンカチサイズに収納でき、バックパックの中で邪魔になりません。300〜500g程度の軽量モデルも多く、登山やULキャンプには最適です。
厚みのある寝心地
最近のエアマットは7〜10cm以上の厚みがあるモデルが多く、地面の凹凸を完全に吸収します。寝心地は家庭のマットレスに近いレベルで、腰痛持ちにも優しい構造です。
空気量で硬さを調整
入れる空気量を調整することで、好みの硬さに変えられます。固めが好きな人も柔らかめが好きな人も、自分にぴったりの寝心地を作れます。
エアマットのデメリット
最大の弱点はパンクのリスク。鋭い物の上で使うと穴が開く可能性があるため、グランドシートやテントマットと併用するのがおすすめです。また初期型は空気を入れるのに時間がかかりましたが、最近はポンプ内蔵モデルや専用ポンプで素早く膨らませられます。
断熱性能(R値)
エアマットの断熱性能は「R値」で表されます。冬キャンプではR値4以上、3シーズンならR値2〜3、夏ならR値1以下でも問題ありません。冬に低R値のマットを使うと、地面からの冷気で寝られないので注意しましょう。
選び方のポイント
寝心地重視なら厚手で立体構造、軽量重視ならULタイプ、冬キャンプならR値の高い断熱内蔵タイプを選びましょう。サーマレストの「ネオエアー」シリーズやエクスペドが定番ブランドです。


