メスティンはキャンプや登山で、定番のクッカーとして人気です。
今回はメスティンの王道メーカー「トランギア」から発売されている「ラージメスティン」を紹介します。
3.5合まで炊くことができ、ファミリーキャンプにおすすめのメスティンです。
人気すぎて入手困難な「トランギア ラージメスティン」の魅力や注意点、おすすめのオプション製品まで徹底レビューしていきます。メスティンをお探しの方はぜひ参考にしみてくださいね!
当記事のコンテンツ
トランギア「ラージメスティン」とは
trangia(トランギア)とは、1925年にスウェーデンで創業されたキャンプ調理製品を販売している会社です。メスティンはトランギアのロングセラー商品で、世界中の人々に愛されています。
熱伝導率の高いアルミで作られているので、熱が全体に回りやすく、ごはんを美味しく炊くことができます。
また軽量で持ち運びしやすく、小物入れとしても使用できるのもメスティンの特徴です。
そのトランギアから発売されているメスティンは、通常のレギュラーメスティンと今回紹介するラージメスティンの2サイズです。レギュラーメスティンは1.8合まで炊飯可能なのに対し、ラージメスティンはなんと3.5合まで炊飯することができます。
基本スペック
価格 | 2,750円(税込) |
サイズ | 幅20.7×奥行13.5×高さ7㎝ |
重量 | 270g |
内容量 | 1,350ml |
材質 | アルミ(無垢) |
炊飯目安 | 約3.5合まで |
トランギア「ラージメスティン」の魅力5つ
それではトランギア「ラージメスティン」を魅力を5つ紹介します。
魅力①一度にたくさん調理できる
一番の魅力は一度にたくさんの料理を作ることができる点です。スリムな外観に反して、3.5合まで炊飯することができます。
もちろん炊飯だけでなく、フライパンや鍋としても活用できる優秀なメスティンです。予め切った食材と調味料をラージメスティンの中に入れて持って行き、作るときは全部入れるだけで簡単に調理することができます。
ソロキャンプはもちろんですが、ファミリーキャンプにもってこいのメスティンです。
魅力②袋麺を割らずに入れられる
レギュラーメスティンは、インスタント袋麺をそのまま入れることができません。斜めにいれるか半分に割って入れる必要があります。半分に割って入れると、麺が短くなってしまうんですよね・・・
しかしこのラージメスティンは、ワイドなサイズ感なので、麺を割らずにそのまま入れられます。
大きめの辛ラーメンも入れることができました。ラージメスティンの中に入れて持って行けば、麺が砕けることもありません。
ラーメンだけでなく、パスタも半分に折るだけで茹でることができるのも嬉しいポイントです。
魅力③メスティンとスタッキングできる
出典:TRANGIA公式サイト
ラージメスティンはレギュラーメスティンとスタッキングすることができます。
私物のDAISOから発売されているメスティンを入れてみました。トランギアのレギュラーメスティンより、DAISOのメスティンの方が小さいです。
DAISOメスティンはトランギアのレギュラーメスティンの中に入るので、3つのメスティンをスタッキングすることができます。
横のスペースには、スプーンなども収納可能です。
SOTOのレギュレーターストーブも収納することができました。
ほかのメスティンとスタッキングでき、小物類も中に収納して持ち運べるのもラージメスティンの魅力の1つです。
魅力④フタも調理に大活躍
出典:TRANGIA公式サイト
ラージというだけあってフタが大きく、フタも立派なフライパンとして活躍します。
メスティンでごはんを炊いたあと、蓋を使ってお肉も焼いたり、玉子と鶏肉で親子丼を作ったりもできます。
まるで玉子焼き器のように使え、料理のレパートリーも広がりますよ。
魅力⑤メッシュトレイを使えば蒸し料理も簡単
トランギアからラージメスティン用のメッシュトレイが発売されています。メッシュトレイがあれば、肉まんや焼売、茶碗蒸しなど蒸し料理が簡単に調理できます。
肉まんは大きいものなら2つ、小さいものなら3つも一気に蒸すことが可能です。
蒸し器を使うよりも手軽なので、家で蒸し料理をする際にも愛用しています。
深さも十分にあるので、揚げ物にも使用できます。蓋にメッシュトレイを置いて、油を切ることもできるので非常に便利です。
メッシュトレイの下に水を入れ、フタをして蒸すことで簡単に蒸し料理をすることができます。
メッシュトレイを裏返しておけば、スタッキングの邪魔をしません。
メッシュトレイがそのままの状態
メッシュトレイを裏返した状態
メッシュトレイを裏返せば、フタもしっかりと閉めることができました。
メッシュトレイがあると、ラージメスティンでできる料理のレパートリーも増えるので、合わせて購入することをおすすめします!
私はトランギア純正のメッシュトレイを使用していますが、DAISOから発売されている「角パット用水切り網18.8×12.1㎝」で代用されてる方もいらっしゃいましたよ。
トランギア「ラージメスティン」の注意点
トランギア「ラージメスティン」の注意点もいくつかありましたので、紹介します。
注意点①使う際にバリ取りをする必要がある
ラージメスティンもその他のメスティン同様、バリ取りをする必要があります。バリとは金属加工する際に出る突起のことです。
バリは個体差があるようですが、私のラージメスティンにはバリがあり、使っているうちに手を切りそうだったので、ヤスリをかけてバリ取りを行いました。
私はバリ取りを楽しく感じましたが、面倒に感じる方もいらっしゃると思いますので、一応注意点として挙げておきます。
注意点②メスティンのままでは食べづらい
メスティンは料理を作って、お皿を使わずにそのまま食べられるというメリットがあります。
もちろんラージメスティンもそのまま食べることはできるのですが、実際に使ってみたところ少し食べにくいと感じました。ハンドルを持って食べようとすると、メスティン本体が大きい分、バランスも悪く、かなり重たいです。
耐熱手袋を使ったり、冷めてから本体を持ったりすれば問題ないのですが、ハンドルを持って食べる場合は少し注意したほうがよさそうです。
トランギア「ラージメスティン」のオプション製品
トランギアから発売されているラージメスティン用のオプション製品を紹介します。
トランギア ラージメスティン用EVAケースTR-619201
出典:イワタニ公式通販サイト
価格 | 3,080円 |
材質 | EVA樹脂 |
サイズ | 幅22.5×奥行15.5×高さ8.6㎝ |
重量 | 200g |
上部に取っ手が付いており、持ち運びに便利な収納ケースです。EVA樹脂を使用しており、耐久性にも優れています。
トランギア ラージメスティン用ハンドル
出典:イワタニ公式通販サイト
価格 | 660円 |
ラージメスティン用の交換ハンドルです。ハンドルが壊れたり、焚火で焦がたりしても交換することができます。
トランギア ラージメスティン用レザーハンドルカバー
出典:イワタニ公式通販サイト
価格 | 1980円 |
材質 | レザー |
カラーバリエーション | ブラック、タン |
レギュラーメスティンとラージメスティン兼用のレザー製ハンドルカバーです。trangia のロゴが入っており、見た目はオシャレにしながら使い勝手を向上させます。
トランギアラージメスティン用SSメッシュトレイ
出典:イワタニ公式通販サイト
価格 | 935円(税込) |
サイズ | 幅19.5×奥行12.3×高さ1.2㎝ |
重量 | 55g |
材質 | ステンレス |
ラージメスティンで蒸し料理を簡単に行うことができるメッシュトレイです。純正ならではのフィット感があります。メッシュトレイがあるだけで、料理の幅も広がります。
トランギア「ラージメスティン」は一度に3.5合も炊けて便利!
トランギア「ラージメスティン」の魅力と気になる注意点を紹介しました。
ラージメスティンは料理がしやすく、一度にたくさん調理できる優秀なメスティンです。キャンプだけでなく、普段の調理にも重宝します。
入荷してもすぐに売り切れてしまうほど人気のメスティンなので、見つけたらラッキーですよ。トランギア「ラージメスティン」を使って、キャンプ飯を楽しんでくださいね!